初回で ConCra(コンクラ)って何?ということを語ってみたものの、謎は深まるばかり。では、工芸×アップサイクルというコンセプトで実際にやったことを紹介するのが良いのでは?ということで、第2回はメンバーのひとり岩田が実際に行ったプロジェクトを紹介。
今回の話題:
京都・宇治の昇苑くみひも。組紐は摩擦係数で丈夫さを担保している。分業制が再統合されるものづくりの世界。絹糸ではなく綿生地を使った組紐にヒント。高校生の時に買ったThe WhoのTシャツ。バンド仲間からもらったアトランティックレコードのTシャツ。部屋着としても使っていないのに捨てずにもっているTシャツあるある。The Whoよりもお気に入りだったSmall FacesのTシャツはとっくに捨てていた。着なくなったロックTシャツを音楽に関係する別のものにできたら=ギターストラップ。オーダー→試作→製作のプロセス。切り刻まれてロックTシャツとしての意味性が剥ぎ取られる。作り手の納得感。The Whoと組み合わせるならアトランティックよりもモータウンの方が良かった?たまたま日本的な色の組み合わせになった。紫という色が歴史的に持っている意味。紫に染める植物が体に良い。着ること=薬。
このプロジェクトの詳しいコンセプトは公式サイトへ。
https://concra.jp
そしてここに掲げているコンセプトのもと、実際にモノを作っていこう人が集まるオンラインコミュニティであり実験場 ConCra Collective(コンクラコレクティブ)が2022年3月1日にオープンしました!
興味のある方はぜひお気軽に参加してください。
https://basic.motion-gallery.net/community/concra/
パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保