1. 鈴木敏夫のジブリ汗まみれ
  2. ゲスト:高萩宏さん 高萩 宏..
2009-10-20 25:52

ゲスト:高萩宏さん 高萩 宏さんが、れんが屋へ!

伝説の劇団「夢の遊眠社」を、野田秀樹さんと立ち上げた高萩 宏さんです。

信じてもらえないかもしれませんが、鈴木さんは意外に、臆病なところがあるんです。
ジブリのスタッフや勝手知ったる映画業界の人だと、もう傍若無人! その人の人生までも手のひらでころがしてしまうのに、初対面の人、しかもヒトカドの人物が相手だと、とたんに臆病になるんです。
何を話したらいいんだろうって!

そう、たぶん鈴木さんにとって、誰かとの対話は剣豪の果たし合いみたいなもの。
話が面白くなるか? つまらなく終わるか?
相手の人に何が対話の収穫を持って帰ってもらえるか?
なにより、そんな対話のなかで新しい自分が生まれるか!?
鈴木さんが臆病になるのは、きっとそんな果たし合いです。
そう、今夜れんが屋で鈴木さんが相対しているのは、どうやらそんな剣豪みたいです!

この夏、『僕と演劇と夢の遊眠社』という本を日本経済新聞出版社から出版した高萩 宏さん。
あの伝説の劇団「夢の遊眠社」を野田秀樹さんと立ち上げ、その後も東京グローブ座や世田谷パブリックシアター、東京芸術劇場などをプロデュースしてきた、ヒトカドもフタカドもある人物です。
果たしてふたりの剣豪の果たし合い、いや、対話の行方やいかに……。

ていうか……あの……鈴木さん、高萩さんは夢の遊眠社なのに、井上ひさしや寺山修司の話が、ちょっと長すぎないですか?
なんて、誰もがそう思うときほど、鈴木さんは真剣です。
相手が痺れを切らせて飛び込んでくるのを待つ!

机 龍之介と眠 狂四郎を師と仰ぐ鈴木さんは、決して自分から切り掛かっては行きません。
そして、れんが屋での対話が面白くなるのは、こんな夜です。

……果たし合いの途中ですが、今夜は時間となってしまいました。
この続きは、また来週!
25:52

コメント

スクロール