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Pew Research Centerがアメリカの人気上位451番組のポッドキャストを対象にしたレポートを発表しました。
今回はこのレポートの中から一部をかいつまんで紹介します。
人気ポッドキャストのジャンルは、トップは実際に起きた犯罪事件や未解決事件に焦点を当てたトゥルークライムで、24%と圧倒的な人気ジャンルとなっています。
あとは様々なジャンルに分散している傾向ですが、複数のトピックを扱う番組も20%もあります。
トゥルークライム番組は日本ではまだ番組が多くないのが現状ですが、今後人気が出そうな予感はありますね。
人気ポッドキャストのうち、ニュースや時事問題に特化しているものは、15%はニュースに焦点を当てており、18%は報道機関と提携していることがわかりました。
これは日本でもこんな傾向を感じさせる結果だと思います。
人気ポッドキャストの音声以外のコンテンツは、リスナーを惹きつけるため、ポッドキャスト以外の方法も試している番組が多いことが明らかとなりました。
ウェブサイトを所有が73%、動画を用意が51%、ディスカッション用のフォーラムを用意が8%となっています。
特にポッドキャスト収録風景を録画した動画は人気があるそうです。
日本ではウェブサイトというより、ツイッターなどのソーシャルアカウントが活用されている印象ですね。
人気ポッドキャストの配信状況は、ほとんどが主要配信プラットフォームで利用できるようにしているのは納得の結果です。
興味深いのは8%が一つのプラットフォームで独占配信されていることです。
日本ではまだここまで独占配信の番組は多くないように思いますね。
人気ポッドキャストのホストの人数は、ホスト1名の番組が多く58%、ホスト複数人の番組は37%とのこと、
ホスト1名でゲスト1名を招くスタイルが定番となっています。
あまり多くの人間が登場すると声だけで区別しにくいということもあるからでしょうかね。
この統計は日本でも同じ傾向があると思います。
人気ポッドキャストのエピソード時間は、20分未満はわずか6%、20分から50分は最も多く54%、1時間以上は37%となりました。
僕も1時間前後のポッドキャストを聞くことが多いのですが、再生速度を1.5から2.0倍にして聞くので実際かかる時間は少ないんですよね。
僕のように再生速度を上げてしまう人が多いのか、それとも1倍速で聞く人が多いのか、このあたりの調査結果も知りたいところです。
人気ポッドキャストの更新頻度は、毎日更新は6%、週に1回以上エピソードを公開が過半数を超えています。
人気ポッドキャストを対象にしていることもあり、かなり更新頻度は高い傾向が見られますね。
日本でも週1配信のものが多いように思います。また参考になる資料があれば紹介していきますのでお楽しみに。ではまた。