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[音楽]
真夜中コンビニの駐車場で このポッドキャストは一つの場所を72時間にわたって停電観測する
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が番組についての感想や愛を語ります
はい 今回は沖縄今日もユンタク市場でという回について話していきます
この回は沖縄にあるとある市場が舞台で、市場っていうと野菜とかもちろん売ってるんですけども
それだけじゃないと骨董品とかあと米軍の払い下げの軍用品とかそういうものが売ってる市場になりますと
このタイトルにもあるユンタクっていうのは沖縄でおしゃべりのことを指すみたいでこの市場でいろんな人が来ておしゃべりに花を咲かせると
だからユンタク市場って言われてるらしくてその市場について密着した3日間について話していきますということで
今回はどんな回だったでしょうか本田さん
はい 今回はですね 朝ドラチムドンドンとのコラボ会ということなんですよね
よくドキュメント72時間コラボ会はやってるんですけども今回今年今やってるのがね
ちょうど沖縄本土復帰50周年ということもあって沖縄が舞台の朝ドラチムドンドンというのをやっていて
当然その今回沖縄がドキュメント72時間も舞台ということなんですけどもそれだけじゃなくてね
語りもチムドンドンの主役をされている俳優さんがやられていると
黒島優稲さんがやられているということでも完全なコラボ会にはなってますけれども
まあ関係ないというか
チムドンドンは一切関係ありません本当に沖縄の今を切り取ったものでありますし
でその沖縄らしさはやっぱり随所に出てますよね
多分これ見てない人は伝わらないと思うんですけどなんかこう本当適当なんですよ
チムドンドン
チムドンドンじゃないですチムドンドンはちょっとコメントは差し控えますが
このユンタク市場に来る人々のなんかいい意味での適当さ
その市場ってなるとね朝から人が集まって大きな声を張り上げてね
魚とか野菜とかを売ったり元気があってっていう感じかと思いきや
元気がないわけじゃないですけどなんかゆったり始まるというか
そもそも朝一来ても誰もやってませんみたいな少しだけ野菜売ってる人とか
逆になぜか朝4時ぐらいからご飯を売っている店というか
なんか食堂みたいなのがあったりとかあるんですけど
全部が空いてるわけじゃないし
でその皆さんが思い浮かべるような市場的なその感じでもない
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なんか鉄骨のものが組まれていて
途端で屋根があってでこう半雑に置かれているみたいなところがあって
まあ非常になんかそれが異国情緒があるというかね
異国じゃないんですけど沖縄なんですけど
その沖縄的風土を感じさせるところがあって
人々の暮らしみたいなものがよくわかる回でもあったかなっていうのがまず一つですね
なんか沖縄時間みたいなのが如実に現れてますよね
そうですね
うちなタイムというやつですね
いわゆるその時計きっかり時間通りじゃないというかゆったりしてるとか
その辺はこうなんて海外っぽいというか
別にそのね多少遅れてもまあ間に合えばというか間に合ったことになってるっていう感じ
その辺のなんかラフさみたいなところがすごい現れてるなぁと思いますね
このやっぱ絵面もそうですし
そうですね
なんかこう月1500円で町民の人なら出店できるみたいな
発覚の昇馬台なわけですね
なんかでだしたぶんその農家の方とかが基本的にはそのね
売りに来たりとかもしくはもうなんか趣味で自分の手作りの貝で作ったシーサーと袋を毎日売りに来る
92歳のおじいちゃんっていうのもいたりとかなんかなんか半分趣味もあり
もちろんその生活のためもあり自分がやりたいことのためもあり
そういう形で集まってきているのでやっぱりせかせかしてないというかね
なんか本当にゆったりとした気持ち空間になってるっていうのがありますね
なんかその緩さとか適当さがあるからこそ
これその途中でまあこの市場がどうやってできたのかみたいなのを紹介されますけど
27年の歴史らしいですね
言うてめちゃめちゃ古いわけではないわけですよ
始まったのはその野菜の持ち寄りから始まったらしい
若干今もそうなんですけど闇市感があるんですよね
一品の統一感がないところとかが特にそうで
闇市感というかのみの市感というかもっとそのなんて言うんだろう
統一豊洲市場とか築地市場みたいなそういうのじゃないじゃないですか
そういうまともなさこそがここで言うゆんたくおしゃべりを生むゆとりを生んでるような気がしますね
こう今風に言うとあれですねディセントラライズ的な
いわゆる中心がない的な話ですよね
それをかっこよく言うんであればゆんたく市場に来いと
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これが脱中央だと
そういうことを感じ取ってもらえればいいんじゃないかなと思いますけどね
でもねなんて言うんだろうな
なんかこう人々の暮らしでもあり観光客が来そうな雰囲気もあり
ちょっと特殊なんですよね
なんかそれこそそのやっぱりここでもやっぱり繰り返されるのは
沖縄ってやっぱり車社会というか
当然電車が積んで本と繋いでるわけじゃないんで
車社会なわけで建設業者とかも含めていろいろ
なんかこう車大きなトラックとかが行き交うところに実はあって
それ関係でご飯食べに来る人もいるし
野球少年が試合前に朝食べに来ましたとかもありましたし
なし本当になんか何の気なしにほぼ毎日来るけど
特に何も買わずに喋っていく人もいてっていう
なんかそういう沖縄の日常の生活
より日常の生活に近いところがすごいある
ただ売ってるのは米軍関係の払い作品とかで
なんか軍服のジャケットとか売ってて
なんかそれをまあ俺からしたら全部宝さみたいな
若者が探しに来たりっていうのもあったりとか
売ってるものが生活にあまり根差してないものを売ってたりする中で
なんか色々カオス感
何がしたいのかわからない感
急に踊り出す急に賛心が流れるっていう
このすべてその目的に沿ってない感っていうか
沖縄らしいのかなーってやっぱ思いますけどね
なんかその一方で車社会って
目的型社会になりがちだと思うんですよね
要するに目的がある場所じゃないと車って
はいはいはい
いかないじゃないですか
はいはいはい
ココス行こうとか
はいはいはいはい
なんでココスかわかんないですけど
たまたま出てきたのはココスだったわけですよ
ココス行こうとか
そういうのがあるから
そのイオンモールって強いわけじゃないですか
いろんな目的がそこに詰まってる
そうですね
海が見えるとか
ゲーセンに行けるとか
買い物もできるし服も買えるしみたいな
だからイオンモールって目的になる
で、このおしゃべりゆんたく市場は
なんか車社会の沖縄
それこそこの何年か前に沖縄で
ドライブスルーの会話使ってるわけですよ
ドキュメントの話で
はい
それぐらいその車社会ではあるんだけど
でも、こういう地域に根差したというか
特殊な形で車社会の中にある
おしゃべりスポットだと思うんですよね
実際何を買いに行くっていう目的があるわけではないんだけど
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ここでいう目的って何かっていうと
買いに行くとかお金落とすじゃなくて
ゆんたくなんですよね
多分
だからわざわざ喋りに来てるわけです
みんな
そうですね
そこが結局ここは市場って言ってるけど
もはや市場ですらなくて
おしゃべり場なんだっていう感じ
はいはいはいはい
すごいあって
どっちが主従かって言われる
多分おしゃべりの方が主になってるぐらい
まあね
でも言われますけど
誰が客か誰が店の人か全然分かんないじゃないですか
はいはいはい
パッと見ると
この商品買いたいのに
誰に話しかけていいか分かんないみたいな
世界観なんですよ
そうなってくると
なんかもう
市場っておしゃべり場
おしゃべり場でたまたま物が売ってる
とか物々交換に近いというか
そういうなんか昔ながらの
こう市場とその雑談と
なんていうのコミュニティと資本主義みたいなのが
一緒になってる
がすごい今も残ってない
あんまり残ってないですけど
ここはすごい残って貴重な場所なんだろうなと
すごい思いますね
車社会の話でいくと
結構それは自分も沖縄を
よく知ってるわけじゃないですし
車社会論とか全然詳しいわけじゃないんですけど
一つはそれは目的があって
車を使うっていうのが
結構そのやっぱり電車とか
そういう概念によっているものかなと思っていて
要は当然電車こそ逆に言うと
その目的がないと
乗らないわけじゃないですか
目的地が決まっているし
何々行きという
そのファイナルディスティネーションに向けて
電車が動いていくわけなので
何かそこの場所に行くという
何かをするという目的のために行く
結構その郊外型の車社会っていうのは
結構実はその延長線のような
形がしていて
だからこそそのイオンに行くみたいな感じで
その車というのが
まあ電車という交通網というものが通ってないが
ために自身で車という移動手段を使って
そこまで行くと
イオンとかに行く
そこで全ての用事が済ませられる
みたいな世界観なんですけど
沖縄の場合って
そういうやっぱり電車的な
事実としてまず電車が
電車というかね
その鉄道というのがないことによる
その概念も持ち込まれてない
という感じがするんですよね
だから鉄道およびその車っていうのが
移動手段もちろん移動手段なんだけど
移動手段で目的地に向かうための
移動手段なんだっていうものが
全然出てないというか
寄ってるんですよね
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みんな近くに住んでて
車で30分ぐらいよ
みたいな感じで来てる
それがなんかここの
ユンタクシーに来てるってのを突き詰めると
さっき山口さんが
因数分解した通り
ユンタクシーに来てるんだけど
でももうそもそも車に乗って
ふらっと寄るということ自体が
組み込まれているというか
そうなんか散歩に近いですよね
車に乗って散歩してるみたいな
確かにだってこれね
この全然駐車場とか
そういう感じじゃないのに
ドライブスリルで使う人いましたからね
そうそうそう
まさしく完全に寄ってるだけじゃないですか
絶対だってドライブスリルじゃないだろ
そこっていうところでドライブスリルだったからね
適当なところで止めてね
あれだから自転車ぐらいと
あんまり変わんない感覚で乗ってますよ
タワーの感じだよね
そのドライブスリルみたいな感じも含めて
沖縄特有の車社会の感じ
目的地主義なものの概念が
全然埋め込まれてないというか
だから遅れると思うんですよね
遅れるっていうか
だからうちなタイムだと思うんですよね
何時にここに着きますという
そもそもその計画的概念みたいなのが
持ち込まれてないからこそ
うちなタイムでいられるというか
いう部分が
いわゆるなく外に出る
それに組み込まれるわけなので
それに組み込まれてしまうと
なかなかうちなタイムというのが
実現できにくい中で
環境的にもマインド的にも沖縄って
それが浸食されてないというか
いう部分がすごくあるっていうのを
この回でわかるかなっていうのは思うんですよね
確かにそうですね
それはあると思いますね
なんかその3日目とかに
最後の方でこの明らかになるというか
初めて言及されますけど
その近くに基地があって
シャゲキの音が聞こえるみたいな
ありましたね
いうじゃないですか
なんかそれもそのなんだろうな
この東京とかに住んでる身からすると
うんなんかわけわかんないわけですよ
実際の音が聞こえる中でおしゃべりして
楽しい市場があるみたいな
世界観が全くわかんないじゃないですか
それが日常にあるっていうことか
もちろんそのなんか事実としてはわかるけど
実際そこでのなんか感じってどうなんだろう
みたいなわからないけど
そういうのさえも包み込んでしまうような
あのゆるさというか懐の広さというか
うんうんうんすごい感じますよね
そのなんかゆるさ雑差みたいなのが
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なんかすごい現れてるなと思っていて
でその後の時に
あのまあNHKでも実際に再放送されてますし
前回取り扱ったことなら
追憶のドライブインという回があったわけじゃないですか
先ほども言いましたけど
この辺と比較しこの回となんかちょっと比較してみて
山口さんとしてどう思ったとかってなんかありますか
いやもうまっくる人ですよね
ああそう僕もそう
それがそもそも違ってて
この沖縄共務4択一番見て
最初1分の僕の感想が高齢者しかいないなんですよ
そうですね
最初1分の感想がそれで
僕最後まで見ても基本的にそのまま
もちろんいますよ若い方も
基本的にお年寄りしかいないっていうのが
あの印象で
でもその今本田さん言った追憶のドライブインのところは
そのいるんですよ若い人
何だか2時とかにスープのみに若者集団来たりしてるんですよ
来てる来てる
なんかそこが一番大きく違う
同じ沖縄なんだけど
高齢者の憩いの場と若者の憩いの場みたいな
なんか大事があるなっていうところは違いとして感じますね
当然そのドライブインにはアメリカのドライブインなんて
米軍関係者も来てましたけど
まあこっちには来て
まあアメリカ人の人がなんかね
元米軍だっていう人が一人来てましたけど
まあまあ米軍ではないので
今はっていうのもあったりっていうところで
自分も結構同じところは思っていて
前回の時にやっぱりそのドライブインが
沖縄全部盛りみたいなことは言ったんですけど
だからさっき言ったと本当にいろいろな年代の人が来る
いろいろなバックグラウンドの人が来る
それやっぱりそのアメリカンドライブインっていう
アメリカンカルチャー的なやっぱポップスターだったりとか
そのまあ単純にレストランとしてすごく美味しいとかね
あのいろいろな思い出が詰まってるとかっていうところの中で
結構力を持っていろいろな公共的な場になってるに対して
やっぱりユンタクってそのあのおっしゃった通り
その高齢者も含めたある特定の地域ある特定の年代のための
結構強固な場所になっていて
でもそれはそれで多分アメリカンドライブインには
まあ行ったりはするんだろうけど
そこには表彰として現れていない場の感じがあって
どっちがいいとかっていうことではなくて
なんかこうドライブインは全部盛りとは言ったけど
全部盛りの中にもしかしたら少しこぼれてるかもしれない
そのゆるさも含めた何かっていうのが
このユンタク市場にすごくこぼれてる感じであるなっていうのが
今回結構比較して思ったんですよね
だからこそすごく土着な感じがするというかね
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すごく地に根付いていて
それはしかもすごくクローズドな感じもやっぱりする中で
それは別に良い悪いとかっていうことではなくて
ドライブイン的な場所もあるし
ユンタク的な場所もあるっていう
沖縄の奥の深さだし
日本の我々のちょっと普通みたいな感覚とは
全然違う独特の面っていうのが見えてくるので
やっぱりいろいろこう今年50周年みたいなところもありますけど
沖縄を味合うには見比べるっていうのは
いい回だなと思ったんですけどね
そうですね
このユンタク市場が次の50年残ってるかって言われると
微妙だと思っていて
それはなくなってほしいとかじゃなくて
今使われてる人とかをこの映像から見る限りは
少なくともその人たちが
もう今もし残ってるのとしたら
相変わりしてるはずなんですよね
そのなんか循環は割と厳しいような気がしてて
それはなぜかというと
あそこに24年通い続けてる常連とか
27年の歴史が24年通い続けているって
最初そんなにいなかったんだから
ずっと通い続けてるわけですよ
長く愛されれば愛されているほど
その今実際に通ってる人たちの繋がりが強くなるから
その人がいなくなると
もう違う場所になっちゃうんだと思うんですよね
もしユンタク市場っていう存在を残ってたとしても
少なくとも映像で残ってるような
あのユンタク市場ではないんですよ
だけどドライブチームの方は
おそらく50年後も
あのまま残し続けられる可能性はあると思うんですよね
そこが多分さっき本田さんも言ってたみたいな
違いとも結構紐づいてくるような気がしてて
あの今のユンタク市場を
無理やり残すべきかって言われると
僕は実はそうじゃないような気がしてて
なんかあれって自然発生的に生まれてきてるものじゃないですか
本当そうですね
あれって実は50年後
あの場所にユンタク市場はないかもしれないけど
その隣町とか
そのどこかにはまた
同じようなものが生まれる可能性はある
っていうことだと思うんですよね
だからあのユンタク市場を守ろうってのは
それであっていい話なんだけど
そういうのとは全く別軸で
たとえなくなっちゃったとしても
全く別の場所に生まれる可能性はあるから
なんて言うんだろうな
定住じゃなくて移住して移動してるっていうか
ユンタク市場っていう
なんか存在が沖縄を実は回ってるみたいな
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そういう
だから実はユンタク市場の方が
魂だけで体は移動し続けるから
なんかね
長生きというか
長生きというか
なんかジャズみたいな感じですよね
そうそうそう
っていうソウルとかね
そういう感じの気がしますね
いやもう本当その通りだと思いますね
だからそこが良さでもあり
そうですね
っていうところが
なんか本当ジャズ的なその場で発生して
形式にとらわれないっていうかね
いうところがあって
それはあるんじゃないですかね
来てる人にもなんかどうしても絶対
ここを残さないといけないみたいな
なんか結層変えていそうな感じでもないですからね
そうですね
次のわかんないですけど
ユンタク市場はめちゃめちゃ
iPhone並んでる可能性ありますからね
わかんないけど
完全に市場と例変わってる可能性
iPhone並んで砂糖機売ってる可能性とかありますから
それなんかこう
東南アジアの闇マーケットみたいな感じです
でも全然あり得るからね
あり得るあり得る
わかんないけど
でもなんかそういうそのね
高齢者しかいないから
すぐなくなっちゃってダメだみたいな話ではないと
思うっていうことですかね
本当そうで
思います
こんな感じですかね
はい
じゃあ今回はこれまでということで
ありがとうございました
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