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2024-09-15 14:34

ジェネリック青春#12

30代男性B型はいまだに理想の青春を夏フェスに投影する LISTENで開く
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青春をやり直したいと思ったことはありませんか? 今では尊徳感情で動いてしまう僕らも、当時は後先を考えず、
心の赴くまま行動していた時期があったわけじゃないですか。 ここでは中学から高校にかけて、あえて青春って呼びたいんですけど、
この青春のオリジナルをそのまままた再体験するっていうのは、残念ながら不可能なんですけど、
僕もね、ハボホテルっていうアバターチャットと、ブーン系小説っていう2チャンネルの小説、 あとメイプルストーリーに全ての青春を捧げてしまった男なんで、
この青春をやり直そうと思っても、もう戻っては来ないわけですね、この時間っていうのは。 しかしながらですね、
ジェネリック医薬品のように、ジェネリック青春が体験できる場っていうのが、実はこの世には存在していて、
それがどこなのかっていう話を今日はしたいんですけど、 自転車一つで数百キロ離れた場所にね、友達と一緒に出かけたりとか、
バーバリー柄のマフラーをつけた彼女と一緒に下校するとか、 仲良い友達集まって花火をするとかね、
ああいう青春っぽいことってあるじゃないですか。 あとは僕の実体験の中では、部活終わりに
雪虫が出てくるような冬の初めにね、コンビニに寄って買い食いするとか、 教室の後ろでPSPを持ち寄ってみんなでモンハンをやるとか、
あとドラクエのバトエンを鉛筆がボロボロになるまでやるとかね。 そういう学生時代の思い出って結構全般、青春のきらめきみたいなものがあったり、
前半話した自転車旅とか、ああいうキラキラしたものと、 あとキラキラはしてないけどね、バトエンでみんなで遊んだとか、
そういう学生時代の思い出一つとっても、 やっぱどっか青春の香りみたいなのがするっていう。大人になった、今失ってしまった何かがそこにはあるような、
細かいストレスとかから解放された純粋なエネルギーみたいなものがね、あったわけじゃないですか、そこには。 この純粋なエネルギーを体に呼び覚ます、
ジェネリック青春を味わうことができるのが、 これが夏フェスなんですよ。
この夏フェスという言葉って皆さんね、こうして耳にしたとき、 どっかちょっと軽薄な響きっていうか、中身のないそんな印象を覚えないですかね。
でも実はこれ青春って言葉と共通してて、 青春、今なんか青春とか言ったりしますけど、
青春だろうが青春だろうが、夏フェスも細かいいろんな思い出があるのに、それを無理やり一つにまとめた言葉だからこそ薄っぺらく感じてしまうものなんですよ。
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だからこそそれぞれの青春とか、それぞれの夏フェスっていうものを正確に捉えようとすれば、 そこに浮かび上がってくる輪郭っていうのはとても充実したものになるはずなんですよ。
この2つの似た性質を持つ事柄っていうのをどんどんどんどん突き詰めていくと、 ジェネリック青春にたどり着くんじゃないのかなと思ってて。
ですから夏フェスっていう言葉のインパクトをあまり感じない方は、 学生時代あんなことしたかったなぁとか、もっと青春っぽいことこういうことしたかったなっていうその試作を試せる場所っていうか、
ぶつけられる場所として夏フェスを捉えてもらって、 その試作がたくさんいっぱい詰まった夏フェスっていうものをジェネリック青春っていう風に今日呼びたいんですよ。
だから漠然と思い出の中で後悔していることとか、もっとああすればよかったなっていうのを、 この大人になって夏フェスっていう場で具現化して理想の夏フェス像っていうのを作り上げていきましょうっていう話を今日は一緒に想像しませんかって話なんですけど。
まず夏フェスって、 同時多発的にコンサートが行われて、それをみんなで鑑賞して楽しむ場所なんですけど、
この雰囲気をね直で感じてもらえるように、 そこに集まる3種類の人々を紹介したいんですよ。
もちろん多種多様な人が実際には参加するので、これを無理に3種類に絞るっていうのはちょっと違うのかもしれないんですけど、
今回あえてイメージの話っていうことでね。 その補助として足掛かりとして少し想像してみてほしいんですけど。
まず一番大きな要素として、この3種類とは別の要素なんですけど、 夏フェスにウェイ系の人は存在しないんですよ。
これはねかなり大きいと思うんですよね。 学生時代も男子だけど髪にビタミンカラーのヘアピンをつけている人たちとか
いましたよね。 あの、前髪をアシンメトリーにして
腰パンしてチャラチャラしたベルトつけたあの人たちがいたじゃないですか。 夏フェスはあの人たちがいなくて、正確に言えば限りなく少ないんですよね。
これもしかしたらイメージと違っているのかなって、皆さんが思う夏フェスのイメージと違うのかなって思うんですけど、
こういう人たちがいないかつ青春を追体験できるっていうのが夏フェスの良いところなんですよ。 これなぜいないのか僕の勝手な推測なんですけど、
やっぱりみんな大人になったからだと思うんですよね。 かなりね、月並みな言い方になっちゃったんですけど、
学生時代って学校で輝けない人は一律地味な人として扱われてしまうじゃないですか。 それが社会に出て仕事を持ったりとか家族を養っていたりとか、
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それぞれ自分の輝ける場所を自分で探してそれで行動してね、 それぞれの場所で存在感を発揮する人っていうのが増えていくわけじゃないですか。
そうなった時にウェイ系の人たちが今まで学校で輝けていたんですけど、 森に紛れる木みたいな感じでね、だんだん見えなくなってきたのかなと。
実際に存在はおそらくしてるんですけど、その場所で目につくような形ではなかなかいないなっていう、 存在を認知はできないなって。
じゃあ逆にどんな人が多いのか。 参加している3種類の人はどんな人なのかって話ね。
まず参加者の30%ぐらいを占めるのは一般音楽オタクの人たちですね。 学生時代にホーロックを聴き漁り、洋楽もかじって、
楽器を始めて挫折して、 続けている人は今でも大人同士でバンドを組んで楽しんでいるとか、そういう人が
一般音楽オタクの層。これが30%ぐらい。 2種類目がそれについてきた一般人ですね。
僕もこれに当たるんですけど、友人が一般音楽オタクで、 夏にやることもないのでついてきたタイプ。
好きなアーティストどころか、知っているアーティストがごく一部で、 なんとなく来てみたよって人なんですよ。
このタイプが多分40%ぐらいを占めていて、 アーティストを見に来ているっていうよりは夏フェスっていう、そのね
銘打たれたそのイベントに参加したいっていう、 ちょっと浮かれた気持ちを持っているのがこの40%の人たちですね。
そして残りの30%が レジェンドのアーティストのみを見に来た
おじさんとご夫人の方なんですよ。 フェスってだいたいレジェンド級のアーティストが2組か3組ぐらい参加して
例えるならというか例を出すなら矢沢英吉とか玉木浩二とかビーズとかミスチルとか そういうベテランのアーティストですね。
この人たちの昔からの猛烈なファンで この人たちさえ見れればもうそれでこのフェスはオッケーっていう
日焼け肌のいい感じのおじさんと、 あとアームカバーに深いツバの帽子を被ったご夫人の夫婦がだいたい多いんですよね。
これが30%ぐらい。この3種類の人たちしか参加してないんですよ。 だから夏フェスって聞くとどこかきらびやかな印象
洋華の印象っていうのを持っているかと思うんですけど、 実はそのきらびやかさっていうのはこの人たちの人数による暴力であって
一人一人が輝いているわけではないんですよね。 それどころかお目当てのアーティストがそれぞれバラバラなわけですから
みんなニッチな好みをそれぞれ持っている人たちの集合体なんですよ。 これって学校とかなり似てて、学校も人間が一箇所に集まって楽しそうに過ごしているから
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華やかな雰囲気を持っているんであって、 学生一人一人を取り出してみてもそうそう輝いているわけじゃないじゃないですか。
しかもクラスメイトってそれぞれ自分の好きなものがあったし、 自分が好きなものと他人が好きなものを比べたりとか
無理に共有したりっていうのも実はそんなになかったんじゃないかな。 もしかしたらそういうのを強制する
嫌な人がいてね、そこで不和が生まれたりとかしたかもしれませんが基本的にはそれぞれ がパーソナルスペースを確保して快適な状態で過ごしていたっていうのが
まぁ青春時代なんじゃないかなって思うんですよね。 だからこの夏フェスっていうのは
何より大人ですし、大前提他人なんでそういう嫌なムードとかね 嫌なことっていうのが発生しない環境になっているわけですよ
これが夏フェスっていう場の説明になります。 もうねジェネリック青春あと味わうだけっていう下地が整った状態になったんですけど
それじゃあ実際フェス会場で味わうジェネリック青春とは何なのかっていう話で 主に夏フェスで味わえる体験っていうのが4つあって
それが音楽とフェス飯とおしゃれ あと企業ブースなんですよね
で音楽フェス飯おしゃれってねこういうのを自由に楽しんで会場全体でそれを楽しんで いますよっていう共有する
その感じはもうすでにジェネリック青春になり得るんですよ さっきも言ったように来場者のほとんどがニッチな好みを持っている人たち
しかもその大人だらけですから 多少ずれていたりとかねもしかしたら違うことしてても
それぞれが尊重し合う土壌みたいなのが出来上がってて で楽しむっていう気持ちで全員臨んでいるんで
もうハッピーな感情しか起こり得ない そんなジェネリック青春ならではの雰囲気を味わえるんですよ
好きなアーティストを聞いたり もしくはね全く聞いたことないアーティストを発見してそれを楽しんだり
フェス飯でねいろんな場所にある美味しいものを食って 中にはアーティストの推薦したご飯とか
もしくはアーティストが考案したメニューみたいなものもあったりしてね これを記念にちょっと食べてみるかってやったらその食べ物の組み合わせが意外に美味しくて
家でも後で作ってみようとか あとはオシャレもね
普段着ないような服フェスでしか着ない服をそこで着れたりしますし それもどんな服装でも許されるんで
別にオシャレ興味ない人は ただの無地の t シャツを着てもいいし
本当何にしても許される大人にとっての自由な空間というのがそのジェネリック青春 の場で提供されるわけですよ
だいたいこの音楽フェス飯オシャレっていうのはだいたい想像できるじゃないですか どれぐらい面白いのかとかちょっと青春っぽい雰囲気になるのかな
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だから今日はあえて一つだけ企業ブースで青春体験ができるよって話を最後にしたいんです けど
企業ブースってあるんですよ共産のね 企業が自社の宣伝のために何かゲームを用意していたりとか無料で何かをプレゼントして
いたりとかもしくは販売普通にショップをやっていたりするんですけど それがね
文化祭さながらなんですよね 夏フェスっていう浮かれた場所にねそういう企業が参加しているわけですから
企業側もちょっと浮かれてるんですよ 堅苦しい雰囲気のお店ではなくてちょっとどこか
慣れ慣れしいと言ったら少しねマイナスなイメージになるかもしれませんが いい意味で肩の力が抜けたそんな店員さんたちがたくさんいるんですよね
そこで本当にイライラ棒みたいなゲームから フェス限定の色を持ったおなじみのアイテムとかね
あとはビールだったりポカリスエットだったりそういった飲み物食べ物そういうのを 売ってたりしてそれを自由に飲んだり食べたりしながらフェス会場を歩くって
これはね文化祭なんですよ 文化祭の追体験を大人になってからできるのは夏フェス会場だけなんですよね
もう今年の夏フェスはだいたい終わってしまってないんですけど 来年夏休み何か予定ないかなって入れる予定
あまり思いつかないなって人がいらっしゃったらぜひこの夏フェスっていうのをね 選択肢に入れていただければと思います
そして企業ブースで脇目もふらずね大人なのに子供みたいに楽しんで 一夏の思い出にしていただければね
これも青春をどの年齢になっても味わえるジェネリック青春だったんだなっていうふうに 体感してもらえると思うんでぜひ味わってみてください
そんな感じでね 最近スイートラブシャワーっていう夏フェスに行ったんで この夏フェスが面白いよっていう気持ちをどうにか伝えられないかと思って
今日は話したんですけど あんまり変なことは言えなかったんですが
ジェネリック青春っていうものをね どうか今日心に留めて来年は夏フェス参加してみようかなって そんなふうに考えてみてください
はい以上で今日の話終わります ご静聴ありがとうございました田山でした
B型ラジオ
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