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こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書ログや日々の学びを音声配信しています。
今日は、三宅花穂さんの【なぜ働いていると本が読めなくなるのか】について話してみようと思います。
読書人の永遠の悩みに、経営の文芸評論家が挑む。労働と読書は両立しない。
日本人はなぜ本を読むようになったのか。 日本初の自己啓発本は、最極立志編。
労働があるから、読書術が生まれた。 柴梁太郎はなぜサラリーマンに読まれたのか。
知識と情報の違いとは、働きながら本が読める社会を作るには。 ということで、
疲れてスマホばかり見てしまう。あなたへというお日が書いてあります。
この本面白いのはですね、そもそも日本人がなぜ本を読み始めたのかっていうところから始まってるんですよね。
読んでたものが読めなくなったっていうことなんです。 それが、読書の歴史と
労働の歴史を紐解いていって、そこから今、なぜか働いていると本が読めないと思っている私たちに
その思い込みはこういうことだよというのを教えてくれるという本ですね。 これすごい人気ですよね。
これはですね、レターをいただいていて、 それも読んでみようと思います。
これは私がこの本を読もうと思ってますという、 ライブかなんかで言ったところを、私も読んでみますねと言っていただいて、
実際読んでいただいて、その感想を送ってくれたレターになりますね。
読みます。 現代の例として、映画の花束みたいな恋をしたが出てきたり、日本人の働き方の歴史を通して
なぜ本が読めなくなるのかを考えるのはとても面白かったです。 この本を読んでの一番の感想は、私もノイズのない趣味ばかりに夢中になっている人の一人だなぁと思いました。
働いていると他の時間で頭を使って考えるということが面倒になってしまって、 ついつい自動で流れていく動画コンテンツや
スマホゲームに夢中になる感覚はすごくよくわかるし、 仕事を生き甲斐にして全身全霊で頑張り続けることは、日本の美徳になっている感覚は私の中にもあるなと思います。
実際社会に出て働いてみると、好きなことを仕事にするより、好きでもないし嫌いでもない かつ続けることが苦ではない仕事をこなして、他の時間、他の自分の時間を好きなことで満たすのが
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ベターなんじゃないかなぁと、ここ最近は思っています。 私もハンミーで働くことをちょっとずつ実践していきたいです。
暑い日が続いておりますので、ゆうこさんご自愛くださいねということで、 このレターをいただいて、私も読まにはいかんと思って、あの慌てて、
慌ててはないんですけど、ずっとかかりきりだったね、中国SFの3体を読み切って、 三宅花穂さんの本に着手したという流れです。
レターありがとうございます。 あの、
同じ本を読んでね、感想を言い合うのってすごく楽しいですよね。 そういうこともあって、私はこのスタイフの配信を続けているなぁと本当に思うんですよ。
だから今回すごく嬉しかったです。 やっぱりね、同じ本見てても、
それぞれね、人が違えば、当たり前なんですけど、感想は絶対違ってくるんですよね。 同じような感想を言っててもね、細部では絶対違う。
その差分を楽しむのが、この感想を言い合うっていうことの醍醐味だと思うし、
そもそも、自分の知識、経験、思い込みからと、思い込みの、
間違い探しというか、
ちょっと違う世界、本当にもう、 1センチ5ミリ程度の差分みたいなものが読書の中で見つかったら、
私は結構面白いと思うんですよね。 全く知らないことを知るっていうこともすごく楽しいんだけど、
今まで自分が思ってたことが5ミリずれてる。 それだけでもすごい楽しいと思うんですよ。
だから読書はやめられないし、人の感想を聞くっていうのもすごく楽しいなぁと思うんですよね。
感想にも書いていただいた通り、この本はですね、 仕事を生き甲斐にして全身全霊で頑張り続けることが日本の美徳になっていて、
それがその本を読めない、本を読む余裕を作らない、
何か1個のことに全身全霊傾けていると、それで100%使っちゃうので、それ以外の時間0%になっちゃうんですね。
その、必死になること、全身全霊、100%チャージするっていうことをやめませんか?っていう提案なんですよね。
で、それがハンミーで働くことであるというふうに三宅花穂さんは言うんですよ。
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確かになぁと。で、その働くっていうことは、仕事をするだけじゃなくてですね、部活もそうだと思うし、
家事、育児、あとは何だ?何でもいいんですけど、何かに全身全霊を傾けて、
それが良しと美徳であると素晴らしい、
まあそういう人もいてもいいのかもしれないですけど、それだと本は読めないわけで、
複数のことをバランスよくやっていくためには、何かに全身全霊になることをやめようよって、
すごく当たり前のことだよね。
まあでも、当たり前のことでもこうやって書かれるとね、ぐさっとくるものですよね。
で、それはですね、さらに私たちの思い込みの一つとして、
いやだってしょうがないじゃん。そうしないといけない社会なんだから。
今この状況で手を抜くなんてできないよ。
に対して本当にそうですか?っていうアンチテーゼなんですよね。
強制されていないのに自分で自分を搾取する疲労社会であると。
強制されてなかったら、あなたは全身全霊やめますか?って言ったらそうではないわけですよね。
なので、強制されていてもされてなくても、
あの全身全霊をやめよう。反美で働こう。
それが可能である社会にしていこうと。
仕組みの問題であるという話と、私たち一人一人の心の持ちようの話でもあるということなのかなぁと思いました。
なんかまあそうだよなぁ、私も
あの
育児なんて 楽しいと思えなかったんだけど
全身全霊でやるしかなかったような気がしていて
その時やっぱ本なんて読めなかったので
やっぱりそのね
全身全霊を傾けなければならない
仕組み、思い込み、そういうものから解放されていきたいですよね。
と思いますね。
で、最後にですね、とはいえ
働きながら本を読むコツを教えてくれているので、それをピックアップしたいと思います。
1個目にですね、すごく嬉しいことが書いてありました。
自分と趣味の合う読書アカウントをSNSでフォローする。
これがコツの1個目として出てくるっていう、すごいなんか嬉しいですね。
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そう、私もね、これを始めた、始めて少し当たった後ぐらいにそう思った時があったんですよね。
その、私の配信を聞いてくれている人は
あの、私と同じ本を読んでいるわけではなく
私が読んだ本の感想をなんか楽しんでくれていたり
もうそんなことでもなく、私がどんな本を読んでいるかを楽しんで、そのものを楽しんでくれてたりするっていう。
誰かがこの本を読んだ、面白そうって、その興味だけでも
なんか十分、その本に対する距離っていうのをですね、縮めることになってんじゃないかなっていう気がして。
で、まあ私はそんなにいい人ではないので
誰かのために、これをやり続けるっていうわけではなくて
自分が楽しいし、自分にメリットがあるからやってるんですけど
そうやってその、興味を持ってくれた人が同じ本を読んで感想を返してくれたり
違う本を紹介してくれたりとかで繋がっていく世界が間違いなくあるんですよね。
これが本当に、あの、やっててよかったなーって思う分で
だからその果実のために私は、きっとずっとやり続けるんだろうなぁと思うし
あの聞いてくださってね、その
もし私と読書の趣味が合うとか、合わなくても刺激になるかもしれないんですけど
まあの興味のある本とか読んでみようかなって思う本が見つかる
見つけられる、そういう目的で私の配信を聞いてくれてる人がいたら
すごく嬉しいなぁと思いました。あのコツの一つらしいですよ
趣味の合う読書アカウント、読書ブロガーを見つけてフォローすると
あとはあの、まあ紙媒体で読むというよりかは電子書籍で読んだ方がいいよねってことで
ちょっと大きめのねiPadを買うだとか
帰宅途中のカフェ読書を習慣にする書店へ行く
今まで読まなかったジャンルに手を出す
などなど、そして最後に、コツの最後には無理をしないっていうことが書いてありましたね
これはね、本当に相談が共感するなぁと思うんですよ
本を読めなくたって別に、あの、なんかダメの落語をされているわけじゃないし
ツンドクがたくさんあるからって別に、なんか
ダメじゃないし、だらしないわけでもないし、逆に誇らしいものでもないかもしれないなぁと思うんですよね
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だから本を、読めるとか読めないとか
たくさん持ってるとか持ってないとか
そんなことじゃなくてね、なんかいろんな楽しみ方もあるし
いい距離の取り方もあるんじゃないかなと私は思いますね
全身全霊で働くこと美化したくないというのが、あの本当のこの本の
詩のメッセージであって、ハンミで働こうよということなんだと思うんですけど
レターでいただいたようにね、あの好きな仕事じゃなくたっていいじゃないかっていう
それは確かにそうだなぁと思いますね
でも好きだったってハンミで働けるとも思うんですよね
好きな仕事だからって全身全霊でやることはなくて
ハンミでやって、残りの時間をまた別の充実した時間に充てることで
相乗効果も絶対生まれると思うので
なんというか
こうじゃなきゃいけないとか、そういう思い込みはなくしていって
オープンマインドで本だとか自分の人生に向き合っていけるといいなぁと
そんなね、最後はそんな壮大なテーマに私はたどり着きました
感想をね、レターで共有していただいたおかげですね
ありがとうございました
ということで今日は、なぜ働いていると本が読めなくなるのかという
三宅花穂さんの本といただいたレターをお話ししました
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今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました
ではでは