ハンドメイド作品のグレーゾーン
スピーカー 1
なんだかモヤる
ハンドメイド作品で何かモヤモヤする作品を
皆さんは見たことはありませんか?
いわゆるグレーゾーンを責めた作品
法的には問題ないのかもしれないですけども
モラルとしてはどうなの?という意見もありますよね
さて先日、そうしたハンドメイド作品をめぐり
SNSである論争が起きていました
メーカー公式Twitterが投稿した内容が波紋を読んで
それでは早速学んでいきましょう
おはようございます、クリエイターの香川です
いつもご視聴ありがとうございます
それでは今日のお品書き
公式Twitterが異例のお願い
立体商標とは思い出される鬼滅の柄です
今日はハンドメイドにまつわる話題なんですけども
いわゆる著作権、商標といった
効率に関する話題も含んでいますので
多くのクリエイターの方に知っていただきたい内容ではありますので
ぜひぜひ最後までお聞きください
それではこちらの記事からまずご紹介しましょう
ウェブメディアのマイドナニュース
4月4日の記事です
サクマドロップ、いちごミルク、そっくりグッズ増加でコーン枠
貸しメーカーが注意喚起
許諾品でない商品にご注意を
サクマドロップスなどを販売する
老舗のお菓子メーカー
サクマ製菓が公式Twitterを更新しました
そこで注意喚起のお願いをしたんです
どういったお願いかと言いますと
記事を引用します
同社の許諾表記のないグッズや
ハンドメイド作品などが多数見受けられ
Twitterでは2014年頃から
サクマドロップの形のアクセサリー
サクマドロップ系のグッズ、著作権は大丈夫なの?
など、公式認定かどうかを迷う声が多数上がっていました
そして先日公式Twitterが
注意喚起のお願いをしたということなんです
スピーカー 2
では実際ハンドメイド作品を見てみましょう
スピーカー 1
例えばminneでサクマドロップと検索しますと
確かに出てきますね
商品のタイトルにもハッキリ
サクマドロップ風に見える
なんとかネイルとサクマドロップなど
明らかにサクマドロップの
アメの形状をもした
デザインのハンドメイド作品が
かなり多数登録されていますね
メルカリなんですけども
完全にそういったお菓子やゲーム機などの
二次創作ハンドメイドグッズを
作家としてメルカリで
販売されている方もいらっしゃいますね
さらには公式Twitterのリプライランに
レジンクラフトのモールドもある
ということらしいんですが
見てみましたが確かにビックリですね
普通に売ってますね
しかもレビューが206件も付いてますから
これは確かに量産されてしまいますね
こんな状況もあったら
2014年頃から
チラホラとそういう意見が出てきて
ただそれに対して黙認をしていた
ということなんでしょうか
モールドまで出てきてますから
それは溢れ返りますよね
こういった知的財産に関する
知識のない方でしたら
モールドが売ってるぐらいなんだから
普通に作っていいだろうって思っちゃいますよね
公式Twitterのリプライランで
私が注目したのはこのキーワードです
立体商標認可ですね
いわゆる商標というのは
企業のロゴですとか商品名などを登録して
その権利を侵害されないようにする
法的な制度です
商標申請と創作活動を制限されることのリスク
スピーカー 1
その中でも色の組み合わせですとか
そして立体物にも
実は適用されるようになっています
では早速一時ソース見てみましょう
特許庁のホームページで
特許情報プラットフォームという
サイトがありますので見てみます
キーワードでサクマと検索しますと
サクマ成果の登録商標がずらっと出てきます
全部で62件あってもちろんサクマドロップ
立体物は残念ながら登録されていません
では立体商標を検索してみます
去年の1年間で登録された
全体での立体商標を見てみましょう
そうしますと審査中も含めて
277件出ています
ただざっと見てみますと
半分ぐらいが審査中という感じですね
多いのはやっぱりボトルが多い感じですかね
お酒とか薬とか容器とかボトル
あとは立体のキャラクターとかが多い印象
そしてその中で
具体的に飴はないんですけども
近いものとしては
製薬メーカーの薬状罪の形が
登録されていました
それからお菓子メーカーの
チョコレートの形状が
登録されていました
ですのでこれは
Sakuma Seikaさんは
立体商標をこの際に登録してみるのが
いいんじゃないかなと思いました
商標を登録すると当然お金もかかりますから
余計なコストとはいえ
モヤモヤしている状態というのが
一番多分良くないと思うんですよね
メーカーの方としては
申請しました、却下しました
却下されたということは
じゃあ使っていいんだってなるのか
ということをリスクと思っているのかもしれないんですよね
スピーカー 2
実際こういう事件ありましたよね
スピーカー 1
主人公の着ていた緑と黒の一抹模様
あの柄を使ったさまざまなグッズが
世間で非公式のグッズとして売られていたことが
世間を賑わせましたよね
そして出版社が6個の柄を
商標申請したんですが
許可が認可が下りたのは3つでした
さすがにですね
緑と黒のあの一抹模様を
登録認可してしまいますと
逆に創作活動を制限するということにもなりかねない
ということで当時としては
認可自体はそれほど並かでは立ちませんでした
ただファンの方としては
ちょっともやるところはあったかもしれないんですが
当時は半分、煉獄さんとかが登録されたのかな
半分が登録されたという状況でした
それでもですね、結果としてはこういうことになってるんですね
2022年12月16日の
鬼滅の刃グッズの模倣問題
スピーカー 1
FNNプライムオンラインの記事です
記事は、この記事を読んでみましょう
「あふれた模様、緑×黒の一抹模様に滅の文字
『鬼滅の刃』類似グッズ販売業者にくだされた判決は」です
鬼滅の刃とおぼしきグッズをですね
売っていた業者の判決が出たという記事です
引用します
16日に出た判決は
雑貨輸入販売会社の社長に懲役2年、執行猶予5年
罰金300万円の有罪判決
また会社の方にも罰金500万円が言い渡された
とあります
商標としては、彼にグレーになったとしても
やっぱり著作権というものが当然出てきます
柄としてはもちろん著作権は及ばないかもしれませんけども
やはり商品全体として見たときに
模倣と見られかねないわけですよね
ですので判決の理由も書いてあります
引用します
「特定の色や特定の柄、無数の選択肢が存在するところを
意図的に選択しなければ起こり得ないというものだった」
そうなんですよね
柄として著作権とか商標で独占されるべきものではないけども
その組み合わせは無限にあるわけじゃないですか
でもその中で意図的に緑と黒を使ったのって
じゃあやっぱり
何か意図的なものではないかと
言われています
ですので限りなくグレーだとしても
多分メーカーがそういったハンドメイド作品に対して
何か訴えをしてきたら
この判決を見る限りは確実に負けるんじゃないかなと思います
少なくとも
タイトルやハッシュタグに
「Sakuma Drop」って入れてたら
結局それを誤認させると
「Sakuma Drop」が出てくると
負けるんじゃないかなと思うんですよね
まあそういう意味ではですね
やっぱりグレーなところにはやらない方がいいかな
という気はしますね
誘惑に負けてはいけないかなという気はします
「Sakuma Drop」も
史上と対話をすることで
良い落としどころを見つけるということも
必要かなとは思いますね
でも、予想しないのが多分一番良くないんですよね
今後もしかすると申請があるかもしれません
ですので、もやる事案については
スピーカー 2
今後も注目していきたいと思います
スピーカー 1
はい、というわけでアフタートークです
今日のアフタートークはかなりマニアックな話になりますので
いつものような感じを期待していた人はごめんなさい
新しいウルトラマンの紹介
スピーカー 1
何かと言いますと新しいウルトラマンがですね
発表されました7月から放映が始まります
「ウルトラマンブレイザー」という作品です
今回はかつて大ヒットしました
「ウルトラマンZ」の監督さんがやられていたり
あとは主人公がですね
仮面ライダードライブの敵のボス役だったという
方でもあり
いろんなところに話題性が詰まっています
仮面ライダードライブは竹内亮馬さんが主人公だった時の仮面ライダーですね
作品のテーマが実はコミュニケーションなんです
そして主人公がなんと
地球防衛隊の隊長なんです
隊長が変身するというのは初らしいです
防衛隊のさらに上の組織
政府機関みたいなね上の組織
それから隊員との間のコミュニケーションで
いろんな悩みを抱えつつ
そしてウルトラマンと自分も対話をしつつ
といったさまざまなコミュニケーションの形があるという中で
作品が紡がれていくということなんですね
そういったドラマ性にも非常に期待をしたいと思います
主人公のわらびの友屋さん
背が高くて兄貴肌な感じの演技を
ものすごく上手にされる方でイケメンですので
ぜひウルトラマンを見たことない方でも
きっと見応えのある作品になると思いますので
一緒に応援しましょう
おすすめのお菓子と挨拶
スピーカー 1
最近きなこのおせんべいにハマっています
というわけで週末ですね
みなさん素敵な週末お過ごしください
いってらっしゃい
ご視聴ありがとうございました
チャンネル登録お願いします
また次の動画でお会いしましょう
バイバイ
というわけで週末ですね
みなさん素敵な週末お過ごしください
スピーカー 2
いってらっしゃい