爆弾の発見と避難勧告
注意!注意!
今日は、飛行機が爆弾を発射しています。
あなたは、危険な範囲にいます。
この範囲を離さないでください。
助けが必要なら、私たちを呼んでください。
0-6-1-3-1
1-2-4-6-3-4
詳細は、www.mines.deにあります。
爆弾が見つかってしまいました。
昨日の話ですが、一昨日です。
私の住んでいる町で、私の散歩道です。
毎週行くような散歩道があります。
お墓があります。
古いお墓があります。
ユダヤの人たちの墓地です。
入ってはいけない場所です。
誰でも訪れることができるような墓地です。
特別な人しか入ることができません。
訪れる人のない花が置いてあるようではありません。
たまに手入れはしますが、
信者や親戚が訪れるとは思わないようです。
親戚がいないと思われるお墓です。
隣のお墓を工事を始めたのは知っていました。
やっと工事を始めました。
穴を掘り始めました。
爆弾が見つかりました。
500キロの大きな爆弾が見つかりました。
アメリカかと思いましたが、イギリスからの爆弾でした。
次の日におふれが出ました。
見つかったことは誰も知らなかったのですが、
家に帰ると紙が入っていました。
家にいないと書かれていました。
最初は車椅子の人の名前が書かれていました。
連絡はここにしてと大きく書かれていました。
私に関係ないと思って読みました。
読まずにそのまま無視しちゃうようになりそうです。
今までもらったことのない紙です。
みんなのところに入っていました。
みんなのところに入っていたら、
普通、何かの宣伝とか思うじゃないですか。
ピザとかはすごく多いけど、
何かのサービスとか、そういったようなのかなと思っていました。
お年寄り用のサービスかなと思っていたのですが、
ちゃんと読んでみると、
本物のお国というか、市からの養成みたいなので、
ひやー大変だということですね。
でも早速、次の日の9時からは、
もう家に行っちゃいけない、みんな避難せよ、
というようなのが出ていました。
私は最初、無視しちゃおうかなと思っていたのですが、
ドイツとかそういうのは厳しいし、
ちゃんとしないといけないな、私も日本人だし、
きちんと韓国には従うべきだわと思って、
最終的にはちゃんと家を9時に出たわけなんですよ。
でも、その前までは雨も降ったりするから、
やっぱり家にいたいと思って、
たまたま休みだったんですよ、やっと残そう。
家でゆっくりしようと思っていたのに、
そんなのだから絶対嫌だ、家にいたいと思ったんですけど、
雨も降ってるし、どこ行くっちゅれん、
図書館に行こうと思っていたんですけど、
でもやっぱり行きたくないなと思って、
出ないと迷惑かけてもなと思いつつ、
迷惑って言ってもね、家でひっそりと潜んでいれば、
たぶん見つからなければ、別に大丈夫っちゃ大丈夫なんですけど、
そこはきちんとやらねばならぬかもしれないと思って、
9時に出ていったわけです。
その9時前に、もう8時からこういったおふれがね、
救急車みたいなのがやってきてね、
あっとんあっとんということで、
みんなにおふれをしてたわけなんですよ。
それを私は録音したっていうことなんですよ。
これはね、2回目のおふれですよ。
1回目のやつは最初がチョン切れちゃったから、
2回目来た時に、お!これは録るぞ!と思ってね、
録ったんですよ。きちんと全部録れたんで、
ちょっとご紹介しようかなと思って、
はい、やったわけでございます。
まあ、んなわけでですね、
もうすっごいおっきいのが見つかっちゃったんでね、
みんな、私、ドイツ結構長いこと住んでますけど、
ちょっと私にとっては初めての経験でした。
なので、ああいった救急車が回って、
みんな出てってねっていう放送も、
私聞いたのも初めてだったので、
思わず録音しちゃったんですけど、
一応ね、こういうことがあったので、
トリビア的にご案内するとね、
ドイツでは不発弾っていうものがね、
約10万から30万トンはまだ眠っていると言われています。
これ2022年の数字なんですけど、
日本も2022年の時点で、
不発弾の処理とドイツの法的制度
約7000トンって言われてますから、
ドイツの方がまだまだたくさん
埋もれてるっていうようなことになるみたいですね。
はい、で、
まあ、普通はですね、
ドイツではこういったものの処理の場合は、
もう早いものだと20分から、
まあだいたい2時間ぐらいっていうことらしいんですよ。
で、私たちのはちょっと大きかったから、
まあ難しかったのか、
まあいろんなタイプのものがありますからね、
いろいろと調べてみると本当に大変そうですよね。
だって爆弾も一種類じゃないですからね、
いろんな国のいろんな仕掛けがあったりとかするので、
大変みたいなんですけど、
結構3時間ぐらいはかかったんじゃないかなと思いますよね。
9時に出て、
で、実際の処理をね、取り掛かったのが、
まあだいたい11時半とかそういうふうには聞いてるんですけど、
多分2時間ちょいかかって、
で、まあ結局家に帰れるっていうふうに解除が出るまで、
全部で5時間ぐらいかかったっていうことになりますよね。
で、ドイツの場合はね、
罰金もあり得るのでね、
もしも誰かね、見つかって、
その範囲内に見つかって、
避難してなくって、
それによって処理に支障が出たりした場合なんかは、
もう罰金が課せられるということなんですよね。
で、市側としてはもう強制退去することもできるというような形になっているみたいです。
日本は結構問題になりますよね。
法的な強制力があんまり他の国と比べて少ないから、
コロナの時とかでも、
なんかあんまり実効性がなかったみたいなね、
そういったものありますよね。
ドイツなんかでは、
例えばパーティーしちゃいけないってなって、
パーティーをしたりとかした人たちもいるんですよね。
10人以上集まっちゃいけないとか、
なんかそういうのがあったりとかしたんですよ。
で、それ見つかったらもうみんな片っ端から罰金されてますもんね。
なので、そういったものはちょっとドイツの方が日本よりは強いかなと思います。
よく日本は敗戦国、ドイツも敗戦国で、
法律でどうのこうのでとかっていう話がありますけど、
よく比べられるんですけど、
ドイツの方はもう割と普通の国になっちゃってて、
日本の方がまだ敗戦国のままっていうようなイメージはどうしてもありますよね。
憲法も全然触っちゃいけないみたいな。
ドイツなんてもう何回書いてんねんっていうぐらい憲法も書いてますから。
そういった意味でいうと、
ちょっと日本はまだまだ戦後を引きずっている感じはあります。
爆弾の重さと経験を通じて
ただ、不発弾の重量に関しては、
ドイツの方がまだまだ多いようです。
日本の方が少ないみたいですね。
これは余談ではあるんですけど、
私がこういった経験したので、
ちょっと調べてみたものをシェアしてみました。
皆さんがこういうことに出会うことはないとは思うんですけども、
一応、どんな紙がポストに入っていたのかということで、
写真もちょっと載せておこうかなと思います。
本日は以上です。
では、またね。