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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?ということで、
えー、来ましたね。ついに来ました。
何が?ということなんですけど、花粉ですね。花粉症がどうやら、私、始まったみたいですね。
まだね、症状はね、軽いんですけど、まあまあ飛び始めですからね。
外に出るたびにね、なんか頭ドーンとするな、重いなっていうのと、なんか目がちょっと痒いなみたいな、ちょっと感じ始めまして、飛んでますね。
これね、まあ今日、明日と非常にね、日中はね、暖かくなるということで、
花粉のね、もう第一陣というか、もう飛び始めましたね。
まあ、毎年なんかだんだん早くなってない?そんな感じするんですけども、
みなさんはどうですかね?といったところで。
今日のお話はですね、笑顔は幸福を運んでくるっていうね、お話を。
たとえその笑顔が、モノマネの笑顔、作り笑顔だとしても、幸福感を運んでくるというね、お話をしたいと思います。
笑顔ですね。みなさん笑ってますか?
このね、作り笑顔というものはですね、楽しいから笑っているのではないので、
心がない偽物の笑顔だっていう風にね、考える人もいると思うんですけども、
このね、初めは本当の笑顔でなかったとしても、最終的には本物になってね、
なんか幸せな気分になるよっていうね、お話なんですけども、
こんなね、ファンタジーみたいなね、お話かもしれませんけども、
これマイナスイメージね、つくと思うんですよ、作り笑顔ね。
作り笑顔はね、非常に偉大なんですよね。
無理やり笑顔を作ることで、本当の幸せな気分を呼び起こして、
本当に楽しい気分になれるんですね。
もうこれはね、ファンタジーじゃないです。
これね、ちゃんとした科学的な裏付け、エビデンスがね、あるんですよ。
作り笑顔でも幸せになれるよということなんですね。
これですね、マンハイム大学の心理学者、フリッツ・ストラックらの実験なんですけども、
この実験、どれの実験者かというとですね、92人の被験者たちをですね、
3つのグループに分け、被験者たちにペルトペンを加えさせて、
グループごとに口を違う形で無理やり固定し、マンガを読ませ、同じ内容ですね。
3つのグループも同じ内容のマンガを読ませ、
被験者たちがどれくらいマンガを面白く感じていたかを調べるという内容なんですね。
グループ1、2に分けたんですが、グループ1。
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ペンを歯につかないようにストローを加える容量で縦に唇で挟む。
要は、歯をね、映像がないから想像で考えて欲しいんですけども、
自分の頭の中で絵を思い浮かべて欲しいんですが、
歯をつかないようにしてペルトペンを加えるんで、無理やり不満顔みたいな感じなんですね。
歯をつかないようにして唇で縦に挟み込みますから、
不満顔みたいなのを無理やり使う。
グループ2、文字を書くようにペンを聞き手ではない手で持つ。
これは普通の表情ですね。口に何も加えてないから普通の表情になったグループ2。
グループ3はですね、ペンを唇につかないように前歯で縦に加える。
なので、歯を見せながらペンを加えるから、無理やり口角が上がっているから、
グループ3は無理やり笑顔になったような顔になりますよね。
なので、グループ1は不満顔を無理やり作る。
グループ2は対象実験みたいな感じで普通の顔。
手に持っているだけだから、普通の顔の表情。
グループ3は歯にペンを掴んでいるから、今やってますけど、笑顔になるんですよ。
歯で挟むと笑顔になる。
なので、グループ1は不満顔。グループ2は普通の表情。
グループ3は笑顔。
このグループ1、2、3に分けて同じ漫画を読ませてみたらですね、
同一の漫画を読ませたにも関わらず、楽しいと感じたのがグループ3、グループ2、グループ1の順だったんですよ。
なので、漫画を同じものに読んでいるんですよ。
グループ3の人たちが楽しく感じているんですよ。
平均でグループ1の1.2倍楽しく感じたと。
なので、不満顔で読んだ人よりも2割増しで楽しく感じていると。
同じ漫画を読んでいるのにも関わらず。
この実験からどういうことがわかるかというとですね、
笑顔でやったことは、より楽しく感じるということなんですよ。
なので、楽しい気持ちになろうと思うなら、作り笑顔でもいいので、笑い続けていれば良いと。
笑い続けていれば、面倒くさいなこの作業とか、こんな仕事も嫌やわ。
こんな単純な作業というのも、無理やり作った笑顔でやれば楽しく感じるということなんですね。
そういった科学的な裏付けがあるということなんですね。
笑顔になっているときに、同じ筋肉を使用しますよね。
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笑っているときの筋肉と、無理やり作った笑顔の筋肉も、笑っているときと同じような筋肉を使っていますから、
今、自分は楽しい気分なんだと脳が勘違いするので、辛い作業でも笑顔で取り掛かるとですね、
楽しい気分になると脳が錯覚して、辛いことでも楽しく感じるということなんですね。
いろんな人間関係とか、仕事の悩みとか、学校行っている方は、学校での悩みとか、たくさんあると思うんだけど、
なかなかそういう人に、無理やり笑顔になれというのは、なかなかちょっと厳しいかもしれませんけども、
科学的な裏付けとして、どんな単純な作業でも嫌な気分でも、笑顔で接していれば、笑顔で何かを作業すれば、楽しい気分になれると。
笑顔の時と作り笑顔というのは非常に偉大で、それがやがて本物の笑顔になって、本当に笑っている時のような気分になるということなので、
皆さんも何か悩み事があった時は、とにかく笑うとですね、楽しい気分になりますし、
それがですね、免疫機能の向上であったりとか、そこにもっと派生していく可能性が非常に示唆されていますから、
笑うとね、非常に免疫機能がアップして、慢性的な病気とか疾患とかも良い結果が出るというようなエビデンスもありますからですね。
なので、皆さん、辛い時こそ笑おうということね、よく言われるじゃないですか。
でも、これは科学的に実証されているものもエビデンスとなることなので、ぜひ皆さん、悩んだ時とか悲しい時は、無理やりでもいいから笑うとですね、
気分高揚してですね、幸せな気分、幸福感が運んできますよと、運ばれてくるよというお話でしたということで、
今日はこの辺にしたいと思います。
皆さん、それではさよなら。バイバイ。