おすすめまず1冊目が、高段車の動く図鑑ムーブのオリンピック・パラリンピック大図鑑ですね。
高段車の動く絵本の動く図鑑ムーブ。
ムーブ。全然知らないですね。
本当ですか。高段車の動く図鑑ムーブは、本屋さんに行くと図鑑いくつか出版社ごとに人気のシリーズがどんどんと並んでいるうちの一つで、
多分見たらこれねっていう感じでわかると思うんですけど、オリンピック・パラリンピック大図鑑ってなかなか手に取らないなと思って。
そんなジャンルがあることにまず驚きですけどね。
そうなんですよね。魚とか人体とかそういうのはよく見るんですけど、ちょっとお珍しいんですけど、うちで買ってみてすごく良かったんで、ちょっと話したいなと思ってます。
全然惹かれないですけど、今のところ表紙見てても。
硬そうですよね。これ動く図鑑ムーブの特徴ってDVDが付いてるんですよ。
本当だ。
DVDから見て興味を持って図鑑をさらにパラパラめくるっていうやり方いいなって思って。
今の子たちってやっぱり動画すごく慣れてるし好きだから、なんか動画面白いですよね。
この動画はいろんな競技が動画30分の短いDVDに入ってるんですけれども、
その競技のすごくいいとこ、ジャンプだったらジャンプのシーンだけとか、ちょっとみんながわーって転んじゃってギャーッみたいな面白いシーンとか、
そういう子供を消しそうなシーンだけをすごく短くまとめていってるんで、なんか子供が興味持ちやすいんですね。
ちょうど来年がまたパリオリンピックがあるんですけれど、さっき調べたんですけど。
全然知らないわ。
子供と一緒にオリンピック見たいなと思っても、ほとんど子供知らない競技、大人も知らない競技多いですけれども、知らない競技だと興味ないし、
あまり見ようって思わないですけれども、こういうので一回その競技を知ってると一緒に見てみようかなってなりますよね。
ただやっぱりテレビで一緒に見ようって言っても、競技が始まるまでの待ち時間とか結構その面白いシーンまでに長くて、
子供は待てないんで、その前にDVDとかで面白いシーン見ておくのはありかなって思います。
これ本の方には各競技の細かいルールとかそういうのが書かれてるんですか?
そんなに細かいルールとかじゃなくて、本当に最近の選手がバーっと並んでて、競技データもちょっとあるんですけれども、
何書いてるかな?ちょっと待ってくださいね。
これにしようかな。
体操だったら競技データでちょっと会場がどういうところかとか、
種目数が14種目だよとか書いてるんですけれども、写真がすごい多いですね。
わかんないから説明が難しいですけど。
これだと内村康平選手の写真とか載って、ツリーはこんなだよとか、アンボはこんなだよみたいな感じで、
そんなに細かい文字読まなくてもパラパラめくっていって、気になるのがあればちょっと読もうかなみたいな、本当に他の図鑑とそんなに変わりはないですね。
はいはい、画像検索してたらどれだけ人は高く飛んできたかみたいなのが競技ごとにあったりして。
あれですかね、昔僕小学生ぐらいのときギネスブックだったかな。
図書館にあって結構流行ってたんですけど、ああいうのに近いのかもしれないですね。
そうですね。やっぱり子ども向けなので、子どもが興味持ちそうな視点で切り取って図鑑にしてる感じですかね。
競技の見どころとか書いてて。
でも多分初めてこれを手に取るお子さんだったら、多分先にDVD見てからの方が興味持って読めるかなっていう気はしますね。
DVDそんなにいいんですね。
うちの子はすごい好きでゲラゲラ笑いながら見てました。
そんなに。
で、あとね私がこのDVDになって思うのがもう一つあって、うちの子もYouTubeすごい好き、うちの子もってみんな多分YouTube好きな子多いと思うんですけど、
うちもYouTube大好きでめちゃくちゃ見てるんですけど、最近のYouTubeって音声読み上げのナレーションっていうのかな。多いですよね。自動音声っていうのかな。
なんかゆっくり解説みたいな。
ああいう感じ。
そう、そんな感じ。今日は何とかを紹介していきますみたいなその読み上げ機なんですけど、自分が見てるんじゃなくて隣からそればっかり聞こえてくるとなんかもう頭おかしくなってくるんですよね。
もう嫌嫌みたいになってくるんですけど、やっぱりこういうDVDとかプロのナレーターが喋ってるので聞こえてきても全然嫌な感じがしないんで、めちゃくちゃ落ち着くわって思って聞いてます。
親の精神衛生的にも非常にいいと。
いいですよね、はい。
確かになんか図鑑がある家はいいですよね。
って言いますよね。
うちね、まだ図鑑読む年齢では、なんかちっちゃい赤ちゃん用図鑑みたいなのはありますね。
そうですね。
なんかドーナツとかパトカーとかが載ってるような。
いいですよね。
いつか欲しいんですけどね、こういうの。
でも興味が出てきてからでいいんじゃないですかね。
そうですね。
うちも3,4歳の時は恐竜にしか興味なかったんで、各出版社の恐竜の図鑑ばっかり揃えてました。
だいたい一緒じゃないですか、あれ。
だいたい一緒と思うんですけど、出版社によって載ってる恐竜がちょっと違ったりとか、データがちょっと違ったりして、もうその当時の息子は全部頭に入ってたんで、この恐竜の全長を見たかったらこの図鑑や、みたいな感じでやってましたね。
僕もいいですか。
はい、お願いします。
僕でも、あれなんですよ、うちまだ上の子が2歳とかなんで、どちらかというと絵本系がほとんどなんですけど、ちょっとメジャーどころから。
まずはね、これです。
ドラネコ軍団パン工場。
知ってる人多いですよね、もうこれは。
有名です、有名っていうか人気ですよね。
最近めちゃ人気ですよね。
もう平気にメンチンされてますね、本屋でも。
グッズもいっぱい出てますよね。
そう、フィギュア付きのやつとかがあって、有名なんですけどね。
いやーいいですね、読んでますか。
読んでないんですよ、うちの子たち。
読んでないですか。
いつ出たんですかね、それ。
パン工場が確か1冊目で、今全部で10冊ぐらい出てるんですけど、2012年が初版ってなってます。
あ、そうなんですね。
そしたらまだうちの子ちっちゃい時なんですけど。
でも流行り始めたのが4,5年とかじゃないですかね。
そうですね、うちの子ちっちゃい時あんまりそれ見なかったんですよね。
これね、めっちゃいいですよ。
そうなんですよね。
子供だけじゃなくてやっぱり大人にもファンが多い絵本ということで、
いろんなシリーズ出てるんですけど、全部一緒なんですよ。
ほんとに野良猫軍団っていう8匹の個体差のない猫と、
あとね、わんわんちゃんっていうね、このパン作ってる。
はいはいはい。
本当だ、わんわんが。
この人が、この人じゃないか、この犬が主な登場人物で、
だいたいこのわんわんちゃんがいろんなお店やってて、
このパン工場とか鉄道とかお寿司屋さんとか、
高く経営してるわんわんちゃんのお店に勝手に忍び込んで、
なんか悪いことをして、最後大爆発が起きて。
で、最後に大爆発の後ね、いつも一緒なんですけど、
正座させられて、説教されるっていう。
もうこれが毎回のパターンなんですよ。
全部一緒で、もうミルクボーイの漫才と一緒ですね。
安心しますよね、それが。
そうなんですよ。
これがね、なんかすごい良くて、子供も好きだし、
なんかね、読んでても楽しいというか、
これ読んでほしいみたいな言われたときに、
いやーこれかーと思う本もあるんですけど、
わんわんのらねこ軍団だったら、読もう読もうというところがあって、
なんかね、読んでても飽きない。
読むたびに新しい発見があるというか。
そののらねこ軍団のシリーズが、私が運営している探検本の街でも、
他のブックガイドさんが紹介してくれてて、
すごい人気で気になってたんですよ。
なんかパン特集ってありましたもんね。
あ、そうです。パン特集で紹介されてて、
すごい気になるって思ってて。
今聞いて、私たちのちっちゃい時の11匹の猫のシリーズと、
構成とか登場人物とかちょっと重なるところがあるのかなって今聞いてて。
僕どっちかっていうと、ゾロリに入る前のものかなっていう気がしてます。
ゾロリ。
なんかゾロリって、キイチさんゾロリ好きという前情報があったんで。
はいはい好きです。
ゾロリシンプル犯罪者じゃないですか。
なんか銀行強盗したりとか偽札作ったりとか。
野良猫軍団もシンプル不法侵入をしまくってるんですけど、
悪い中にもいいところがあるみたいな。
憎めない。
っていうところだったりとか、書き込みが結構多くて。
メインと関係ないところが気になるというところも結構ゾロリと近いのかな。
あ、そうですね。そういうの楽しいですよね。
ゾロリだったらこの本の中に大体お母さんがどこかにいるとか、
なんかいろいろあるじゃないですか、隠し要素が。
それっぽい感じのが結構あるんですよ。
へー。
なんでその辺が読めば読むほどいろいろ発見があるっていう。
そうですね。なんかただ文字を追うだけじゃなくて、
ちょっとこう脇道にそれて、
えさがし遊びみたいなことしたりとかもできそうですね。
そうそうそう。この世界やっぱ変なんですよ。
なんか動物とおっさんと赤ちゃんしかいないんですよ。
女の人が多分一人もいない。
赤ちゃんは人間の赤ちゃんですか?
赤ちゃんは人間の赤ちゃんです。
へー。
あと蜂の恰好したおじさんっていうところはなんかオスしかいない世界なのかな。
ちょっとアンパンマンみがありますねなんか。
あー確かに。っていうところがね。
であとなんか本ってこのパンチラインがある本が、
いい本というか便利だなと思うことがあって、
なんかそこの共通言語が本読んでない時でも出てくることで、
なんかより親子の関係性が深まるというか。
でこのパン工場ではこのパンを作ってる時に、
なんか猫たちが簡単だったね、簡単だったよにゃーって言うんですよ。
このパン作りながら。
それがねうちで結構流行ってて。
へーかわいい。
お風呂に入れて頭洗うのとかすごい嫌がるんですけど、
ちょっと半ば無理矢理洗わせてわんわん泣いてるんですけど、
簡単だったねって言ったら簡単だったよって言って。
なんかそこでちょっと一旦もう泣くターン終了っていうのが生まれてて。
あーめっちゃ便利ですね。
全然簡単じゃないですけどね。
っていういいところがあるんで。
あーいいですね。
はいでは次に私からご紹介するのは
あるかしら書店。
知らない。
本当ですか?吉竹新介さんの本なんですけれども。
はいはいその人は知ってますね。
吉竹新介さんもめちゃくちゃ人気で、
本屋さんに行くといっぱいありますよね。
いろんなシリーズが。
ありますね。
はい。
でこれは絵本よりちょっとちっちゃめの文庫本サイズ。
文庫本じゃないか単行本サイズかなんですね。
で他の吉竹新介さんの絵本と同じように
イラストが書いてて手書きの文字があってっていう風に進んでいって。
これがどんな話かというと
街の外れにあるかしら書店っていうのがあって
このお店は本にまつわる本の専門店なんですね。
で店のおじさんに〇〇についての本ってあるかしらって聞くと
大抵ありますよと言って奥から出してきてくれますという風に始まるんです。
でその〇〇な本について
大体見開きでこんな本があるよとかっていう風に行くんですね。
あとは本にまつわることを大切りみたいな感じで
イラストがいっぱい載ってるんですけれども
これだと書店員スキルアップ専書本の包み方っていう本を紹介してて
本を包むときにまずベーシックな紙袋で包むとか
包装紙とリボンで包むっていう以外に
うなぎで巻いて包むとか
小麦粉と卵とパン粉で包むとか
バナナの葉で包むとかいろんなのが出てきて
吉武晋介さんの絵本全般に言えることだと思うんですけど
すごい視点が面白いなって思って
子供と一緒に読んでても大人でも
なんじゃこれって思って
ちょっとクスクスなっちゃう感じなんです。
めっちゃ面白いじゃないですか。
めっちゃ面白いですね。
本当に大切りだ。
この中で私が一番好きっていうか
影響を受けたページがあって
それが本が好きな人々っていうページがあるんですね。
一口に本が好きと言ってもいろいろありますっていうのから始まって
本の匂いを嗅ぐのが好きとか
隣の人のを覗くのが好きっていうのと
ちょっと気持ち分かりますよね。
なんか電車とか乗ってると気になるみたいなのもありますよね。
とか本を包むのが好きとか
しおりをちゅうちゅうするのが好きとか
ちょっと分からないですけど
本が好きっていうのが好きとかいろいろあって
その中で
これに載ってない
なんか本を人に勧めるのが好きっていうのあった気がしたんですけど
私の補正かもしれないんですけど
イマジナリー記憶が
なんかその
なんだろうな
私が元々探検本の街っていうウェブサイトを始めたいなって思ったのも
元々私が本を好きな
本をたまに読んでましたけどすごく読書家っていうわけじゃなくて
うちの子供が本がめちゃくちゃ好きで
子供にこんな絵本があるよとかいうのを勧めるのが好きだったんですね。
それですごくいっぱい家に本があるから
ちょうどコロナ禍っていうこともあってなかなか街に出れないから
ウェブサイトでいろんな本の情報見れたら楽しいかなっていうふうに思ってて
だけど私そんなに本詳しくないなって思った時にこれを読んで
そっか本を人に勧めるのが好きっていうのも
動機の一つとして成り立つなっていうふうに自分で腹落ちして
始めてみようって思ったきっかけをもらったので
詳しくなくてもやってもいいんだっていう背中を押してくれた本
いろんな好きがあっていいんだなっていうふうにそこで
この本から学びましたね
なるほどじゃあそういう多様性ダイバーシティを
ある頭書店で学んでいくってめっちゃいいじゃないですか
知らなかったな
吉竹さんの本は僕は読んだことないんで
そうですか
何歳ぐらいが対象なんですかね
吉竹真介さんの絵本はもうちょっと小さい子も読めるのもあるんです
リンゴかもしれないとかも文字がちっちゃめで
吉竹真介さんのご自身の文字なので
子供が一人で読むには小学生ぐらいからだと思うんですけど
もっとちっちゃい2,3歳ぐらいから親と一緒に読むんだったら
全然読めると思います
そうなんですね
このある頭書店は他の絵本よりもちょっと内容が上かな
だから小学生ぐらいから大人と一緒に読めばいいかなと思いますね
いろんな隙がわかるっていうことですね
でもね僕実際買って読んだところ
僕の感想はちょっと違うんですよ
このブックガイドの
そうなんですね教えてください
これストーリー知ってます
私ね知らないんですよね
キツネのぬいぐるみと秋ちゃんっていう女の子の話で
キツネのぬいぐるみはなぜか動いてしゃべるんですよ
それは特に触れられないという世界観で
そのキツネのぬいぐるみがボロボロになったので
遠くに住むおばあちゃんの家に行って直してもらおうっていうことで
その家からおばあちゃん家まで2人で旅をするっていうようなストーリーで
これ出版社の紹介ページとかでも
この女の子とぬいぐるみの冒険話と書かれてるんですけど
冒険話よりも
秋ちゃんの成長話なんですよ明確に
何かっていうと前半秋ちゃんと
今度秋が電車に乗って行く最寄り駅まで行くっていう前半と
後半が駅に着いてから
おばあちゃん家まで行くまで鳥取砂丘に遊びに行くんですけど
その前半と後編に分かれてるんですよ
前半と後半場所と状況は違うんだけれども
起こることって一緒で最初2人でいるんだけれども
途中でコンがいなくなって最後また2人で出会うっていう
これが前半と後半同じなんですよ
前半の時はコンが弁当を買いに行って
ちょっといなくなってそのまま帰ってこない電車が出ちゃった
どうしようって言って秋ちゃんがえんえん泣いてたら
車掌さんが助けてくれた
コンはドアに挟まれていて
良かったねっていう感じなんですけど
後半は砂丘に着いて
今度はコンが野良犬に連れて行かれるんですよ
バクって食われられてどっか行っていなくなっちゃうんですよ
前半の秋ちゃんは泣いて泣いて
人に助けてもらうことしかできなかっただけれども
今度は周りに誰もいないんですよ
砂丘
砂丘なんでってことはないですけど
周りに誰もいないということを自分で理解して
電車の時のように泣き崩れるのではなくて
自分の足で前へ進んで自らコンを探しに行くっていう
この行動の変化が
前半と後半で違う点だと
それこそがこの秋ちゃんの成長っていうのが感じられるところで
そこがいいなと思うのと
こういう本なんじゃないのと
僕は思ったという話ですね
なるほどね
視点がまた別の視点ありますね
今聞くだけでまた泣きそうになりますね
成長したな秋ちゃんと思って
超涙もろくなっちゃって
うちの子でもまだちょっと早いかなと
4歳からって書いてるわ
それぐらいの方にはいいんじゃないでしょうか
いいですね
またこれ聞いた方で読んでみて
また違う視点があったよとか聞いてみたいですね
そうですね
人によっていろいろ絵本って解釈が分かれるかなと思うんで
そうですね確かに
聞いてみたいですね
子供と親でも全然見方とか違ったりしますよね
そういう風に見てたんだとかって思ったりしますよね
いいですよねそういうの
それで子供の考え方の癖みたいなのが分かるっていうか
そんな悪い方に考えなくていいじゃんみたいなところを
この子はこんな風にされてすごいかわいそうみたいなこと言ったりして
いやいや別にそんなかわいそうじゃないじゃんとかって
親子で言ったりして
でもそういう話してると
例えば学校で似たような状況ってこともないけど話があった時に
またちょっと変な考え方っていうか
変な捉え方しちゃってるんじゃないかなとか
実生活でもちょっと子供の考え方っていうのが分かる感じしますよね
まだお子さん2歳なんであれですけど
うちは小学生なんで
そういうちょっとなんていうかリトマスシ的な
この人はこういうところでこう思うんだっていうのを知る材料としても使えますよね
そうですね
他にないですもんねあんまそういうものが
そうなんですよね
なんか自分たちの実体験で話すとどうしても
こうなんていうかな
よく思われたいみたいなことがあって
あんまりこう本当の気持ち話してくれなかったりとか
ちょっとこうなんていうかな
大人も子供も自分中心に考えちゃったりとかしますもんね
なんか自分と切り離してる絵本の世界とかの方が
分かりやすかったりしますね
そうですよね
なんかねリアクションも結構わかりやすい
やっぱ動画とかだと見るだけで終わっちゃうんで
本だとなんかもうちょっと反応が
ダイレクトに分かりやすいかなっていう気がしてるんで
そうですね
もう一冊がもうすぐ夏休みが始まると思うので
夏休みに向けて一冊紹介したいなと思ってて
今日から僕がクッキング世界一親切かもしれないレシピ本っていう本で
滝友子さんっていう方が書かれてるレシピ本ですね
子供向けの
これうちの確か初めに知ったのが読売子供新聞に載ってて
娘がこれ面白そうだから買ってほしいって言って
中も見ずにネットで買ったんですね
すごく買ってみてめちゃくちゃ良くて
もううちの子たち気に入って読んでて
っていうのを
なんかウェブサイトかSNSかでアップしたら
作者の滝友子さんがありがとうございますみたいな感じで反応してくれて
そこから去年一昨年ぐらいに滝友子さんに私インタビューしたんですよ
えーすごい
元々この本ってコロナ禍の時に
もうコロナの話ばっかりですけど
コロナ禍の時に滝友子さんが
そのお子さんが自分でお料理ができたら
お母さん滝さん以外じゃなくて
お仕事されている他のお母さんとかも楽になったりとか
子供も自己肯定感が上がるんじゃないかっていう風に考えられて
自分のお子さんと一緒に料理してたんだけれども
世の中にあるレシピ本とかって
ちょっと子供向けに作られてるけれども
マリネとかちょっと子供がそんなに好きそうじゃない
メニューがあったりとか
すごくみじん切りがあったりとか
ちょっと難しい工程があったりとかあって
あんまり簡単じゃないとか
もっと簡単なのがあったらいいのになっていう思いで
作られた本なんです
滝友子さんのインタビューの時にすごく詳しく伺ったので
私もこの本のことは詳しくなったんですけれども
特徴としてみじん切りを一切使ってないっていうのが一つ大きくて
あーみじん切りね
包丁を持てるようになった年齢のお子さんだったら
一人で作れるぐらい簡単になってて
あとはでもすごく簡単すぎない
簡単すぎない
自分で作ったよっていう達成感を味わえる
ちょうどいい簡単さみたいなのが載ってますね
実際に作ったりしました?
うちも結構いろいろ作っていて
その中で一番よく作ってるのが
このハンバーガーのページのハンバーグをよく作ってますね
バーガーじゃなくてハンバーグの方
ハンバーガーもよく作るんですけど
パンがない時にハンバーグ作ってて
このハンバーグのレシピっていろいろあると思うんですけれども
このレシピ本に載ってるのは
あいびき肉とパン粉とマヨネーズとウスターソースだけなんですよ材料が
そうなんですか
なので切ったりすることもなく
本当にボウルにあいびき肉とかパン粉とかかかってもみもみして
手でまとめてフライパンに乗せればOKなので
うちの息子初めて作ったのが小学2年生の時だったかな
すごい
とかですけど全然自分で作って
火をつけるのだけは私がしましたけど
そこまではもう自分でできたので
息子大喜びで
自分で作ったハンバーグめちゃくちゃおいしいとか言って
いいな
いつでも作ってあげるよとか
俺のハンバーグ食べさせてあげるよとか言って
いまだに言ってますね
子供の時料理なかったですね情報が
スクランブルエッグしか作ってなかったですね
私は子供の頃に子供向けのレシピを持ってたんですけれども
今も実はあるんですよ
私すごい気に入っててずっと引っ越すときも持ってきてるんですけれども
これに比べるとめちゃくちゃ難しいですね
そうですよね
やっぱりこれもたっきとも子さんご自身がうちのことだいたい同じぐらいの
今たぶん中学生当時小学5年生と小学2年生とかのお子さんがいらっしゃるお母さんなので
お子さんと一緒にこんな味付けだったらどうとかこんな方法だったらどうっていう風に
お子さんにも意見もらいながら作ったそうなので
やっぱりリアルな子供がこういうのが好きっていうのが
すごくよく分かっている方が作ったんだなというふうに思いますね
いいですねいつか僕もね料理作ってくれる日を心待ちにしてるんでね
そうですね
でも何だろう
ネットとかで検索して作ることって最近多いと思うんですけど
それだと子供が自分から作ってみようかなってなるのちょっと難しいですよね
その行動的に検索しないといけないんですけれども
予備水となるものがないと
そうなんですよね
これだったら例えばまだお子さんが自分で料理するのに興味ないなって思ってても
買ってお父さんとかお母さんがこの中から作って
今日はこれで作ってみたんだみたいな話して
美味しかったら今度じゃあ僕も作ってみようかなっていう風になるかもしれないし
本棚に置いてて背拍子が目に入ったらパラパラと読んでみるかもしれないしっていうので
やっぱり実際に家の本棚にあるっていうのはすごく大きいなって思います
それね家の本棚に本をどう置くか問題
そうですね
何か置き方とかってあるんですか
うちは子供になるべく本を読んでもらいたいなと思っていて
子供がよく通る動線上にメインの本棚を置くようにしてます
本棚置き場所をちょっと考えてて
大きい本棚ですかそれ
大きいってこともないんですけど
カラーボックスよりは全然大きい
カラーボックスよりは大きいですね本当に本棚として売られてる本で
うちはキッチンからリビングのソファーに行く間の通路っていうか
そういうところに本棚を置いてて
ちょっとお茶飲んでソファーに行く前に一冊パッて持って
ソファーにゴロって寝転んだりとか
あと寝室にいろんなところに結構本棚いっぱい置いてて
寝室にも本棚1個置いてて
夜寝る前によく読む本をそこに置いてたりとかしますね
いろいろとすぐ取れるように
確かになそういうの考えた方がいいですよね
そうですねやっぱり子供部屋の奥とかに置いちゃうと
なかなかそこまで行かないんですよね
目につかないですもんね
そうなんですよね
片付けるのも楽じゃないですか
もうちょっと散らかしてるなって思っても
子供部屋まで持っていくの面倒だけど
自分の通り道でもあるんで
パッと拾って本棚に片付けちゃえるし
何も考えずに置いてたな
どうですかハリーさん
これね多分まだ早いんですけど
理系の本ってあるじゃないですか
サイエンス系っていうんですか
あれを欲しいなと思っていて
今ね一番好きなのはこれですね
ダーウィンの種の起源っていう絵本かな
一応絵本ですね
岩波から出てますね
岩波のこういうサイエンス絵本といえば
生命の歴史っていう黄色い表紙のやつが有名なんですけど
個人的にはねこっちの方が
もうちょっと年齢低めだったら読みやすいかなと
そうなんですね
まさに生命の歴史うち好きで
結構読んでましたね小っちゃい時
僕もね小っちゃい時読んでた気はするんですけど
なんかねこっちの方が絵がね可愛いのかな
今見ててもすごい可愛いなと思いました
パステルカラーですかねちょっと全体的に
そうですね内容は結構難しいんですけど
なんかパラパラと読んでるだけでも
いろんな種類の生き物がいるんだなっていうのが
ゼロ歳ぐらいの時から勝手にめくってましたね
いいですね文字読まなくても絵だけ目で追ってたりしますよね
そうですねだから本当にある種図鑑っぽい見方をしてるのかなと思いますね
そうですね確かに
うちの子も文字読めない時に図鑑の写真だけずっと見てました
そうですよね
なんか僕でも思うのは絵本
僕の知ってる自動書って絵本しかないんですけどほぼ
なんかああいうのって本というフォーマットで本屋さんで売られてるんですけど
普通のそういう小説とかビジネス書とかと並列に語るものじゃないなという気がしてて
この良さが
どっちかっていうとこの絵本読む体験って旅行とかに近いのかなと思って
どの世界に行きたいのか不思議な世界なのかおばけの世界なのか冒険の世界なのかみたいな
っていうのを一緒に読み聞かせするんだったら親子で一緒に旅に行くみたいな
でその本の世界に二人で行ってそこで出会ったものっていうのを持ち帰ってきて
その体験があると本と離れてる普段の生活の中でもその二人の共通認識言語として
なんかいろんなところで出てくるっていうその体験すべてをひっくるめたものが絵本の存在意義というか
いいところだなと思うんで
深いですねさすが
なんかね昔あの新潮文庫のキャッチコピーで想像力と数百円っていう
えー知らない
あの一人しげさとさんが考えたのがあるんですけど
なんか本当にそんな感じでそういうちょっとのお金というか
でこの二人ですごい体験ができるっていうのがなかなか他ではない体験になるんじゃないかなと思うんで
なんかそれがすごいいいなーって実際こう読み聞かせするようになって思ったことですね
そうですね結構一生覚えてるのとかもありますよね
ありますね
なんか話の内容はちょっと忘れちゃったけどなんかすごく心に残ってるみたいなの本もあるし
言葉の一節だけずっと心に残ってるみたいなのもありますよね
なんか覚えてるのとかあります子供の時に読んだやつで
うちはね私自身は子供の頃って言ってもちょっと大きくなって小学生ですけど
ミファイヒャエルエンデの桃を読んだのはなんかすごく心にぐっときたんです
大人になってから読んだ本でこの世で一番早いのはっていう絵本があるんですけれども
それはねなんか深いなって思ってなんか一番好きな絵本ですちょっと持ってきていいですか
はい
こういう本なんですけれども初めは早いって何だろうってカメよりうさぎが早いかなとかそういうので始まって
だんだん動物でどっちの動物が早いかなとか途中から乗り物がどっちの方が早いかなとかってなってくるんですね
はい
最後だんだん光の方が早いかなとか
はい
地球が進むのが早いかなっていう風になっていて
ネタバレ以下
ネタバレとかあるんですか
光が一番早いに決まってるじゃないですか
そうなんですけど一番早い光よりもっと早いものがある
それは人間が頭の中に何かを思い浮かべたり考えたりする力想像力だっていう風になって
宇宙の果てにある星にも何百年先の未来の国へも田舎のおじいちゃんやおばあちゃんの家も人間は想像力の翼を使えば一瞬のうちに行くことができる
この世で一番早いのは私たちの想像力だって書いてて
その想像力は誰にも奪うことができないとかいう風に最後いくつかの文章で締めくくられてるんですけれども
かっこいいですね
すごいなんかこれをこれ読んだのはもう大人になってからなんですけどなんかぐっときちゃって
痺れますね
痺れますよね
自分がすごく悪いことして刑務所に入ったりとかしても
なんか想像力があるとどこにも旅行行けるし誰にも会えるしみたいな
確かに奪うことはできないよなって思って
これはちょっと忘れないでおきたいなっていう風に思いましたね
そうですよおっしゃる通り
いいこと言うな
大人になってからでも絵本って気づきがあるなって思うんですけど
一方でそんな難しいこと考えなくても絵本読んで楽しいっていうだけでも全然いいなって思ってて
なんだろう絵本のことが好きでこういう絵本が楽しいよとか面白いよって発信してると
結構深いことを言わなきゃいけないのかなっていう気にもなってくるんですよ
やっぱり深い諸表されてる方とかも多いんで
でも私そんなに深い人間じゃないんで
面白かったな楽しかったなっていう感想しか出てこない時も多々あるんですけど
でもそれはそれでいいかなって開き直って
いやー面白かったっていう風に発信してますね
全然いいですよねなんかインターネットの弊害ですよ知識面白さの伝え方のインフレが
気軽に言えない時代ですか
そうなんですよねなんか浅いなって思われるかもしれないなと思いつつ
もういいやって思って面白かったって言ってますね
大事ですね
私もっとちっちゃい時に洗濯母ちゃんという絵本を好きで読んでたんですけれども
私のおばあちゃんがめちゃくちゃ洗濯が好きなおばあちゃんだったんですね
その洗濯母ちゃんっていうのに出てくるお母ちゃんとおばあちゃんがすごく似てて
その洗濯母ちゃんという絵本をうちの母と私と弟とでいつも読んでて
本当におばあちゃんによく似てるよねっていう話をしてたのを今でもずっと覚えてて
その洗濯母ちゃんの絵本今でも実家にボロボロのがあるんですけれども
なんかそれを読んだり手に取ったりすると
なんかおばあちゃんって今90いくつとかで全然洗濯せずに自由に暮らしてますけど
あの当時はすごいチャキチャキしてて洗濯しまくってたなとか
当時のことが急に思い浮かんだりしますね
ありますかね今でも
全然本屋さんで見ないですけどあるのか
福音館書店なんかあるみたいですね
本当ですね
福音館書店通らざるを得ないですよね
そうですねいっぱいいい本がありますよね
本当だあるんですよね
僕子供の時福音館書店が昔出してた月刊誌だったかな
大きなポケットっていうジャンプみたいにいろんな話が載ってるのを定期公読してて