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こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。さっそくやって参りましょう。今週のアメコミニュース。
ゴッサムシティと広島県福山市が有効都市提携ということですね。
広島県福山市、知ってる?
全く存じません。すいません、福山市の皆さん。
俺も広島って行ったことないんだよな。
あー、私も広島市原爆ドーム行ったぐらいか。
行ったことある?中学旅行かなんか。
仕事で行きましたね。
原爆ドームに?
原爆ドーム、あの辺の近辺に行きました。
広島県に福山市というところがありまして、そこには福山城というお城があって、築城400年を迎えるらしいんですが、もともとそのお城があるところがコウモリ山と呼ばれていてですね。
コウモリの森の字っていうかさ、2個目の漢字さ、右側の音符、福じゃん。
はいはいはい、虫に福だ。
虫に福の、じゃん。だからコウモリから転じて福山という名前になった場所だとネットには書いてありましたね。
めっちゃかっこいい一名じゃん。
死の象、死象ってあるじゃん。あれもすごくバットマンのマークっぽくて。
へー、ほんとだ。バットマンじゃん。
まあそういうわけで今回ね、有効都市という。
へー。
いやー、これ100回言われてると思うんだけど、ゴッサムと有効都市って嬉しいかっていう。
もうこれブルース・ウェインが有効大使として日本にやってくるエピソード1個できるね。
できますね。
新幹線の中で戦う話でしょうね、きっと。
そうだろうね、ウルバリン侍的な世界観ですね。
アメコミヒーロー日本に来たら新幹線で戦いがちっていう。
へー、そうか。でもゴッサムか、と有効都市か、なんかヤバいもんが来ちゃいそうですよね。
みんな言ってんだろうな、これ。
でもアメコミがこうやっていろんな人の目に触れるのはやっぱ嬉しいことですよね。
そうだね。確かにこんなこと言っときながら、自分が住んでる街がゴッサムと有効都市になったらオッて思う。
いや嬉しいよ、嬉しい嬉しい。
まああれですね、3月11日公開、映画バットマンに合わせてですね、こういうPR活動というか、こういうイベントというか。
タイアップ企画的な。
いろんなところであるわけですよ。
なるほどね。
例えばみんな大好き、シェイキーズ。
お、シェイキーズさん。
ではバットマンとのコラボピザが登場ということでね。
ピザ食べ放題のお店だっけ?
大学時代とかね。
大学時代に友達が行ってるのを見たことがある。
あ、ごめん。なんか悲しいこと言っちゃった、ごめん。
行ったことはないんですけどね。ピザ食べ放題でしょ、知ってる知ってる。
03:01
ピザ食べ放題のお店ね。
意識としては知ってます。
シェイキーズエアップ。
シェイキーズエアップです。
そことコラボしたんだ。
バットマンのコラボピザということで、なんだろうこれ。
ストロベリークリームいちご。
ココアパウダーでバットシグナルを描いてるっていう赤いピザですね。
フルーツピザってことですか?
フルーツピザってことですかね。
シェイキーズ的にはバットマンはフルーツコウモリとして位置づけられてるってことなんですかね。
フルーツコウモリってなんだっけ、果物を食べるコウモリです。
あんまりバットマンってピザアップのイメージないですけどね。
あのー何でしたっけ、タートルズ。
あ、我らがラジオ第1回目で扱った。
ラジオ第1回目で扱った時に、有効な証にね、タートルズからピザ差し出されて。
あ、あったね。
うまいなって言ってましたね。
ピザ食べるわ。
いやでも、その時までピザ食べたことなかったんだと思うよ、あの反応。
じゃあシェイキーズの広報担当の方はきっとバットマン&タートルズを読んで、バットマンといえばピザだ、ピザコラボピザだってなった可能性があるね。
なんでだよ。アルフレッドがね、あんまりピザみたいな高カロリーでちょっと体悪そうなものは作らないんだよね。
重なそう。
なんかバットマンとタートルズのコラボの話でも、こんな油まみれのチーズのせパンみたいな呼び方してましたよね。
すげー悪く言ってたよね。
ちょっと気になったことがあるんですけど、このザ・バットマンのシェイキーズとのコラボ、ピザはいいじゃん。
ピザおいしいですからね。
スタッフの方がザ・バットマンを宣伝するようなTシャツとマスクをつけて、その辺はいいんですけど。
謎解きキャンペーンということで、SNSを通じたプレゼント企画なのかな。
問題がですね、バットマンとシェイキーズ、生まれの国はどこ?
なんとかメリカ。
一文字目でね。
やば。
やばいよね。
どういうことなんですかね。これはつまり、シェイキーズを食べるとこういう問題を解くような人になるということなのか、あるいはみんなで楽しんでほしいのかな。
どんな人でも参加できるクイズにしようと思って。
でも今回メインビランがリドラー?
謎々おじさん。
それでこのクオリティの謎々ってのはリドラーも起こるんじゃねえか?
リドラーに爆破される可能性がね。
バットマンとシェイキーズ、生まれの国はどこ?なんとかアメリカ。
わからない。あから順番に入れていくか。
あ、アメリカ。あ、これだ。
こういう広告系で誰でもできるだろうっていうやつあるじゃん。
あるある。三択とかでね。これしかねえだろうみたいなね。
06:02
これしかねえだろうみたいなやつあるじゃん。あれってなんでなんだろうなと思って。
なんかこう、タバでプレゼントするのとクイズの商品としてプレゼントするので、なんかこう法律上の差があるのか。だからどんなに簡単でもクイズ形式にしなくちゃいけないとかあるのかなと思って調べたけど、別にそういうこともないみたいなんだよね。
ただただみんなに解かせたい。まあ確かに疑問を出されると考えたくなっちゃうっていう部分はあるかもしれないね。
人間のあれをね。
応募者100名様にプレゼントよりもこの問題で解いた人はプレゼントの方が、なんか能動的に参加したくなる気がする。
なるほど。ものすごく低いハードルだけど、ハードルがあると超えたくなっちゃう。
超えたくなっちゃう。そういうことなのかな。
人間の性なのかもしれません。マルメリカ。
マルメリカね。何が入るかな。
なんだろうなあ。
なんだろうなあ。
あと、SNSでは、最近はどこどこやってると思うんですけど、ハッシュタグをつけてバットマンの場合は、ザ・バットマン期待だっけな。
ハッシュタグザ・バットマン期待と、ハッシュタグバットマンエモいをつけてツイートしようっていうね。
やっぱり世の中いろんな仕事があるわけですしね。いろんな事情の中で皆さん仕事されてるわけですから、中にはそういうものが生まれてしまう時もあるのかもしれない。
応援したいっていう気持ちはすごくある。バットマン好きだし、この映画に期待もしてる。
うんうんうん。
でもね、ザ・バットマン期待とかバットマンエモいでツイートしたいかって言われるとちょっと微妙なんですよね。
ちょっとね、こちらはあまりにもハードルが高すぎるプロモーションの気もしますね。
まあでも、わかったよ。シェイキーズにしても、ハッシュタグにしても別に我々は相手にはしてないっていうね。
ああ、うんうん。
だって俺たちなんかほっといたって見に行くから。
ほっといたって見るし、ほっといたって確かに見るし読むからね。
それに比べたら、シェイキーズ、もうシェイキーズいけない俺。ピザ食べ放題って言われても。
特に魅力はもう感じないな。
キツそうだなって思っちゃう。
チーズのせパンもそんなに食べれないもんね。
そんなにね、1枚でいいかなって思っちゃうね。
確かに。
そういう意味ではこのマルメリカをバカにする我々の態度はあんまり良くなかったのかもしれないね。
いや、そもそもお前らなんて相手にしてないよって。
確かに。我々の方が外れていた。
外れてますよ。
そういうことか。
あとね、ついでだからちょっと一つ言っていい?
あの、試写会がやっぱあったの。
ああ、なるほどなるほど。
まあ私は明るくないんですけど、VTuberの方が招待されて、行ってきましたみたいな。
素晴らしい。
で、映画を見て。
羨ましい。
いや、アクションとかすごかったです。これは絶対映画館で見るべき映画って書いてて。
その程度の感想だったら俺に回してくんねえかなって思って。
きっとVTuberの方々もね、いろんな制約の中で、制約締め切りの中で感想を考えて、
もう傷つけない文章にしようって思うと、やっぱそういう方向にならざるを得なかったのかもしれないね。
09:05
そうか?そうかなあ。もうちょっと何か頑張ってほしかったな。
だってあらゆる映画に対してその感想でいいじゃん。
映画館で見ないほうがいい映画って多分ないもんね。
逆にね。なんだろう映画館で見ないほうがいい映画って。
いやこれはテレビ向けだねって多分ないですよね。
なかなかね。
いやーまあ。
いやきっとそれも我々よりは相手にしていない。
そうそうそう。そうなんですよ。
だってきっとその人たち10万人とかフォロー空いて、そんな中に俺は含まれてないから。
きっと10万人したしはこの人が映画館で見るべきっていうならじゃあ見るべきなんだなって言ってきっと見るだろうし。
そう。そうなんだよ。
あとこのラジオを聞いてる人もどうせ見に行くだろうし、俺たちもどうせ見に行くし。
だからここでなんかこうザ・ラットマン。
面白いですおすすめですとか言うことに特に意味はないか。
意味はないね。だから我々としては感想を共有しあったり楽しみだねーって感じですね。
面白さの共有あるいは期待の共有そういうことをやっていきたいですね。
だからプロモーションじゃないんですね我々がやってることって。
別にね。
何ですか我々がやってることって。
我々がやってることって何なんですか。
何なんだろうこれ。
何なんだこれは。
まあそういう自分の存在に悩むラジオですけれども。
はいということで今回はですね映画ザ・バットマン公開されましたんでそのバットマンのインスパイア元となったと言われるバットマンエゴという作品を取り扱いつつ映画の感想も話していけたらなと思っております。
こちらも新刊ですね。2月末に出たばっかり。
ダーウィン・クックというアーティストがいるんですけれどもアニメで活躍した人でコミックも書いてるってことでだから絵の感じがすごく。
表紙の絵良かったね。
カートゥーン感がある。
未だかつてないかわいいバットマンが表紙になってますね。
アーティストだけじゃなくライターも務めてるんで。ダーウィン・クック関わった作品がたくさん集まってる短編集ですね。表題作がバットマンエゴということになります。
名作だと言われていて、公約が決まる前からバットマンエゴという作品は面白いんだって耳にはしてましたが、ようやくここで公約される作品が読めることになりましたので、そんな話もしていきたいと思います。
じゃあ映画の話をという前にですね。
実はまだ見てないんですけどね。
何ですって。
私はバッチリ見てきました。
当日、初日行きました?
初日の夜行ったわ。
私はこの後行きます。
ちょっとやっぱね、ロシアウクライナ問題のせいで。
12:02
影響で。
仕事がえぐくてですね。
時間取れなかったんで。
今日はなので。
ネタバレはしすぎずに映画に関してはしゃべります。
聞きたいこといろいろあるんで。
ちょっと話してもらって。
ネタバレしなくても、しゃべることはたぶんいっぱいあると思うので。
そんな感じで。
情報に不均衡が生まれてるんですけど。
やっていきたいと思います。
ザ・バットマン。
まあ面白かったですよ。
評判いいですね。
SNSで話題になってるだけありますよね。
一応あらすじ確認しとくと。
バットマンが活動を始めてから2年ほど経ったある日。
リドラーと名乗る犯人が連続殺人事件を起こす。
犯行現場には必ず謎々を残して、バットマンと警察を挑発し続ける。
嘘はもうたくさん。
ノーモアライを掲げて。
真実というのを武器にして、社会とか人間が隠してきた嘘を暴いて、ゴッサムシティを恐怖に陥れていく。
へー、え、暴露系YouTuber的なこと?
そうだね。
でもそうだね。
動画サイトとか活用しながら。
動画サイトとか活用しながら。
いろんな人たちの秘密を暴いていく。
そして、そういう人たちを殺していく。
バットマンはゴードンとかキャットウーマンとか、あるいはペンギンとか、そういう人たちの力を様々に借りながら事件を追っていくんですが、そんなところにバットマンに届くのはあるメッセージ。
次の標的はブルース・ウェインだ。
ほー、なるほど。
果たしてバットマンはリドラーの正体を暴いて、事件に隠された陰謀を防ぐことはできるのかと。
なるほどね。
いったお話。
へー。
3時間ありましたね。
ゴードン出てくるんですね。
ゴードン出てきました。
この映画、SNSとか見てると、バットマン全然知らなくても楽しめますみたいな感想をちょこちょこ見かけたんですけど。
ちょっとね、個人的にはどうかなと思った。
あー、つまりバットマンの基本的な知識はある程度あった方が見やすい。
導入部分の説明はすごく少なくて、例えばなんだろう、少年時代に両親を殺された。
あー、オリジン。
オリジンとか、あるいは警察の協力者にゴードンがいるとか、羊がウルフレットだとか。
あ、うんうん、オッケーオッケー。
とか、あるいは連絡用のバットシグナルがあるとか。
バットモービルっていう乗り物が人気だとか。
人気だって。
そういうある程度の知識があった方が見やすいと思う。
いきなりあいつはペンギンだって言われても、たぶんバットマンなんも知らない人が見ると、はぁ?
あー、なるほどなるほど。ペンギンっていうキャラクターがいるぐらい。
いるんだー。
そのぐらいの知識でいいよね。
盗みをする女性がいたら、キャットウーマンなんだー。
とか、それぐらいのあった方が、たぶん銃が嫌いとかさ。
あー、なるほどなるほど。
何も知らずに、いやーヒーロー映画面白い。アベンジャーズめっちゃいいわー。
バットマンも編み込みなんだ。見てみよう。っていうので行くと、びっくりするかもしれない。
もうあれなんだよな。
俺たちさ、普通の人がバットマンどれくらい知ってるかっていうのが、ちょっとよくわかってないんだよね。
15:01
そうだね。
90年代のバットマン映画1本ぐらい見てから行くと、ちょうどいいかもしれない。
じゃあ今までの過去のバットマン映画は、ちょっと履修してるよっていう感じだったら、
ダークナイトとかノーランナーとか、この前のジャスティスリーグにつながる。
ああ、そうだね。
あの辺は見た上で、見たら、まあ大丈夫かな。
もう十分だと思う。たくさんの知識はいらないけど、最低限そういうのがあると見やすいかなっていう気がする。
はいはいはい。OKOKOK。
もちろんね、細かいところは会話の中とかでも処理されていくんですけどね。
今ちょっと気になったんだけど、アルフレッド出てきた?
あ、そうそう。これね、今回のバットマンの映画、やっぱり一番気になるのってアルフレッドの存在だと思うんですよ。
前回ね。
前回やったバットマンインボスターっていう作品は、ザ・バットマンの一つの元ネタになったって言われてる作品でしたけど、
あれではアルフレッドがいないせいで、バットマンがかなりひどい状態になってしまっていたじゃないですか。
そうですね。精神的な支えを失ってましたよね。
今回、さっき言った通り、導入の説明が少ないので、バットマンを取り巻く状況とかよくわかんないんですよ。
アルフレッドいるのか?出るのか?死んでるんじゃね?
あーそうね。
と思って、溜めて溜めて、ふっと登場しました。
それ、アルフレッド出るのか?っていうワクワクの見方って多分ちょっと違うよね。
撮影されてないと思う。
アルフレッド大活躍でした。本当に。
いい役してましたね。
映画全体として見るとね、どう言ったらいいんですかね、幕の内弁当的な映画ですよね。
いろんな要素がちょっとずつ入っているって言ったらいいかな。
だからバットマン映画でこういうの見たいっていうのは多分皆さんあると思うんですよ。
バットマンの格闘、ガジェット、バットモビル、推理、狂気、苦悩、などなどいろいろあると思うんですけど、
そういうのをいろんなの入れてるんで。
だからSNSとかでいろんな人が、これ最高っていうのも刺さるフックがいっぱいあるからだと思うんだよね。
象徴的なのはアルフレッドの話で、アルフレッド出てくるんだけど、冒頭30分くらいで、アルフレッドとブルース・ウェインの会話の中で、
あなたは僕の父親じゃないじゃないかっていうサリフが出てくるんですよ。
アルフレッドとブルース・ウェインの関係はどんなものなのかって、それだけ1つワンテーマ映画作れるぐらいのものじゃないですか。
そんなのを冒頭にいきなりバーンと出すぐらい、出し押しにしない。
バットマン的な面白さをどんどん出していくっていう映画でしたね。
なるほど。
あとはこれもSNSでよく言われてるんですけど、全体としてはリアリティ重視。
そうだね。それはもう予告編から伝わってきましたね。
推理パートとかもすごく細やかで、バットマンってこうやって物証を集めて推理してるんだっていうのがわかる。
ミステリー好き探偵小説探偵映画好きとしては、今回のバットマンは?
ちゃんと探偵してるな、ちゃんと推理してるな。
ほんと。トンデモガジェットとかで解決しないわけだ。
トンデモガジェットは出てくるけど、許容範囲内かなっていうところが。
18:02
ここバランス難しいよね。やっぱバットマンはトンデモガジェット使ってくれないとっていうのもあるもんな。
そうね。そのトンデモガジェットの説得力の生み出し方もやっぱ上手いなって思ってて。
例えばリアリティっていう意味では、推理シーンでちゃんと物証を集めるっていうのもそうだし、格闘シーンとかもやっぱすごいんですよ。
バットマンめっちゃ敵を殴るんですよ。まだ殴るの?っていうぐらい殴る感じで。
でも確かにバットマンいたらこんな感じなのかなっていう描写が積み重なってくるんですよね。
今回一応さ、全年齢が見れる映画っていうレーティングだったと思う。だからバットマンの格闘シーンは全年齢バットパンチ。
全年齢パンチでね。暴力描写。血が出たりとかないんだけど、やっぱりこんな殴るみたいな。
バットマン自身もめっちゃ殴られるし、銃で撃たれる。
じゃあバイオレンス好きな私も楽しめる。バイオレンス好きな私も?
説得力のある強さが描かれてますね。
リアリティやりつつ。
確かにバットマン強いわ。そういうリアリティ積み重ねてるんで、ガジェットとか出てきても、まあでもあるかもな。
そういうリアリティの積み重ねがあるんで、急に変なのっていうか、とんでもないガジェットが出てもまあまああるでしょっていう説得力が生まれてますよね。
なるほど。金持ちムーブあります?
金持ちムーブね。
私結構バットマン映画って金持ちムーブ大好きで、そのリアリティのある操作手法って言ったらさ、ダークナイトのシリーズではさ、銃を何回も撃って断魂を調べたりとかさ。
はいはいはい。
あと、スーパーマンの実家を銀行ごと買い戻したりとかさ。
金持ちムーブか。でも上流階級の中でのブルース・ウェインの立ち位振る舞い的なのがあるから、ブルース・ウェインってゴッサムではこういう位置づけなんだっていうのが描かれてて、その辺も面白さかな。
リアリティって言って一番個人的に好きなシーンがあって、ぜひ映画館に行ったら見ていただきたいんですけど、冒頭バットマンの登場シーン、これマジで最高でした。
最初の事件は、ハロウィンの夜に市長がリドラーによって撲殺されるっていう事件から始まるんですよ。
おお、いきなり大物いったな。
とはいえ、ハロウィンの夜だから当然ゴッサムは犯罪が多発するんですよ。
はいはいはい。
ゴッサムあるある。
例えば、悪書きしちゃうとか、強盗しちゃうとか、集団で暴行を加えようとするとか、あるあるじゃないですか。
ゴッサムっぽいね。
そんな犯罪を犯していると、ふと空を見上げるとバットシグナルが輝いているんですね。
あ、あるんだバットシグナル。
バットシグナルが輝いている。
それを見た瞬間に、犯罪行為を犯している人たちが、誰もいない暗闇に恐怖を感じて逃げるっていうシーンが挟まるんですよ。
すげえ、めっちゃいいじゃんそのシーン。
感動的に。
これすごいなと思って。
つまりバットマン自身のリアリティを高めるために、もしバットマンがいたらこういう社会になるだろうなっていうのをまず見せるんですよ。
なるほどなるほど。
もちろんそこにはバットマンはいないの。
名シーンですね。
それを重ねて重ねて、溜めて溜めてバットマン登場っていう風にしているので。
21:02
だからその後、例えばバットモービル登場シーンとかもあって、これもめちゃくちゃかっこいいシーンなんですけど、下手をするとあれってギャグになるじゃないですか。
それ聞きたいんですけどさ、バットモービルあるの今回?
予告編で出ていた通り。
バイク?
お車で。
あ、お車も。
出てきます。
どうですか?
バットモービルで出てくるんですが、あれもやっぱりとんでも解像者だからさ。
とんでも解像者ですね。
普通にするとやっぱりギャグっぽくなっちゃう面もあるんですけど、そういうバットマンがいた社会ならこうなるだろうっていうのを積み重ねてるんで。
バットモービルも。
スッと入ってくる?
溜めて溜めて、めっちゃ演出を加えてバッと出てくるんだけど、すっごい嘘。
すっごい嘘なんだけど、でもそういうバットマンあるある、バットマンがいる世界はこうだっていうシーン積み重ねてきたから、説得力、かっこよさがめちゃくちゃある。
話を戻すけどさ、悪党が暗闇を恐れるってさ、めっちゃいいね。
バットマン、今回オリジンはどの程度描かれるの?
オリジンね、ほとんどない。
一応会話の中で、昔こんなことがあってっていうのがあるんだけど、細かくはほとんど描かれないし。
じゃあ、父さん僕はコウモリになろうは、特に。
特はなし。
もちろん両親殺されたっていうのが一つの伏線というか、後々影響してくるんだけど、大きなテーマにはなってくるんですね。
やっぱバットマンってね、犯罪者に恐怖を与えるために最初はコスチュームを着ずに戦ってたんだけど、格好をするようになったわけだから、その成果がこの2年で出たってことですね。
そうだね。
暗闇を犯罪者が恐れるようになるんだ。
そのめっちゃかっこいい登場シーンも、実は後々の伏線にもしっかりなっていて、そういうバットマンによって悪党たちが暗闇を恐怖するようになった。
それが結果どうなったのかっていうのも、やっぱり素晴らしい映画でした。どの程度までネタバレしていいですか?
おーい、しゃべりたいことしゃべっていいよ。
やっぱりメインキャラリーはリドラーじゃないですか。リドラーっていうのは今回は謎々おじさん、単なる謎々おじさんじゃなくて、嘘とか秘密を暴く存在なんですけど、彼のオリジンも途中でちょろっと描かれるんですけど。
彼がなんでこんなことをするようになったのかというと、非常に苦しみを味わったんですね。苦しい出来事があった。
その時、なぜ自分はこんな苦しみを味わわなければいけないのかっていう答えのない疑問を依頼にしまった。
その結果、この苦しみを、つまり答えがわからない疑問を抱えるという苦しみを他の人間にも与えてやろうじゃないかと。
いいね、最高だね。
そのオリジンを私すごく好きなんですよね。
で、彼はそうやって真実を明らかにすることによって、そして暴力を振るうことによって、彼もまた実はこの街を浄化しようとしているんだっていうことを。
そうだよね。今話聞いてて、それはそれで探偵っぽいことをやってるんだなって。
ちょうどバットマンの鏡写しというか、似た存在として描かれるんですよね。
なるほど。
で、そのブルース・ウェインがやっている行為を今回の映画は、恐怖と狙いを絞った暴力によってゴッサムを再開発しようとしているんだって位置づけてるんですよ。
24:11
なるほど。
恐怖と狙いを絞った暴力。これって、でも一本間違えればテロリストの論理と全く同じなわけで。
で、そのバットマンの活動によって、実はリドラーもこの活動を始めていたんだっていうことを物語の中盤ぐらいでもすぐ出てくるんですけど。
そういうバットマンの活動によって悪人たちが、犯罪者たちが生まれてしまったんだっていうのが描かれていて。
これなんかコミックであったような。
コミックでよく語られるよね。
この辺もやっぱ面白いですね。
なるほど、なるほど。
それに対するバットマンの回答というのも大変。
いい。
素晴らしいね。
えー。
いや、素晴らしいですね。
そうか。
自分のせいで犯罪者を増やしてしまった。
自分が生み出した恐怖によって犯罪がさらに生まれてしまっていた。
じゃあどうするか。
って言った時に、次の一手をバットマンが示すんですよね。
バットマン、自分は力不足である。
必要なのは希望だ。
お、出た。はいはいはい。
っていうことに気づくんですが、これがもうね、感動ですね。
へー。
バットマンってだって、希望とあんまり相性悪いというかさ。
そうね。
相性いい意味じゃないじゃないですか。
希望は別の人に担当を任せてる感じがあるよな、自分は。
そうそうそうそう。
この世界は希望担当の人がどうやらいないみたいなので、バットマン自身が希望を示すんですが、
それがこれまでのバットマンの漫画をいろいろ読んできた経験を踏まえてみるとやっぱり感動的ですよね。
あ、そう。
お前もそういうことできるんだ。
へー。
なに?
っていうのがあって、私は結構感動しましたね。
そしてやっぱりバットマンにはスーパーマンが必要だなって改めて思った。
やっぱそのヒーローってさ、求められるんだな、そういう光の側面をね。
光の側面がやっぱり人々を導く人々の希望になるような存在ってやっぱりヒーローにとって必要なものなんだなって思いましたね。
なるほどね。
ちなみに今回さ、ゴッサムってさ、どういう描かれ方してた?
割と普通のニューヨーク的な。
あー、超汚かったわ。
あー、荒れた感じの街なんだ。
めちゃくちゃゴミが落ちてた。
曇ってた?
めっちゃ雨降ってた。
なるほどねー。
めっちゃ雨降るのもちゃんと伏線として回収してたから。
へー。
あーそう。
ゴッサムという街を描き?
描きつつ、バットマンとは何かっていうのを、バットマンの内弁当としておいしいところにもいっぱい食べれる。
あー。ペンギンもさっき協力者としてっていうか。
まあ無理くりに協力者にするという事ではあるんですが。まあでもいいキャラしましたよ、ペンギンも。
なんかスピンオフ作られるとか。こんなニュースがあったような。チラッと見にしましたね。確かに人気になりそうな、いいキャラしてましたね。
じゃああの、ディム・バートン版みたいなフリークとして描かれる感じじゃなくて。
27:01
マフィアのボスとして。
コミックスに近い。
近い存在で。ペンギン結構かっこいいキャラしてるなと思いますね。
え、キャットウーマンとは何?やっぱこうラブな感じになる?
なってましたね。
バットマンの相棒は誰かっていうのも一つお話としてちょっと出てくるところでもあって。
でもロビンは出てこないでしょ?
ロビンはいない。
でもそのやっぱリドラーとバットマンは似てるし、ゴッサムとバットマンという関係性もあるし、あるいはバットマンとキャットウーマンという関係性もあるし。
あーそれは3時間になるな。
盛りだくさんだね。今喋りながら思ったけどめっちゃ盛りだくさんだわ。
で、バットマンは一体どんな相棒というかどうあるべきかっていう話ですよね。
なるほどね。いいですね。
え、答えわかってて聞くけど、映画ジョーカーとの関係は?
ジョーカーと似た要素はでもあるかなって思ったね。
みんなが言ってるほど関係なくはない気がするな。
リドラーの造形とか、あるいは現状のゴッサムが覆っているこの閉塞感みたいなのは、やっぱりジョーカーと共通するところはあるよね。
じゃあ単体映画ジョーカー、でも世界観は違うんだよね。
世界観はやっぱり違うんだけど、ゴッサムシティの位置づけというか、人々が抱えている不満とか怒りとかそういうのは共通しているから。
職場の自分のデスクにあるカレンダーに、3月11日にコウモリマーク書いておいたの。
そしたら先輩に、「何このマーク?」って。
いや、バットマンの公開目なんですよ。
ああ、ジョーカーの続きでしょって言ってて。
ジョーカーは序章に過ぎなかったっていう宣伝?
多分違うと思いますよって言ったけど。
問題意識は似てますね。
じゃあ精神的続編ということで。
精神的続編ということで。私はザ・バットマンの方が好きかな。
さてそれでは、フォミックスの方。
表題作バットマンエゴですけども、あらすじ簡単に説明すると、ジョーカーの部下がジョーカーを裏切って金をあくったのかな?
で、逃げたところバレちゃって。
自殺?
自殺ですね。
死にようとしているところをバットマンが見つけて止めると。
で、なんで止めるんだと。
もうジョーカーにバレちゃったから、死解処されるに決まってるんだと。
いやいや大丈夫だ。ジョーカーはもう逮捕した。
いや、いつも脱獄するんじゃんっていう。
そりゃそうだ。
どうせすごくひどい目に合わされるんだから、自分の家族、妻と娘も殺して、自分も死んじゃうんでね。一家親父をしてしまった。
30:00
つまりバットマンが不殺?殺さずを貫いてるんで、そのバットマンのスタンスのせいでこの人たちを殺してしまったっていうところからバットマンが自分の存在に悩み。
バットマンの人格とブルースの人格が分かれてしまって、この2人の対話をメインにした作品ですね。
すごい作品ですよね。こうやって改めて読み直してみると。
面白かったと思うんですが、確かに名作。
実際どうなんですか?これがザ・バットマンのインスパイアしたっていう風に監督が語ってるのかな?
2つの人格が分かれてるか。
バットマンが大切な人を失うことをすごく恐れてるんだ。それが彼にとっての恐怖なんだ。っていうのは英語でも描かれてるんですけど、これは映画でも描かれたことではないよね。
例えばキャットウーマンとの会話でも、とにかく彼女の身の安全を考えたりとか、アルフレッドの安全を常に考えたりとか、そういうところは共通点なのかなとも思いますが。
あんまり人格が分裂しているかというとそういう感じは。
表面的な部分は別に関係ないのかな?
少し離れるかなって感じ。
今回は分離したバットマンの方は、もっと徹底的な手段を取らなくちゃいけないんだと言うけど、それに対してブルースはあくまでバットマンはバットマンなりのルールを破るべきじゃないと。
つまり殺さないって言ったんだ。
殺さないと行くところまで行っちゃうんだってことを言ってたから。
一線を越えてはいけないんだ。
この辺がさっき映画の話の中であった、バットマンとしてはどうすべきか?リドラーと自分、バットマンとどこで線を引くべきかっていうところは?
そうだね、似てる部分かもしれない。
似てる部分なのかな?
その不殺ってバットマンも常に一つのテーマになってきますもんね。映画でももちろん一つのテーマとして描かれていましたし。
ただ、バットマンエゴはやっぱりアニメっぽいよね。
そうだね。さっきも話したけど、ダーウィン・クックですもんね。絵もそうだし。
コマ割りとか、お話の持ってき方がすごくアニメチック。
アニメチック。なんだろう、うまく言葉で説明できないんですけど。
バットマンの人格したバットマン人格の造形とか喋り方とかもすごくアニメチックですよね。
なんか動いてるところが頭の中で浮かぶような感じするね。
そうね。
なんなんだろう、キャラの造形なのかな?
また我々は絵を語る言葉が必要かもしれないですね。
そうね。いつもこのアートについて語るっていうのはなかなか難しいんだよね。
そうですね。
あとは、映画バットマンの共通で一つ言うのを忘れそう。
バットマンとは何かっていう最終的な結論ですよね。殺人はしないっていうのがもちろんルールだけど、それと同時に犯罪者を萎縮させる恐怖の象徴であると同時に、善良な市民の間では別の意味が必要だ。
33:03
希望の象徴だっていうのは、映画とまさに重なるテーマかもしれないですね。
バットマンが希望をどう示すかっていうのはバットマン英語では特に描かれてない部分ではあるんですが、これを一つ映画では描きましたね。
もしかしたらバットマン原理主義者とかいるのかわからないけど、バットマンがこんなことするの?とか思うのかな?
それは言い過ぎかな?
私は結構びっくりしましたね。
バットマンらしくない?
バットマン、こういうことするんだっていうことがありましたね。
なるほどね。ここでね、分離したバットマン自身も、私はお前のペルソナではないと言ってますけど、ペルソナ、仮面っていう意味の言葉ですけれども、
パーソナルと語源が一緒なんだよね。もう一つの人格っていう意味だよね。
役割っていう風な感じに当てられてるか、この作品では。
やっぱブルースとバットマンって、そうだよね、人格の使い分けみたいなのってあるよね。
あー、そうね。確かに。
ブルースの姿では福祉とかお金のパワーとか。
事前事業とかやりがち。プレイボーイキャラやりがち。
まあ、そうやって二重生活を送ってるから、こういう、ちょっと病んじゃったりもするんだろうね。
やっぱ夜はちゃんと寝た方がいいと思うんですよね。寝不足は良くないよ。
前回のさ、映画のほうのザファルコンはさ、なんか、分かんないけど予告見た感じ、すげー寝不足っぽさ。
福弁で目が見えないように黒塗りしてるってのもあるんだけど、やっぱそれでも寝不足感すごかったよね。
寝とけよ、シャワー浴びて寝ろって思いますよね。
なるほどね。
今回、短編集なわけなんだけど、どれが好きだったって話したら絶対被ると思うんだけど、モニュメント。
あー、モニュメントね。マジ最高。超最高。めっちゃ面白かったです。
これは、ダーウィン・クックがライターを担当してる作品かな?
絵は違うんですね。
違う人だよね。コメディ作品だよね。
そうだね。
バットマンの像を作ることになってと。
バットマンを讃える像をゴッサムシティに作るという作品なんだけど。
なんていうか、すごいよね、この像のデザインがさ。
顎。
下顎がすごいんですよね。
いやー、なんていうか、このバットマンの像もそうなんだけど、この作品で描かれているバットマン顎がとにかくすごい。
すごいな、これ。なかなか絵を見ない顎っぷりだね。
36:01
そうだね。
なんかクッキングパパよりも全然上行ってるもんね。
やっぱりこういう誇張した感じもギャグっぽさなんですかね。
ギャグっぽい、ギャグっぽい。
でも、街に本当にでっかいバットマンの像を作ったせいで、悪人たちがその像を見てやめとこうかってなる。まずいんじゃねえかってなる。
バットマンが見てるんじゃないか。
いいじゃんね、このバットマン像を立てた意味がある。
そうだね、ひとつの抑止力になってるということですね。
でも、バットマンは街では賛否両論あるみたいな描かれ方もしてますね。
好きな人もいれば、どうなの、侵略化することには賛成できないよ、あいつは犯罪者だろ。
このインタビューもいいですよね。
いいですね。
で、オチとしては、戦いの中でヒューゴストレンジがバットマン像に爆弾を仕掛けるんだけど、バットマンはそれを阻止することもできたんだけど、
阻止せず爆破して処理するというオチね。気に入らなかったんでしょうね。
やらんでしょうね、やっぱバットマン的には。きっとやりすぎなんじゃねえかってのがあったんでしょうね。
あの滑稽な下顎を見ろって言ってるからね。ちょっとデザインが気に入らなかったのかもしれません。
バットマンの目的が何かってやっぱりありますよね。バットマンとして侵略化されたいのか、それともゴッサムを良くするっていうところに重点を置くのか。
なるほど。
いずれはバットマンの存在がいなくなった方がいいんじゃないのかっていう考え方もあるのかもしれないよね、これを見てると。
まあ結構そういう軽めの作品なんだけど、この短編集そういうのもいくつかあって。
例えばバットマンとキャットウーマンが戦ってるように見えてただイチャイチャしてるだけの。
ありますね。
そのタイトルもデートナイト。
2人でデートするっていうだけのお話で。
ダークナイトとね、かかってるんでしょうけど。
これも面白いよね。
まあ面白いですね。ティムセールっていう人のアートで、ティムセール、キリングジョークじゃなくて、あ、やばい名前忘れちゃった。
ダークビクトリー、なんだっけ、もう忘れちゃったけど。
わからん、ごめん。
まあでもバットマン描いてる人なんで、このアートが久しぶりに見れたのも嬉しかったですね。
あとなんだろうな、ちょっと詳しくないんだけど、スピリットっていうキャラクターとのコラボのお話もありましたね。
多分こういうヒーローいるんですよね。
なんかすごい歴史のあるヒーローらしいですけど、実写もされてたよね。
だけど扱ったことないですね。
2人のタイアップというか、2人がチームアップチームを組んで悪と戦うっていう話なんですが。
こちら側のゴードン本部長に対して向こうにもそういう協力者の警察関係者が。
39:05
そして、なんだっけ、ヴィランもね。こっちのよく見知ってる、こっちのって俺はいつの間にかバットマンサイド寄り。
バット寄りの破壊屋台になってるけど。
リドラーとかね、ジョーカーとか。
あれもいましたね、福和術師ベントローリクエスト。
いましたね、インポスターにも出ていた。
キャットウーマーももちろん。
で、なんかキャラ強いけど知らんなっていう人はおそらくスピリット側の敵なんでしょうね。
というコラボのやつで。
あれ面白いね。
面白かった面白かった。
みんなで、どこだっけこれ行ったの。
ハワイか。みんなでハワイ旅行するってお話なんですよね。
で、ヴィランはヴィランでハワイ旅行。
バットマン、そしてスリッツ、そして警察関係者はそれはそれでハワイ旅行に行くっていう。
偶然向こうで会ってしまうっていう、ドタバタ劇っていう感じですかね。
最初はなんかちょっと対立というか、うまいこと噛み合わない2人のヒーローが、最終的にはお互い認め合って協力して敵を倒すっていう、バーサスモードのね。
定番かもしれないけど。
東映がよく作ってるバーサスな感じがするところもいいですね。お祭り作品で。
お祭り作品で面白かったな。
まあだから、ちょっとやっぱバットマンエゴは重厚というか、バットマンの内面的な、すごく内省的なお話だよねバットマンエゴはね。
自分自身との対話ですもんね。
まあ表題作だし名作と呼ばれるだけあるんだけれども、その他にも結構コミカルなお話。
ハーレークイーンを主人公にしたんですね。
あーこれも良かったね、ハーレー主人公のも。
やっぱあのなんだっけ、ザ・スーサイド・スクワッドのハーレークイーンすごく良かったじゃないですか。
あまりにも自由に振る舞うせいでさ、反アメリカのアイコンとして受けてるっていうキャラがあったけど、今回もそういうハーレーのね。
自由な振る舞いが。
変身ランマンさというか、ヤバさというか。
可愛らしさとヤバさとかね、描かれてて。
最後オチのコマが好きですね。
まあ年末のね、クリスマスの話ですね。
あー今年は最高の年越しになるわねって言ってる中で、もう荒れ放題のゴッサムね。
警察に銃突きつけてるおっさんがいたり、燃えてる人がいたり。
治安は最悪のゴッサム。
治安は最悪のゴッサムなんだけど、ハーレーは幸せそうっていう。
まあいいな、やっぱパワーのあるキャラクターですね。
そうだね、ハーレーの良さが出てます。
やっぱいろんな作の幅広さがありますよね。
あと私好きなのはですね、キャットウーマン主人公の中編ですかね。
そうですね。
長めの作品なんですが。
長めにありますね。セリーナズビッグスコア。
バットマンが登場しない話なんですけど、セリーナが普段一体どんな仕事をしてるかっていうピカレスクロマンというか、犯罪漫画って言ったのかな。
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現金の強奪作戦を仲間を集めて計画する。果たしてうまくいくのかどうかっていう話なんですけど、これ面白かったですね。
面白いね。
バットマン登場しないんですが、やっぱりキャットウーマンはキャットウーマンなんだなっていうキャラクターとしての深みというか、彼女の魅力に気づけるお話だったかな。
マフィアから金をパクるっていう。
うんうん。
なんかちょっとルパンっぽさあった?
そうね、確かにルパンっぽさ。絶対強奪不可能な現金をどう奪うかみたいなお話でもあるし。
そのセリーナを追う探偵。名前なんだっけ?
ブラットレイ。
ブラットレイ。彼もいいキャラしてますね。
渋いですね。
渋い。事件の主旗を書いてるんですが、主旗の書き出し、暗い嵐の夜だった。
これあれですね、ピーナッツに出てくるスムーピーじゃないですか。スムーピーって小説書くんですけど、彼の小説の書き出しは常にこれです。
暗い嵐の晩だったって書き出すのが彼の小説の特徴。
なんか元ネタがあるの?それともスムーピーが元ネタなの?
多分元ネタがあると思うけど、もしかしたらスムーピーが元ネタかもしれない。
ハードボイルドの代名詞なのかな?
そう、彼はハードボイルド作家なんですよね。
スムーピーってハードボイルド作家?
そうそう。
そうなんだ。
よく出版社に作品送ってるんですよ、彼は。
へー。
私はちょっとこれ、彼のセリフの冒頭、暗い嵐の夜だったを見てちょっと笑っちゃった。
スムーピーじゃん。
スムーピーじゃん。
へー。
じゃあ結構誇張されたコテコテのハードボイルド探偵っていうキャラだけどな。
多分ね、おそらく。
なるほどね。
あるあるノンパレードなんじゃないかな。
あー。
あ、一応このブラッドレーってあれか、元ネタがあるっていうか、いるキャラクターというか、DCコミックスの中で歴史のあるキャラクターなんですね。
へー。
はい、というわけでバットマンエゴでした。
はい。
直接映画に対して関係ある作品かっていうと、相当限らないと思うんですけど、かなり幅広い作品の収録されてる短編集なんで、普通にバットマンのいろんな作品を見たいなってなった時に選択肢の一つとしては十分あり得るやつかなとは思いますね。
それにあれだね、ザ・バットマンがバットマン幕の内弁当だから、バットマンコミックスを読むと、あ、これザ・バットマンにもある要素だなみたいなことが。
あー、確かに。
結構。
いいかもね。
あんのかもしんないね。
あるいは映画の、全然バットマン知らんわ、でもしこのラジオを今まだ聞いていて、バットマン一冊読みたいなっていう既得の人がいらっしゃれば、これ一冊目でもいいかもしれない。
なるほど。
バットマンの予習にはなるかもしれません。
なるほど。
バット幕の内弁当、ぜひ皆さんで楽しんでいきましょう。
あー、短編集という意味ではこれも幕の内弁当だね。幕の内弁当2個も食らって、もう。
これでね、おいしいおかず、これが好きだなってのが見つかればそれをさらにね、いろんなコミックス読んで深めていけばいいし。
なるほど。
推理ものがいいなって言ったらやっぱこう、推理系に寄せていけばいいだろうし。
45:00
バットマンズ、グレイブとかですかね。
そうそうそうそう。あるいは、やっぱハロウィンが舞台のバットマン最高だなってなったら。
あー、思い出した。ティム・セールの作品。ロングハロウィンだ。
ロングハロウィン。
バットマン、ロングハロウィンだ。
あれも結構推理寄りとか。
うん、推理寄り、推理寄り。
なんでやっぱ、そういうわけでいろんなバットマンの要素が入っている映画だったのかな。
おー、なるほどね。
と思うので、ぜひ、映画きっかけにいろんなバットマン作品、みんなで読んでいきましょう。
読んでいきましょう。
はい。
いつものお願いします。
はい。この番組では、毎週皆さんからのご意見、ご感想を募集しております。
はい。
Twitter、ハッシュタグ、方訳あめあられをつけてツイートしていただくか、メールをお待ちしております。
はい。
メールアドレスは、あめこみあめあられ、あっとマーク、gmail.com。あめこみあめあられ、あっとマーク、gmail.com。あめこみのこみはcomiです。
映画の感想を送っていただければ、ぜひご紹介したいと思いますし。
そうですね。ぜひ、ハッシュタグ、方訳あめあられと。それから、ハッシュタグ、バットマンエモい。
バットマンエモい。
ハッシュタグ、ザバットマン期待。これをつけてね。
そうだね。全部ハッシュタグつけていただければ、きっといろんな人が喜ぶと思います。
そうね。
映画も私一回しか見てないんでね、たぶん見落としていることがいっぱいあると思うので、いろんな人の感想とか考察とか聞いてみたいですね。
そうですね。ぜひぜひ。やっぱりこのラジオさ、何のためにとかって話してたけど、基本的にはあめこみ読んでも語る相手がいないから、そういう空間を作ろうと思ったっていう。
そうですね。あめこみを喋りたい人はぜひ。
なので、感想を送っていただければ。
はい。ご紹介いたします。
ご紹介いたしますし。
語ってほしいあめこみのリクエストお待ちしております。
楽しみたいと思います。
はい。
はい。それではまた来週。さよなら。
バイバイ。
はい。
いや、今回ね、ちょっと収録に間に合わなかったけど、この後見て帰りますわ。
私が適当ぶっこいたことも、もしかしたらそれでバレてしまうかもしれない。全然違うストーリーを喋っていた可能性もある。
どうしよう、これですごいコミカルな。
そうそう。だだだだだだだだだだだーみたいな作品だったら。あのCMでそれはねえか。