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あんちゃんの何でも言いたい放題
みなさんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。
本日もあんちゃんの何でも言いたい放題ということでお話をしていきたいと思います。
3日間ほどお休みをいたしまして申し訳ございませんでした。
3日間ちょっと出張に出ていたもんで、なかなかこのあんちゃんの何でも言いたい放題収録することができずにお休みをさせていただきました。
そして今日は4月の9日収録をしていますけれども、
今日は統一地方選挙の前半戦の投票日ということで、なかなか衝撃的な結果が入ってきましたので、
やはり今日はそのお話をしなきゃいけないなと思いまして話をさせていただきます。
大阪のダブル選挙、知事選挙とそれから市長選挙は予想通りの結果といえば予想通りの結果です。
予想通りで仕方ないよねと言っていては仕方ないんですけれども、
知事選挙は維新の吉村さんが圧勝ということで、
それから大阪市長選挙も新人の維新の方が当選をすると。
そしてこちらも8時に投革が打たれるということで、
反維新側は残敗という形になりました。
これは知事選挙も市長選挙もそうなんですけれども、
やはり維新が強いというのはわかっているわけですよね。
維新が強いというのはわかっている中で、
でもやっぱり不民のためあるいは市民のためにやらなきゃいけないことは、
とにかく維新を倒さなきゃいけないということですよ。
大阪が確実に悪くなっていきますし、
そして不民の間、市民の間で分断が広がっていって、
そして維新でなければ人にあらずみたいな、
そういう状況が今生まれつつあるわけですよね。
そして少なからずやっぱり数字の面でも悪くなっているし、
一番消費者的なのはコロナの死者が最も多かったのはどこですかと、
それは他ならない大阪なわけですよ。
これは結局身を切る改革の成果で、
身を切って身を切る改革といういろんな緊縮財政の流れの中で、
病院の数も減らしていった、保健所の数も減らしていった。
もちろん保健所の数を減らしたのは、
その前のいろんな国の流れもあったと思いますけれども、
病院の数を減らしていったというのは、
これは維新の改革の一つの成果であるわけですね。
そして公立病院の数を減らしたら、
当然お医者さんの数も、それから看護師さんの数も、
スタッフの数もベッドの数も全部少なくなっているわけですから、
コロナみたいな緊急事態が起きたときには対応できない。
誰が考えても当たり前の結果を招くわけです。
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したがって身を切る改革というのは失敗なんだと。
そこで本当はみんなが気がついて、
今までやってきたことって平常時はまだいいのかもしれないけれども、
非常時には対応できないことだよねと。
そういう納得をしなきゃいけないところが、
なんとなくそれも実感をもたれずに、
維新はいいことをやっているんだみたいな、
そういう印象のままこの選挙戦を迎えたということですよね。
この選挙で維新に任せていくと、
身を切られているのは実は私たちなんだと。
そういうことを訴えるいい機会であったと思いますけれども、
残念ながらそれがやれずに、
維新の会の圧勝を許してしまったというのは、
これは本当に残念なことだなというふうに思います。
そして奈良の知事選挙、
これも維新の会の候補者が8時に投革ということで、
自民党側は惨敗という形になりました。
自民党側が惨敗をした、
これを作ったのはやっぱり自民党側なわけで、
保守分裂という形で選挙戦を迎えてしまったのが、
自民党の候補者の敗因であったわけですね。
そしてこれを作っていったのはやっぱり自民党なわけですよ。
そしてそもそも、
この維新の会がこれだけ勢力を伸ばしていく、
もともとの要因を作ったのは何か。
それは誰かというとですね、
まずは安倍さんなわけですね。
安倍さんが2回目の総裁選挙に出る時に、
私はその時また選挙区支部長という立場ですね。
候補予定者ですよ、自民党の。
次の衆議院選挙の候補予定者という立場でしたけれども、
その時にも例えば稲田智美さんとか、
あるいは西田昌司さんとかから電話がかかってきて、
総裁選挙安倍さん頼むぞということでお話いただきましたけれども、
その時から私はもし仮に安倍さんが総理総裁になったら、
維新の会を応援することになるんじゃないですか、
ということをね、そうやって電話をいただいた方には申し上げていました。
そんなことはさせないからという答えをもらったこともありますけれども、
案の定安倍さんは総理になった後に、
維新の会の応援をしてですね、
そして都構想ができるような法改正すら段取りしてあげて、
どうぞ都構想をやってくださいと、
そういうメッセージを総理官邸からは発していたわけですよね。
でも想定外なことに、
この大阪都構想が住民投票で否決をされて、
これで維新の会は一定勢いを失ったなと思ったんです。
このまんま消えていってくれるのが一番いいなと思ったんですけれども、
次に大阪維新の会が息を吹き返す、
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そういう局面がありました。
それは何かというと大阪万博ですね。
大阪万博を勝ち取ったために、
これを全部維新は私たちの手柄ですと、
そのように言ってまわって、
それでまた息を吹き返したわけです。
じゃあこの大阪万博を取ったのは誰か。
これもやっぱり安倍さんなわけですね。
安倍内閣でこれをやったわけですよ。
つまりこの維新の会が伸びていくためのお膳立てを整えたのは、
実は安倍総理を中心とする菅さんとか安倍菅ラインであったわけですね。
でも私もずっと前から申し上げているように、
維新の会というのは自民党の一番悪いところを凝縮した政党であって、
そしてその目的は選挙に勝つことしか彼らにはないわけだけれども、
結果的に今やる方向というのは、
国を破壊する方向に向いているわけです。
保守の仮面をかぶっているけれども、
やっていることは極差なわけですね。
極端な左翼なわけですよ。
これがほとんど国民には理解されないで、
保守だと思われて国を守るために一生懸命やってるんだと、
そのように勘違いをうまくさせているわけだけれども、
とんでもない。
これは日本を完全に徹底的に破壊して、
一から作り直そうという。
橋本さんが言っていたような、
グレートリセットということを言っていたぐらいですから、
要するに全部ぶち壊して、
一から作り直そうという、
そういう思想を持っている人たちなわけですよね。
全部ぶち壊して一から作り直す。
これはまさに設計主義であり、
左翼の典型的な考え方なわけですね。
なのでそういう人たちが今ものすごく力を伸ばしてきてしまったと。
そしてまた、大阪と兵庫と、
それから奈良の知事を押さえたということで、
これから関西発で同州制の議論みたいなことが始まってくるかもしれません。
この同州制みたいなことは何を目的としているかというと、
日本の分断化なんですね。
分断化させて、そしてみんなで競争をさせて、
お互いで協力するという関係を断ち切ろうと。
そういう流れになっていきますから、
この同州制みたいなものを入れたらとんでもない状況になるわけです。
これで同州制入れたらみんなが競争してうまくいくんだ、
みたいなそんなことは起きません。
これはもう完全にお金の流れで、
お金を稼ぐ力があるところは強いけれども、
そうじゃないところは切り捨てられるということになります。
お金を稼ぐ力があるのはどこか、
それはもう圧倒的に東京、
それから大阪を中心とする関西はまだその力があるかもしれない。
でもそうじゃないところは東北とか北海道とかは完全に捨てられますよ。
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じゃあそういうところはどうなるか。
外資の食い物になるんですよね。
そういう状況を生み出してしまうような同州制へとつながっていく、
そういう議論も進められる危険性が極めて高くなってきたと思うので、
この党一方選挙、なかなか前半戦は日本にとっては暗い、
最悪の結果を招いている。
そのように総括をしていいんだろうと思います。
私が住んでいるこの京都ロックも不議会議員の選挙が行われていましたけれども、
やはり維新の会がかなり侵食をしてきました。
私がもし仮にここで自民党の現職の衆議院議員をやっていたら、
そんなことは許さないと徹底的に選挙戦をやったと思いますけれども、
そういうこともこの京都ロックでは行われなかったと思いますし、
結果的にこの京都ロックは大阪と隣接しているから、
大阪の影響を受けやすい地域ではあるわけですけれども、
この地域が維新に侵食されてこれから本当にボロボロになっていくという、
その一歩が踏み出されてしまったというのは本当に残念だなと思いますし、
この京都もこれから維新がどんどん進出をしてくると、
そういうことになってくるなと思います。
ぜひ皆さんにはこの統一地方選挙前半戦の結果を見ていただいて、
そして少なくとも後半戦でこういうことが繰り返されることのないように、
それぞれの地域の選挙戦を見守って、
そしてまた維新に当選させないような、
そういう動きをしていただければいいなというふうに思っております。
はい、ということで本日もご覧くださいましてありがとうございました。
大変絶望的な状況になってきましたけれども、
これにめげずにまたいろいろ頑張っていきましょう。
ぜひ皆さんチャンネル登録と高評価、そして通知設定もよろしくお願いいたします。
それではアンちゃんの何でも言いたい放題、また次回お会いいたしましょう。
ありがとうございました。