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2022-02-24 29:48

旅のラジオ / #042「よるべなきバス停で訪れを待つ」

旅の話と、日常から旅を生み出す話をします。「旅のラジオ」は、毎週木曜の12時更新です。
感想等、Twitterのハッシュタグにぜひお送りください #旅のラジオ

語り手: Satoru、岡田悠
聞き手&ジングル制作: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい
Presented by デイリーポータルZ https://dailyportalz.jp/


〈現在募集中の投稿コーナーはこちら〉

投稿コーナー①「番組へのおたより」

2人への質問、最近読んだ本、今日食べたもの。
あなたの思いつきを、何でも送ってみてください。


投稿コーナー②「ジングル/効果音」

番組で使えそうなジングルや効果音を募集します。
生演奏でも、電子音でも、ボイパでも、大歓迎です。


投稿コーナー③「世界のさよなら、あなたのさよなら」

『さよなら』を意味すれば、どんな言語でもOK。
テキスト形式でも、音声形式でも、なんでもOK。


投稿コーナー④「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。
あなたの危険回避の知恵を教えてください。
(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー⑤「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。
あなたの愉しみかたを教えてください。
(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー⑥「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。
あなたが知っている罵りの言葉をください。
(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー⑦「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。
岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。
(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑧「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。
作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。
(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


〈投稿フォームはこちら〉
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00:02
Satoruと岡田悠の旅のラジオ
岡田さん なんですかSatoruさん
前回イランの話をしたじゃないですか しましたね
今度は僕の好きな場所について話したいと思うんですよね どこですか?
バス停ですね バス停?
バスストップのバス停ですね バス停
バス停って どこのバス停とかじゃなくて?
いやバス停という概念ですね こういう概念
っていう言い方するとよくわかんなくなっちゃうんで
なんかSAインテリっぽくなっちゃうんであれですけど
バス停という概念
バス停はね 僕はね何が好きかっていうとね
いや僕もねやっぱり乗り物とかねやっぱり
かなめじゃないですか 旅行する時に 旅行って移動することだから
バスとか鉄道とかね 飛行機とかね
つまりそれらが集まるとこって言ったら空港とか鉄道の駅とかね
っていう意味は大体僕も好きなんだけども
でもそういうあらゆる中で一番頼りないっていうか一番不安になるっていうかね
一番寄るべない寄るべない気持ちになる場所って僕はねバス停だと思うんですよね
寄るべなさが
寄るべないです 空港とか鉄道とか結構トラブルありますよ
パニックになりますよ だけど一応聞ける人がいるし
たくさん人集まってるし 雨宿りも基本できる場所にあるし
なんかなるじゃないですか電光掲示板とかもあるし
そうですね
でもバス停ってなんかよく分かんない場所多いじゃないですか
なんか時刻表っぽいのが貼ってある紙テープで貼ってあって
読めない文字があって なんかこれ来るのかなっていうね
バス停はそうですね基本的に外国人にウェルカムじゃないことが多いですよね
そうそうそう地元雇用達じゃないですか
もうね通用機というか乗れるもんだら乗ってみろみたいな
そうそうそう
であるものはもうもはやみかんの木みたいなところがバス停代わりになってるみたいなね
なんか地元民は了解してるからわざわざただらバスが止まる場所みたいなね
もう純粋概念に昇格しちゃった人とかも人じゃなくてバス停もあるわけじゃないですか
そういうのも含めてねバス停ってね待ってる間の時間の
これもしかして廃線になっちゃった可能性あるかなとかね
僕の他に並んでる人がいないときの夜べない感じとかね
あとでもう一人並んでる人が来たからやったーって思ったんだけど
なんかその人もどうも旅行者っぽいからもしかして僕ら全員ダメかなっていうの
バスが来たってねバスが来たってね見えたんだけど行き先あってるかなっていう不安とかね
この本当に来るかなっていう不安と間違って1個先に乗っちゃったのかなとかね
あれが例えば45分っていう文字が辛うじて読めたとして
43分に来たとするじゃないですか
先に来ちゃって行っちゃってる可能性あるじゃないですか
だから電車だと基本それないはずなんですよ僕の知ってる限りでは
03:00
遅れることがあっても先に発車するって電車だとあんまりないけど
バスだと運転手さんの判断で結構再利用与えられてるから
いなくなっちゃったりとか飛ばしちゃったりとかねこうなってるんですよ
だからそういうね一番つまり不安な気持ちだけど行けるかなって
期待が入り混じる気持ちって旅のエッセンスじゃないですか
エッセンスが集まってる場所って世界で一番集まってる場所はね
僕はバス停だと思うんですよねっていうどうでしょうか
たしかにバスに乗れるとめちゃくちゃ街に受け入れられたというか
俺も街の一部になれたんだなみたいな感じがすごい嬉しくなりますね
嬉しくなりますよね一番その街に住んでる人のアベレージな人が住んでる場所じゃないですか
飛行機とかは選ばれたお金持ちの人しか乗れないかもしれないけど
バス停はみんな普段使いしてますよねだからグーグルマップとかも出てこなかったりするんですよね
バルカー半島とかアフリカとか行くとだけど乗せてもらって
なんとか息しのいで行くとそこから見えてくる風景とかね
だけども油断してると目的地と全然違うところにGPSがピコンピコンとかいっちゃって
やっぱりこれ違うバス乗っちゃったなっていうねそういう不安とかね
だからああいうのも含めてバス停がね僕が一番好きだなって思うんですよね
あれはいいですね
どこのバス停が印象深いですか
僕はねやっぱりねバルカー半島ですね北マケドニアとかボスニアとかバスでやっぱり行きましたけれども
やっぱり全然まずバス停なのかっていうところがわかんなくて
そのバス停っぽいところで待ってたらねそれはねバス停じゃなくてなんか標識だったんですよ僕は
標識で待っててバスいつ来ますかとか言ってね
英語通じない人多かったけど一人だけ通じてなんでそこでバス待ってるんだよって言われて
これ標識だよとか言われてそうかとか言われてね
ここはバスが進入禁止とかなんかわかんないけどなんかそういうバスには関係あるけどバス停ではない標識だった
そういうね人とのコミュニケーションをつないでいかないとわからないみたいなところがあって
そういうのがねありましたね
北マケドニアから隣の町オフリドっていうところから隣町に行くところとかも
もうグーグルとか全然載ってないからもうそこら辺のファミレスとかでだべってる人に
聞くんですよ近くのバス停でここに行きたいんだけどそしたらここに行ったらいいよ
1ブロック曲がってここだよとか言うけどここに曲がっても何にもないんですよね
ほとんど目印らしいものがだけど20分ぐらい待ってるとバス来るんですよ
バス停はあったんですね
バス停かねそれはね乗り合いタクシーみたいな近い
20人乗り乗り合いタクシー乗り合いバンみたいな
だからああいうのは乗れたときの安心感とね
ああいうのはね子供を連れてまたそれ行ったりしてね
扉が閉まらないままどんどん行ったりとかね
ああいう感じとかすごいプリミティブな快感がありましたね
あとはアメリカ住んでる時とかもあれいいなと思ったら
ヨーロッパも一部もそうだけどバス停に何時来るってのは書いてない代わりに
あと何分で来るっていう電光掲示板とか
たまにありますね
あれいいなと思ってねあれ頭いいなと思ってさ
06:02
日本だと例えば52分に電車とかでも日比谷線の
なんとか中目黒駅が来ますとか言って1分遅れると
なんとなくイライラするじゃないですか
だけどあと2分来るって言って2分後に来たら
いいなって思うじゃないですか
最初から遅れてないであと2分来るって情報をそこで示してれば
なんかみんな遅れたってこと関係なく納得感があるから
そういうことがあって
ああいうシステムになると思うけど
でもねしばらく待ってたアメリカのどっか中部
アメリカ中部のどっかの都市
残り5分っていうのがしばらく待ってたらね
なんか増えていくんですよ6分ってなって
しばらく待ってるとまた7分とかなって
だからバスが遅れてる情報を正確に
リアルタイムで計算してる
リアルタイムでやってるからむしろ喜ぶべきなんだろうけど
あの時の不安感とかたまんなかったですね
なんか私の知らないロジックで
でも絶対あってるのにたどり着けないことがありますよね
バスって
そんなことは僕なかった気がする
行き先も乗る時間も絶対このバスなのに
全然違うそこ行くことないですか
それはだから色んな路線の複数の路線のバスがあって
他の路線の遅れたやつがたまたまその時間に来ちゃった
番号とかもあってて客観的情報を集めると
このバスで着く以外ありえないのに
全く違うとこ行くみたいな
バスってある
時々あるかもしれない
人知を超えた動きをしてるんじゃないかというか
それは旅行者が分かってるだけで
何曜日だけはここに行くってことがみんな知ってる知識ってあるけど
外面からは分からない
裏ルールがあるのかもしれないですけど
やっぱり一筋縄で行かないというか
理解しきれない存在がバスですね
知らないこと着て乗れたら本当ラッキーみたいな
そうですね
だから僕はヨーロッパ住んでたからやっぱりバス旅をね
より貧しい人たちはバスの旅がやっぱり
みんな基本陸続きだから
気合い入ってる人いるんですよ
私とかもハンガリーかな
ハンガリーに行って
どっかのバス停の近くで待ってたら
すごい久しぶりに日本人の人がいて
お話聞いてみたら東京大学の学生ですごい頭いい
大学を出てた学生なんだけども
イギリスかなんかに留学をしてて
夜行大間でバスでひたすらつないでお金がないから
ひたすら来てますって言って
次の夜行バスを待ってますとか言ってね
ああこういう素晴らしい人がいるんだなと思ってね
ほんの2、3年前の出来事ですけれども
特に長距離バサンで乗り遅れたら
ゲームオーバーなわけじゃないですか
だからそういう人とひとしきりバスの魅力について
語ったことがあったのを今思い出しましたね
バスハマる人はハマります
だからやっぱり旅の全てが詰まってる感じがありますよ
バスじゃなくてバス停なんですよね
バス停、そうそうごめんなさいバスの話
バス停です
バス停の話してると油断するとバスの話になるんで
そうそうそうそう今のはね忘れてください
09:02
バス停ですよ
バスじゃないねやっぱり
僕もバスの話になるねいっぱいあるんですけど
バス停の話しましょう
バス停の話しね
バス停の話しましょう
バスを僕なんか東京で最近までバスにほとんど乗ったことなくて
東京ぐらい便利だとね地下鉄とかありますからね
電車もひょっとして上京しても十何年経つのに乗らなくて
数年前からバスに乗り始めたら
そしたらバス停ってめっちゃあるなってことに気づいて
めっちゃあるんだ
東京ってそこらじゅうにバス停ありますね
あれすごいですよすごいですよ
しかもなんかその市のバスとか区のバスとかね
100円ぐらいでコミュニティバスとか
もうすごい頻度で止まるじゃないですか
都心のバス停の密度半端じゃないなと思って
あれすごいですよね
あれはびっくりしましたね
乗らなければもう見えないんだと思いますバス停って
乗ろうと思わなければね
乗ろうと思わなければね
見えないんだなって
十年間見えなかったからバス停のこと
でもね東京のバス停のいいところは日本語で書かれてるから
読みやすいんですよね
それね知らない町歩いてると
これは渋谷行きとかだと
少なくともこの道が渋谷につながってるんだな
っていう情報を与えてくれるじゃないですか
常識代わりに
僕は普通に散歩してても
それでもどっかで曲がる可能性ありますよねすぐに
それはいいポイントついてますね
何もない普通の山道とか
すごい草原の真ん中とかで止まって
降りて行ったりする
そうそうそう
お前ここで降りてどこ行くんだって
どこ行くんだみたいな
時々ね
あれはこっちからしたら失礼な話かもしれないけどね
やっぱりそこでね住んで
何か足ばかりに行くのか
分かんないけれど
仕事の方
ワクワクしますよね
バス停もそうですね
あとカジュアルに
何かヒッチハイクみたいな感じで
バスを止めちゃって中に乗ってくる人とか
何かいますよね
バス停のないところでね
見えない
でもそれはもしかしたら見えないバス停の可能性も
バス停があるのかもしれない
逆にバス停にいても
アピールしないと乗せてもらえなかった
そうそうそうそう
あれねちょっとね
その民族差別とかもあるのかもしれないけど
何か無視される時ありますよね
ありますね
だから私も
明らかにこっち見てんのに
そうそうそう
惹かれるか惹かれないかぐらいのところとかで
半分ぐらいを道路に出して
体のね
無視みたいな
それぐらいアピールしますよ
そうそうそう
もういるぞみたいな感じでアピールしても
あの必死感はないですね
バス停だから油断できないじゃないですか
1時間待ってんのに
そうそうそう
来すぎる可能性がある
1秒で
そうそうそう
この42番を逃した方がいい
本とか読んでるわけにもいかないというか
常に気を張って
バス来ないから
来た瞬間にアピールしないと
そうそうそうそう
だから電車なんて親切ですよね
チャララランとか言ってね
12:00
なんとか線が来ますとか言ってね
なんか言ってくれるわけだから
バスはねいきなり
角を曲がったところにあるバス停とかだと
結構反射神経勝負ですよね
確かに確かに
音楽ゲームみたいな感じで
タクシーとかは売上と連動してるから
絶対止まるというかむしろ
楽勝なら楽勝で乗せようとしてくるけど
多分バスの運転手なら乗せようが
売上変わらないから
別に
乗せないほうがいいんですよ
乗せないほうが海外のインセンティブになる
そうそうそうそう
でなんか変な気持ち悪いアジア人の
なんか汚いやつらしとるやつがいるけど
なんか乗せるかみたいな
クラクション鳴らされて無視されたとき
ありましたよね
なんかすげえ不愉快になりましたね
だからそういうこともあり得るのが
またバス停の魅力なんですよ
確かに
最後まで油断できないんですよ
最後まで油断できない
待ってる時から乗車まで
主体的に動いていかないと使えないんですよね
バス停の運転手は
基本乗せたくないんですね
そんな気がして
立派なバスの運転手は9割9分ぐらい
立派な運転手
バス停から出てるある種の
敵意じゃないけど
必ずしも
顧客と
サービスを与える人っていう
純粋な関係じゃないところもまたいいですよね
こっちは乗せてもらう方
といって
しかも支払い方がね
またバスに乗っちゃった話しちゃうんだけど
支払い方も必ずしもわかんないじゃないですか
バス停で何かをしなくちゃいけないパターンも
あれば中に入ってから支払えばいいパターンもあるし
小銭とかもちょうど用意しないと
すぐ怒られますよね
そういうケースが多いから
めっちゃ切れますからね
コインがないと乗れない
またバスの難しさ
そうそう
コインを崩さなくちゃいけないんだけども
崩してる間にバス来ちゃうんじゃないかって
キュンキュンってなる
いつも思うんですけど空港からのバスって
無理ゲーですよね
絶対コインなんて持ってないのに
はいはいはいはい
でもねそこはね空港ででも
クレジットカードとかで
そこで使ってやれることが多いから
それは僕逆になんか大丈夫な気がするな
空港の人に聞きまくるんですよ
バス会社の人に
クレジットで使わせてもらってやったりとか
チケットそんなちゃんとした
バスじゃないやつ
小さい空港とか地方の空港
ああそうかそうか
あと結構
どうやってこれ乗れるか
確かにねでもおっしゃる通り
空港から直結のバスもね
そこで行き先間違えたら結構ゲームオーバー
いきなり全然違うところに
いろいろ荷物落ち着けた後に
行くべき場所にいちなり行っちゃったりとか
初手ありますからね
初手バスは本当に
かなりチャレンジですよ
行きたい場所をねやっぱりなんだろうな
地球の歩き方に乗ってない場所とかね
そういうところとかへ行こうとするとやっぱり
鉄道の駅なんてのは贅沢ですから
鉄道の駅なんてないわけですよ
タクシーも別にないわけですよね
だから
ヒッチハイク的なあれで行くか
歩いて行くか
あとは本当バスですからね倒れるのはね
15:01
そういうあれで
レンタカーで自分で運転するならいいけど
私はよく交通事故起こすから
ヨーロッパで運転したので
5割ぐらい交通事故起こしてるんで
あんまり得意じゃないんですよ
もう免許ないんで
免許ないですよね
バスっていうのは貴重な手段ですよね
そうそうそう
バスの乗り放題チケットとかね
何かの節に買うともう急に楽しくなるんですよね
また乗った話しちゃうけれども
1週間ぐらい使えるって
あれもう
バス手に入れば入れるほど得するんじゃないかって思ってね
僕もマルタ共和国かな
マルタ
地中海に浮かんでる小さな島のね
マルタとかあれ隣の島までも
バスとかで全部繋がって
全部確かパッケージで
1週間ぐらいのチケット買えばいけるんですよ
あれで隅々まで
渋めのバスを使って
行っていましたね
だからああいうのやっぱり楽しかったなってなるな
あと
北欧の方とかだとインフラが発達してて
エストニアとかフィンランドとかは
子供連れだと無料なんですよ
親も含めて
だからそうそうそういうね福祉国家さすがみたいな
旅行者ですら別に何ら
僕はフィンランドに対して税金を
住民税みたいな納めてないのにも
関わらず無料で行かせてくれるんですよ
ビビーカー連れたとね
その分めっちゃ運転手が敵向き出しとかじゃないですか
それはね
岡田さんちょっと心が狭いですよ
バスの運転手は常に切れてるっていうね
常に切れてる
そうでもないそうでもない
やっぱり思い返すと
バスに1回も乗らなかった旅行先って
僕あんまりないですね
何かの機会を見つけてバス停を探して
とりあえず意味なくでもいいから
乗ってみようかなってね
だいたい番号じゃないですか
番号がねだんだん自分の中でね
意味がね分かってきてね
番号に親しみを覚えていく過程が好きなんですよ
あ41番
バスの番号
41番がだんだん好きになってくるんですよ
41番は何とか駅
ってことだけね地名は覚えられなくても
41番が何とか意味を持って情報で行くから
なんとなく3桁番号は
長距離だからこれやばいんだなとかね
分かんないけどその和解順に
ここはなんか周回できてる山手線
みたいなバスだからここに乗っとけばとりあえず
死ぬことはないよね
そういうのを何か時々大きめの停留所
バス停留所に置いてある
パンフレットみたいなのを見ながら
何番に行けばいいのかとかね
愛のみたりとかね
僕がコートジボワールとか行った時もねそれで行きましたよ
それで連れの
携帯が盗まれちゃってましたけども
そういうねバスのね
旅行はね中でもハプンが起こるし
バス停で待ってる間にも
すごい慌られて
お前が何でバスに乗るんだよ
うわーとか怒られて
そういうハーハラしながら
通りがかりの
通りがかりのチンピラに
お前みたいなクズがバスに乗るんじゃないの
そんなことを
現地の方からうわーって言われてね
怖いんですよなんか鉄パイプみたいなブンブン持って
でも多分ご機嫌になっただけだから別に大丈夫なんですよね
オウとか言ってね
オウとか言って笑顔で
18:01
バス来るかなーってね来るかなーって言って
でもたくさん並んでるからねみんなで
きっとバス来るよーって待ってる時間
あれはいいんですよね
バス停
バス停はいいですよバス停
理想のバス停はなんですか岡田さん
理想のバス停
理想のバス停は
僕の好きなのは東急のバスですかね
東急の
身近ですね
どういうことですか
リアルタイムでどこ走ってるか
みたいなのが出るんですバス停に
あー前の駅にいるとか
前の駅にいるとかで携帯見るとさらに
その駅の
今走ってるバスが
リアルタイムで見えるんですよ
どこの駅
なんか知らないですけど
全部等間隔で走ってるはずなのに
一回ギュッギュッってなってるんですよ
なんかこう
詰まっちゃってる
ラマみたいなのがいっぱいあって
それがなんか
その先頭の人は
煽り運転みたいな感じ
ちょっと気分穏やかじゃないですね
でもそれを知らない人も結構いて
バス使ってる人にリアルタイムで
見れるっていうのを
そうするとその先頭のやつは
めっちゃ混んでるんですよ絶対
暮れてるから
だから見送りできるわけですか
僕は見送ってすぐ1分後に来るって
分かってるから
次のやつがダマになってるから
1個目を見送って次の2個目のに乗るっていう
すごい
上級ユーザーですね
なんかパズル解いたみたいな
すごいな
そんなヘビーユーザーだったんですか
めちゃくちゃ乗ってます
この2、3年で
ビギナーから上級ユーザー
めちゃくちゃ便利
そんなバスはあんまりないんじゃないですか
海外には
あんまりない
いいな
バス停ね
バス停はいいですよ
なんか適当に乗って
人がめっちゃ降りるとこで
一緒に降りてみたら
すごい栄えてた時の
嬉しさというか
なんか
俺の勘なかなかやるやん
みたいな感じになります
すごい日程に余裕があったら
もう来たものにいきなり乗ってみようか
みたいな遊びができますよね
ウィーン住んでた時は
まさにその遊びをやって子供と一緒に
ほとんど全部の路線乗りましたよ
出て帰ってこれるんですよ
帰ってこれる
ウィーンの場合は
ウィーンの市内の中だったら
電車もバスもみんな
1年無料券っていうのが売ってて
3万円か4万円で
だからもう楽しいんですよ
乗ったもん勝ちですよ
だからそうやってやっていくとね
なんとなく乗っていく人と
降りていく人みたいなのを
ただ眺めていくだけの
幸福な時間が
21:01
そうそうそう人の流れがね
そうそうそうそう
だからああいうのがね
しかも電車よりもゆるゆると視点も低いし
信号で止まるし
急いでる時は
嫌なんだけども
なんかのんびり旅の周りの風景を見たいって言ったら
やっぱバスはいいですね
そういう観察もできるし
バスってバスってね
ちょっと厳しかったですね
難しかったですね
すいませんでした
バス停のめちゃくちゃ
かすれて読めないやろうみたいな文字
好きですね
分かる分かる
唯一の情報じゃん
それしか存在意義ない
それ読めへんって何の意味なの
どこに行けるか分かんないんだけど
読めへんって
読めへんって
読めへんって
どこに行けるか分かんないんだけど
3時52分には
それが来るって
ドキドキしますね
あとこれは共感してくれる人多いかもしんないけれども
1日に2本ぐらいしか
ない時の時刻表の
時間の空白の多さ
あれはキュンとなりますね
そっかーってよね
1日1本とか2本とかのね
だからメインは車なんだな
っていうみんなね
だけどごくたまに乗る人がいるために
ある
絶滅危惧種的な
それがだいたい朝めっちゃ早いんですよ
その1本目は
2本目がもうお昼になっちゃうから
それを機会を逃すわけにはいかない
コソボとか僕行ったときはそうだったな
それを一生懸命待っててね
そうそう
なんかそういうのがありましたね
そういうバス停キュンと来るポイント
あるある
行っていきましょうか
もう限界ですけど
そんなの
小川さん擦れてるとき
駅名が擦れているとき
変態的な
存在意義をなくしたバス停
石川さんなんかありますかバス停
えーとね
僕自身の思い入れってそんな
ないんですけど
ちょっと疑問に思ってることがあって
バス停の
目印のなんかしらの
ものがあるわけじゃないですか
あれって結構
世界共通なんですか
バス停の目印
形とか色とか
屋根みたいなのがあったりとか
田舎のバスだと
時刻表が
貼ってある金属が
ポンって置いてある
そういうのは何をもって
人間はそれをバス停だと思うのかな
と思って
棒が立ってあって
高さのある棒が立ってあって
そこに時刻表らしいものが貼ってある
っていうくらいの共通項でしか隠れない
気がしますね
申し上げたように
屋根があって椅子がある
ベンチ型は結構共通な
24:01
気も
そんな小川さん文明発展してる系の
ベンチの
屋根があるタイプの
バス停だと
全部同じ形をしている
なるほどね
ゴミ捨て場から拾ってきた
椅子売るらしいものを
バス停の近くに置いてある
時々見ますね
そういうの見るとキュンときますね
オンボロのソファーが
みんなのために
基本的にはそれは不法登記というか
いけないことなんだけれども
公共心のある不法登記みたいなものを
バス停の近くに触れてるってときは
やっぱり座って待つっていう
特におじいちゃんとかおばあちゃんとか
そういうものなんだろうってね
それはバス停を見てキュンとくるポイントあるある
その2ですね
人間が他の人に対する
思いがそこで結実したっていう
感じがありますね
でも僕が見る屋根があるバス停なんて
ほとんどなかった気がするな
ちょっとした電柱みたいなところに小さな番号があっても
それだけっていうのはある気がするな
イスラエルとかそうじゃないですか
イスラエルとかもなんか
イスラエルのバス停めちゃくちゃすごかったっすよ
中央はそうだけども
だんだん離れのほうに行ってくと
もうほんとに素朴な
その場所の駅の
ストップポイントしか書いてないやつが
あったような気がしましたけど
真ん中のほうはもちろんあれですよね
ヘブライ語で書いてあって
めちゃくちゃ豪華で
それこそ何分後に来るっていうのは
ずっと出て
私もそれでエルサレムとかエクビンがいっぱいあったりとかして
やってましたけども
だんだんそこがパレスティナのほうとか行ってくと
もう全然わかんなくなったりとかして
パレスティナに僕バス停行きましたけども
あれはやっぱり結構怖かったですね
戻ってこれるかわかんないから
そういうところに行くと
屋根とかどころか本当に
標識みたいなものがやっぱり
ぱっと見わかんないですよね
だんだん共通項が崩れてくるっていうのはね
都市部行くと確かに石川さんおっしゃるような
共通項はある気がしますけどね
屋根があって
すごい突飛な形のバス停みたいなのはないですか
例えば突飛って言ったらあれなんですけど
ちょっと常識が違うなみたいな
例えば
バス停って僕は屋根がない場合は
縦長のものが
置かれてるイメージがあるんですけど
そうですね
例えばある国だと
机があってその上に時刻表が
貼ってあるだけみたいな
初見殺しですね
ちょっとセンスが違うなみたいなのは
面白いな
世界どっかあるかもしれないけど
私はあまり思い当たらないですね
あっても気づいてないんだと思います
そうね
あとはやっぱり何にもないんですよ
何にもないっていう種類の
そもそもないのか
知る人と知るっていうね
そういうのあるのかな
あとは治安が悪くて
番号とかも全部スプレーで塗りつぶされちゃってる
結果的に
全ての情報が失われてる
これもイスラエルだったかな
27:01
あとは取り外されちゃってるんですよ
取り外されちゃってて
時刻表も取り外されてて番号も取り外されてるから
なんだと思ったんだけど
止まるんですよそこにバス停が
ノーヒント系の北川みたいなね
ゲームとかの一周クリアしたから
もう上級コースで
全てパラメータ隠しますみたいな
やめてほしいなと思うんだけど
僕は東京でバス停を
全然バス停が急にあるのに
気づいたみたいにもしかしたら
どっか行った国でめちゃくちゃバス停があったけど
バス停だと気づかずに
全部通り過ぎて
そこら中にバス停が現れるみたいな
もしかしたら
それ最高
それはあれですよ
白タクじゃないけど白バスっていうか
違法バスなんですよ
だからもうみんな
行け乗れ
知ってる人だけが使えるっていう
ある人形が置いてあるところだけ
車が一時停止して
乗り込むみたいな
なんだよそれみたいな
意味があるか
世界が変わります
でもトルクメニスさん言ったときは
タクシーが泊まりがちな場所はここだよ
白タクがね
泊まりがちな場所はここだから
ここにいれば絶対大丈夫
それは知らないと絶対分かんない
そういうのはワクワクしますね
僕らが知らないだけでそういうのがあるのかもしれないですね
ちょっとこれはリスナーの方からも
お伺いしたいですね
僕だけが知ってる奇妙なバス停に
ときめく瞬間
っていう
僕だけが知ってるバス停はもはや
それはバス停っていうか
妄想ですけれども
そういう
僕だけなかなか来ないなって
ちょっと待ってて
心に
心にちょっと問題を抱えてしまった
人のね
待ってるんだよって言ってね
感動的な2時間ドラマとかなるかもしれないけど
そういうのが
あってもいいなって思いますよね
僕は本当に
そろそろ締めに入りますけど
バス停が好きなのはやっぱり
誰かとコミュニケーションを取らないと正解にたどり着きにくいんですよね
ガイドブックとか
インターネットとかだけでは
ゴールに着きにくいんですよ
たとえそれがあってても一応人に聞いて
確かめないとやっぱいけないんですよね
だからね強制的にそうやって
別に私もあちこちでみんなと
友達になろうみたいな明るい性格ではないんですけれども
そういうコミュニケーションを減らないと
角度が高まっていけないっていうね
バス停これがやっぱりいいですね
旅のラジオ
この辺りお別れしたいと思います
本日はヘブライ語でさようなら
シャローム
シャロームいいですね
何でもシャローム
何でもイスラエル言ったら何でもシャロームですから
29:48

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