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2023-10-04 34:15

Ep. 0: 41歳、お姉さん以上おばさん未満

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故郷と東京。 いろんな狭間を泳ぎ続ける2人がリフトオフ。

番組の概要と自己紹介
MAYO
Beside the Seaside
みなさん、はじめまして。
MISAKI
はじめまして。
MAYO
プレイングプロデューサーの永野真代です。
MISAKI
アートディレクターの髙橋美沙紀です。
MAYO
今、私たち2人は、それぞれ生まれ故郷、茨城の海辺の街と、東京とを行き来するような生活を送っています。
そんな中で、人も自称も生き方も、決して一面からだけでは捉えられないよね、と。
A面の裏にはB面、はたまたC面だってあるね、なんて語らうようになりました。
MISAKI
そんなBside Csideについて、ゆるい雑談を通して言語化してみたり、笑い飛ばしてみたりして、味わうことをシェアできないかと思って立ち上げた言語化雑談プログラムです。
大それたことは言えないけれど、生きるのがちょっと楽になるようなコンテンツをお届けしたり、コミュニティーが作れたりできると嬉しいです。
MAYO
というわけで、はじまりました。
MISAKI
はじまりました。はじめましたとも言うね。
MAYO
はじめましたとも言うね、確かにね。
二人の自己紹介
MAYO
じゃあ、美沙紀さんから自己紹介をお願いします。
MISAKI
私は今、アートディレクター兼デザイナーという職業をしていて、主に東京で企業のプロモーションに関わるツール、
わかりづらいかもしれないけど、例えばポスターとか、あとパンフレットとか、あと映像とかウェブサイトなどを作る仕事をしています。
MAYO
結構多岐にわたるんですね。
MISAKI
結局デザインって、最終的に何作るかっていうのは目的によってそれぞれだったりするから、
何を作ってるってはっきり断定して言えないんだよね。
MAYO
逆にすごいね。紙から映像からウェブまで。
MISAKI
でも結構、これ作りたいからお願いされるっていうことが多い、
っちゃあ多いから。
結構、パンフレット作れますか?とかウェブサイト作れますか?っていう聞かれ方をする。
まあ、とりあえず全部できたりするから受けてるみたいな感じで、
多岐にわたる仕事をしてて、もともと美大を卒業した後に東京のデザイン会社に就職して、
そこで製薬メーカーとか食品メーカーのパッケージデザインっていうのをしてて、
パッケージデザインをすると、よく売り場とかで見たことないかな?
なんかさ、ボードみたいな、こういう商品ですみたいな。
MAYO
大きく、ドラッグストアにあるような。
MISAKI
そうそう、ああいうツールを作ったりとか、それ結構プロモーションツールって呼んだりするんだけど、
そういうのを作ったりとかしてて、そこの会社で12、3年勤務して、
それでその後は独立して、自分でもデザイン会社を立ち上げたりっていうので、
何年かやってたんだけど、ちょっとここ2、3年でなんやかんやありまして、
今はフリーランスで活動してるっていう状態。
あとはフリーランスになると結構自由に動けるようにもなるから、
最近は東京と地元行き引きしつつ、今まで自分がやってきたデザインっていう仕事を地方でどうやって還元できないかなとか、
そういう活かせる領域っていうのをちょっと探ってるっていう感じ。
簡単に言うとこんな感じですわ。
あなたはどうなの?
MAYO
私は家業の3代目のアトツギ兼、いろんなことをプレイングプロデュースしたいなと思っている輩です。
家業は茨城の旅館で、ただ娘には継がせないっていう父のポリシーがあったんで、大学。
男にしか継がせない。
MISAKI
そういうことなの?そういう意味なの?
MAYO
女には継がせないっていうこと。
MISAKI
そうなんだ。
お兄ちゃんとかいるんだっけ?
MAYO
いる。
MISAKI
いるはいるんだ
MAYO
いるんだけど、結果継いでないんだけど、
女には継がせない、娘には継がせないって言われたから、
小さい頃から旅館以外のことで身を立てなきゃってずっと考えてて、
その中でテレビのドキュメンタリー作れる人になりたいなっていうのが夢であって、
そこから逆算して、あの大学行ってみたいなっていうのもあったりして、
で、本当に夢叶って東京のテレビ局に就職できて、勤務したっていう感じ。
そこでは主に報道畑で記者とかディレクターとかプロデューサーとか、
いろいろしましたっていう感じで。
MISAKI
プロデューサーってさ、ちょっと私の業界ではあんまり…。聞くけど、
プロデューサーって何してるのかなっていう。
MAYO
本当だよね。
MISAKI
自分で別に作ってる人ではないじゃない?絶対。
プロデュースっていうぐらいだから。
MAYO
何してんのって話?
MISAKI
そう、何してんのっていう話。
いるけどね、撮影の現場でもさ、この人は何の人なんだろうっていうのが、
結構うろうろしてたりとかするけど。
現場監督みたいな。
MAYO
そうだよね。
そのプロジェクトの管理者、指揮者みたいな。
オーケストラで言えば指揮者みたいな。
MISAKI
一番トップって感じなの?その…監督?
MAYO
そうだね。責任者でもあるので、何か問題が起きればスライディング土下座しに行く人っていう感じ。
MISAKI
やっぱり矢面に立つんだね。
MAYO
そうだね。本当に様々な業界でプロデューサーっていう言葉使われてるから、
業界によってきっと違うし、会社によっても違うし、プロジェクトによっても違うんだろうけど、
私が経験したプロデューサーは、責任者であり、指揮監督する人。
で、実際のディレクションだったりは、またプロフェッショナルがいる。
MISAKI
いるっていうことなんだよね。結構細分化されてるよね。やっぱり大企業だけあって。
MAYO
そうだね。これが多分東京のマスコミの一般的なプロデューサーの姿かも。
MISAKI
それはね、結構うちの業界もそうかも。こんなとこあるから。
MAYO
プライベートで言うと、小学生の子供が二人いて、都内で子育てしてるんだけど、
茨城にいる父が、ちょっと介護が必要な状態になってしまって、
それをきっかけに東京と茨城の往復生活をしていると。
つまり、二拠点ダブルケアラー状態で。
MISAKI
どんだけダブルなんだよって。
MAYO
確かに。本当だ。本当だ。
MISAKI
二拠点でダブルってすごいよね。あんまり聞かない。
MAYO
確かに。どんだけダブルなんだろう。本当だ。今気がついた。
MISAKI
聞くだけでちょっと肩が重い。
MAYO
本当だね。私も本当に身が重いし、そこに私は家業っていうものもくっついてきちゃってるから。
MISAKI
そこは何とかしなきゃいけないっていうのはあるんだ。
MAYO
そう。維持するにしてもどういう形があるのかとか、
閉じるにしてもそれなりの労力が必要だったりとか、
そういうことを一回きちんと考えたいなと思っている状態で。
いろいろやっているうちに地域、自分たちのふるさとにもちょっと興味を持ってきているなという感じです。
二人の共通点って改めて言うと何だろう?
2人の共通点
MISAKI
共通点…。同じ中高を出たっていうのがまず共通点よね。
MAYO
そうね。私たちは同じ茨城の中高一貫校を卒業した同級生のアラフォーで。
MISAKI
アラフォーだね。
MAYO
アラフォー女子で。
MISAKI
今年だから41歳になる年で。
MAYO
東京とふるさとである茨城を行き来している二拠点生活中であって、
こんな番組を立ち上げるぐらいだから言語化雑談が好きっていう。
MISAKI
好きっていう。
MAYO
この3つが。
MISAKI
そうね。その辺が共通点か。意外とあるね。ないと思ってたけど。
MAYO
そうなんだよね。実はこんな番組立ち上げておいてなんだけど、
二人は中高から仲が良かったかっていうと。
MISAKI
そう。一番の友達だけでは絶対なかったよね。
MAYO
無二の親友で朝から晩まで一緒にいるとかいうのでもなく。
MISAKI
だから家業あることも知らなかったかもしれないな。
MAYO
そうかも。
MISAKI
だからそれぐらいの感じ。
コミュニティーとしてはあれか。
グループとしては近いところにいたけど、全然話すこともするけど、
やっぱり日常的にそばにいるっていう感じではなかったね。
MAYO
そうだよね。
なので、すごく言語化能力すごいな、かっこいいなっていうのは、
中高時代からもちろん感じていたけれど、
こんなに雑談できるんだっていうのは大人になってから知って、
すごいそれは嬉しかった。
MISAKI
それはそう。言語化とかボキャブラリーが豊富だなっていうのは、
私は当時から思っていて、あなたに対して。
MAYO
本当?
MISAKI
私はもう忘れない、本当に。
卒業文集の。
MAYO
何書いたっけ?
MISAKI
わかんないけど、将来の夢ってなった時に、
自分が10年後とかどうありたいかっていうので、
スタンスっていう言葉を使ってて、
MAYO
カタカナ。
MISAKI
そう。
その時、自分のスタンスを大事にして生きていきたいです、
みたいなことを言ってたような気がするの。
私は初めてそこでスタンスっていう言葉を知ったし、
18歳でスタンスっていう言葉…?へ〜、よし、(私もこれから)使おうって。
MAYO
本当に、ゴーイングマイウェイ感が出てるね。
MISAKI
そう、なんか際立ってた、浮いてた。
MAYO
ちょっと待って、それは訂正したいな。
別に2人とも目立つキャラ、メインキャラクターとかではなかったよね?
MISAKI
ないね。
MAYO
そういう人たちを「わーすごい」って見てる側ではあったのはあったよね?
2人ともね。
MISAKI
見てる側ではあったし、
思春期のあれはね、ちょっと。
MAYO
そうね、確かに。
そういう話、青春時代、幼少期、
それから今現在の中年期に至るまでの間で、
こういうモヤモヤしたりとか、ジリジリしたりとか、
壁を感じたりしてきたこととかを、
言語化によって消化してみたり、
お焚き上げしてみたりできればなと、
この番組では思ってます。
MISAKI
本当そう。
そういうのが、
意外と…私は、特に思春期だけど、
みんなこう思ってるっていうのも知る手段もなかったから、
ないじゃん、話さないし。
なんとなく感じてはいたかもしれないけど、みんな。
でもそれを共有したりとかしなかったから、
結構ね、同じこと思ってるんだって思うと、
なんか生きられそうな気はするっていう。
MAYO
本当そう。
それはちなみに美沙紀さんは、青春時代だけ?
思春期時代だけ?
それとも今も?
MISAKI
ひどかったのはやっぱ、
10代かなっていう感じが、
それこそ中高の時は、
別に生きづらいとまでは言わないけど、
なんでこうなんだろうな、自分って、とか、
自分ってどうやって生きればいいのかな、
っていうのは思っていたから、
ちょっと自分がはみ出ている感覚もあったから。
MAYO
それをうまくシェアもできなかったし、
内省も難しかったし、
言語化ができなかった。
MISAKI
できてないし、
あとはちょっとわかってもらえなくてもいいかな、
っていう風に思ってた。
MAYO
なるほど、かっこいいな。
MISAKI
いや違う、わかんないだろうなって思ってた。
MAYO
なるほどね。
大人になった今、もやもやすること
MISAKI
みんなはうまくやっているように見えたから。
MAYO
なるほど。
MISAKI
ほんとそうよ。
MAYO
確かに、多かれ少なかれ思春期はあったよね。
MISAKI
あったあった。
MAYO
どう、青年というか、大人になってから?
社会人になってからは?
MISAKI
社会人になってからは、
思春期に味わったことを引きずっている感じ。
っていうのが一番近いかな。
引き続き?
引き続きみたいな、
結構自分に関することで悩むことが多い。
MAYO
例えば?
MISAKI
だから自分に求められる役割っていうので、
結構もやもやしたりするから。
MAYO
役割?
MISAKI
直近で言うと、
女性向けのパンフレットとかカタログのトーン、
全体的な雰囲気にしたいから、
っていうので私に声がかかったんだけど、
それでいいのかなっていう。
確かに性別的には女性ではあるんだけど、
あるじゃん。
じゃあ女性が本当に女性向けのデザインって言われると、
どうなの?っていう。
MAYO
なるほど。
女性向けのプロジェクト、
女性に振っとけばいいでしょ、問題ね。
MISAKI
そうそう。
そういうやつとかがあるとだから、
ちょっともやもやするかなっていう。
自分が女性として認識されることにちょっと、
昔からあれかも。
違和感がある。
MAYO
面白い。
そういう話も聞きたい。
MISAKI
あなたはあなたで、
多分抱えるものがあったんでしょう。
私からは全然当時は見えてなかったけど。
MAYO
そうなんだよね。
だからこの縁がすごく素敵だなと思って。
中高時代も、
お互いの言語化能力に才能を感じているのに、
そういう機会はなく、
大学時代も時折会えてたけど、
そういう仲にもならず、
今このアラフォーになって、
こういう話ができるっていうのすごくいいなと思って。
MISAKI
本当だから。
縁だよね。
MAYO
縁だよね。
MISAKI
あと本当にタイミングにだったのかなとも思うけど。
MAYO
そうね、タイミングあるよね。
でも私はこのタイミングを逃すまいと思って、
ポッドキャストに誘ってみた。
MISAKI
あ、そうね。
MAYO
そう、そう、そう。
MISAKI
私、そう、
誘われたからやってるっていうところがあるんだけど、
そうだね、
そもそも、
真代さんは、
なんでポッドキャストっていうか音声配信をやろうと思ったのかっていうのを、
そういえば聞いてないなと思って。
MAYO
そうね。
誘ったからにはね。
MISAKI
そうそう。
MAYO
喋らなきゃ。
もともと雑談の中で言語化するっていうのが大好き。
大好物。
MISAKI
そうなんだね。
MAYO
私もやっぱりなんかこう、
ポッドキャストをはじめた理由
MAYO
まず感情というか、
なんか沸き立つ何かがあるが、
それを言語化するっていうのに、
時間がかかるというか、
MISAKI
そういうのは分かる、分かる。
MAYO
その工程も好きだったりして、
こういう言葉が嵌まるのかな、
いや違うな、これかも、みたいな。
MISAKI
でもそうね、悩んだ時とかもやもやする時に、
やっぱり自分で説明つけるために、
MAYO
そう、そう、そう。
MISAKI
するよね。
MAYO
その過程がまだ引き続きもやもやしてる状態だから、
嫌だって思う時もあったかもしれないけど、
比較的やっぱり好きで。
MISAKI
好きって言えんだね。
MAYO
そうだね。
もやもやを言語化するのが好きな人間ですと。
でもまあ、そんなことに付き合ってくれる人って、
少ないっていうか、いないっていうか。
MISAKI
そうだよね。
今聞いてて思ったけど、
めんどくさいと思うんだよね。
こっちの精神が、やられる…
なんでそんな…考えすぎじゃないとか言われない?
MAYO
うん、言われる言われる。
そう、ほんと。
美沙紀さんも言われた?
MISAKI
言われる。
なんで…そこまで考えなくてもいいんじゃない?
みたいなことをすごく言われる。
言われたから。
だからやっぱ話せる人、話せない人っていうのは出てくるよね。
MAYO
出てくるよね。
そうなの。
MISAKI
でも好きって言ってたじゃん、そういう作業が。
私は別に決して好きでもないんだけど。
MAYO
そうなの?
こんなに才能にあふれてる。
確かに。
そうかも。
MISAKI
だって苦しいじゃん、やっぱ。
MAYO
そうだね。
MISAKI
なんか忘れられるんだったら忘れて、
なんとかごまかして生きていければ楽なのかもしれないけど。
MAYO
そうかも、そうかも、そうかも、そうかも。
MISAKI
なんで納得させるっていう、これはこうだったんじゃないかとか。
しかも結構一回で答えも出ないじゃん。
MAYO
出ない。
MISAKI
その度に思い返してさ、思い出して。
あれはこうだったからじゃないか、みたいな。
MAYO
確かに。
確かにそうかも。
MISAKI
自ら傷つきにいくようなことをするんだろうっていうのはちょっと思ってた。
MAYO
確かに。
MISAKI
癖。好きというか、癖なんだよね。
MAYO
志向というかね。
MISAKI
そう、志向。
MAYO
そうだね。
そういう志向性のある人間ですってことか。
そうかも。
好きな瞬間は、言語化がパチッとはまった瞬間。
MISAKI
それは気持ちがいい。
MAYO
気持ちがいい。
MISAKI
自分なりの回答が出た瞬間でしょ。
MAYO
ああ、これ!っていうのは、そこが気持ち良くは、ね。
MISAKI
確かに。
それはわかる。
MAYO
でもそう、みさきさんが今言った通り、そんなめんどくさいことに付き合ってくれる人はいないので、
私にとってそういう場がポッドキャストだった。
ポッドキャストと言語化の価値
MAYO
コードキャストをリスナーとして聞いて、
すごく言語化が得意な人たちが最近パーソナリティをしている番組があるから、
それを聞いて、そうそうっていうふうな感じで消化していったり、
お焚き上げしていったりしたんだけれど、
ポッドキャストってすごくその面ではプロに言語化を手伝ってもらうから、
ラグジュアリーなんだけれど、一方で片道切符ではあるかなっていうふうに思っていて、
こうやって双方向で喋れる友達って本当に貴重だなと思って。
MISAKI
そうだね、なかなかいないもんね。
こういう話してもいいのかなっていうのもあるし。
MAYO
だからね、2人だったらファミリーレストランで、
ファミレスで何時間でも喋れるみたいな、2人の波長がバチッと合うときとかね。
MISAKI
確かに。これやろうって何回か話したりもしたじゃない。
そんな感じだったもんね。多分何時間でもいけるんだろうなっていう予感はした。
MAYO
したよね。でも本当にその時間が楽しくて、
だから別に2人でファミレスでダラダラ喋るだけでもよかったんだけど、
自分自身が結構ポッドキャストに救われたっていう思いがあるから、
もしこの2人の言語化雑談が誰かの役に立つんだったら、
さらにいいなあと思って。
MISAKI
そうだね。自分も楽しめて、お互いに消化っていうか、
成仏。
MAYO
成仏。
MISAKI
成仏できて、しかもそれが周りまで波及していって、
同じように成仏できる人がいるんだったら本当にいいよね。
MAYO
いいよね。
MISAKI
過去の経験から言っても。
MAYO
ありがたいです。そんな風に付き合ってくれた美沙紀さんですが、
なんでいいよって言ってくれたのっていう。
MISAKI
そうなんだよね。確かに。でもそう言われて思うと、
ほら私フリーランスでデザイナーしてるって言ったけど、
あ、話結構長くなるけどいい?
フリーランスでやってるんだけど、
制作室っていう屋号でやってるの。
なんでそんなありふれたというか、
匿名性の高い屋号にしたかっていうと、
あなたの会社の制作部とか制作室みたいな、
隣にある部署みたいな感じで、
相談してくださいねっていう、そういう気軽さ。
それに私も伴走していきたいしっていう、
そういう思い、意図があって、その屋号にしたんですね。
でも結構、気軽に話しかけてくださいって言ってもさ、
お前のことよく知らないしみたいな。
ことが結構あるし、私は大企業に勤めたことがないから
あんまり分かんないんだけど、でもよく聞く話だと、
隣の部署が何やってるか分かんないとかっていうのも
ある話なんでしょ。隣の部署だから近いようで遠いみたいな。
でも確かにそういうのもあるよなと思って、
気軽に声かけてもらうには、自分がどういう人かっていうのを
発信していかなきゃいけないのかなって思って、
もともとはそういうのをフリーペーパーを作って、
年4回くらい発信してたの。
自分がこういうことを普段考えて、こういうことに興味があって、
仕事とか生活してますみたいなのが分かってもらえるような。
っていうのをもともとやってて、
ここ最近のテーマは自己開示みたいなのをしていこう
みたいなところがあって、その時に真代さんに
こういうポッドキャストやろうよみたいなことを言われたから、
それは結構私の今のムードと合致するなみたいなところがあって、
手段が紙ベースのフリーペーパーから音声になったっていうだけで。
MAYO
なるほど。タイミングや。
MISAKI
そう、タイミングだった、本当に。
昔だったら、だって私そもそも書き言葉は結構得意な
自負はあったけど、話すってことに対してはなかったから、
自信が全くない。考えるけど、
考えたことをこの口を通して伝えるっていう神経はぶち切れてたんで、
多分やってないと思う。もしちょっとタイミングが違かったら。
MAYO
そういう自分のキャリア上の目標というか、
自己開示っていうテーマもあったし、
その年齢的なものってある?
MISAKI
年齢的な?
MAYO
なんか私…。いい?
MISAKI
いいよ。
MAYO
私も今の話聞いてて思ったのは、私も喋るの得意じゃなくて。
MISAKI
そう?
MAYO
だから裏方なの。
MISAKI
なんかそう見えないけどね。
MAYO
そうなんだ。だから裏方が好きだし、天職だと思っていて。
ただ裏方をやればやるほど、誰かの、それこそ誰かの言語化のお手伝い、
誰かの映像化のお手伝い。
MISAKI
そうだね。裏方ってそうだね。
MAYO
何なら相手にも憑依するくらいの気持ちの時もあって、
寄り添って、それくらい寄り添って、こういうことですか?っていう風に知っていく。
もちろんメタ認知もして、引きでも見るんだけれど。
自分自身を取り戻す
MAYO
そういう作業しているうちに、自分っていうのがよく分かんなくなっちゃって。
MISAKI
へー。
MAYO
なんか私の人生。
MISAKI
寄り添ってるうちにってこと?
MAYO
そうそう。私の人生だけど、人の人生のことばかり。
全然いいんだけど、人の人生の役に立つことばかり考えていたら、
あれ自分の人生なのに自分で舵取ってないな感もあったりして。
仕事だけじゃなくてもしかしたらケア責任もあると思うんだけど、
常に子育てもあったり、介護もあったりで、誰かのために動いてる感がすごくあって。
一回自分を取り戻す時間が欲しいなって思ったのが今の時期だったんだよね。
MISAKI
そうなんだ。
それがちょうどこの40っていう。
MAYO
そうそう。あと、その40っていうのがまさにもうおばちゃんなんだから。
MISAKI
うん。
MAYO
羞恥心とかもうええやんみたいな。
MISAKI
私もだから、確かに今まで自分のこと話すのって恥ずかしいというか、
そんな話すだけの能力持ち合わせていないわみたいなね。
話題もないしみたいな。
そういう人たちを見て恥ずかしいなって思ってたくらいだから。
っていうのがあったんだけど、やっぱり40になって恥も外聞もないというか、
とりあえず自分が興味あることだしやってみようみたいな。
MAYO
そうなの。
MISAKI
とりあえずみたいな。
MAYO
チャレンジ精神も湧いてきたし、やったことないことをやってみたいって思う気持ちも湧いたし、
その恥も外聞ももういいんじゃないっていう感じになってきたのがちょうどこの40。
MISAKI
そうかも。
諦めて楽になった
MISAKI
いい意味で別に他の人の目もそうだし、自分の目もそんな気にしなくなってきたかなっていう。
MAYO
なるほど、そうかもそうかも。そういうことか。
MISAKI
そう、それもある。
MAYO
確かに、人の目も気にしないし、自分の目も気にしなくなった。
MISAKI
そう、私結構そういうところ強いから、昔から。
MAYO
どっちの方が強かった?ちなみに、人の目と自分の目。
MISAKI
自分の目。
MAYO
そうなんだ。
常にもう一人自分がいる感じ?
MISAKI
いる感じ。で、常にお前ごときがみたいなことを言ってくる感じかな。
MAYO
黒美沙紀がいるんだ。
MISAKI
黒美沙紀っていう、そうね、批判的なやつがいるね。確かに常にいた感じがする。
MAYO
ニヒル美沙紀というかなんだろうね、皮肉屋でもないし、ちょっと斜めから見てる感じの自分がいるってこと?
MISAKI
よく言えば斜めからだけど、面白く話せるような斜め目線でもないっていうか、ただただ人を傷つけるような。
MAYO
自分の中にいるんだ。
MISAKI
いるし、今でもたまに出てくるから、いけない、いけないって思ったりする。
MAYO
それわかる気がするな。
それに乗っ取られるとダウナーに行くよね。
MISAKI
定期的にダウナーな。
MAYO
我々の共通点も一つあった。定期的にダウナーになる。
MISAKI
しょうがないなと思って、それはもうやり過ごすしかないから。
MAYO
本当だね。
MISAKI
弱ってんだよな。
MAYO
そういう自分のいけてないところとか、どうしようもないところも含めて受容できるようになってきたよね。
MISAKI
そうだね。本当に楽になるっていう、周りから言われてたけど、先人たちの、女の先輩とかから。
MAYO
40すぎると楽になる。
MISAKI
そうそう、よく言われるじゃん。でも確かにそうだなっていうのも実感しつつあるっていう感じ。
MAYO
本当だね。なんでなんだろう。
MISAKI
本当、諦めにも似た。
MAYO
なるほど。諦めきれなかったんだ、青春時代って。
MISAKI
多分。だからじゃない?理想を抱いてたのかなっていう気もするけど。
MAYO
そういうことか。諦めか。ってことは諦めも悪くないよね。
いい諦めと悪い諦めか。
MISAKI
諦めっていう言葉でいいのかどうかっていうと、もっとハマる言葉がありそうな気がするけど。
MAYO
もし今日の間に見つかってもいいし、次回以降で見つけてもいいし。
いい諦めと悪い諦めって終わっちゃってもいいけど、諦めって言葉まだバチっとこないね。
もうちょっとポジティブなんだよな。
いいね。こういうのがしたかったな。
MISAKI
めんどくさいもんね。
MAYO
めんどくさいって言われたことある?
MISAKI
しょっちゅうしょっちゅうそんなの。
MAYO
同僚とか家族とか?
MISAKI
同僚とか、よく一緒に仕事するスタッフとか。家族は聞いてくれない。
家族にも相性ってあるよね。
一人だけ浮いてるもん。
もうダメだ私。
家族の集まりとかほんとダメ。
この前も家族で一緒にご飯食べに行こうってノリになったんだけど、同じテーブルに座ってらんないっていう感じ。
居心地が悪い。
タバコ吸えるもんだったらほんと吸えたらよかったって思う。
MAYO
それで気分変えたらこの場にいれたのに、って?
MISAKI
そう、あとは席外せるじゃん。
MAYO
なるほど。
物理的な距離もね。
MISAKI
ちょっと外でタバコ吸ってくるわみたいな。
が、できるから吸えりゃよかったと思うときがあるぐらいだから。
MAYO
血縁も話してみたいよね。
MISAKI
なんでこんな仕上がりになったのか。
MAYO
いろいろ話したいテーマほんとにいろいろあるけれど。
MISAKI
多岐に渡って。
MAYO
今日はエピソード0ですから。
こんな2人が話していくトークプログラムですってことで。
紹介までにしときましょうか。
MISAKI
こんな感じで次回以降も続いていくんでしょ。
MAYO
続く限り。
続けたい。
MISAKI
テーマもあるようでないんだかみたいな。
MAYO
そうだね。
MISAKI
頭には浮かんでるんだけど。
一応認識はしてるんだけど、
ちゃんとそれに沿った話ができるかどうかはちょっと。
MAYO
横道外れて。
MISAKI
戻ってこないパターンもあるし。
奇跡的に戻れる。
MAYO
奇跡的に戻れる回もあったり。
絶対そういう感じになると思いますが、
ぜひお付き合いいただけたら嬉しいです。
このあたりで今回は締めたいと思いますが、
番組では皆様からもお悩みやエピソード、トークテーマ募集しています。
ぜひメールアドレスに送っていただけたらなと思っています。
メールアドレスは、bcside2@gmail.com です。
ぜひ送っていただけると嬉しいです。
MISAKI
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それではまた次回。
34:15

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