1. 邦訳アメコミ雨あられ【毎週土曜深夜更新】
  2. #114 バットマン:ゴッサム・バ..
2022-09-03 45:03

#114 バットマン:ゴッサム・バイ・ガスライト

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~  流行に乗っかって「ONE PIECE FILM RED」を観てきた2人が、なんか偉そうに話しています。ちゃんとワンピース読みましょうね。
~  今回紹介するのは、バットマンvs切り裂きジャックという黄金カード!19世紀文学と絡めて語ります。
~
~  番組への感想やリクエストなどがあれば「#邦訳雨あられ」をつけてTwitterに投稿するか、amecomiamearare@gmail.comまでお願いします。
00:04
こんばんは、邦訳雨あられです。
お便り来ております。
邦訳雨さん、あられさん、毎週楽しく聞かせていただいております。
あられさんって言うとね、こうね…
んちゃ!
これ前もやったな。
お二人は、ドラマシーハルクはご視聴されてますか?
あー、見てますよね。
私も見てますね。
プラネットハルクやワールドハルクに繋がりそうな感じが出ていました。
私はデアデビルが出るみたいなので、現在ネットフリックス版ドラマも見ております。
おー、デアデビル確かに。
あれ結構長いよね。
法廷者ですよね、あれも。
法廷者ではないですね。
弁護士ってだけか。
そこで質問なのですが、私はデアデビルの盲目という設定にすごい珍しいというか面白いと思ったのですが、
お二人の中で設定が珍しい、面白いと思ったヒーローやヴィランはいますか?
ぜひこの一句先に知りたいですと。
ラジオネームMCUからコミックハマリさんからですね。
2回目?
そうですね、2回目のお便りです。ありがとうございます。
何かありますかね、設定面白い作品。
能力が面白いなっていうことで言えば、ミスターミラクルの脱出の達人っていう能力は面白いですよね。
DCコミックスに出てくる神々の一員のヒーローですかね。
魔王に育てられた神の息子っていうね、美味しい設定のミスターミラクル。
ただの極芸としての脱出師みたいなキャラ付けだったんだと最初は思うんだけど、今では何からでも脱出できることになってますよね。
脱出という概念を司る神みたいになってますよね。
あれの脱出っていう能力の拡大解釈っぷりは面白いなって。
確かに。
密室殺人とかあったらそれを推理したりとかね、そんなのやってましたよね。
私、逆に設定面白いなって思ったキャラなんですけど、ワンピースに出てくるルフィっていうキャラいるじゃないですか。
ご存知ですかね。手足が伸びるヒーローなんですけど。
よく知ってますね。
あいつすげーバカだと思ってたんですよ。意思薄弱なタイプの。宴だーっつってすぐ飲みがちみたいなイメージだったんですけど、先日映画見まして。
見に行ったんですね。
フィルレット見まして。
見ましたか。
20年は言い過ぎだけど十数年ぶりにルフィ君に会ってきましたよ。めっちゃ面白くて。
面白かったね。
海賊王に俺はなるっていう文脈に、彼のセリフに新しい文脈を加えてたじゃないですか。
幼なじみとの過去編を投入したことでね。
それである種の彼の設定をガラッと読み換えた感じがして、実は彼の意思薄弱な振る舞いというか、あれって実は全部演技だったんじゃないかって思わせられて。
03:03
そういう意味では新しい設定を加えることで魅力的になったキャラだなって思いましたね。
今めっちゃ語ってるこの人、原作は頂上決戦までしか読んでません。
エースが亡くなって私のストーリー終わってるんで、ジンベエ半魚人が仲間になってめっちゃびっくりしたね。
あと知らん海賊団がすげーいっぱい出てきたわ。
それでも楽しめたんでね。また劇場で観てない方がいたら是非、ワンピースフィルムレッドオススメです。
それで言うと、ワンピースのネタバレしていいのかな?コミックス派の人はちょっと聞かないでもらいたいんだけど、
ワンピース、ルフィの能力ってさ、ゴムの実じゃなかったのよ。
別の見た目ってさ。
あれは、神を擬人化したパワーだったらしくて。
だからあれゴムじゃなくて、カートゥーンの体だったらしい。
あ、面白い。すごい。
トムとジェリーみたいな。伸ばせば伸びるし、空気入れれば膨らむし。
高いところから落ちれば地面に体の穴が開く。
なるほど。
ゴムじゃなくて、そういう力だったらしいよ。
面白い。
という読み替えがあって、これも設定が面白いなってことじゃない?
100巻以上ついてるんだよね。
そうそう。ここに来て実は、あのゴムの実は実はって文脈の読み替えが起きたんですよ。
めっちゃすごい。ワンピースって、もしかしてめっちゃ売れてるんじゃない?そんなに面白かったら。
めっちゃ売れてんだよ。
100億いったんだっけ?
マジですごい。
あの映画。
みんな見てるんだ。
みんな見てるんですよ。
そうなってくると、雷食らって聞かなかったくだりは何だったんだろうっていう話になるけど。
あれもカートゥーンの力だったのかな。
まあいいや。
愉快な能力でいうと、またセクション8のメンバー、ヒットマンに出てくる変態性欲満みたいなのがいますよね。
犬の死体溶接マンとか。
犬溶接マン。
窓ガラスで殴るマンみたいなのがいるよね。
窓枠から砲に投げるマンみたいなのがいますよね。
あの辺も面白いなと思いました。
あれはDCのヒーローでしたね。
そうですね。DCばっかり出しちゃうな。
ゼブラマンっていうバリアー張るヒーローもスーサイドスクワッドのコミックスに出てきましたよね。
はいはいはいはい。
全然キャラクターの名前と能力が関係ないっていうやつ。
いたいた。
とかも面白いですよね。
DCばっかりだな。
DCばっかりだな。
なんかない?マーベルで。
マーベルで?
こいつの能力面白いなってヒーロー。
また設定になっちゃうけど、スパイダーバースとかに出てきたコミックスの方のスパイダーパンクとかスパイダーマンのバリエーションの一種なんだけど、
06:09
パンクの精神を体現したスパイダーマンということで、資本主義との戦いを続けているヒーローっていうのは面白い設定で。
確かに。スパイダーパンクの敵として出てきたカーン・ザ・コングロマリッダーは面白かったですね。
カーンって言えば、アース616ではカーン・ザ・コンから征服者カーンなんだけど、
コングロマリッダー、超巨大複合企業っていうね、資本主義の体現者っていう読み替えがされてて、
なるほど、パンクの敵は資本主義なんだなとかね。
いいよね、あれ中身にキャプテンアナーキーとかいうのもいいよね。
そうそう。あれいいね。マーベルユニバースのキャラクターたちをパンクに置き換えるっていう。
置き換えることでっていうのは面白かったな。
まあまあまあ、いろんなコミックス読んで。
われわれが知らないヒーローもいっぱいいると思うんで。
そしたらまた教えてください。
みんなの知ってる、僕の考えた面白い能力、もしくは僕の考えた。
僕の考えた。
みんなが知ってる、みなさんご存知の面白い設定ヒーローいたらぜひ教えてください。
というわけで、今週はこの間ですね、8月末に公約が出ました。
バットマンゴッサムバイガスライトをやっていきたいと思います。
もう1回公約されてて。
あ、そうなんだ。
確か、マイクミニオーラ、DCのマイクミニオーラの作品を公約したような間があったんだっけな。
そんなにあったんだけど、今回はその表題作であるゴッサムバイガスライトに加えて、
その同じ世界観で描いた続編の作品、マスター・オブ・ザ・フューチャーも並録されていると。
こちらは初公約かな。
なるほど。
ということでね、どういうお話かというと、19世紀が舞台ですね。
そうですね、19世紀のアメリカ、ゴッサムシティが舞台の作品ですね。
なので、いわゆるエルスワールド、本筋とは違うイフの世界ですね。
バットマンがもし19世紀に活躍してたらというような、19世紀末に活躍してたらというような作品になってますね。
というわけで、文脈がこの1冊だけでお話が始まって終わるので、読みやすさとしてはいいと思いますし、
このキャラクターはマイク・ミニオラのアートもそうだし、お話の面白さも相まって人気キャラですよね。
アニメで見た記憶がありますね。
19世紀末バットマンは同じタイトルだったっけ?ゴッサム・バイ・ガスライトってタイトルで。
確かに一緒だった気がしますね。
アニメにもあってましたね。私もAmazonプライムで買ってみました。
09:02
あれはイギリスが舞台のバットマンの活躍だった気がする。
そして今回のお話と全然違った。本当に全然違った。
バットマンの設定から何から全然違いましたね。能力も違いましたしね。
あと、聞いてくださいよ。この9月からカートゥーン・ネットワークで私の一番大好きなバットマン作品
バットマン・ブレイブ&ゴールドっていうのが久々に放送されるんですよ。
これマジで面白いから、この1ヶ月だけでいいからカートゥーン・ネットワークに入ろう。
わかりました。
1000円もしないから。
それで全話見られるんだ。
10月の真ん中くらいまでかかっちゃうから。
なるほどね。
でもそれで全52話から見れると思うので、超オススメなんですけど。
わかりました。
それでバットマンがタイムスリップしちゃってホームズのいる時代に行くっていう回があるんですけど。
それで19世紀末に合わせてバットマンがコスチュームを着替えるんだけど、着替えたらこの
19世紀的な
5,3倍ガスライトの姿になってたんで。
このパラレルワールドのバットマンが顔を合わせるみたいな時に居がちだよね。
居がち。あれだよね。デスメタルだっけ。なんかでジョーカーがいろんなタゲ打ちを破壊するぜっていう時に最初に狙われたのが確かここでしたよね。
パーペチュア、創星の女神パーペチュアっていう恐ろしい敵が力を取り戻した時に最初に破壊した宇宙がこの19世紀のゴスタムの街でしたよね。
やっぱ擦られがちなヒーローなのかな。
なんか最後に子供を守って、どんどんどんどん世界が真っ白に変えられていって、最後子供を守ってバットマンが消えていったよね。
懐かしい。
懐かしい。
というわけでね、そんな人気キャラクター、人気作バットマンゴッサムバイガスライトを今日は紹介していきたいと思います。
ストーリーとしては19世紀末のロンドンを侵犯させたあの殺人鬼、キリサキジャック。
キリサキジャックですね。
その魔の手が大西洋を越えゴッサムシティに忍び寄ると。バットマンvsキリサキジャック。
熱いカードですよね。
いいカードですね。
キリサキジャックってめちゃくちゃ人気あるヴィランですよね。
これまでにもいろんな探偵が彼の事件で捜査してきてるんですよ。
もしご存じない方がいるかもしれないように説明しておくと、キリサキジャックっていうのは1888年にロンドンで連続殺人を起こしたと言われる殺人鬼。
女性だけを狙って首を切ったりとか臓器を取り出したりとかそういうことをしている殺人鬼なんですけど、捕まってないんですよね。
だからこれまでにもいろんな人たちが、一体やつの犯人は誰だったんだろうか、犯人は誰だろうかということを悩んだりとかしてきてるんですね。
ミステリーのテーマになりがちで、一番定番はホームズがキリサキジャックの事件を捜査する。
12:03
それ何?定番なんだ。
定番。よくあるパターンですよね。
何度もやってる。
例えばエラリークイーンの恐怖の研究っていう小説が有名なんだけど、実はコナン・ドイルが書いたホームズ、本編ではキリサキジャックの話出てこないんですよ。
時期は?
時期はほとんど被ってるんだけど、やっぱりそういう世俗の事件というか、現実の事件はあんまり扱わないという傾向があったのかな。
でもやっぱりホームズと戦ってほしいじゃん。
エラリークイーンがそういう恐怖の研究っていうのを書いてるし、あるいは日本でも夏目漱石とシャーロック・ホームズが協力してキリサキジャックの正体を追うという小説とか。
なんで夏目漱石?
そういう時は1900年に授業してるんで、かぶってはいる。
かぶってはいるんだね。
多分そこでホームズと会ってるから、そこでキリサキジャックの話になるっていうのも自然な流れかもしれない。
なるほど、なるほど。それ誰が書いたの?
これ日本のシマダソウジ。
シマダソウジ?
すごく有名なミステリーで面白いですよ。
面白いんだ、しかも。
私は結構好きですね。
結構あらすじとんでもだけど。
確かにあらすじだけ言うと無茶苦茶だけどね。
そういう意味で言うと、例えば江戸川乱歩と横溝聖史のコンビがキリサキジャックの正体を追うっていう推理小説もある。
誰が書いたんだよ。
これはまあまあそういう小説もある。
ちょっと読んだことないんですけどね。ちょっと面白そうだなと。
なるほど、まあ確かにインパクトはあるね。
あとはもちろんね、名探偵コナンも。ベイカーストリートの亡霊劇場版なんかはキリサキジャックがテーマになってるし。
やってたやってた、そうだね。
あとはコナンの学習漫画、世界史探偵コナンってのがあるんですけど、そこでもキリサキジャックをテーマにした作品が1個ある。
学習漫画にも影響を及ぼす。
世界史の勉強してるとキリサキジャック出てくるの?
やっぱ19世紀イギリスってね、産業革命とかあったから、その最後のオチとして。
キリサキジャックを。
産業革命が生んだ闇というか。
あれ、勝負ばっかり狙ってたんですね。
そうだね、勝負ばっかり狙って殺人を犯していたと。
なるほど。
本編のストーリーとしては、ブルーズウェインがヨーロッパ留学を終えてアメリカに帰国するんですね。
そしていつものようにバットマンとしての犯罪との戦いを始めるんですが、その時期にちょうど合わせたかのようにゴッサムシティで女性が次々と殺されて、警察には朝鮮状が届けられると。
さたして犯人は一体誰なのかというのが読みどころですかね。
なるほど。
その今のあらすじ聞いてて、あっと思ったけど、これバットマンエアワンなんだ。
確かに。
ね。
今回活躍1年目でしたね。
ね、もう本当に出てきてすぐですね。
このヨーロッパへの留学も、その修行の旅に出ていたみたいな感じの描き方でしたよね。
我々のよく知るバットマンも幼い頃両親を殺され、犯罪に対する戦いをすることを誓っていろんな修行をしていましたよね。
15:04
世界中で修行を積んでゴッサムに帰ってくるって話でしたが、今回も同じでしたね。
フロイトの指示を受けてますよね。
フロイトもこの時期か。19世紀か。
無意識の発見。
発見した人ですよね。
あと、ロンドンの探偵も君のことを心配してたよみたいなセリフもあるから。
あ、そうそう。このロンドンの探偵ってホームズですよね。
あれ?あれじゃないの?エルロックなんちゃらみたいな。
誰だ?誰だ?
あのほら、いたじゃん。デザイナーの天敵だよ。
あー、デザイナーの天敵。
なんか、絶対この人モリアーティじゃんって思わせておいて、モリアーティじゃなかったやつ。
エルロックシャムレみたいな。
いたね。
いたよね。
なんだっけ?
忘れちゃった。ごめん、この話しなきゃよかった。
まあ、そんなロンドンの探偵とかね。
ロンドンの探偵とかね。
フロイトとかのところでお勉強を積んで、ゴッサムに帰ってきた。
帰ってきたということですね。
いうわけですね。
一番の面白さという話を先にしてしまうと、やっぱりブルース・ウェインが犯人として疑われるという部分が一番面白さですよね。
そうですね。
ブルース・ウェインって夜出かけがちなので、いろんな犯罪の犯人扱いされるっていうのはこれまでにも何回か見たことがある。
あいつは夜ごとなんかでやられてるらしい。
怪しいぞ、と。
怪しいぞ、と。
今回もブルース・ウェインの帰国と同時に連続殺人が起こるので、どうやらあいつが怪しいんじゃないかということで、警察が手入れにやってくるんですね。
まあ、いつものパターンですよね。
もう余裕ぶっこきまくりですよね。
これをよく見るシーンですよね。好きに操作してくださいよと。
代わりに私はちょっとご飯でもみたいなこと言うやつあるよね。
終わったらお茶でも飲みませんか?なんてね。
そしたらなんと、今回驚きの展開でしたね。
裏切ってきたよって言われましたね。
実は部屋の中から殺人に使われた手袋と刃物が見つかりました。
これ新しいよね。
新しい。
意外とないパターンでしたね。
その後、裁判にかけられていくんだけど、証拠とは言え、結構こじつけだと。
印象操作で私のブルースのことを悪者にしようと思ってるけれども、
すぐに無罪訪問になるだろうというふうに弁護人は受け取ってくれたみたいな。
よかったよかったと。
よかったよかったと言ってるんだけど、どんどんどんどん。
事態が悪化していく。
事態が悪化していきますね。
裁判には負け。
裁判には負け。
死刑判決が行われます。
すごいよね。
大富豪に公死刑の判決。
いや、めちゃくちゃなスキャンダルですよね。
この時の検事がハーヴィーでしたね。
ハーヴィーでしたね。
18:00
あと、有名というかいつものメンツって言うとゴードン警部。
ゴードン警部。
なんかもこの19世紀末の世界観に合わせて活躍してますね。
当然収監されるのはアーカムアサイラム。
いつもの精神病院というか、いつもの施設に投獄されと。
この世界ではアーカムは何なの?
我々がよく言うバットマンだと、かつて砦でみたいな話ですね。
アーカム式の治療法とか言ってるから精神病院として使われては。
ここは精神病院なのか。
進んでるなゴスタムは。やっぱ都会だね。
確かに。
無意識の発見から数十年ぐらいで治療の対象として考えられてるんですね。
そこで独房の中で事件の捜査を開始するという感じですね。
私今回読んでて、すごい19世紀の推理小説っぽさというか、
19世紀小説っぽいなってすごく思いながら。
もちろんバットマン要素がいっぱいあるし、ストーリー的なバットマンらしさはあるんだけど。
例えば冒頭で旅先から、ヨーロッパから大きな客船で、バットマンというかブルースが帰国するじゃないですか。
19世紀末って、19世紀のって言ったらいいかな。
2つ大きな発見があってさ。
1つは推理小説の誕生ですよね。1841年、モルグガイの殺人。
この年号はテストに出るのでぜひみなさん覚えておいてほしいんですけど。
もう一回言って。1800?
いやしいモルグガイの殺人ですね。
同じ年にイギリスで世界で初めての観光ツアーをする会社ができたんですよ。
トマス・クック社っていうんですけど。それができたのも同じ年で。
推理小説が発展するのと同じように、観光産業というのも発展していったっていう時代でもある。
観光産業と推理小説って同期なの?
同期、同期。だから観光地とか交通機関で事件が起こりがちじゃん。
西村京太郎サスペンスってこと?
そういうことだったんだ。客船、飛行機もそうかな。旅先。
今でも2時間ドラマとかで観光地で殺人事件が起こるじゃん。
あの年号は最初から埋め付けられていた。
ふたごの兄弟のようなもんだったもんね。
ホームズも、シャール・ホームズも世界中を旅行してるしね。
モリアーティ教授と一緒に落ちた滝もスイスにある滝だし。
操作でホームズが海外に行ったりなんて話もあるんですよね。
ホームズは19世紀の探偵ですよね。彼の話でよくあるのが海外を舞台にの話で。
前半が事件と解決を描いて、後半でなんで犯人が犯行を起こしたのかっていうのを説明する。
21:00
動機の部分。
そうそう。
よくあるパターンが、夢を見て海を渡って海外に行ったんだけど、
友人の裏切りとかによってその夢が破れて、財産とか恋人を奪われてしまう。
海外で一旗揚げようとするんだけど悲惨な目に遭う。
それが事件の結果になったというパターンが多いんですけど。
これまさにさ、今回のストーリーを見てるなって思って。
今回ブルースが捜査した結果、どうやらこの事件の犯人は自分のパパ。
パパ・ウェインと因縁がある奴が犯人だと。
そうですね。
ということを突き止めて真犯人を見つけるんですね。
でもネタバレをしてしまうと真犯人はおじさん。
自分の弁護士を務めてくれたおじさんだと。
彼はトーマス・ウェインの憎しみから事件を起こしたんだ、なんて話になってくる。
トーマス・ウェインじゃなかった、このおじさんがなんで自分が事件を起こしたのか説明をするところがあるんですけど。
彼はこう言ってるんですね。
俺はペンシルバニアの薄汚い農家からゴッサムにやってきたと。
そこでトーマス・ウェインの力で上流階級に参加することができた。
でもママ・ウェインですよね。
マーサ・ウェインに恋をしてしまったせいで全てを失ってしまって、殺人事件を起こした。
キリサキ・ジャックとして女を殺すようになった。
という理由の説明が行われる。
もちろんアメリカ国内の異動ではあるんだけど、やっぱりペンシルバニアの薄汚い農家というところから一旗揚げにゴッサムになってきて、それをきっかけに大きな挫折、恋人というか愛する人を失って、結果的に事件を犯してしまいました。
という説明がこのお話のラストに出てくると。
事件の発生、推理、ラストに犯人がそれを犯した理由の説明という構成も、
シャーロック・ホームズの作品、海外を舞台にした作品、ヒーローの研究とかがそうなんですけど、
そういうのをすごい思い起こさせるストーリー構成になってて、
めっちゃ19世紀の推理小説っぽい構成じゃんって思った。
読んでて全く思わなかったけど、そうか19世紀の推理小説ってこういう構成なんだね。
そんな感じなんですよ。
特におじさんもたぶんそんなに育ちが良くないんですよね。
それは冒頭から結構口が悪い。
でもそういう人でも旅行できたし、一旗あげるために旅行していた時代が19世紀だから、
その時代設定がちょうどいいというか、
本当に19世紀にバットマン描かれてたらこうなってたかもねってのは思いました。
もしバットマンの誕生が100年早かったら。
本当に100年早ければこういうストーリーになってたのかもなって。
なるほどね。面白いな。
続いて収録されているのがゴッサム・バイ・ガスライトの続編。
マスター・オブ・ザ・フューチャー。
19世紀のバットマンが活躍を始めてから1年半後かな。
24:02
舞台は1892年。
この頃バットマンとしての生活はどうやら一旦休止中。
そうなんですよ。
このゴッサム・バイ・ガスライトのバットマンってバットマンっぽくないなって思って。
なるほど。
まず一つは両親が犯罪に巻き込まれて死んだから、犯罪に対して戦いを挑もうっていうのがバットマンじゃないですか。
でも今回はそうじゃなくて、シンプルに自分の両親を殺したやつを倒そうっていう動機なんですよね。
途中でちょこちょこ犯罪とは戦ってるけど、やっぱりメインは両親の仇っていうところらしいよね。
前作のラストで、実はおじさんがそそのかせてやってたんだってことが分かって。
で、満足しちゃって。
バットマンは一旦休止中。
やることねーなーってね。バットマンは休止中なんですよね。
さてそんなゴッサムシティに新しい機器がやってくるわけですね。
ちょうど1892年ではゴッサムシティでは万博をやる予定だったらしい。
そうですね。現実の世界ではシカゴ万博っていうのが1893年に開催されたと。
それをモチーフにした博覧会ですね。
アメリカのディスカバリーエキスポ。
未来に目を向けろ。See the future!
あー万博っぽいですね。
新報と調和って感じ。
さて市議会で万博の企画どうしようかなんて会議をしていると、
そこに現れたのがアレクサンドル・ルロア。
誰だろうかって感じなんですが。
このお話オリジナルのヴィランですね。
貴様らの考えている万博の企画はつまらんと。前足だと。
俺に任せろ。
俺にやらせれば素晴らしい未来を示した万博をやってやると。
押し掛けプロデューサーですよね。
俺にやらせろってわけだ。
当然市議会としてはなんだこいつはということで捕まえようとするんですが、
貴様らの答えはわかったということで、
アレクサンドル・ルロアは万博を乗っ取ろうと企画を始めるという役ですね。
すごいよね。
マジでわけわかんなかった。
今説明してて全然意味わかんないよね。
こいつに何のメリットがあるかわかんないんだよね。
自己顕示欲なのかな。
ということで、彼の陰謀をバットマンというかブルース・ウェインがどう戦うかという話になっていくんですが、
19世紀が舞台で、しかも進歩、科学、そしてどうやらこのアレクサンドル・ルロアはフランス人らしいということを考えると、
これは19世紀小説で考えるとジュール・ベルヌのイメージが決まっていますよね。
27:02
なるほど、ジュール・ベルヌのイメージ。
海底2万マイルとか神秘の島とかさ。
冒険小説、SF小説。
SF小説の師匠とも言われる。
やっぱりフランス人ですもんね。
そうだね。
アレクサンドル・ルロアの乗っている乗り物、飛行船なんですが、
この飛行船という乗り物もすごくジュール・ベルヌ的な想像力ですよね。
ある程度の大きさの乗り物に天才科学者とその召使いたちが乗っている。
海底2万マイルなんかまさにそうだし。
確か飛行船をテーマに小説も書いてたんじゃないかな。
19世紀の最新テクノロジーってイメージあるもんね。
そうだね、確かに。
飛行機がやっぱり20世紀の乗り物って感じがするから、当時の最先端は飛行船なのかな。
しかも内装もね、結構スチームパンク的な感じですね。
ナイスな感じですよね。
はい、活かしてますね。
あと、運転席に座っているのが。
そう、活かしてるよね。
これ活かしてますね。
シニオール・アントニオ・ディアボロという名のブリキ人形ですね。
洒落てる。
洒落てる。
ブリキ製のロボが飛行船を運転していると。
あの、我々このラジオで一回、シャーロック・ホームズ・バーサス・ゾンビ、ビクトリアン・アンデッドっていうのをやりましたよね。
あれも時期的にはこの時期だよね。
そうだね、同時期だよ。
あれもさ、ロボ出てきましたよね。
あれもロボ人形出てきたわ。
もう19世紀は結構ロボ前世の時代なのかもしれないですね。
ブリキ人形というかロボというか。
ああ、言われてみるわ、確かに。
確かにシャーロック・ホームズ・バーサス・ゾンビの頃のロボの方がちょっと新しいというか、技術力高めでしたね、比べると。
なんかでもやっぱ、そういうテクノロジーがあったんだな、19世紀には。
テクノロジーへの信頼、この話で書かれるテクノロジーへの信頼みたいな部分もやっぱり19世紀的なのかな。
なるほどね、やっぱ19世紀、科学っていうのはすごく輝いて未来あるものに見えてたのね。
ということなんだろうね。
なんやかんやあってね、今の我々は、科学にはプラスの面もマイナスの面もあるぞっていう感じになってきて。
相対化しがちだけどね、やっぱ時代によってはこういうイメージもあったってことなんですよね。
さて、そんなアレクサンドル・ルロア、当然お仕掛けプロデューサーを断りされるわけですね。ダメだと。
まあそうだ、それはそうだ。
わかったと。そしたらルロアは何をやるかっていうと、彼らに思い知らせてやるんだと。
彼らを思い知らせるために、破壊が必要なんだと。
この辺からちょっと、もちろん彼らは実は仕事の依頼を受けていたんだって話になるんですけど、
やっぱりなかなか飛んだ発想っていうイメージになる。
そうね、なんかやっぱり動機がわかんないというか、本当に迷惑なんだよね。
30:04
一応彼の言い分的には、科学技術というか、無謀なる道を行く人類は我が輩にしか導きぬというのが一応彼の動機らしい。
彼の言い分では、ゴッサムの万博は愚かな道であると。正しい道を歩ませられるのは俺だけだと。
だから俺がゴッサムを破壊して、奴らに思い知らせて、素晴らしい万博を開催しようということなのかな。
めっちゃ悪質な未来に思えてきたな。
本当に迷惑。
でも、この飛行船から爆撃したりとか、やっぱり技術力みたいなものは高い。
確かに、ヴィランなんでしょうね。
彼の破壊兵器は飛行船に乗せた太陽光レンズ、太陽ビームを使ってゴッサムシティを破壊すると。
この辺の太陽ビームみたいな発想も元ネタというか、19世紀にありそうですよね。
太陽の力を利用した破壊兵器が受けそうな気がする。
今だったらすぐ原子力とか使っちゃうもんね。
太陽光で街に火を放つっていうのは、19世紀っぽさなのか。
ルーヴェルの書いた海底2万バイトなんかだと、水分中の電気を利用するとか、そういう感じだった気がするので。
自然エネルギーをどう活用するかっていうのが19世紀っぽさなのかな。
ぜひ専門家の方がいたら教えてください。
19世紀文学についてね、詳しい方がいれば。
でも、そういう19世紀文学ノリパロみたいなところが、この作品の一つの面白さなんですね。
さて、バットマン。引退をしていたんですが、いよいよ復活をしようと思うわけですね。
相手が完全な強人であると。完全に大変な人なので、警察の力ではもう敵わない。
こんな時にバットマンがいてくれたら!ってゴードン警部が悩んでるんですね。
それを見たブルース・ウェイン。
この世界のブルース・ウェインは婚約者もいて、充実な生活を送ってますね。
バットマンなしでも生きていける人なんですよね。
だからこんな風に言ってますね。
個人的な目的は果たしてしまったと。ここから先は社会正義のため。
ということで、バットマンの衣装を再び身につけて、公共の正義を達成するたびに、再びバットマンになると。
なんかやっぱりレアだよね。それ聞くとね。
あんまりイメージないよね。社会正義とかね、言わなそうな気がする。
個人的な動機に基づいて犯罪と戦いますみたいなイメージがありましたけど。
33:03
だから犯罪に対する憎悪がそこまでないんだよね。
そうだね、確かに。
それはやっぱ、19世紀的価値観なのかな。
貴族っぽさはあるよね。
前の作品でも、上流階級にこういうおじさんみたいな人がいるのは不思議だ、みたいなことを言ってたよね。
確かに社会的な改造で考え方が変わっているのかもしれないね。
なるほどね。
そんなこんなで、社会正義に目覚めたバットマンが復活して、太陽光線ビームで焼かれるゴッサムで救助活動を展開。
そして飛行船に飛び乗ってルロアを倒しましたと。
めでたしめでたし。
冒険活劇ですね。
確かに、めっちゃ活劇だな。
あと、市民の救助活動をちゃんとするバットマンってあんまり見たことないかも。
そんなこともないかもしれないけど。
映画のザ・バットマンでね、ちょっと印象的に救助活動を。
そうですね、そうでした。
コミックスで私が読んでいるバットマンでは、あんまり救助活動をちゃんとやるバットマンって。
そもそも人前に姿をそんなに晒さないイメージありますよね。
今回は真っ昼間に姿を晒してね、救助活動をしているから。
しかもこの燃え盛る飛行船で戦い。大スペクタクルですね。
大冒険ですよ。
そんなわけで、ルロアを倒して一気に落着かと思いきや。
先ほどもお伝えした通り、ルロアは実はある人間から仕事を依頼されていたんだという陰謀が明らかになるんですね。
つまり、街を破壊することで都市の再開発を進めようとしていた悪徳政治家が黒幕にいて、ラストそれぞれを逮捕というか捕まえて、何とか一件落着かなという感じなんですが。
再開発というのも読んでいて、都市のゴッサムシティを再開発するために街をめちゃくちゃにするというのをどこかでも読んだよね。
バットマン・ホワイトナイトですね。
あれもこういうストーリーだったよね。
バットマン・ホワイトナイトは、街の上流階級の奴らがバットマンが暴れて街を壊すことで儲けているということがわかるんですよね。
それをちょっと思い出しましたね。
19世紀という意味だと、今回1892年が舞台じゃないですか。
1890年が確かアメリカでフロンティアの消滅を言われたんですよね。
アメリカが西まで行き尽くしてしまって、フロンティアはないんだって合衆国政府が宣言したのが1890年なんですよね。
だから開拓地がないから、今ある街を作り変えなきゃいけない時代がいよいよ始まったということなのかなと私は読んでいて思いましたね。
そういうことなのかな。
どんどんどんどん街が近代的で綺麗で清潔になっていく時代。
だからこの万博の出し物を考えるときに、ワイルドウェストショーはやらないよっていうシーンがあるじゃん。
36:04
ワイルドウェストショーっていうのは、開拓の様子を再現したショー、また見せ物ですよね。
ヒロショー的にはするのかな。
牛追いとか、銃の早撃ちとか、そういうのを見せて、わーすごいガンマンかっこいい、かっこいいすげー、みたいなショーが確かワイルドウェストショーなんですけど。
それを万博にやりましょうって言ったら、議員から、いやいやそれはちょっと野蛮すぎる。
なるほどなるほど。
金がないよ。
それがこのまさに1890年くらいのことなのかな、おそらく。
変わり目なんだね。
時代が変わってきてるんですよね。
社会全体が野蛮さっていうものをちょっとやめようと、近代化していこうとする本当に時代なんでしょうね。
でもやっぱ今回出てくるバットマンの婚約者が言ってるんですけど、こういう時代が変化すれば大きな悪意が生まれるんだと。
だからそういう野蛮な時代を迎えてしまうから、野蛮な戦士が必要なんだ。
ブルーズ自身もそれを何回か反諷してるんですけど、野蛮な戦士が必要だ。
確かに今回バットマンはかなり野蛮な存在として描かれるよね。
冒頭も一番最初はこの剣刀クラブ、ボクシングクラブに飛び入り参加して、ブルーズが相手を殴り倒すっていうところから始まるしさ。
すごいね、こんなシーンゴールデンカムイでありましたよね。
落ち着いていく野蛮さみたいな暴力っていうのが失われていく時代の野蛮さを体現したのがバットマンなんだって感じの描かれ方ですね。
そういうことなんだね。
今回ラストシーン、ホームズとワトソンがちらっと登場するんですよね。
はい、注釈にも書かれてましたね。
ホームズとワトソンが旅行する時って、当然事件が起こる場所に行くわけですよ。
やっぱり法律の支配が及ばないような野蛮な事件が起こる場所に来るのがホームズらしいんですよ。
ホームズってすげえ田舎嫌いなんですよ。どんどん好きなんだけど、事件の捜査とかで田舎に行くじゃないですか。
で、ワトソンとかが、山岡でめっちゃ綺麗だね、なんて話をホームズにすると、お前はアホかと。
こんな奴らは法律なんてろくに知らないバカばかりなんだ。この美しい礼儀の背後にはどんな犯罪があってもおかしくないんだぜ。むしろこういう奴らの方が、みたいなことを言ってて。
まあ今のご時世そんなこと言ったらボロクソに叩かれそうな気もするけど。
でもそれを聞いて、夏目漱石とめっちゃ気が合いそうって思いましたね。
確かに。
夏目漱石も坊っちゃん?
坊っちゃんとかでね。
で、愛媛の人たち田舎者だってボロボロにって。
あ、めっちゃ気が合うかもね。
ボロクソに言ってましたもんね。
確かに。
で、自分自身は東京の下町の。
ああ、確かに。そっくりじゃん。
そっくりじゃん。これは気が合うわ。
気が合うわ。嫌なコンビだなこいつら。
39:00
めちゃくちゃ嫌なコンビ。
やっぱり彼らが来るってことは、やっぱりゴッサムは野蛮な街なんですよ。
でも、ゴッサムにはもうホームズは言いません。
なぜなら。
名探偵がね。
野蛮な街には野蛮な名探偵がもう生まれたわけですね。
なるほど。
新ヒーローバットマンという存在が生まれましたというストーリーで、
本当にバットマンの誕生を描いた作品なのかなっていうふうに思いましたね。
今回、ルロワっていう科学技術使いとも戦ったんで、
多分今後バットマンはこういう科学技術を使ったバット飛行船とか作ってくるんじゃないですか。
なんか途中でバットウィングみたいなのを装備して飛んでましたよね。
多分おそらく最新の科学技術をどんどん取り入れていくんでしょうね。
新しいバットマンになっていくんじゃないでしょうか。
ラストもさ、ジュリーって呼ばれてるけど、マリソン城。
婚約者。
バットマンの婚約者にさ、バットマンが戻ってくればいいんだけどみたいなこと言われてさ、
どうだろうねみたいな。
やっぱりどうだろうねって、あなたのことでしょみたいな。
正体バレてるーっつってね。
これも新しいとかあんまり見ないパターンですよね。
真昼間からね、市民を助けるために姿を晒してたんで。
確かに。
マスク越しでも愛する男性の目を見間違えるものですかってバレてて、最後キスして終わるっていう。
なかなか、ハッピーエンド。
ハッピーエンドじゃん。
婚約者絶対亡くなると思ってました。殺されると思ってました。
殺されるか、あれだよね、修道院に入るかは。
この人が黒幕だったってパターンですよね。
そんなんばっかり読んできたから、こんな復讐は完了し、婚約者はいて、こんな満たされたバットマンはいていいの?
すごいよね。昼間のシーン多いもんね。最後、婚約者とキスするとき真っ広間だもんね。
バットマンは夜中のイメージだったんで。19世紀バットマンはそういう存在なんだね。
変わったバットマンですね。
変わり種は変わり種ですよね。
個人的な復讐から離れた社会正義バットマンっていうね。
特殊な目立つ存在ではあるよね。
だからやっぱり最初に破壊されたのかな、目立ってたから。
幸せだし。
かわいそう。
はい、というわけでバットマンゴッサム×ガスライトでした。
いやー、なるほどね。話聞いて19世紀小説のパロディーというか、世界観なのか。
なのかなって思いましたね。
そういう見方したらまた面白さが変わってくる。
謎解きのある種の雑さみたいのもあるじゃん。
割とすんなりパッと犯人分かったりとか、やたら派手な滑撃が挟まったりみたいなのはやっぱりそういう時代的なものを感じましたよね。
あとやっぱり19世紀って喋ってて思ったんですけど、魅力的なキャラクターいっぱいいるよね。
42:04
何それは。
ホームズいるし、フロイトもいるしさ、エジソンもね。
エジソン出てきましたね。
あとジュールベルルも確か19世紀まだ生きてるからいるし。
もちろんバットマンもいるしさ。
バットマンはいつでもいるんだけど。
ナツメソウセキも森鴎外もいるし。
なんかね、すごいいいキャラ多いから。
なんかこいつらがね、一つのチームを組むなんて話があっても。
リーグオブモダンみたいな。
リーグオブモダンいいじゃん。
そうね、やっぱ我々が生きているこの世界の始まりだもんな。
ね、基盤になってる部分だからやっぱり繋がりは深いよね。
まあ、江戸時代とかとはまた違った面白さがありますよね。
中世とは違った面白さというか。
地続きの面白さみたいな感じがあるよね。
そうね、なんか我々の生きてる社会のオリジンというか。
そんな感じですね。
エピソードゼロ感ありますね。
エピソードゼロ感ありますね。
何だそりゃ。
自分で言ってて分かんねぇわ。
急に知らない幼馴染の話が始まるみたいな。
エピソードゼロですよ。
エピソードゼロですね。
海賊王になった理由です。
はい、新時代がね。始まるわけですね、こっからね。
はい。
いつものやつ、じゃあお願いします。
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嬉しいです。
何でも構いません。
お願いします。
そして来週は、冒頭のお便りにもありました、
シーハルクでもやりましょうかね。
いいですね。
ちょうど4話ぐらいまで見た状態で、
いけるかな?
いけるかな?
というところなんでね、
ぜひ皆さんも、月が変わりましたんで、
ディズニープラス入って、
シーハルク見て、
感想して、
感想して、
あと電子書籍でね、
出てますから。
シーハルク出ております。
それでね、
次回に備えていただければ、
備えていただければ、
嬉しいです。
いいんじゃないでしょうか。
ということで、また来週。
さよなら。
バイバイ。
今日さ、
19世紀トーク、
面白かったから、
俺もなんかちょっと19世紀トークしてやろうと思って、
作品の舞台だった。
1892年を、
Wikipediaで調べてたら、
アサヒビール発売だって。
19世紀ビールじゃん。
45:03

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