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2024-06-12 14:14

#S36 『遠慮セックスレス』を引き起こす『恥』のメカニズムとは?

夫婦がお互いに遠慮することで生じる「遠慮セックスレス」。そこにまつわる恥のメカニズムをお話しします。


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アツの夫婦関係学ラジオショート。今回は、遠慮セックスレスが引き起こす恥のメカニズムということで話をしようと思います。
これは何なのかというと、セックスレスの原因の一つですね。お話を聞いているとたまに出てくる話なんですけど、
お互いに夫婦が遠慮し合ってしまって、結果、お互いにしたくないと、お互いにしたくないんだから、もうするのはやめようというふうに
勘違いをしてセックスレスに陥ってしまうというのが起こるんですね。これがなぜ起こるのかということと、どうすればいいのかについて話をしようと思います。
具体的にどういうことかというと、例えば妻が夫をセックスに誘うと、滅多にないと思うんですけど、
結構あるんですよね。結構あって、男性からの方が多いんだけど、女性からも誘うってことはありますと。
その時の夫が誘いを断ると、
なぜ夫が断ったのかというと、単に疲れていただけとか、もしくは過齢でなかなか年を重ねてくると、なかなかそういう気にもならなくなってくるわけですよね。
テストステロンが男性ホルモンのテストステロンが性欲に大きな影響を与えているので、どんどん下がってくるんですよね。
30代ぐらいからどんどんバーンと下がってくるので、そういう気にもなかなかなりづらくなってくるんですよね。
あとは、単に疲れていただけ。疲労が結構多いんじゃないかなと思うんですけど、そういったことがあると、夫としては別に何の悪気もなくて、ただ疲れていただけで、
妻が嫌いとかしたくないとかっていうわけでは全然ないんですよ。 だけどそういった都合で、ごめんちょっと今日は無理なんだとか、いやちょっと今日は無理だなとか、
みたいな感じのアクションを取ると妻が非常に傷つくわけですね。 多分同じような体験された女性も多いと思うんですよ。
勇気を出して夫を誘ってみたんだけど、なんかすごい冷たくされたっていう体験が結構あると思うんですよ。
だけどそこを紐解いてみると、妻のことは嫌いとか、お前なんかだけねえよとかって言ってるわけじゃないと思うんですよね。
というわけじゃなくて、単に疲れていたとか、ただ年をとってきてて、男性ホルモンが非常に少なくなっているとか、
なのでそういう気持ちになかなか持ってきづらくなっているとか、っていうだけのことが結構あったりするんじゃないかなと思うんですよ。
逆にこれは逆バージョンも起こってて、 夫が妻を誘うだけど妻が断るというケース。
こっちの方が結構あるんじゃないかなと思うんですけど。 なんで断ったのかというと、夫のことが本当に嫌いだったら別ですよ。
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本当に嫌いだったら別だけど、今回の話はお互いで遠慮してセックスレスになっちゃうという話で、
妻が本当のことを嫌いだったってわけじゃなくて、単に生理だったとか、もう体調が悪かったとか、もうすごい疲れてたとかね。
たとえば平日の1日、お子さんがいらっしゃったりするとすっごい忙しいじゃないですか。 朝からご飯を作って片付けて、子供歯磨き仕上げして、
小学校の準備は全部整ったか、大丈夫か、宿題終わったかと言って送り出してみたいな。 その後仕事をして、で帰ってきたら夕飯作って食べさせて片付けて風呂入れてみたいな。
もう永遠に回り続けるメリーゴーランドみたいな感じの生活になると思うんですよ。息つく暇もないみたいな。
残された時間は夜寝る前のわずか30分みたいなね。っていう生活って結構多いと思うんですよ。 僕らもそういう感じだったりとかしますし。
で、そういうもう何もかもをもう出し切ってしまって疲れ切ったその後にしようって言われても、ちょっとごめん、そんな気になれないっていう風に言ってしまうケースは多いと思うんですよね。
で、これってそんな気にはなれないっていうのは、あなたのことは嫌いなんだ。だからそんな気になれないっていうんじゃなくて、
いや疲れててどうしようもないんだって、もう1日ものすごい疲労感で満杯でもう何もできないんだっていう気持ちだったりすると思うんですよ。
なので嫌いなわけじゃないんですよね。ただ単にタイミングが悪かっただけだったりします。
だけど、これは先ほどの妻と同じで夫側も、自分は嫌われたのかとか、もう俺としたくないのかという風に思ってしまって、もう誘わなくなるっていう現象が起こる。
お互いにこう誘わなくなってしまうので熱意になってしまうという現象が起こってくるって感じですね。
で、そうなってくると肌の不礼が減ってきますよね。肌の不礼が減ってくるとオキシトシンというホルモンが分泌しなくなってくるので、
お互いに対する愛着というのが、もうなかなかこうちょっと芽生えづらくなってくるんですよね。
大切にしようっていう気持ちを引き起こすホルモン、オキシトシンがなかなか出なくなってしまうので、相手に対して存在な扱いをしてしまったりとかするようになる。
これは嫌いだからしているっていうよりかは、お互いへのオキシトシンの分泌が低下しているがために起こる生理的な反応なんですよね。
嫌いなわけじゃないんですよ。だけど存在な扱いをついつい体が勝手にしてしまう。
なぜなら肌の不礼が少ないかためにオキシトシンの分泌量が低下しているから。
で、そうなってくると徐々にコミュニケーションも減っていって、やっぱりあいつは俺のことは嫌いだからセックスはやっぱり誘うなやめようとか、
あの人はもうしたくないって言ってたし、やめようかな誘うなみたいな感じになってしまって、お互いに外に求めたりすることも出てくる可能性があるっていうことなんですね。
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じゃあこれなんでこんなことが起こっているのかっていうことなんですけど、僕は2つあるんじゃないかなと思ってて、
1つは恥のパワーに翻弄されているっていうこと、2つ目は性を不純なものとして認識しているっていうのが起こっているんじゃないのかなと思うんですね。
性を不純なものとして認識しているってのは分かりやすいと思うんですよ。なんかエロいとかいやらしいとか不適切とか汚らわしいとか、
そういう風なネガティブなイメージと性を結びつけている、夫婦のセックスを結びつけている場合っていうのは
それをしようとする自分に罪悪感を感じると思うんですよね。特に女性側はそういった罪悪感を感じやすいんじゃないかなと思うんですけど、
そういう風に性を不純なものとして認識すると、そんなことをしようとして断えてしまう。私はなんてダメなんだっていう風に、よりこう罪悪感が増してしまって、自尊心もどんどん下がっていくという現象が起こっていく。
恥のパワーについてなんですけど、これはなんで恥って起こるのかっていうのをちょっと考えて調べてみたんですよ。
恥ずかしいって思うじゃないですか。そのセックスを断られた時に、夫に対して断られた時、妻に断られた時に、
ああ、地味に潜りたいみたいな感じで恥ずかしくなったりすると思うんですよ。男性の場合は怒りという感情も出る人もいると思います。
なんでこういった恥ずかしいって気持ちが起こるのかというと、2つあって、1つは社会的評価を維持するため、2つ目は集団内の協力を促進するためというふうに言われています。
恥の進化の理由ですね。人間だけなぜこの恥という概念が進化したのかというと、恥ずかしいって思うことで周りから悪い評価を与えられずに済むんですよね。
なんであいつ変なことやってるなみたいなふうに思われなくて済むと。人間というのは社会的な生き物なので、多くの人々と協力し合いながらじゃないと暮らしていけない人間ですよね。
社会というのは小さな単位、大きな単位であっても、僕らが暮らすこの世界にはいくつも存在してますよね。家庭も1つの社会だし、
学校とか会社というのも1つの社会だし、地域コミュニティというのも1つの社会ですよね。
その中でハブライズに生きていくためには、社会的評価を気にする必要が出てくるわけなんですね。
そこで恥というのは自分の社会的評価を気にして、周りから悪い評価を与えられないようにするために恥という概念が進化したんじゃないかというふうに言われています。
これを家庭の中に置き換えると、家庭の中であいつ嫌らしいとか、あいつ気がらしいとかというふうに思われないために
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セックス自体を恥というふうに捉えるようになっていったんじゃないのかなって思うんですよね。
2つ目の集団内の協力を促進するためというのは、社会的評価が下がってしまうと協力してもらいづらくなってきますよね。
何なんだよみたいな、お前はちょっとおかしいから向こうに行ってろよとか、助けようという気にならなくなってくるというのが起こるんじゃないかなって。
もう一回家庭に置き換えてみると、家庭内における自分の評価を不健全なものにしないようにして、パートナーから軽蔑され、家族行動において非協力的な扱いを受けないためじゃないかなと思うんですよ。
自分の評価、自分に対する評価が、あの人汚らわしいとか不健全とか、というふうに思われないようにするとして、パートナーから軽蔑されてしまうと、家族が一緒に行動するときに協力的にしてくれなくなる、助けてくれなくなるから、そういった扱いを受けないために恥という考え方、感じ方、概念が家庭の中でも進化していったんじゃないのかなと思うんですよね。
じゃあこれどうすればいいのかというと、僕はこれも二つあるなと思っていて、一つは、性を健康的なものとして扱うというのがまず一つだと思うんですよね。どうしてもこう、なんか不健全とか、汚らわしいとかというふうに捉えてしまう、それはこの社会の中にあふれているポルノだとか、広告表現だとか、そういったものから、こう、なんか良くないものみたいなふうにね、思ってたりすると思うんですけど、
そんなことないんじゃないかなって僕は思ってて、性を健康的なもの、ポジティブなものとして扱うということで、考え方は少しずつ変わってくるんじゃないのかなって思うんですよね。
二人を親密なものへと変えてくれる力があるんじゃないかなと思うんですよね、夫婦間のセックスには。お互いのお基礎心を分泌させることができて、二人の絆をより強く高めてくれるものじゃないのかなって。
あと、この行為を通じてお互いに対するケアの気持ちが芽生えやすくなってくるんじゃないかなって思ったりもします。
で、もう一つ目は、性にまつわる恥の概念をお互い理解し合うということですね。お互いにこう、誘ったときに断られて恥ずかしいってお互いに思ってると思うんですけど、
なんで恥という概念が生まれてくるのかっていうことを理解しておくと、自分はもしかして妻に対して恥を欠かしてしまったのかとか、自分はもしかして夫に恥を管理させてしまったのかっていうことが分かるわけですよね。
それが良いとか悪いとかっていうことじゃなくて、恥というのは人類に進化したものであって、
社会的評価を維持したり、集団内の協力を促進するっていう効果がある。これは避けようがないんですよね。
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そこを理解しておくと、もしかしてそういう状況になっちゃったのかな、もしかしたら恥ずかしい思いをさせてしまったのかなとか、それによってこちらに対して言いたいことが言いづらくなってるんじゃないのかなとか、
恥のパワーに翻弄されてるんじゃないのかなっていうことに理解しやすくなってくると思うんですよね。
そうすると、次からの声かけとか行動とかも変わってくるんじゃないのかなって思ったりもしています。
はい、という感じですね。少しでも参考になれば幸いです。
はい、ということで今回も最後までありがとうございました。
厚野夫婦関係学ラジオは毎週月曜朝5時に本編、火曜日から金曜日は10分間ほどのショートということで短いお話をしています。
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ではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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