1. ゴロゴロ起業ラジオ
  2. 97. インドカレー店が日本..
2024-05-18 28:25

97. インドカレー店が日本中に存在する理由が意外すぎた

インドカレー屋というビジネスについて話しました。


インドカレー屋で働くのはインド人ではない / なぜどの店も同じメニューなのか? / インドカレー屋がマクドナルドより多い理由は小泉改革? / 世界3位の出稼ぎ国ネパール / 釜があれば日本でビジネスできるという噂 / 日本は外国人にとって働きやすい国か / やーまんオススメのカレー


📕 参考図書

カレー移民の謎

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リケン インドカレー屋さんの謎ドレッシング

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3B、3Cと付き合ってはいけない…「カレーをスパイスから作る男」は嫌がられる理由|日刊ゲンダイDIGITAL https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/335057



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00:00
スピーカー 1
どうもハリーです。どうもヤマンです。ゴロゴロ起業ラジオは、教育会社を経営しているハリーとデザイン会社を経営するヤマンがお届けする起業やスタートアップに関する話をゆるく紹介する番組です。
です。小山さん、カレー好きですか? 大好きよ。大好きですか?はい。インドカレー屋さん行ってますか?
あー、インドカレー屋さんはそんなしょっちゅう行かないですね。でも好きですよ。インドカレー。インドカレーおいしいですよね。
スピーカー 2
おいしいですよね。あのナンにね。カレーつけて。 カレーつけてね。 リップして食べる方式。でっけえナンね。でっけえナンね。
あれ、冷静に考えると面白いぐらい大きいよね。ねえ、いいんだこんなことしてって思いましたよね。そうそうそうそう。
スピーカー 1
な、なにあの、なんか武器みたいな。ブメランぐらいあるんじゃないかっていうね。そう。あるよね。でこのね、インドカレー屋さん今ね、日本に4、5000店舗あるみたいなんですよ。へー。めちゃくちゃある。
スピーカー 2
確かに街歩いてても、あ、こんなところにインドカレー屋さんあるみたいなのがありますもんね。ある。そうめちゃくちゃあって、その日本国内のマクドナルドの店舗数が3000なんで。え。マクドよりの圧倒的に多いですね。すごいなインドカレー。インドカレーすごいんですよ。うん。
スピーカー 1
もうね、昔筋肉少女隊っていうバンドがね、日本インド化計画っていう歌を。ほんとにインド化するんじゃない?インド化もされてますね。
されてるのか。そう実は。実はされてると。実は日本インド化計画は完了していた。これです。なんかマクドより多いって聞くとすごいイメージがありますね。そうですね。なんか結構やっぱひっそりと住宅地の片隅でやってたりするんで。
スピーカー 2
フジの近所にもあるもんだって。そう探したらね、たぶん絶対あるので。あるある。ぜひ探してみてほしいんですけど、インドカレー屋さんいっぱいあると。で、ここで働いているのはどこの国の人かというと。パキスタン人。パキスタン人?なぜ。いや、パキスタン人じゃないかなっていう。インド人ですか?
スピーカー 1
インド人ではありません。あ、パキスタン人じゃないわ。えーと。あ、こやまさん知ってるこれ。知ってる知ってる。あれでしょ。アッセンでしょ。で、名前が出てからどう忘れした。まあ言いますとネパール人ですね。あ、ネパールだったっけ。ネパールです。ネパールか。ほぼネパールですね。ほぼネパール人ですよね。そう、インドカレー屋さんで働いている。実はインド人じゃないっていう。これね、まあ知ってる人は知ってるけど意外と僕も最近まで知らなくて。
スピーカー 2
えーと思ったんで。ちょっと今日はね、その謎について話していきたいんですけど。なぜインドカレー屋は日本中にあるのか。そしてなぜこの店で働くのはネパール人なのか。っていうのがね、結構面白かったんで。その話をしていきたいと思います。
なるほど、いこう。
スピーカー 1
まずこのインドカレー屋。なんかネパール人がやっているところはインドネパール料理店と呼ばれるらしくて、なんかインネパと呼ばれるらしいですね。
スピーカー 2
あ、そうなんや。インネパ。
スピーカー 1
インネパ。インネパでググったら結構数出てきたんで。結構流通している言葉かなと思いますが。このインネパ料理店、特徴がありまして、カレーの種類がどこも同じ。
03:09
スピーカー 1
あー。
まあ大体どれもあんまり辛くなくて、種類はチキンカレー、バターチキンカレー、ほうれん草カレー、キーマカレー、マトンカレー。
スピーカー 2
うんうんうん。大体そんな感じですね。
スピーカー 1
そう。大体そんな感じで、さっきも言ってましたけどナン。
ナンね。とてかいナンね。
スピーカー 2
あとタンドリーチキン。
スピーカー 1
あー絶対ある絶対。はいはい。
あとオレンジ色のドレッシングがかかった謎のサラダ。
スピーカー 2
ある。ある。
スピーカー 1
これ最近売ってますよね。インドカレー屋さんの謎ドレッシングだったかな。そういう商品売られてて。
あの謎サラダ。
謎サラダね。
完全に飲むヨーグルトだろうというらしい。
スピーカー 2
らしいね。はいはい。
スピーカー 1
これがね、どこの店行っても大体同じ。
スピーカー 2
ですね。まあデフォルト化されてますねそれ。
スピーカー 1
もうみんな個性がないんですよね。
スピーカー 2
うーんそう言われるとそうかもしれない。
スピーカー 1
まあ大体一緒だなーっていう感じなんですけど。
なぜっていうね。
見ていくとすごい不思議でして。
うん。
まあ結論から言うと。
なぜインドカレー屋は日本中にあり、なぜカレーの種類がどこも一緒なのか。
これらの答えは
小泉元首相ですね。
スピーカー 2
そうなの?
スピーカー 1
語弊はあります。
スピーカー 2
語弊はあるよね絶対に。
スピーカー 1
はい。なぜかというのをね、ちょっと見ていきたいんですけど。
なぜネパール人の方たちは日本に来てカレー屋をやるのか。
というとやっぱ日本でお金を稼ぎたいんですよ。
スピーカー 2
で稼ぎですよね。
スピーカー 1
で稼ぎです。
でこのカレー屋さんってすごいやりやすくて難しい日本語も必要なく、
お金もそんなにかからず、
家族で回せるぐらいの規模感。
もうパッケージ化されてますもんね。
スピーカー 2
そうなんです。
機械とかも含めてね設備も。
スピーカー 1
はい。なのですごいやりやすい商売であると。
でネパール人の方たちね、日本で成功するためにやってるわけですから、
それに特化した経営スタイルというかそういう形になっていくんですよね。
なんでそのきっちりしたインド料理とか提供しようとか、
その故郷の伝統料理を日本人にお届けしたいとかではないんですよ。
まず思想が。
スピーカー 2
はいはいはい。わかりますわかります。
日本人用にカスタマイズされた、そういうパッケージ化されたものがあるんでしょ。
スピーカー 1
そうです。もう彼らの考える、いかに効率よく日本円を稼ぐかと考えたときの最適化になっている。
スピーカー 2
なってるんですね。もうこのNANを作る機械も、
もうこれをこういう風にして使えばこの日本人が好きなNANができるからみたいな。
スピーカー 1
ああいいですね。ちょっとねそのNANとその釜の話ね、後で出てきます。
スピーカー 2
ああ本当ですか。
スピーカー 1
釜がねめちゃくちゃ大事なんですよ。
スピーカー 2
へえ。
スピーカー 1
で、順番に行きますと、あそこで働いている方たちって、
06:01
スピーカー 1
自分で店持つ前は日本の別のその同じようなカレー屋さんで修行して、
そこでお金とかノウハウを貯めて独立するという流れなんですけど、
新しいことにチャレンジするよりも手堅く稼ぎたいんで、
まず修行先の店舗で得たノウハウに何も付け足さず、
そっくり同じ味、同じメニュー、同じ系スタイルの店をみんな出すので、
もうすごい人は元いた店のメニューを辞める前にコピーしていって、
新しい店で同じものをそのまま使うっていうのをしている人もいる。
スピーカー 2
それ人道的に許されるんですかデパール人は。
スピーカー 1
どうなんでしょう。日本人的にはあんまりやらなそうですけど。
スピーカー 2
いやもうお世話になったお店そのままパクって自分も同じことするなんてさ、
もう店長に顔向けできないでしょ。
スピーカー 1
なんかね結構確かにそういうトラブルもあるらしいです。
もう何も考えずに元いた店のすぐ近くに店を出して、
客の奪い合いにあって友達になるとか。
なんかそれも家族が一緒に住んでたりするから、
引っ越したくない、学校変えたくないから、
もうその近所で出さざるを得なくなって、
お前なんでここに店出すねん。
スピーカー 2
つらいな。
スピーカー 1
起きたりするみたいなんですけど、
そんなわけで元のいった店をみんながコピーする、コピーする、コピーするというのを、
この自己複製を繰り返していった結果、
同じような店が生まれていくっていう。
スピーカー 2
なるほどね、コピペしすぎたんだね。
スピーカー 1
あんま工夫していいアイデアを入れようという意識もそんなにないらしいです。
スピーカー 2
クリエイティブ能力が低いと、ネパール人は。
スピーカー 1
日本人に比べたら、もちろんね、すごい努力されてる方もいっぱいいますけれども、
割合で見るとそんなに多くはない。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
逆に言うとどこ行ってもそんなにハズレはない。
だいたいどこも美味しいですよね。
スピーカー 2
美味しい。
スピーカー 1
すごい好きなんですけどね。
という感じなんですけど、
なぜネパール人が来るようになったのかということを考えると、
まずね、日本とカレーの歴史を見ていかないといけないんですけど、
日本にカレーを持ち込んだのは何人か知ってますか?
スピーカー 2
日本にカレーを持ち込んだのは何人?
スピーカー 1
時代的にはいつだと思います?
スピーカー 2
江戸時代にはなかったと思うんですよ。
当然ね。
スピーカー 1
やっぱ明治?
明治。
スピーカー 2
明治の初期とか?
長崎あたりじゃないですか?
スピーカー 1
めちゃめちゃ咲いてるじゃないですか。
スピーカー 2
本当ですか?
カレーなどのインド料理が来たのは明治初頭あたり。
スピーカー 1
場所はどこなんですかね?
場所はイギリス。
スピーカー 2
イギリスから来たんですか?
はい。
スピーカー 1
なるほど。
横浜じゃないかなと言われてるらしいですけど、
その辺の港町でイギリス人の方が持ってきたと。
09:03
スピーカー 1
カレーライスって日本の発明みたいな噂ないですか?
ちょっと詳しく裏取ってないんですけど、
イギリス人じゃね?と思ってますね。
スピーカー 2
確かに和食であの発想生まれなさそうだもんね。
米に黄色い柄のシチューみたいな。
スピーカー 1
肉じゃがが派生してカレーできた説とかあるらしいですけど、
どうも日本に来た時点でイギリス人はカレーをご飯にかけて食べていたっぽい。
ちょっと裏取ってないんでこの辺曖昧ですけど、
ぽいと本には書いてました。
ちなみに今回参考にしている本がね、
カレー移民の謎。
スピーカー 2
いや俺はその本屋さんでその本を手に取ったハリーさんが好きです結構。
スピーカー 1
全然買う気なかったんですけど、
スピーカー 2
なんぞと思ってねついつい買ってしまったんですが。
いいですね。
スピーカー 1
イギリスはもともとこのインドを植民地支配していたので、
イギリス人がそのインドでとれるスパイスを。
スピーカー 2
そうだよね。そうだそうだ。インドはイギリスの植民地だ。
スピーカー 1
でインドの人がこのスパイスを使って肉や野菜を炒めにしたものを食べていたので、
それに着目したと。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
でこのカレーっていう言葉はインドタミル語のソースっていう意味の、
これなんて読むかわかんないですけどカリって読むのかな。
スピーカー 2
カレー。
カレーですね。
スピーカー 1
カレーがカレーと呼ばれるようになったという経緯がありまして、
でそのイギリス人がいろんなスパイスをミックスしたカレー粉というのを開発しまして、
でそのカレー粉に小麦粉を加えてとろみをつけたものをご飯にかけるカレーライスのベースになったものを
イギリスの人が食べていたと書いてましたね。
でそのカレーライスが日本にやってきたということらしいんですよね。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
いや想像できますね。
この明治初期にこうなんか侍あがりの西洋の格好をした日本人がこれ食べてなんだこれうめえみたいな言ってるシーンがさ。
スピーカー 1
僕はもうてっきりまたミト公文が最初かなと思ってましたけど、
どうやら違うらしいですね。
スピーカー 2
なるほど。
スプーンとかっていう食べ物のあの道具とかもあったのかな。
あったのか日本に和食で。
スピーカー 1
スプーンか。
スピーカー 2
茶碗蒸しとか食うときあるもんね。
このスプーンみたいなんですね。
スピーカー 1
さじはあったのかな。
スピーカー 2
うんあそっかさじはあるもんね。
スピーカー 1
どうなんだろうその辺も調べたら面白そうですけどね。
スピーカー 2
なんかあの米とカレーをこう混ぜて大きいお皿に盛って大きいスプーンで頬張るみたいな食文化も
多分昔の日本にはなかったと思うんですよ知らないけど。
スピーカー 1
知らないけどね。
スピーカー 2
知らないけどね。
スピーカー 1
その辺は僕もちょっと詳しく見てないですけど、
ただ結構日本人はその汁をご飯にかけて食べるっていうのを昔からやってて、
味噌汁をかけて食べるとか。
うんおいしいよねあれ。
12:00
スピーカー 2
ねえ。
スピーカー 1
お母さんによく怒られた。
スピーカー 2
行儀悪いからそれ外でやっちゃだめだよみたいな。
猫まんまとかやってね。
そうそうそう。
スピーカー 1
最近やってないな。
まあそういうのやってたんで割と受け入れられやすかったっていうのがあって。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
日本でも流行ると。
ただそれとは別にこのインドカレーの流れというのがあるわけですよ。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
インドカレーはもともとはやっぱりインド人なんですよ。
日本でそのインドカレー流行り始めたのは日本で貿易をしていって日本に住んでたインド人が
飲食店も始めようと言って始めた店で
そのなんとかタンドリーチキンっていうのを使った
麦わい料理。
スピーカー 2
麦わい料理。
スピーカー 1
はい。
なんかまあインド料理の中でも分かれるみたいですよ。
中華料理の視線とかみたいな。
はいはいはいはい。
分かれるらしくて麦わい料理は割と宮廷料理と呼ばれて
ちょっといいご飯みたいな感じのものを出していた。
でそれが人気になって他の店でもだんだん真似されるようになってきたというのが第一次インドカレーブームですね。
でまあそうなったらネパール人を雇う必要性ってあんまりないんですよ。
インド料理屋で人を雇うんだったらインド人を雇えばいいじゃないかと。
うんうんうん。
ということなんですけど主に2つ理由がありまして
一つはインド人よりネパール人の方が安く雇うことができたと。
そうだよね。
いうのが一つなんですけどまあそれだけではないと。
もう一つが飲食店で働くといろんな仕事があります。
メニューを聞きに行ったり料理作ったり仕込みしたり皿洗いしたり掃除したりとか。
まあいろいろありますけどインド人は階層がカラスとによって分かれているというようなこともあり
決められたことしかやらないらしいんですよね。
あーなるほど。
なんならカレーを煮る人とナンを焼く人っていうのは別だと。
それは俺の仕事じゃないと。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
いうのを言ってめんどくせえと。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
一方ネパールの人は安く雇えるし何でもやってくれると。
うーん。
これはAYというのでインド人が始めたインド料理の店にネパール人をどんどん雇うようになる。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
ネパールとインドって隣り合ってるんで文化的にもすごい近い。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
いうことでネパール人がどんどん来るんですけれどもそもそもネパール人は出稼ぎに行く割合がめちゃくちゃ高いらしい。
スピーカー 2
あそうなんすか。
スピーカー 1
えー。
GDPのうち母国への総金額の割合ってみると世界3位。
スピーカー 2
すごいじゃないですかネパール人。
はい。
めっちゃ仕送りしてるじゃないですか。
スピーカー 1
GDPの3割ですからね。
へー。
もう外貨から来てると。
スピーカー 2
なるほどじゃあもう出稼ぎに行くのはもうほぼ3人に1人が行って当たり前のような感じか。
スピーカー 1
あーまあそれぐらいですかね。
15:00
スピーカー 1
でなぜかというと国に産業があんまりないので世界中にみんな散らばっていくっていう。
日本のインドカレーやでネパール人が働いていたらその家族親戚知り合いもその人を頼って日本に来るようになると。
ということでこうわらわらとワル人がどんどん集まってくるんですね。
はいということでこんな感じで集まってくるんですけどさっきねチラッと言ってた政治問題ね小泉さん。
スピーカー 2
はいはいいや気になるそれなんでなんだろうと思ってたずっと話聞きながら。
スピーカー 1
ネパール人がそうやって日本でインドカレー屋をやるというのは今言った通りなんですけれども。
なぜこれをまず同じメニューをやるようになったのか。
一つはさっきも言ったこの元のお店をコピーしていくというのが理由の一つなんですけれども。
もう一つの理由がさっき言った釜。
スピーカー 2
釜か。
スピーカー 1
これがタンドールという釜なんですけど。
スピーカー 2
なん作る専用の釜ですね。
スピーカー 1
そんな感じですね。
最近はなんかこの金属製のやつもあるんですけど。
本場というかちゃんとしたやつを結構でかいこの大玉転がしの玉ぐらいのサイズ。
でなんか上に穴が開いてるやつがあって。
そのなんを作るときはなんの生地をこの釜の内側にペタペタ貼り付けて焼いていくっていうものなんですよ。
で日本に来るときに必要なもの何ですか。
スピーカー 2
パスポート。
スピーカー 1
パスポートと。
服。
服は着てきてくださいよ。
お金。
お金、いやパスポート寄りのものですね。
スピーカー 2
パスポート、ビザ?
スピーカー 1
ビザ、正解。
ビザですね。
お店を日本で開きたいですとネパールの方があったときにそのビザが必要になるわけですよね。
何年か修行してましたと。
それを日本の皆さんにお届けしたいですということでビザを申請するんですけど。
こういうお店をやりますっていう申請を出すんですけど。
ちゃんとやってないと最初通ってもその後更新できませんとかあるわけなんでしっかりお店やってますよっていうアピールポイントが欲しいんですよ。
ビザを取るときも更新するときも。
その時に便利なもの第一、釜。
なるほどね。
スピーカー 2
はいはいはい。セットになってんのか。
スピーカー 1
釜がなくてももちろん通るんだけれども。
安心材料として。
スピーカー 2
簡単だよね。
スピーカー 1
釜があるとちょっとポイント加点されますね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
釜があったら釜使わないとしゃーないよね。
うん。
いうのでじゃあ釜使って作れるものが何かって言ったらなんとタンドリーチキンなんですよ。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
なんとタンドリーチキンはこうして生まれてくる。
うんうん。
というものがあります。
まあこういうのありますよなんか別の目的のために使われたものが結果的に定番になっていくみたいな。
18:01
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
でまあその最初に流行り始めた90年代なんですよ。カレー屋さんインドカレーが流行り始めた90年代。
90年代後半になってコックの技能ビザがだんだん取りやすくなってきた。
スピーカー 2
あーはいはいはいはい。
スピーカー 1
はいすごい取りやすくなって働きやすい環境がまずできましたと。
次にですね2000年頃になると来ました小泉さんですよ。
スピーカー 2
来た。ついに。
スピーカー 1
正益なき構造改革ですよ。
スピーカー 2
はいはいなんか言ってたねそんなこと。
スピーカー 1
はい僕もうろ覚えなんですけどまあいろいろした中で会社法とかそういうものの改正もあったんですよね。
はいはいはい。
でその時に外国人が日本で会社を作るにはというものも規制が緩和されまして結構緩くなってまあ500万用意できれば一応条件としては満たしてますと。
もちろんねそのどんな仕事するかとかあるんですけれども割と作りやすくなったというものがありましてそれに便乗したのがカレー屋さん一族ですよ。
スピーカー 2
カレー一族か。
スピーカー 1
日本でカレーをどんどん売ろうと。
今日本カレー売りやすいですせと。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
ということでいろんな人が作るぞ作るぞというのをしやすくなっていてさらにそれでネパール人が増えてくるとネパール人コミュニティというのがあってビザというか入管?入国管理なんでしたっけ?なんかありますよね。
あります。
あれがまあ全国に何箇所かあって今東京は通りやすいぞとか大阪仙台は今結構通りやすいぞみたいな情報があったりしてすごいコミュニティが強化されたことによって日本にも来やすくなる。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
かつその規制緩和によって家族も日本に呼びやすくなったのでじゃあ家族で経営できるねということで独立する人も増えてということでネパール人がね20年前と比べて20倍かな日本に。
はいはいはい。
じゃあネパール人は増えてんすね。
スピーカー 1
めちゃくちゃいます。
スピーカー 2
めちゃくちゃ増えてんすね。
日本は少子高齢化だとか言われている中ネパール人は実は地味に増えてたと。
スピーカー 1
そうなんすよ。
スピーカー 2
なるほど面白い。
スピーカー 1
多分ネパール人向けの日本の学校とかがあったりしてそこに行く人の9割はカレー屋さんとか。
まあそんなわけでインドカレー屋さん日本にいっぱいあるという歴史がね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
ただただ日本人がカレー好きだったではないわけですよね。
いろんな歯車が噛み合って日本にはカレーだというところに着地したっていうのがね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
面白いなと思って。
スピーカー 2
インドカレーと日本のカレーどっちが好きっすかでも。
21:00
スピーカー 1
まあでもインドカレーの方が好きかな。
スピーカー 2
そうなんですね。
スピーカー 1
カツカレーとかあんまり食べないかも。
スピーカー 2
カツカレーめっちゃ美味しいやん。
スピーカー 1
カレーは美味しいですよ。
スピーカー 2
カツカレーはもう僕の人生好きな食べ物の5本指には入ってると思いますよ。
スピーカー 1
そんなに特別感ありますよね。
スピーカー 2
特別感。
スピーカー 1
晴れの日にしか食べれないみたいな。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
あるんすか好きなカレー。
スピーカー 2
ありますよ。カレーはね僕結構自分でも作りますし、僕のカレーのレシピで言うと5種類ぐらいありますね。
スピーカー 1
すごい。
スピーカー 2
一回あのバターチキンカレー自分で。
スピーカー 1
バターチキン僕も作りました。
スピーカー 2
作った時にもう使ったバターの量にどんびきしました。
わかる。
えっていうこんな入ってんのバターっていう大量のバターでもめっちゃ美味しかった自分で。
家でこんな美味しいカレー普通に作れるんだっていうぐらい感動したと同時にバターの量にどんびきしたっていう。
スピーカー 1
はいはい。僕あんなトマト缶使うんだっていうのにビビりましたね。
スピーカー 2
あートマト缶使うやつもあるね。
スピーカー 1
トマトカレーやんと思いましたね。
スピーカー 2
ピーナッツ入れたりすると美味しいよね。
バター。
スピーカー 1
なんかいますねそういう人アーモンドだココナッツミルクだ。
スピーカー 2
いやでも日本でもねもうカレー好きな人めちゃくちゃ好きだから。
スピーカー 1
すごいスパイス。
スピーカー 2
市販のそう。
スピーカー 1
最近売ってますもんね。
スピーカー 2
レトルトカレーどれが美味しいか。
スピーカー 1
あーレトルトカレーね。
スピーカー 2
説とかね。
スピーカー 1
うん。
確かにYouTuberの人もよくやってますね。
うん。
スピーカー 2
最近赤缶のS&Bのカレーのルール食べたことあります?
スピーカー 1
え?カレー缶の?カレー粉?
スピーカー 2
あの缶じゃなくて缶じゃなくて赤のS&Bの赤缶のレトルトカレーが出たんですよ。
スピーカー 1
あそうなんですか缶詰のカレー。
スピーカー 2
あれめっちゃ美味しいから食べてほしい。
スピーカー 1
おすすめですあれ。
売ってるかな?見たことないかも。
スピーカー 2
これテレビの番組でプロのシェフがって呼んで色んなレトルトカレーを食べさせて一番美味しかったのはどれでした?
万丈一致でそのS&Bの赤缶だと思うね。
へー。
スピーカー 1
カレーパウダー。
かけてそのまま食べれるものではないんですか?
スピーカー 2
あじゃないですじゃないです。カレー&カレーパウダールールになるのかな?
スピーカー 1
へー。それで作ると美味しいと。
スピーカー 2
めっちゃ美味しいっす。めっちゃ美味しいっす。
スピーカー 1
大事なことなので2回言いました。
スピーカー 2
はい2回言っときました。
スピーカー 1
へーわかりました。
スピーカー 2
僕のおすすめはクミン入れる。
スピーカー 1
クミンなんか持ってないわ。
スピーカー 2
買うんですよ。
スピーカー 1
何でしょ。一緒でしょ。
クミンありとクミンなしで食べ比べしたら絶対分かんない。
スピーカー 2
いやいや分かる分かる分かる。
ちゃんと油でクミンの香りを出すんですよ。
そうするともう完全にキッチンがインドの匂いになりますから。
そこにニンニクとショウガ入れて玉ねぎ入れて玉ねぎをちょっと天色になるまでやってそこからカレー粉入れるんですよ。
その一工夫するだけで深み全然ちゃいますから。
24:00
スピーカー 1
ほー。
スピーカー 2
じゃあ今度うちに食べてきて。
スピーカー 1
そういうことなら作らなくていいな全然。
スピーカー 2
準備しときますんで。
カレーあれですよ。ちょっと前にネットニュースで見ましたけどこんな男とは付き合うなっていうネット記事があってバンドマンとカレーにこだわる男は付き合うなって書かれてましたから。
なるほどね。でも俺は人の作ったカレーに文句言いながら食べるタイプじゃないんで。
スピーカー 1
別に出されたものに文句言うわけじゃないですよカレー男と付き合うのは。
どんなこだわりが強いからめんどくせえぞっていう。
あーそういうことね。
例えば夕方頃に俺ちょっとカレー作ってあげるよって言って4時間後にできるとかだと。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
もういらんとそんなもん。
スピーカー 2
確かにね。
スピーカー 1
インドカレー屋さんね。
はい。
多分ねもう皆さんの家の近くにも一つ二つ必ずあると思うので。
うん。
ぜひ違いを見比べてほしいですね。入らなくてもいいんで。外観とか大体一緒ですと。
スピーカー 2
大体一緒ですよね。
まあでもある意味それでやっていけてるんだったらもうなんか業界全体でブランディングできてますよね。
なんかね。
インドカレーといえばこれみたいなさ。
なんか昔もう10年以上前なんですけど大阪のホリエっていう場所のデザイン会社に勤めてたときに近所にめっちゃおいしいインドカレー屋さんがあったんですよ。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
でよく社長ともう週に1回ぐらいで行ってたんですけどそこのインドカレー屋さんは奥さんが日本人だった。
スピーカー 1
あーはいはいはい。
スピーカー 2
でインドの旦那さんインド人なのかネパル人かわかんないけど結婚してで奥さんがホールに行って旦那さんはキッチンでいて。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
めちゃくちゃ流行ってたよね。
スピーカー 1
えー。
スピーカー 2
でカレーもねやっぱねその一味違ったねやっぱりそこは。
そこはだからそのデフォルト化されたインドカレー屋さんのなんか1ステップぐらい2ステップぐらい上に行ってる感じがあった。
スピーカー 1
なるほどねー。
スピーカー 2
なんか接客も日本人っぽいしお店の店構えもなんか結構ホリエっておしゃれなカフェとかたくさんあるんですけど。
はい。
なんかそこにホリエのカレー屋さんだなっていうようなぐらいおしゃれな店構えで。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
すごいねあの行列できてましたね。
スピーカー 1
へーなるほどねそうですね。
もしかしたらその日本人と結婚した場合ってやっぱビザが違うじゃないですか。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
永住券があったりとかあるんでもしかしたらそういうところもお店の作りに影響あるかもしれない。
スピーカー 2
ねありそうな感じでしたね今の話聞くと。
あそこは1話で違ったですね今思い出しましたけど。
スピーカー 1
ということでねインドカレー屋を知ると意外と外国問題日本の問題っていうのがね見えてくるっていうところがね今回非常に面白いなと思いまして。
うんうんうん。
でやっぱこのカレー意味の謎という本ね今回参照したんですけど前半はそういうなぜカレー屋をやるのかっていうちょっと経済っぽい話なんですけど後半はずっとね社会問題なんですよ。
27:05
スピーカー 1
へー面白いですね。
やっぱ搾取されるネパール人がいたりだとか日本に来るネパール人同士でも搾取試合が起きたりだとか家族がいろいろトラブルに巻き込まれてしまうとか日本の保障制度がどうとかねそういう問題もあってカレー同様奥が深いなと思いましたね。
スピーカー 2
僕そういう構成めっちゃ好きなんですよなんか日常のものから深掘りしていってなんかいつの間にか横展開してるみたいな構成が結構好きでなかなか面白そうですね。
スピーカー 1
これいいですよ新書なんで割とサクッと読めるんでぜひぜひ見つけたらパラパラとめくってみてはいかがでしょうかと。
はいということで今回はなぜインドカレーは日本中にあるのかそしてなぜネパール人が働くのかという話をしてまいりました。
今回の感想をメールまたはApple Podcastのレビューでお待ちしています。
コメント欄を全て読んでいますので今後の番組をより良くするためにあなたの感想をお待ちしています。
はいそれでは今週も聞いていただきありがとうございましたまた来週お会いしましょう。
兄弟番組のゴロゴロトーキングではヤーマンがビジネス情報をゆるーくお伝えしています。
概要欄にリンクを貼っていますのでこちらもよろしくお願いします。
28:25

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