2021-08-06 11:17

#29 環境

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建設コンサルタントの技術分野を紹介するシリーズ、今回は「環境」分野です。

インフラ整備は少なからず、というかかなりの程度で環境を破壊する行為です。どこまでの破壊はセーフでどからがアウトなのかという判断にきっと正解はないのだと思います。私、恥ずかしながら建コンが自然環境に対してどんな形でアプローチしているのか、ごく一部しか理解していないので、本シリーズでの紹介はこの回の通りとして、いずれちゃんと勉強した上で改めてご紹介したいと思います。

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建コンのアレこれの建コンのアレです。よろしくお願いします。
今回、技術分野を紹介するシリーズですが、今回は環境の分野について話していきたいと思います。
今日は本日4本目ぐらいの収録なんですけど、だんだん若干声が枯れてきているところもあるんですが、お付き合いいただければと思います。
それでこの環境という分野はですね、これまたちょっと前回の地質と並んで私の普段の仕事でやっている技術分野からすると、
ちょっと遠いと言ったらですけど、業務上のなじみがあまりないせいで、やっぱりこういうふうに紹介するんですけれども、ちょっと自信がないというのが正直なところで、
また表現が間違ってたりとかいうところがあったらすいません、一つの知るきっかけとして聞いていただけたら嬉しいなというふうに思います。
それで建設コンサルタントの企業には、ある程度の規模の企業ですと、環境に関する専門の部署があったり、
あと環境をメインにやっている企業もあるぐらいで、健康の中で環境の専門家という人の活躍するフィールドというのがあるんですね。
どういう形で活躍しているというか、どういうことをしているかというと、これが非常に多岐にわたるというのが私の理解ですね。
一つ、これは代表的と言っていいのか、自分には疑問がありますけれども、健康という全体の生業に関わりの深いポジションというか、環境分野の役割として環境アセスというのがあります。
というのはインフラを整備するというと、少なからず自然環境を改変するわけですね。またこの改変という言い方がもしかしたらちょっとずるいのかもしれません。
人に言わせればそれは破壊でしょうって言うかもしれないんですけど、改変という言い方がよくしばしば使われる気がします。
それでインフラ整備をするプロジェクトにおいて、自然環境を多少なりと手を付ける部分的な木を切るとか、土を掘るとか、それを破壊と呼べば部分的な破壊行為が起こられるわけですね。
それがある一定エリアの自然環境全体にどんな影響を及ぼすか、それは後戻りできないような悪影響がないかということをチェックするのが環境アセスメントという制度であり取り組みであります。
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これは環境影響評価法という法律がまずあります。環境アセスメントというのはイコール環境影響評価です。だからプロジェクトの環境に対する影響を評価すること。これが環境アセスメントです。
具体的には自然環境として地形、地質、それから植物や動物への影響、それと水質とか土壌とか大気に対する影響を評価したり、あとこれはどちらかというと生活環境、今から言うのは生活環境に近くて騒音、振動、軽感という、騒音とか振動とか軽感はどちらかというと人に対する環境ですよね。
地形、地質、動植物というのはあと水質も含めて自然環境に対する影響ですね。そういったものを評価するというのが環境アセスメントという取り組みであって、それが法律があったり条例、自治体の条例とかあったりして行われています。
影響を評価するということなので、まず現在どうなっているの、今どういう状態ですかというのをまず調べるところから始まるんですよ。今先ほど言ったような地形とか地質とか水質とか一つ一つのカテゴリーに対して現状の状態をまず調べるというところから始まりますね。
プロジェクトを実施した後の状態を予測して、例えば新しい高速道路ができますといったときに、ここにこんな高速道路を作ったら地形にはこんな影響があるし、地質にはこんな影響があるし、水質にはこんな影響があるんじゃないかという予測をします。
この差分が影響ということですね。ビフォーアフターを比べるというか、ビフォーアフターというか現在とできた後の未来を評価する、その変化を評価するということですね。
先ほどちょっとちらっと言った環境影響評価法という法律があって、その法律に基づいて実施する俗に法アセスという言葉を聞いたことがあるんですけど、環境影響評価法に基づくアセスメントと、そうじゃなくて自治体なんかの条例に基づいて行う自治体のアセスというのがあるそうです。
環境影響評価法に基づくアセスメント、環境アセスメントにはスクリーニングという考え方があって、法に基づいた評価をするかしないかをまず対象プロジェクトに該当するかというか選ぶんですね。
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対象となるアセスメントの対象に選ばれた場合には法に基づいて行われます。環境大臣への意見紹介なんかもプロセスの中に含まれていて、私がちらっとその評価法を見た書き方だと、求められた場合には必要に応じて環境大臣が意見を述べるみたいな書き方が法には書いてありましたけど、
実運業上どういう風になっているんですかね。だいたい原則聞くようになっているのか、それともちょっとあれなのか。多分私の理解が間違っていなければ、環境評価する委員会なんかを立てて、大学の教授なんかも入って評価したりするのかな、そういう風になってくると委員会の運営なんかも健康の役割になってくると思います。
評価をするっていうのが今アセスメントの話なんですけど、評価の中で影響が予想される場合にはどんな対策をプロジェクトの中でやりなさいっていう、そういうところまで入ってるんですね。
動物、希少な動物が現地にいるっていう場合にはそこに影響がないようにこういう風にしなさいとか、影響がないっていうのは例えばですけど、巣を作って卵を産むような、希少な鳥とかの場合にその栄葬をする卵を産む期間中は麹を止めるとか、あるいは止めなくてもこういう部分に気をつけて音を出さないような種類の講習だけはやっていいよとか、
あるいは水生生物とかだったら、もしかしたら水が枯れないように気をつけるとか、あるいは別の場所に移すみたいなことも対策として行われるのかなと思うんですけど、そういった対策を提示してこういうのを守った上で、守れば麹やっていいですよみたいな、そういうのが環境アセスってやつですね。
この環境アセスが典型例と言っていいか、私が悩んだというか、言い淀んだことにはどうしてかというと、環境アセスメントっていうのはどうしてもプロジェクトがまず先にあるわけですね。
こんな道路を作りたいとか、こんなトンネルを掘りたいとか、ダムを作りたいとか、まずプロジェクトがありますよね。そのプロジェクトに対して、もし作っちゃったらこんな影響あるですよっていうことを評価するために環境影響評価っていう、これカタカナで言うと環境アセスメントっていうのをやるわけなんですけど、ということで授業が先にあるわけですよね。
多分、環境に興味を持って学んでいる学生さんだとか、あるいは環境について専門的にまだ学んでない高校生なんかにとってみると、そもそもプロジェクトありきじゃなくて、今ある自然を守るとか、
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あと人々の普段の日常生活とか営みにおいて犯されていってしまう自然を守るみたいなことできないのかなって思う人もいると思うんですけど、そういう使命もあります。
っていうのは、そういう自然保護っていうものを自治体だったり国土交通省が実施しているプロジェクトの場合、そういうものを環境の専門家として担う建設コンサルタントの計画業務とか調査業務として発注されて、それを受けて実施するっていうこともやっているので、
プロジェクトに付随するものばかりではなくて、いろんな種類の多様な環境に関わる専門家としての仕事をしているっていうことだと私は理解してるんですけど、非常に心苦しいながらそれの一つ一つをちゃんと理解してないっていうのが現在の状態で、
ちょっとまた取り上げて、私も学んでみてご紹介をしていきたいと思います。今回の一連のシリーズの中ではそんな感じの紹介になると思います。
例を説明すると、青コに対する対策を考えたりとか、外来生物が作物を食べちゃったりとか既存の日本の自生種を駆逐しちゃったりするっていうのが問題になったり場合は、外来種を駆除するためにこんなことをとか、そういうのもやったりしてるみたいですね。
ちょっとそういう感じで、プロジェクトベースではない環境に関する仕事もあります。
ちょっと内容が深みがなくて恐縮なんですが、建設コンサルタントの環境分野についてのご紹介は以上になります。最後まで聞いていただいてありがとうございました。
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