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皆さんこんばんは、BUILD UP LOCAL! 番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、これまでの経験とゲストの皆様とともに、スポーツを通じて街を豊かにしようという番組です。
さて、今月のゲストは、東洋大学健康スポーツ科学部健康スポーツ科学科講師の谷塚哲さんにお越しいただきました。谷塚さん、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
では早速なんですが、先週はですね、スポーツと地域ということについてたくさんお話をお伺いしたわけなんですが、今週はですね、最近開催をされました地域活性化イベント、これについてちょっとお聞きしたいと思っております。
The North Tokyo Derbyというイベントなんですが、このイベントについてですね、どんなイベントだったのか、まずこの点教えていただけますでしょうか。
これは簡単に言うと、東洋大学と東京生徒大学の男子のバスケットボール部の試合をですね、うちの赤羽のアリーナで行ったということなんですが、ここまでだと多分ただの大学同士の試合なんですけども、
うちの東洋大学を赤羽に築く、東京生徒大学を王子地区というふうに見てですね、要は地域対地域の戦いっていうですね、こういう構想にして大学同士ではなくて地域対地域、地域の人たちが盛り上がれるような試合にしたいなということで考えたのがこのThe North Tokyo Derbyということになります。
大学と大学ではあるものの地域と地域を対戦させてしまう、これがイベントの趣旨ということなんでしょうかね。
そうですね、Jリーグとかヨーロッパのサッカーでも結局は地域対地域で盛り上がるというのが一番盛り上がると思いますので、大学も地域にある存在ですから、大学同士ではなく地域対抗ということで考えたのがこの試合となりますね。
なるほど。このイベントの開催しようとしたきっかけというんでしょうかね。イベントの目的というんでしょうか。この辺どのような点が考えられていたんですか。
大きいところで言うと、国の政策の中でも大学スポーツを盛り上げていこうというようなのがありました。
一方で、僕はどちらかというとサッカーとかが専門なので、サッカーというものが地域で盛り上がっているというのがあるところを、これを大学に転換できないかなということで、大学スポーツを中心として地域が盛り上がるという構造を作りたいなと思って始まったのがきっかけです。
なるほど。このイベントですけども、開催した場所なんですが、4月にオープンした東洋大学の東洋アリーナ。こちらで開催したというふうにお聞きしているんですが、これはどんなアリーナなんでしょうか。
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赤羽台に4月から立って、見たことある方もいらっしゃると思うんですが、すごい綺麗なアリーナですね。一般の大学の体育館と違うのが、観客席がついていて、一応ミニマムでも1700人。
すごいですね。
一応もうちょっとよると、多分2センチ近く入るように。要は今まではスルーだけのスポーツ施設だったのを見るという観点からも活用できるように作ったのが、この4月からスタートした赤羽台にある東洋大学の東洋アリーナということになりますね。
今のアリーナのスペックなんですけども、1700人というのはなかなか行政のスポーツ施設、そのスポーツ施設ともあまりない数字なんですけども、帰宅ではおそらく最大でしょうね。
どうなんでしょうね。詳しくは分からないですけど、かなり大きい。ただ一方で、今例えばBリーグなんかで求められているのは、ミニマムでも3000とか5000とかっていうことを考えると、まだまだちっちゃいかなと思うんですが、大学の施設ということを考えればかなり大きなキャパなのかなと思いますね。
ありがとうございます。
ノーストーキョーダービーこのイベントを開催をした主体となったのは学生さんだというふうにちょっとお聞きしたんですね。地域活性化イベントということで学生主体となって、そのアイデアをお話をしたときの学生さんの反応、それどうだったんでしょうか。
はじめに話したときは多分1700とか人が集まるイメージができてなくて、学園祭的なことやるのかなみたいな感じだったんですけど、やり進めていく中で、なんかこれはまずいぞっていう学生たちも感じる部分はあって、当然僕もこちらから、僕がこれやっても意味がないので、うちのゼミ制がやるっていうのがメインにしたかったので、
分刻みのスケジュール表、それも5つ6つぐらいの人を想定した、A3一枚ぐらいになるような分刻みのスケジュール表も全部学生たちに考えさせましたし、そういったことをやる中で、やばいやばい、間に合わない、間に合わないみたいなですね、目の色が変わってきたっていうのが一番の印象に残っているところですかね。
なるほど。その中でも学生さんが実活性化イベントに向き合ってですね、いろいろ努力されたと思うんですけども、安塚先生から見て学生さんたちどんな感じで見えました?
正直近づけば近づくほど、僕の中でも焦りがいっぱい出てきて、もう間に合わないと思った中で、僕がこうやっちゃう部分も中には当然あったんですけど、でも全部は当然でききれず、もういいやと思って当日を迎えてみたら、実はみんなすごくたくましくてですね。
僕が心配していたこと以上のことをみんなが普通にやっていてですね、すごく頼もしく当日も学生たちのことを見てられたっていうのが一番の印象に残っているところですね。
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ノーストーキョーダービー学生対抗戦ということなんですけども、1700人を集客するというのは本当に非常に努力がいるかと思うんですけども、このイベント自体かなり手探りだったというふうにちょっとお聞きしましたけれども、開催にあたって苦労された点たくさんあると思うんですが、その中でいくつかあれば教えていただきたいんですけど。
もう一言で言えば誰もやったことないことをやったっていうのが一番の苦労点で、当然うちの大学の事務関係者もそんな千何百人を招くようなイベントをやったことがないし、そもそもアリーナ自体がこの4月からのスタートだし、
あと実際あれをやるにも例えば保健所行ったり警察行ったり、諸々いろんなところ行って、話してもなかなか理解をされない中でやったりっていう、もう全てが初めてのことを手探りでやったっていうのがもう一番の大変なところでしたね。
学生さんはこのイベントを作り上げていくということの苦労というかですね、あと最後はお客様を入れて、そのお客様の接客ですと、対応しなければいけない様々ないろんな点で初めての体験、苦労されたんでしょうね。
そうですね。ある意味失敗も多かったかなと思うんですが、個人的には失敗してなんぼかなと思っているところがあって、その失敗をしたことで次気をつけなきゃとか、こういうことをやらなきゃってことを気づいてもらうという意味でもいい機会だったかなというふうに思ってますね。
学生の成長にも当然つながっているんですね。
そうですね。たぶん周りの関係者だったり、ご支援いただいた企業さんからすれば物足りないところっていうのはいっぱいあったと思うんですが、そこは僕が頭を下げて回ればいいかなというふうに思ってやっておりました。
企業という言葉が今出ましたけども、どのような企業さんにお声掛けをしたのか、あるいは経済界であったりとか、その点はいかがだったんでしょうか。
はい。もともとは上北信用銀行さんにお声掛けさせていただいて、この指示に賛同していただいて、合わせて北区の商工会議所さんにも行かせていただいて、それこそ100何十社が集まるときに5分10分時間をいただいて、こんなことをやりますというようなお話をさせていただいたら、いくつものの企業さんから手を挙げていただいて、その中でも北区にあるいがらし商会さんという企業さんがご支援いただけるということで、
基本的には上北さんといがらし商会さんの2社が支援をいただくということで、大体のことが叶えられたということになります。
民間では数社が支援をした。あと行政の反応、対応というのは、この辺はいかがでした。
でもやはりすごくこういったことをやるということに賛同いただきまして、それこそ先ほど出ていた集客という部分では、北区の方のご協力をいただいて、北区のニュースに載せていただいたというのが、やっぱり一番集客には効いたなと。
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本当に僕らだけでやってたら多分そこまで進まなかったものが、あれに出させていただいたことによって一気に集客が集まって、本当に初め1000人集まればいいよなと思ってたのが、当日をまだ2週間3週間残しても、一応1700の申し込みはすぐ集まったというのが現状でしたので、すごくありがたかったかなと思ってますね。
実際の試合なんですけども、大学の対抗戦でチームが試合をするわけなんですけども、その前後にイベントもやられたということもお知らせしてますけども。
前後にはこれも学生たちが考えて、北区のミニバスのチームとか、北区のチアの子たちに来ていただいて、チアのパフォーマンスを見せていただいたりとか、ミニバスのドリブルのイベントをやったりとか、非常に楽しいイベントを学生たちが考えてくれたかなと。
そこで言うと、僕が一番感動したのは、試合に勝った負けたというよりも、試合が終わって選手たちが出てくる入り口の手前に、2、30人のミニバスの子たちがプロ選手を見るかのように握手を求めて、ハイタッチをして、まさにこれがやりたかったなと。
彼らがこれを憧れて、うちの大学、もしくは生徒さんもそうですけど、北区にまた大学まで行っていただいて、北区で大きくなっていただくというのが、一番僕が目指していた姿かなというのが最後に見られて、本当によかったなと思っています。
北区の企業、行政、それから地元のチアの子たち、本当に地域の力が集まって出来上がった、そんなようなイベントでしょうね。
その後にちょこちょこと来ていただいた方のお話も聞くんですけど、本当に楽しみにしていたという。
あそこにあんなでかい施設が建って、当然行ってみたい、入ってみたいという思いがある中で、なかなか今まで大学って外の人が入れなかったということの中で、ああいうイベントがあったからかもしれないですけど、ぜひ行きたかったという話を結構ちょこちょこいただくので、非常にやってよかったかなと思っていますね。
学校施設とはいえ、地域にあるんだというPRにも搭載になったと思いますし、学生さんの達成感というのも相当大きかったんじゃないですか。
大きかったと思いますね。本当裏話になるんですけど、すごく僕の片腕となってくれてた一人の学生が、終わった後2日間もう熱が出たというぐらい大変だったので、今でこそ笑い話ですけどね。そのぐらいやってくれた学生もいましたね。
最後になんですが、今後このイベントザノース東京ダービーですけれども、これをどのようにしていきたいというお考えなんでしょうか。
一言で言えば、あそこで試合をすることで、いろんな形で北区に還元ができるようなことをやっていきたいなと思っています。
当然にぎわいとか子どもたちの夢とかもそうですし、なかなか今年一発目でできなかったんですけど、どうやってあの大会を通じてその付近にお金を落とすかとか、あとはどうやって赤羽地区と大地区での対抗ムードを出せるかとか、じゃあそしたら滝の川地区はどうするんだとかですね。
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いろいろとやらなきゃいけないなというふうには思ってはいるので、ぜひ例えば京浜東北線沿いで試合のやる10日前ぐらいはですね、赤羽大地の駅前でそういったポスターが貼っていただけると思うんですね。
それでその地域の人たちは、そろそろそういう時期が来たんだなということで盛り上がっていただくっていうようなイベントに今後もしていきたいなと思ってますね。
地域の風物詩というか、この時期が来たらこのイベントを楽しみたいなというイベントにしたいですね。
1000人以上が集まっていただけているので、今のところ終わったらその地域でご飯でも食べてお酒でも飲んで、ああでもない、こうでもないと言ってもらうというのが多分本来の意味でのスポーツと地域の関係性だと思いますので、大学スポーツでもそういうことができるようにということで来年以降もぜひ続けていければなと思ってます。
地域活性化、経済の活性とそれから人の動かすという、そこに経済効果が生まれるということなんでしょうかね。
今日はですね、ザ・ノーストーキョーダービーという地域対抗戦の話をお聞きしました。
安川さん本当に今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
常田幸永がお送りしているビルダップローカル、本日はここまでとなります。
次回も安川さんにより詳しくお聞きしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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それでは本日のゲストは東洋大学健康スポーツ科学部健康スポーツ科学科講師の八塚哲さんでした。
八塚さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
お相手はビルダップローカル番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。