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地球って200色あるねん。
いろんな色がありますね。ありますか? 今回は、
科学系ポッドキャストのトークテーマ、地球っていうところで、 まあ今月はEarth Dayがありますから、
Earth Dayにちなんで、地球を見る目、愛ですね。 というので、人工衛星のカメラに関するお話をしていきたいと思います。
まあなんか簡単に言うと、光の種類を変えたり観測方法を変えるだけで、 こんだけバリエーションのあるデータを取れるのかっていうのが、
まあ衛星データの魅力かなと思うんで、 得意分野だしね。
なら今回は衛星データとは、をちょっとお話ししていく回にしていこうと思っておりますので、 ぜひ最後までお付き合いください。どうぞ。
隣のデータ分析屋さん。 この番組は隣の席に知らないことを気軽に聞けるデータ分析屋さんがいたらいいなぁ
を叶えるポッドキャストチャンネルです。 データアナリストのりょっちです。データサイエンティストのたちゃんです。
衛星データ紹介します。 お願いします。 今回は科学系ポッドキャストのトークテーマ
地球と ジアース。
なのでもうとりあえず 地球どんな話しようかなと思ったら
まあ 地球どうやって宇宙から見るんだろうっていう目線でいこうかなっていう
地球どうやったら宇宙から見る? まあ衛星データですよ。衛星データ。はいはい。
あと分析したことあるんじゃなかったっけ? 得意分野ですよね。 ああそう。じゃあまあ俺が教えるっていう体で行くけど
一応宇宙のおじさんなんで。 でも宇宙から地球を見るは研究時代やってなかったか?
そうね。俺らが見てたのは宇宙から宇宙見るだから。 視点は逆か。そう。
だから今回で言うと軌道的には同じぐらいなのよ。
はいはいはい。 地球の周りのね。軌道ね。 軌道的には同じ。 急に難しい話になったよ。大丈夫。
地球の大体こう地球をサッカーボールに例えたときに指ポンって置くじゃん。
この爪ぐらいの高さが国際宇宙ステーションの高さ。 高度300キロメートルぐらい?
ぐらいかな。ちょっとずつ高さ違うんだけど。 っていうところを回ってるような衛星たちのまあ動きがメインにはなる。
そこから地球を見たっていう話だ。 そう。もうちょっと上が出てくるかもしれないけど、静止軌道とか。
まあそこは一旦見ておきましょう。 どっちでもいいですよ。宇宙話じゃないんで。
大体で。 いやそうっすよ。で今回は科学系ポッドキャストのトークテーマが地球だったっていう話と
今回のトークテーマのホスト俺なわけよ。で今回は4月の20何日かにアースデーっていうのがある。
へー知らない。 地球を考えましょうみたいな。
あ、そうなんだ。 そうそういうなんか地球環境とかそういうのをまあ
テーマにした日みたいのがあってアメリカとかだとフェスとかにもなったりするんだって。 祝日?
アメリカだと?いや違うんじゃない? 全員祝日じゃないの? あ、そういうこと?
建国記念日的な? 46億年前から祝日ってこと? わーいいなそれなー
まだそこまであれか。知名度は上がってない? そう。なんかあくまでその軽く聞こえるとSDGsみたいな。
ダメだよSDGsって笑っちゃうの。 SDGsなんかもうしゃばんですから。違います違います。
みんなが取り組むべき。もう使命ですよ。 いやなんかわかるよそれは。
でもなんかその実態みたいなもんじゃん。 知ってるよ工場でどうやって
ゼロエミッションしてるか。 灰ガスをそのまんまあの煙突の先っちょにガス貯めるやつつけて
でそれを、であれ出てくるのさCO2とか出てくるじゃん。 あれを酸素とか水とかに分解すんだよ。
そしたらゼロエミッションじゃん。 その工場からはCO2出てないよと。そう。
なるほどね。 っていうのがあるらしい。まあいろんなね抜け穴もあるんだよね。
でもまあでも必死らしいよ。その業界はみんなそのゼロにしなきゃいけないからね。減らさないといけないから。
目標をね決めてるからね。 そう。まあなんかそういうのの結果やっぱ地球温暖化とかが出てくるわけですよ。
はいはい。 そんな中で宇宙からの観測ってのはめちゃめちゃ大事だよねっていうので
衛星データって最近多分めっちゃ話題になってるけどそもそもどんな種類があるんだっていう話。
まあ確かにね知らん。 大きく分けて
衛星データの種類
2種類あって1つが光学衛星。 光学衛星。
もう一つがサー衛星。 サー衛星。どっちもピンとこないわ。
光学衛星はこの後のエピソードでも今度グーグルマップの話するじゃん。 あれとかで使ってるいわゆる写真だね。
光学ってのは? 光の学ぶか。
光で学ぶ。光学衛星っていうのがあって、それはいわゆる航空写真撮るみたいな。
いわゆる俺らが知ってる、見たことあるような写真をそのまんま撮るような衛星が光学衛星ってやつで。
まあこれの方がやっぱ直感的には理解しやすいよね。写真だし。 衛星でそういうイメージ。
でもう一個がサー衛星。 サー衛星? 合成開光レーダーの略かな。
サーにはならんよ。 いやなんだっけ忘れちゃったけど。 サーは英語?
SAR。 ああ頭文字取ったよみたいな感じだ。 合成開光レーダー衛星っていうのがあって、簡単に言うと宇宙からレーザーを地面にぶつけて帰ってくる電波を見る。
あ、イルカと一緒だ。 イルカだね。そうだね。イルカだ。はいはいはい。 イルカです。
超音波みたいなのが出てね。 そうそうそう。 その距離をつかむみたいな。
それでその例えばバーって光当てた時に帰ってくる光の差とかで高さがわかる。
っていうので、まあ表面の凹凸とかっていうのをつかみやすいっていう2種類があって、
これが大きくこう、宇宙から地球を見る目としてはよく知られているパターン。
ちなみにどんな衛星データ使ったことあるの? GPSのデータとか。それはどっちになるんだろう?
GPSは、GPSは多分ね、電波の向きが逆なんじゃないかな。 電波の向きが逆。
あの、お前そこにいるよじゃないはずで。 はあ。
どっちなんだよ。でも多分俺今どこにいるの。お前ここにいるよ。 ベイビーボーイ、私はここにいるよみたいな。
テルマの方それ。 ソルジャーの方。 ソルジャーか。時代感じるなあ。
衛星やん、超。 衛星の人たちに向けて喋ってる。 そうだね。
ちゃんと飯食ってるか。ちくしょう、やっぱ言えねえ。 いいね、もうそれは。
また今度送るぜ、俺からのレター。 過ぎ去った。
柄系同士の通信だから。 リズム感あるよね。
そうね。GPSは多分端末側から何かこう。 ああそうだね。 捉えに行く感じでしょ、多分。
そうそうそうそう。端末と衛星で通信してとか。 そうそうそう。
敵地局挟んで三角形とかそういう話。 ああそういうのが多いのか。
っていうよりは、もっとこう地球を直で見る感じの衛星かな。
なるほどね、上から見てる系の衛星の話か。 そうだね。GPSってしかもあれなんじゃない?
GPSって実際アメリカの言葉なんだよね、確か。
アメリカの衛星のシステムのことをGPSって言うけど、本当はなんか違うんだよね。
GNSSみたいな。 ああそうそうそうそうそうそう。 もうちょっと広い意味が。
バンソコーとバンドエイドみたいな感じでしょ。 商品名か製品名かとかそういう話。
ジャンルと製品名。GPSが製品名。 そうだね、アメリカだとそうだしロシアだと違うとかありますね。
日本も一観測のやつがあって、あれは基本的にはずっと日本の上を飛んでるみたいな状態で、
あれを何機かやると、よりどんどん精度が上がっていくとか。 そうだね。
っていう目線のがいろいろあって。 その中でも光学衛星っていうのは、いわゆる写真を撮っていくから、
カメラがどんどんアップデートしていくみたいな感じなわけよ。 でその中で、
まあこっからの時代の一番こう世の中の最先端を行くセンサーが、
ハイパースペクトルセンサーか。 スペクトルセンサー。
まあスペクトルって、まあ俺らはピンとくるじゃん。 うん、物理やってます。 そうそうそう。
簡単に言うとこう、太陽の光が虹色に見えるのがあれスペクトルだよね。
光をこう、いろんな種類に分けるみたいな。
で、人間の目で見える光っていうのは赤から紫まであって、で赤より、赤より外側で見えない光のことを赤外線、赤より外だから。
感じの通りね。 そう。で紫外線、日焼けとかする紫外線も紫より外だから紫外線で、紫までから赤までで、
まあ人間の目だったら例えば7色ぐらいに見える。 あれ国によったら4色とかなんだよね。
そうなんだ。うんちくんだから。うんちく喋るうんちくんだから俺。 そう。で、まあとにかくその光を分解するみたいなのがざっくりとスペクトルの話で、
今までの地球を観測する光学衛星って、例えば赤で見えます、紫で見えます、紫外線で見えます、みたいな、
そういう短い範囲を見れるいくつかの性能を持ってカメラっていうのが搭載された。 ああそうなんだ。
とか人間の目で見る光のまんまですとか。 はいはい見える範囲が決まってたんだ。 そう。
けどハイパースペクトルセンサーっていう最近、 日本からだとヒサキってやつが打ち上がってたりするんだけど、
2年前ぐらいかな。 1年前か2年前ぐらい。2022年とかに3年とかに打ち上がって、それはハイパースペクトルセンサーって言って、
人間の目で見える光とちょっと外側ぐらいまでをほぼ連続で分けれる。
例えばそいつが打ち上がって赤色の光見たいんですって言ってデータ処理したら赤の光で地球を見れるし、
ハイパースペクトルセンサーの登場
ちょっと赤外線寄りので見たかったらみたいなので赤外線で見れるし、というので光を連続的に分けれる
衛星っていうのが生まれてきてるっていうのが最近の衛星データの傾向なの。 えーでもそれってなんでその例えば人間の目で見える範囲
よりちょっと広い範囲を見たくなるの? 今までは一部の色でしか見れなかったけど広く見たい理由って何なんですか?
そもそもじゃあ人間の目で見える光だけでも、 だけでまず考えると
俺ら普通にスマホで写真撮ってて満足してるけど、 じゃあ体のその色んな性質を見たい
例えばちょっと体の温度とかが知りたいみたいになったら、 それって温度に合わせた光の波長の情報を見るのが一番感度が良くなるから赤っぽい方を見たくなるし
サーモグラフィーみたいなのが出てみたいってこと? そう、とかあとはなんかその
体の中だったらむずいけどなんかちょっと紫色っぽい光当てるとシミとか浮き出たりするじゃん ああいうのって紫色の情報を取ってるからそういうのが見えたりするし
紫外線量とか見たかったら紫側の色の波長のところで見てあげると今すげー紫外線多いなとかそういうのが見れるってこと?
けど俺らスマホで写真撮ってもそれらが全部同じ状態で入ってきてるから切り分けれんみたいな話になってくるじゃん
でそれをならまず連続のそういう色んな光まとめた写真でも撮れるしその後分けれるっていうのも特徴
あーなるほどねじゃあめっちゃ効率的にいろんな情報が見れるようになったってこと? そう
それは有用だね で今回の地球のテーマとかに合わせようとすると例えば
CO2の量とかっていうので反応する光があったりとか あと木、森林
森林の情報を得るために まあ普通にぱっと見でも緑なんだけど
木とか土とかが反射しやすい光としにくい光っていうのがあるからそれに合わせた波長で見ると
地球上の森林の量とかもわかるわけ 緑の色がみんな違うみたいな感じ?
そうそうそう 何色あるんですか?
人工衛星の能力向上による地球観察の進化
100色あるね 早いな 太陽からの光がやっぱ反射して写真で撮るわけじゃん
でその反射する光が太陽の光を全部コンクリートも土も木も平等に反射するんじゃなくて
コンクリートはこういう光を反射しやすいだから照り返しとか強いじゃんコンクリって けど土とかって多分そういうの吸収しやすくて逆に反射しやすい光があるみたいな
っていうので場所によって違う光を見たりとかそういう選択をしていくことで
いろんな角度で地球を観察できるっていう衛星が今主流になり始めてる すごいねいろんな用途に
そうそうそう今までだとやっぱ値段が高くて運用コストもかかるし回収ができないから全然ダメだったんだけど
データ分析の能力も高くなって衛星で衛星を作る価格も下がってきて そういう
応用の地盤が増えてきたしコストも下がってきたからそういう 高性能のハイパースペクトルセンサーっていうのが打ち上げられるようになってきた
しかも1回で上げられるからコスパもいいんだ まあでもコスパで言うとなんか微妙なところやっぱり最近はちっちゃい人工衛星を
たくさん打ち上げて いろんな仕事させるっていうのが出てきてるから一概に良いとは言えないんだけど
まあでも比較的こう元を取れるような算段を突き始めてたりする 技術の進歩でできるようになったっていうのはすごい話ですよね
だからこれ他にどういうのに使えるかで言うと 南極の氷の量とか
を宇宙から観察するっていうのも ハイパースペクトルセンサーじゃなくても光学衛星とかでやっぱできたりするんだよね
それって結局南極の氷の情報って結構 飛行機ちょっと飛ばしたりとか
現地調査上達して調べるとかするんだけど宇宙にあれば 例えば地球の周りを90分とかで一周できますってなったら定期的にそこの場所を観測
できたりとかそういう gps みたいに静止軌道から ある程度見れるものを見ようとしたりすると定点観測とかもできるし
衛星データの活用とメリット
っていうので宇宙から見ることのメリットっていうのもあるんだよね ああそっかそれこそその日光後のエピソードとかで喋る
モンゴルの上の地図ってあんまり撮れないって話してたじゃないですか その飛行機がモンゴル上空はエレベレストがあるから
ちょっと危ないからあまり飛ばないみたいな そういう時も衛星のデータを使えばそういうリスクがないから
モンゴル上空もデータ取れるようにとかそういう できるはず衛星データは多分ちょっと高いから
googleが買ってないっていう可能性もあるけど できると思うよだって俺とか
たっちゃんもそうだ宇宙ステーションのさ装置の運用とかずっとやっててさ 90分で地球一周するから1日で何週だっけ
18?16?で回ってると あの時ってさ地球の周りぐるぐる回ってる軌道ってちょっとずつずれていくから
いろんなとこ通るじゃん だから1日に1回絶対モンゴル上空も通ってるわけよ あの軌道とかを考えると衛星データ使ったら多分モンゴルの
土地の情報とかはまあ比較的取れるはず 飛行機はあんま通らないけど なるほどね
っていうのでなんか 宇宙からの目で見るっていう
意味も結構ある できないことができるようになるんですね そうそうそうでしかも例えば
剛性開光レーダーとかのもう一個の方 光学衛星じゃない方の さあね さああれの
めっちゃ面白い使い方が 石油の値段をそれで調べる
値段? そう石油の貯蔵庫って石油ってめっちゃ掘ってさ出てくるわけじゃん
それをタンクの中に入れとくんだけど そこに直射日光が当たらないように蓋がされてるのよ
けどその石油タンクの蓋っていわゆる固定の蓋じゃなくて石油の表面にピトって置いてあるみたいな
蓮の花みたいな感じで で置いてあって石油の埋蔵量に合わせて上下する
で上からサー衛星で撮るじゃん サー衛星で撮るとその高さが分かったりするとか
っていうのも確かあったはず なるほどねそれで今の貯蔵量みたいなところが計算で出せるのか
そうそうそうどっちだったっけな光学衛星だったっけな 写真撮って見える影の角度で見るっていうパターンもあった気がする
どっちだったっけななんかそういうのも使えるんだよとかっていうのをなんかね聞いたことがあるね
過去にでもそのダムの貯水量数センチメートルレベルで衛星のデータ使って検出するというか
ああだからそれと多分ね比較的似てると思う っていうのもやったことあってそうなんだそういうのも衛星データの活用の方法としてありですよね
あると思うねまあだからその水の表面にVみたいなのを乗っけといてそのセンサーで高さを測るっていうのも多分衛星データと組み合わせてできたりすると思うし
まあなんかこう地球環境っていうでかい範囲を見るときに衛星データの活用っていうのがめっちゃしやすいっていうのは一個ありそう
それってあれですよねそのなんか地球上にセンサーとかを置いてやるよりも災害とかのリスクも少ないしメンテナンスコストも
まあ宇宙に置くコストもあるけれどなんかこう人が介さずに常に守っててくれるみたいなところでまあメリットもありますもんね
一種こうサンプリングバイアスがないみたいな結構ポイントとしてはでかいから衛星データの活用はね多分これからどんどん伸びてくるんじゃないかっていう
そこにはやっぱりそのデータを扱える人材っていうのも大事ですね そうねそういけるわけでしょ
そうですね 俺もちょっとね一時期ちょっとずつ勉強はしてたけどもうちょっとプロフェッショナルになっておきたいかな
結構衛星のデータで扱うにはこうなんか衛星のデータだからこその結構難しさというか
あるんだよね マイニングデータの前処理みたいな難しさがめちゃめちゃあってここはね
専門家じゃなきゃまだ立ち打ちできないところなのかなと思いますね 逆にAIとかで解決できる部分ある気がしてて
確かに ちょっとそこポイントなんじゃないかなっていうLLMのおじさんは考えております
まあロジック自体はあるものだからそこを読み解けるLLMがあればすぐですね そう確かに確かに
ちょっと未来切り開いていきましょう楽しみにしてます ということで今回は科学系ポッドキャストのトークテーマ地球っていう話でね
地球を見る目の話をデータの種類こんなのあるよっていうのを紹介させていただきました
面白かったですね 隣のデータ分析屋さん今回も面白いと思ったらフォローレビューよろしくお願いします
番組の完成や質問はハッシュタグ隣の分析屋 隣のがひらがなで分析屋は漢字でお願いします
また概要欄に貼ってあるお手紙フォームからコメント寄せください ではまた バイバーイ