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内輪の勉強会で、ポッドキャストについて、歴史的な話というか、
リアルオーディオとか古いところから、今に至るまでのちょっとした話をしてみたので、
このビデオから音声だけを脱ぎ出して、ポッドキャストにしてみます。
インターネットサンバディコールドポッドキャストといって、
誰かがポッドキャストと言いたいんですけど、もともとはリアルオーディオという懐かしいのがあって、
これはネットスケープという時代かな。
文字だと書いてネットスケープという時代のリアルオーディオなんだけど、
その後にRSSというのが出てきて、これで例えばブログの更新が分かりますよという風なのがあって、
ただこれって、自分のところのサイトに新しい情報が入りました。
URLはこれですよという情報を流しているだけで、簡単に言ってしまうと。
ということは、そのURLが指している先がテキストでなくても、
MP3でもいいじゃないということを考えた人が多いわけですよね。
某小山の卒業式の中でもこんなデータがあったけど、
RSSを使ってMP3のファイルの更新情報を流せば、
受け取った側で新しいオーディオだけを再生できる。
そうしたらこれはインターネットラジオじゃないかということをやっている。
そこで誰かがいちいちRSSのリーダー、
RSSのリーダーというのは今もあるけど、
RSSのリーダーというのはそもそもテキストを読むという前提で作られているから、
そこでオーディオコンテンツが流れてくると面倒くせえよねということで、
いろんな優秀なハッカーさんが、
この新しいファイルがiTunesに入るようにしちゃえばいいじゃんということで、
無理矢理これを入れるようにしたわけだよね。
これをAppleが公式に認めてというか、
公式に採用してデフォルトで入っている状態、
要するに誰かがゴニョゴニョして後から入れるんじゃなくて、
iTunesをインストールしたらもうこの項目がありますよという話になって、
これをiPodに、当時はまだiPhoneがなかったので、
ハードディスクの入っているiPodで聞けるようになったというので、
iPodにキャスティングされるからPodcastというふうに言い出した。
だからみんなPodcastというのはAppleが始めたというふうに思っている人も多いけど、
実はどこかの誰かが始めて、
どこかの誰かがそれをiTunesにつけられるようにして、
Appleが認めて、いかにもiPodすごいというふうにジョブズがやったというのがオシですよね。