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2022-02-16 18:44

#336 愛を持続させる5つのヒント/別れと出会いの儀式

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気がつけば、ハグもキスもしなくなっていた。  

家を出る時も、家に帰ってきた時も、寝る時でさえ、ぼくらはお互いの距離を縮めようとすらしない。 

お互いに大切に思うことがあっても、それを言葉や行動でしめすこともない。  

でも、本当は言葉にして伝えてほしい、態度でしめして欲しい。  

私を大切だということを、言葉と行動で示して欲しい。 

そんなことを思ったことはないでしょうか?  

今回は、愛を持続させるための五つのヒントの三つ目、「別れと再開の儀式」について、スージョンソンの著作「わたしをぎゅっと抱きしめて」を元にお話させていただきます。 

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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、僕自身が夫婦関係改善のために行ったことや、過去のエピソード、そして夫婦関係改善に役立つ書籍の紹介などをしています。
気がつけば、ハグもキスもしなくなっていた。家を出る時も、家に帰ってきた時も、寝る時でさえ、僕らはお互いの距離を縮めようとすらしない。
お互いに対立に思うことがあっても、それを言葉や行動で示すこともない。
でも、本当は言葉にして伝えて欲しい。態度で示して欲しい。私を大切だということを、言葉と行動で示して欲しい。
そんなことを思ったことはないでしょうか。
今日は、愛を持続させるための5つのヒントの3つ目、別れと再会の儀式についてお話をします。
今日も、スーションソンの著作、私をぎゅっと抱きしめ手をもとに、お話をさせていただきます。
別れと再会の儀式、これは一体何なの?ということなんですけど、
これはですね、夫婦がちょっとしたタイミングで離れる時、家を出る時とか寝る時とか、そういった時にある儀式をすることによって、
二人の絆の感覚を確かめることができる。
そうすることによって、そこに確かな絆があるということを、二人が実感できるということですね。
それによって、二人の絆がどんどん強まっていくと。
その結果、二人の愛を持続させることができるということなんですね。
例えば、どういった儀式なのかというと、家を出る時に、さっきも言ったように、
行ってらっしゃいと言ってハグをすることであったりとか、または寝る前におやすみなさいと言ってハグとキスをしたりとか、
もしくは朝起きて、朝起きてすぐに妻や夫に出会った時におはようと言って、同じようにハグやキスをすることであったりとか、そういったことなんですね。
だけど、恥ずかしくてやってられるかという人もいると思うんですよ。
そんなハグとかキスとか、欧米か?みたいなね、っていうのもあると思うんですよ。
いや、そんな、なんかそんなチョポチョポしないよとかってね、そんなやんないでしょみたいな風に思うと思うんですよ。
僕も最初はすごい恥ずかしかったんですけど、今普通にやってるんですよ。
やらないと気持ち悪いくらいになっちゃって、妻も多分同じだと思うんですけど、妻も最初すごい戸惑ってたんですよね。
ちなみに僕はこれ昔から好きで、その妻と出会ったばっかりの時も、改札で別れる時にもね、もう寂しくてもう改札出たとこでギューと抱きしめてキスしたりとかしてたんですよ。
あの、よくいるじゃないですか。駅の改札で若い子たちがね、別れを惜しんでギューとしてるみたいな。
ああいう、あれのもっと激しいバージョンだったんですけど、最初は妻も戸惑ってたんですよね。
でも何年も何年もそれを続けていくと当たり前になって、その儀式がないとなんだか物足りないなーって気持ちになってくるんですね、不思議なことに。
ちなみにですけど、これは妻の取説、夫の取説っていう本ありますよね。
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あの有名な本。作者の黒川いほこさんも実践されていて、今何歳なんだろう。
60代くらいなのかな。50代後半か60代だと思うんですけど。60代は言ってないから50代後半かなと思うんですけど。
家電量販店で夫婦お二人が別々なコーナーに別れていくときとかあるんです。
じゃあ私ちょっと掃除機見てくるから、じゃあ俺はちょっと洗濯機見てくるわみたいな感じで別れるときに、
待ってって言ってハグとキスをするですって。家電量販店でそんなにやるんだかびっくりしたんですけど。
さすがに僕もそこまでできないんですけど、だけどこの黒川さんの夫も座正和って感じの夫なんですって。
だけど最初は戸惑っていたんですけど普通にできるようになったらしいんですよね。慣れてくるっていうことみたいで。
なんでこの儀式が大事なのかっていうことなんですが、それは儀式というものが所属の意識を高めるからだというふうにスージョンソーも言ってるんですね。
所属の意識って何?って思うと思うんですが、これは妻との一体感、夫との一体感、夫婦お互いの一体感のことなんですね。
二人で一つのチームであるという一体感を強めてくれるということなんです。
儀式をする時っていうのは心も体も二人の結びつきに集中するようになるんですね。
行ってらっしゃいと言って妻をハグして優しくキスをする時、その時儀式は今ここの瞬間に集中して妻をどれだけ大切に思っているのか、その感情を僕の心は何度も何度も反復するんですね。
これはお互いそうなってると思うんですが、この儀式が習慣化されることによって僕らはお互いをどれだけ大切に思っているのか、どれだけ必要としているのかってことを実感し続けることができるんですね。
本書の中では儀式によって生まれる所属の意識について修道士を引き合いに出しています。
キリスト教徒とかの修道士ですね。ちょっと読み上げます、この部分を。
宗教に儀式はつきものだ。欲物的な修道士の一壇を対象にした心理学者アルフレッド・トマデスの有名な研究がある。
詳しい調査の結果、その修道士たちは毎日2回集まってグレゴリオ聖歌を歌うという儀式をやめたために、欲物的になったことがわかった。
彼らは共同体としての感覚や一緒に歌う心地よさを奪われてしまったのだ。
一緒に美しい音楽を生み出すことは、結びつきを認め、喜びを分かち合うことだったのだ。
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という風に書いているんですね。
共同体としての感覚、一緒に歌うことの心地よさ、これがポイントだなって僕は思うんですよ。
修道士たちはみんな一緒にそこに存在して、同じことを繰り返すことで共同体としての感覚を養っていたんですね。
学生領とかがある大学とか高校とかでも、同じように共同体としての感覚を養っているんだと思います。
あと、今だいぶ少なくなったと思うんですが、会社で社歌っていうんですかね、会社の歌を歌ったりとか、
さすがに今の80年代くらいの話だと思いますけど、だけどちょっと前までは歌じゃなくて社訓を唱えるっていうのを僕もやったことがあるんですよ。
他の会社でもやっていると聞いたことありますけど、結構有名な会社でもやっていると聞いたことがあって、特に財閥系の会社でやっているところがあるらしいんですよね。
この社訓を朝出社したときにみんなで唱えるっていうことによって、おそらくこれが共同体としての感覚を養っているんだろうなって思うんですよね。
ちょっと話出れましたけど、これは夫婦でも同じで、毎日のハグ、キス、優しい声かけによって共同体としての感覚を感じることができるようになると僕は思っているんですよ。
子供が家に帰ってきたときはおかわりと言って、寝るときにおやすみと言ってあげますよね。そしてギュッと抱きしめてあげてると思うんですよ。
その繰り返しの中で子供と親の間に親密な愛着が生まれてますよね。
自分の子さんと自分自身のことを思い返していただきたいんですけど、そういった繰り返しの中で確かに子供と自分の間に強い絆が生まれてるってことは感じることができると思うんですよ。
これを大人同士でもやるんです。夫婦でやるんです。
そうすると子供が親に抱くような親密さを妻が夫に対して、夫が妻に対して抱いてくれるようになると僕は思っています。
具体的にどういった儀式が他にあるのってことなんですけど、通常その本書の中でいくつかの儀式を提案しています。これも読み上げますね。
簡単にまとめて読み上げます。
1つ目が、起きた時、寝る時、家を出る時、帰ってきた時、意図的にハグとキスをする。意図的にってことですね。
2つ目、お互いに手紙やメモを書く。LINEやメールでもいい。
これはこう書いてあるんですけど、通常そのままお互いに手紙やメモを書く。
どちらかが家を留守する時やちょっとした喧嘩のあたりに効果的と書いてます。
今の時代とか日本だったらLINEとかメールとかでもいいかなと思うんですけど、
直筆の手紙やメモにこだわる必要はないかなと思いますし、実際にメールのやり取りを夫婦間でされた方の話を聞くと効果的だったというのは聞いたことがあります。
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3つ目、精神的な要素を伴うことを一緒に実行する。特別な日に正式な食事をする。庭に一緒に花を植える。宗教的な行事に一緒に参加する。
精神的な要素を伴うことというのがちょっと解釈が難しかったんですけど、
おそらく特別な日に正式な食事というのは結婚記念日とかそういったことを指しているのかなと思うんですけど、
そういった結構成長的な記念日的な時に一緒に何かを行う。食事をするとかということなのかなと思います。
次は2人きりの時間を持つ。地味的な話し合いではなくて心を通わせるためだけの時間。
例えば週末の30分間お茶を飲みながらとりとめのない話をする。
これすごいやりやすいと思います。僕も実際にやってますし、他の方でもやられている方がいらっしゃいます。
時間を抑えることができるんですよね。
今週の金曜日の夜9時からちょっとおしゃべりしようかみたいなふうに枠を抑えることができるので習慣がしやすいんですよね。
次は月に一度の定期的なデート。これは僕はなかなかできていないけど、これができると絆がさらに強まれそうだなという気はしています。
次は年に一度一緒に講座を受けたり、新しいことを習ったりする。
これも僕はやってないけど、お互いに別々にやってますね。一緒にはやってない。
何か新しいことを2人で一緒にやるというのは何かしらやっているような気もしなくはないですね。
次は特別な日や記念日、誕生日などを祝うということですね。
次は相手の日々の奮闘や達成に気を配り定期的に褒める。これはすごい大事だなと思いました。
これはすごい大事だと思うんだけど、僕はなかなかできていない。やろうと思って頑張っているという感じですね。
例えば褒めるって何言ったらいいのってことですけど、難しいことだったけどやってみたんだねとか頑張ったねとか、その仕事本当に頑張ったねとか、このプロジェクト大変だったけど本当に頑張ったんだねとか、
いい親になろうとして努力しているんだよね、それがすごく伝わってくるよとかいうふうにちょっとした言葉かけの方がいいと言っています。
具体的なアドバイスよりも子供に対してすごい頑張ったんだね、すごい頑張ったねみたいなふうに、子供に対してするちょっとした声かけのような形で褒める。
しかも定期的にというのがよろしいと書いています。いかがでしたでしょうか。
自分たちが取り入れられそうなものってありましたかね。
僕とか他の方で実際にやられているのは朝起きた時、家を出る時のハグ、週末にお茶やお酒を飲んでおしゃべり、記念日などの定期的なデートっていうのは実際にやってますね。
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行動に移しやすいんですよね。勇気を出して相手を誘って了承してくれればすぐにできるってものなんで。
あと週末のおしゃべりっていうのは枠を押さえておけば、向こうがどうしてもできないという時以外はそれをすることができるし、
そんな時間がダメだったらじゃあこっちで押さえていこうかといってバッファーを設けておくとさらにいいのかなって気はします。
どうしても子供に振り回されたりしてできない時がありますから。
一方で相手の日々の奮闘や達成に気を配り、定期的に褒めるっていうのをさっきも言いましたけど、なかなか意識しないとできなくて、
あまり僕自身できていない部分だなーってすごい感じてます。
これって国民性もあるのか、限定方式の教育を受けてきたせいなのか、どうしても褒めるっていうのが結構苦手なんですよね。
ちょっとこれ意識していきたいなって僕の課題としては感じてます。
そしてですね、こういったことをじゃあいつどうやってやっていくの?
忙しい日々の中でどうやって儀式化するの?っていうのも課題だと思うんですよ。
儀式化っていうのは一種の習慣化だと思うんですよね。
それを考えるとこういう時にこれをやるっていうふうに決めれるものは習慣化しやすいと思うんです。
例えばさっきの朝起きた時、寝る時、家を出る時、吐く時、キスをする。
もう決めちゃえばいい。あとはやるだけ。あとは勇気を出してやるだけですから。
週末に時間を作って30分や1時間、お茶やお酒を飲んでおしゃべりにするっていうのも、
この時にこれをやるって決めちゃえばいいので、すごくやりやすいかなと思います。
僕らも週末に夫婦配信ということで、このポッドキャストを一緒に収録して土日の朝に放送してるんですけど、
収録してるのは金曜と土曜日の夜なんですが、ずっとおしゃべりしてるんですよ、僕ら。
収録してない時もおしゃべりしてるんで、一晩で3時間くらい話してるんですよね。
長いと思うんですけど、そんなに話してて、完全に儀式化されてるんですよ、僕らの中で。
今相手がどういう気持ちを感じているのか、最近何があったのかってことを聞くことができて、
それに対して大変だったねとか、頑張ったねとか、それすごいねみたいな形で、
さっきの定期的に褒めるっていう部分に、これはちょっと当たりはまるのかなと思うんですけど、
そういったことをお互いにしあって、絆を強めることができているなってことを実感してます、これに関しては。
これは上の子たちが確か3,4歳くらいの頃から始めたんですよね。
三男が生まれてからしばらくお休みして、三男が2歳半くらいの時からまた再会し始めました。
どうしても夜泣きがひどかったりとか、一緒に寝なきゃ嫌だってなったりすることができないんで、
2人の時間を作りたいからこそ、夜泣きというか寝かしつけを簡単にしようって思い立ったっていうのもありましたね。
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今日話したような儀式って、やろうって思わないとやらないと思うんですよ。
恥ずかしいとか慣れないとか、すごい抵抗あると思うんですよね。
だけど一旦やってみて、ダメだったらやめればいいと思うんですよ。
何も一回やってダメだったからもう二度とやらないとかじゃなくて、
タイミングが悪いってこともあると思うんですよ。
僕ら二人で夜にお茶飲んでこのやつするっていうのも子供たちが生まれて3,4年経たないとできなかったので、
下の子の時は2,3年できたので、できる時とできない時っていうのはあると思うんです。
ダメだったらその時やめて、また別の時に試せばいいと思うし、
相手がどういう反応をするか怖いっていうのもあると思うんですけど、
一回やってみて、その反応を見てまた別に行動を変えていくっていうね、
行変にしていくのもいいと思うんです。
勇気かなと思います、そこは。
ぜひあなたたち夫婦にとっての儀式を作り出してもらえればなって思っています。
はい、ということで、
今日愛を持続させるための5つのヒントのうちの3つ目だったかな。
最下位、別れと出会いの儀式についてお話をしました。
明日は4つ目のヒント、安心大事についてお話をしたいと思います。
はい、ということで、
明日は4つ目についてお話をするんですけど、
最近、次男のことに悩みがあって、
うち長男、次男、三男、三兄弟なんですけど、
長男はね、すごいめっちゃ喋るんですよ。
わーって、こんなこと、こんなこと、こんなこと、嫌だったんだ、
わーひーって泣き出したとか、笑い出したとか、叫び出したとか、
すごい感情、起伏激しくて、全部表現してくれるんですけど、
次男は出さないタイプなんですよね。
話を聞いてほしいっていう時があったとしても、
強がって話してくれない時があるし、
上の子たちが、上の子がどうしても自分の話をするので、
それで言えなくなったりとか、
自分は言わないし、みたいな感じになっちゃう。
だけど、後で一人泣いてる時もあったりするんですよね。
話を聞いてあげると、素直になって、
いろいろ話をしてくれたりするんですよ、ちゃんと。
こっちの態度次第なんだなってすごい感じてて、
そばに寄り添ってあげるっていうことがやっぱり、
当たり前なことが一番大事なんだなっていう風に思うんですよね。
ただね、3人で話してくれると、
どうやって時間を作るんだっていうのが難しくて、
上の子の話をわーって聞いた時に、
下の子がわーって言ってきて、
さらにもっと下の子がわーってきて、
3人同時に話を聞けないし、
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2人同時も難しいし、ちょっと待ってって言って渡すことになるし、
その間に何言ったか忘れちゃったら、わーってなったりもするしね。
大変なんですけど、だけど、
基本にあるのは、そばに寄り添ってほしい。
気持ちに寄り添ってほしいっていうのが、
どの子にもあるっていうのはすごい感じるので、
それぞれの子供たちにとっての最適な距離の取り方っていうのを、
妻と一緒に模索していきたいなって、
今、日々悩んでるっていうところです。
はい。
ということで、今回も最後までありがとうございました。
また明日、お会いしましょう。さようなら。
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