セルフアセスメントの重要性
セルフアセスメントと自主性ということについてお話をしていきたいなと思っています。
もともと私は、自分がビジネス力をつけたいなとか、
社会でいつでも成果をあげられるようなスキルとか能力を身につけたいなと思って、
いろんなビジネス賞を読んだりとか、自己啓発賞を読んだりとかする中で、
中小企業診断士という唯一の国家資格である経営研究コンサルタントの資格に出会って、
それを自分の実力を測るために受けてみようと思って、診断士の試験に受けて合格したんですけど、
そういった経験を通じる中で、経営者だけじゃなくてですね、
会社員とか学生とか主婦とかどんな立場の人でも、
自分自身を経営する、マネジメントするという感覚を持つことだったりとか、
日常の中でそういったことを実践するということがすごく大切なんじゃないかなというふうに考えるようになりました。
で、セルフマネジメントということを自分自身も日々実践したいし、
周りの人たちにも一緒に実践しましょうということで呼びかけとかをしてきたわけなんですけど、
意外とセルフマネジメントっていうふうに括ってしまうと、
やった方がいいんだろうなとは思うけど、実際に何をすればいいかわからないとか、
ちょっと抽象度が高すぎて行動をどうしていいかわからない。
そんなふうに思う方が意外と多いなというのが、そういった活動する中で思ったことなんですね。
今回ですね、アセスメントっていうものをもっと多くの人が普段使いをしてね、
アセスメントっていう評価とか査定をされるっていう概念から、
自分が積極的に評価とか査定をしていく、そして日常の中にある様々な投資とか、
あるいはマネジメントっていうものに置き換えていってね、
査定評価をして自分にとっての豊かさを生み出す投資っていうのを日々実践していただくと、
そんなふうに使っていただきたいなというふうに思っているんですけど、
セルフマネジメントの中に一番最初に見立てて、仕立てて動かす流れでいろんなことをやっていくとしたときに、
まずセルフアセスメントっていうものから考えると意外と考えやすいんじゃないかなっていうことを思っています。
じゃあセルフアセスメントって何なんだっていうことなんですけど、
自主性と主体性っていうものの違いがあって、
多くの場合にこの自主性と主体性っていうのが同じような意味合いで使われていることが多いなというふうに思っているんですけど、
自主性っていうのを決められたことを周りから言われなくても、上司や衆議から言われなくても、
自らどんどんやっていく状態、これを自主性というふうに定義して、
主体性っていうのは問題の中心とか主体に自分がなって、
必要とあれば周りの人たちに働きかけながら、自分が問題の主体となって解決していくような、
そういう姿勢のことを主体性というふうに定義するといった場合に、
多くの経営者やマネージャーも、社員の人にいきなり主体性を身につけて発揮してほしい、
そんなふうに期待していることが多いんじゃないかなというふうに思いますし、
働くメンバーの人たちは主体性を求められているのはわかるんだけど、
さっきのマネジメントと一緒で、結局何をしたら主体性を発揮できるんだっけ、
そんなふうに思っている人が多いように感じます。
なので、まずは自主性という決められたことを言われなくてもやっていく状態、
この状態というのを作っていくと。
セルフアセスメントというのは何なのかということなんですけど、
実践方法と評価
まずシンプルに自分がこれはやるぞというふうに決めたこと、
それを振り返れるようになっているかということですね。
具体的にはチェックリストとか作って、
例えば日々単位でやっていくものであれば1日の終わりにチェックリストを作って、
やったかやらなかったかということをチェックする。
これがセルフアセスメントというものなんじゃないかなというふうに思っているんですね。
もちろん、そんなセルフアセスメントという言葉を使わなくても
チェックリストを作ってやっているという方もいらっしゃると思います。
本当にそういう小さなことの積み重ねなんじゃないかなというふうに思うんですけど、
見立てる力というのが一番最初に来る力なので、
小さなことでも大きなことでも見立てて仕立てて動かすということを
プロセスとしてやっていくというふうになったときに、
ぜひ個人の活動レベルから見立てる力を
セルフアセスメントということを実践していくことで
トレーニングして身につけて、仕事の現場とか自分の人生とか
キャリアを中長期で考えたときに、
ここから先の10年間、どんな10年後未来を作っていきたいのか、
そんなときに見立てる力、アセスメントの力というのを
ぜひ発揮していただけるといいんじゃないかなというふうに思っています。
具体的にはまずは決めたことをチェックリストにして活用していくこと、
そのときに日々単位でチェックすること、週単位でチェックすること、
月単位でチェックすること、市販機単位でチェックすること、
そんなような時間軸でいろいろ考えていくことができるんじゃないかな
というふうに思っています。
チェックリストといったときに、
そんなものでいいのかというふうに思われる方もいるかもしれないんですけど、
アセスメントといっても、
まずはやるって決めたことが実際にできたのかできなかったのか、
こういう二者卓一のアセスメント、
そういったところから始めるのがすごくシンプルで分かりやすいんじゃないかな
というふうに思っています。
もちろん積み重ねていく中で、より良いアセスメントをしようと思ったときに
もっと良い観点とか、もっと細かい観点とか、
二者卓一じゃなくて四つの選択肢とか、
そういうふうに発展、成長させていくことができると思うんですけど、
でもまずは何もしないよりかは、
やったのかやってないのかという評価、
ここから始めてみるというぐらい緩くというか、
ハードル低くまずは捉えて、
ぜひ実践ということをやってみていただけるといいんじゃないかなと思っております。