2024-05-03 27:03

EP.196 何故日本は寝たきり老人大国なのか説明します。

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=I65bAO3EIBc
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はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいています。
ご質問は、みきや先生は前に動画で、日本は寝たきり老人が多い寝たきり老人大国だと言っていましたが、
そもそも何故日本は寝たきり老人が多いんですか?というご質問です。
そうですね、前に何回かこういうことをお話ししたと思うんですけれど、
今日はですね、何故日本はこれほどまで寝たきり老人の方が多いのかということをまとめてお話しさせていただきたいと思います。
2019年のデータだと、男性の平均寿命は81.41歳、女性は87.45歳。
これはですね、世界トップレベル、日本は世界トップレベルの長寿大国であるわけです。
よく定備のニュースとかでも、毎年平均寿命が更新されると、日本はこんなに平均寿命が長い、長寿大国ですって素晴らしいですって言ってですね、
嬉しそうに話すことが多いんですけど、実はこれって手放しで喜べる話ではなくて、
日本はさっきも話したように、寝たきり老人がですね、ものすごく多いんです。
おそらく日本国内に寝たきり老人って呼ばれている方は200万人ぐらいって言われているわけですよね。
欧米ではこんなにいないんです、寝たきり老人っていうのは。
日本が極端に多いんですね。これ様々な事情がありまして、
じゃあなんで日本はこんなに寝たきり老人と呼ばれている方が多いのかって話をしますけれど、
まず最初に、じゃあなんで逆に欧米は寝たきり老人が少ないんですかっていう、そのお話をしたいと思います。
なんでかっていうと、これは日本人と違って欧米の方っていうのは、本人も家族も自分があるいは家族が寝たきり老人になるっていうことを望まない人がほとんどなんですよね。
そもそも寝たきり老人と呼ばれている方はどのような経過でそうなるかっていうと、
年を取っていって認知症が済んだりとか、あるいはいろんな病気をすることによって意識レベルも下がっていって、自分で飲み食いすることもできなくなると。
となるとそれを放置すると我死してしまう。となると日本の医療だとこのままだと我死してしまう。死んでしまうからなんとか延命しようっていうふうに働くわけです。
となるとまず最初に鼻から経管栄養っていって、チューブを胃まで入れて、そこから栄養を流して生きていただくと。
それもずっと続けることはあんまり良くないので、今度は皮膚に穴を開けて、手術でね、皮膚に穴を開けて胃と交通させて胃老っていうのを作るんですね。
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そうするとここに穴が開いた状態になって、そこから直接管を通して胃に栄養を注ぎ込むことができるので、飲み食いできなくてもそれで生きていただくってことができるわけです。
あるいは場合によっては中心静脈栄養っていって、太い静脈にカテーテルを入れて、そこから点滴を流すことによって栄養を取って生きていただくとか。
そういうことをして延命していくんですけど、欧米だとそういうのを虐待してるっていう風に捉えるんですよね。
日本とは考え方が違うわけです。僕個人の意見としても、そうやって延命するのっていうのは虐待なんではないかって、僕個人も思ってます。
僕は今は美容外科医として働いてるけど、医者になって最初の8年間ぐらいは普通に大学病院とかガンセンターとかいろんな病院で、美容外科医じゃない普通の医者をやってたわけですね。
特に研修医の2年間とか、その後大学院に行って、大学院生っていうのは大学病院でただ働きしながら研究をするっていう立場だったんで、
給料がゼロだったんですよね。研修医の時も給料すごく少なかったんで、それだけだと生活できないんで、アルバイトをするわけですね。
よくやったアルバイトが民間病院に、夜当直に行くっていうバイト。民間病院、誰か一人は医者がいないといけないので、
そこに当直しに行くと、大体一晩で3万円とか3万5千円ぐらいもらえたんですよね。
それで生活してたんですけど、そういう病院に当直行くと、地方の老人病院なんかが多かったんですけど、
夜会診してどんな患者さんがいらっしゃるのか見に行くと、多くの方が寝たきり老人って呼ばれてる方なんですよ。
どういう状態かっていうと、意識もはっきりしなくて喋ったりもできなくて、ベッド上に寝てて、目開けて口開けて、
胃老から栄養を与えられたりとか、天敵で、くだまみれになったりとかして、
カーって口開けて、何も喋ることもなく生かされてるっていう状態なんですよね。
そういう方を見ると、自分が死ぬ時はこういう死に方をしたくないなって思うわけで、
おそらく多くの人があの状況を見ると、僕と同じことを考えるんじゃないかなと。
ある意味、虐待なんではないかなって思うこともあります。
もちろん、本当に病気を抱えてて治療をして、治療の結果ある程度改善して、
また普通に自立して生活できるという方は、しっかりとした医療を施す必要があるんですけど、
そうじゃなくて、このままお亡くなりになるであろうという方を、
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無理やり栄養を与えて生かしているという状態の方は、あまり僕はよろしくないんじゃないかなって、
僕個人は思います。それはもう人によって意見は違うと思うので、
僕個人はこう思っているということです。
で、欧米の方はそういう状態を見てですね、自分はこうなりたくないと、
これは虐待じゃないかって思う方が多いわけです。
あとは、キリスト教徒の方が多いっていうのも理由になります。
欧米の方はね、多くの人が経験なキリスト教徒であったり、
あるいはそんなに経験じゃないんだけど、生活とか習慣の中にキリスト教の文化がしっかり根付いているっていう方が多いんですよね。
キリスト教徒の方ってやっぱり日本人と比べるとですね、姿勢感が全然違ったりするんです。
基本的にキリスト教徒の方って、人間が死ぬと、いずれ天国に行って幸せに暮らせるっていうふうに考えているわけですよね。
なので、生きている間に寝たきりになってですね、無理やり栄養を与えて生かされているっていう状態よりかは、
自然な死を迎えていずれ天国に行きましょうって、そういうふうに考える人が多いんですよね。
あとは、欧米の方って日本人と違って、ある程度しっかりみんなで死について考えて話し合ったりとか、
あるいは政治問題についてもみんなで話し合ったりとかするわけですよね。
これはもう日本人とは性格とか気質の違いであって、日本人ってどっちかっていうと、
みんなで話すときって当たり障りのない話ばっかりするところってあるんですよね。
政治の話とか死について話したりすると、空気がまずくなったり対立したりすることがあるんで、当たり障りのない話ばっかりするっていうところがあるんです。
マスコミとか、あるいは普通に友達同士とか、話すときなんかそういう傾向があるわけですよね。
なので結構欧米の人っていうのはそういうのを話し合って、自分はこういう死に方をしたいとかですね、しっかり話すんですよね。
あるいは政治問題についてもしっかり話すんで、こうやって無理に延命するのは医療資源の無駄だよね、
これによって医療費がかさむことによって国家財政も圧迫されて、結果的にみんなの幸福度が落ちるよねっていう話をですね、結構しっかりするわけですよ。
あるいは家族の介護の負担も増えるから、結局家族みんながあまり幸せになれないよねっていう話をするんですけど、
日本人ってそういう話をするのってタブーっていう、なんとなくそういう風潮があるんで、そういう事情なんかによって欧米では日本と違ってネタ切り老人の方が少ないっていうことになります。
一方、日本はどうかっていう話をすると、日本はですね、さっき話したように認知症とか年を取ることによってですね、体が動かなくなっていったりとか意識がはっきりしなくなっていって、自分で食べることができなくなったら延命しましょうっていう空気になるんです。
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それは病院でそういう空気になってしまうことが多いです。病院とかお医者さんの考え方によって違いますけど、いまだに多くの病院はですね、延命するのが普通だっていう空気のところが多いわけです。
特に田舎の病院なんかそういうのが多いんじゃないかなと思いますね。
となると、軽感栄養して疲労を上げて点滴入れて、もう場合によっては呼吸できなくなったら人工呼吸器とかね、そこまで進むこともあるんです。それも病院とかお医者さんの考え方によって違うわけです。
肺炎になったりとかすれば、抗生剤を点滴して治療しようとかするわけですよね。
ある程度肺炎とか治ったら、治療する病院からまた施設変わったりとか、あるいは退院して家で家族が介護したりとかして、
また肺炎になったらまた入院して、また状態良くなったら退院して、また悪くなったら入院して、もうこれ以上は無理かなって感じで最後病院でお亡くなりになる。
そういうパターンになることが多いわけなんですけれど、実際にはそうやって寝たきりの高齢者の方が病院のベッドを入院して回転することによって、
それによって日本の医療の経済が回っているというのが実はあるんですよね。
日本の病院って8割ぐらいが民間病院であって、経営状態があまり良くない病院が多い、赤字の病院が良くないわけです。
何とか利益を売り上げて病院の経営を回していこうとなると、入院費は比較的保険点数の中でも高額なので、
病院の経営というのは、いかにベッドを回転させて入院させてベッドの空きが出ないようにするかというのが実はポイントなんですよ、日本の保険診療というのは。
となると、そういう理由で寝たきりの高齢者の方が結果的に増えてしまうというのはあるわけですね。
そうすると少子高齢化が進んでいって、どんどん医療費がかかるようになるので、国家財政を圧迫するということになるわけですね。
そうすると政府は少しでも医療費を少なくするために保険点数を下げるとか、あるいは医者の数がなるべく増えないように制限をかけるとかそういう対策をするんですけれど、
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苦しい状況の中でさらにベッドの回転を良くしてというふうに民間の病院は苦しい経営状態の中で回転させているというのが現状なわけです。
なので、毎年政府の支出がどんどん膨らんでいって財政を圧迫している、これは良くないと言われているわけです。
膨らんでいく財政の多くは社会保障費が占めていて、それは医療費が多くを占めているわけなんですよね。
なので、ちょっと不健全な医療のためにどんどん社会保障費が増えていっている、ネタ切りの方が増えているので社会保障費もどんどん増えているというのが実は現状で、あまりこれはテレビとかニュースとかマスコミが言わないんですよね。
一部分かっている人はいるんですけど、意外にここ分かっていない人が多いんですね。
僕がこういう話をするとですね、毎回いつもコメント欄でですね、別にどんどんどんどんですね、政府の支出が膨らんでいって国債発行していって政府の借金が膨らむのは別に全然悪くないんだと、全然それでも問題ない、国家財政は破綻しないんだってマウントかけてくる人がいるんですけれど、
それはね、僕は分かってますので、そこでマウント取ってくれなくては良くて、マウント取らなくて良くて、結局日本というのは自国通貨を発行して、国債を毎年大量に発行しているけど、その国債は日本国内で回しているわけですね。
大部分を日銀が引き受けてっていうことをやっているわけなので、それによってデフォルトを起こしたりとか国家財政が破綻しないっていうことが言いたいと思うんですけど、それは僕は分かっているわけであって、僕が言いたいのはですね、不健全な支出で国家財政を膨らませるのは良くないよねっていう話をしているわけですね。
それがもしまかり通るんだったら、国会議員とか公務員の給料を10倍にしますよと、民間の人は民間で頑張ってくださいねとかね、そういう不健全な支出の膨らませ方だってまかり通ってしまうわけなので、不健全なのが良くないよって言ってるわけであって、それで国家財政が破綻するって言ってるわけじゃないんで、変なマウント取らないようにお願いします。
話を戻しますと、あとは日本で寝たきりの高齢者の方が多い理由としては、やっぱり患者さんも家族も延命を望むっていうことが多いんですよ、日本は欧米と比べて。
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それが当たり前っていう空気になっちゃうんですよね。実際、家族の方が高齢で飲み食いできなくて、このままだと死んでしまいますんで色を開けてって、そういう説明が医者からあると、じゃあお願いしますってなっちゃう空気だし、実際患者さんの家族もそれを望むっていうことも多いんですよね。
っていうのはやっぱりね、周囲の目が気になるっていうのがありますね。周りで入院されてる方みんな色を開けたりとか天敵で栄養を与えられて延命されてるのに、自分の家族だけ、いや私はそういうのを家族には望めませんって言うとですね、なんとなく周りの人からですね、寝たきりの高齢者の家族の人なんかからですね、
あの人は自分の家族を見殺しにしたみたいな風にとる人ってやっぱりいると思うんですよ。一定数はね。みんながみんなそうじゃないんですけど、特に田舎の方に行くとそういう方なんかがね、多いと思いますね。なのでそうせざるを得ない空気っていうのもあるし、実際に自分の家族に少しでも長く生きてもらいたいってね、心から思ってる方も多いっていうのが日本の場合だと現状なんですよね。
っていうのはさっきも話した通り、欧米の方とは姿勢感が違うんですよね。日本人でクリスチャンの方ってそんなにいらっしゃらなくて、多くの人がなんとなく仏教を信じてる。お葬式とか仏式になる人はほとんどなので。
あとは特別宗教を信じてないっていう方なんかが多いんですけど、なんとなく仏教の文化が日本って根付いてるわけですよ。そこら中にお寺とかあるし、初詣とかお寺に行ったりする方も多いわけなので。
となるとですね、なんとなく日本人って頭の中で人間が死ぬと生まれ変わる、輪廻するっていうふうになんとなく思ってる人が多いんですよね。クリスチャンみたいにいずれ天国に行ってっていうふうに考えてる人もいると思うんですけど、はっきりと死に対する概念がない人がほとんどなんですよね。
となるとやっぱり少しでも長く生きていくべきだっていうふうになんとなく思ってる人が多いんですよね。死について話し合うっていうこと自体日本人はあんまりしないんで、本当はしないといけないんですよね。
本当はリビングウィルっていうのをしっかりと日本国民に進めていってリビングウィルを充実させるっていうのが本当は医療を健全化するのに大事なんですけど、一部政府とか自治体とかもリビングウィルを進めようとはしてるんですけど、そもそも日本人ってリビングウィルって知らない人が多いと思うんですよね。
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リビングウィルっていうのは生きてる間に自分はどうやって死を迎えるかっていうのをはっきりと意思表示をする文章に残したりすることを言うんですけれど、そこで自分は延命してほしくないとか、慰労まで開けていきたくないっていうことをはっきりと伝えることをすべきなんですけど、
そういうこと自体が進まないし、あんまりそういう話もしちゃいけないっていう空気なんですね、日本全体が。もちろんテレビとかのマスコミとか政治家もあんまりそういうリビングウィルとかこうやって死ぬべきだっていうことは話さないわけですよ。本当はしっかり話すべきなんですけど話さないですね。
なんでかっていうとこういうことを話すと一部の人から必ず反感を買うわけですよ。例えば政治家がリビングウィルしっかり日本国民もやるべきだと、延命してほしくない人ははっきりと意思表示すべきだと政治家は言うべきなんですよ。
そうすれば延命しないんだったら寝たきりの高齢者の数も増えないし、それによって必要じゃない医療を施すっていうことがないので、それによって医療のリソースを本当に医療が必要な人に回すことができると。
それによって日本の意思不足が解消されるし、結果的に高齢者に対する無駄っていうか無駄っていうのも日本では良くないかなと思うんですけど、延命のための医療費やリソースが使われなくなることによって国家財政を圧迫している医療費を減らすことができますよと。
そうすれば結果的に若い人たちにお金を使うことができますよと。子育て資源の方にお金を使うことができるので、それによって若い人の人口が増える、収支率も上がると。
収支高齢化対策は解決しますよっていうことを本当は政治家が言ってもいいと思うんですけど、それを言えば必ず一定数の高齢者の方から老人は早く死ねってことか、俺たち老人が早く死ねばそれによって若い奴らが幸せになれるってことか、収支高齢化対策もこれで解決するってことかってけしからんって怒る方がいるし、
マスコミもリビングイルクの啓蒙活動をすると、同じように一部の高齢者の方から反感をかってしまうわけですよね。
そうなると政治家は選挙権を持つ多くの高齢者からの支持を失って落選してしまったりすることもあるし、テレビなんかも高齢者の方ってテレビ大好きなのでテレビよく見るんで視聴率も下がってしまって売り上げも下がってしまうけどスポンサーもつかなくなって。
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そうなるので、もし政治家がリビングイルクのことを話したら、むしろテレビとかマスコミは政治家叩きの方に走って視聴率を維持する方に走ると思うんですよ。政治家は高齢者を見殺しにしようとしてるけしからんっていう風にマスコミは走ると思うわけなので、
結果的にマスコミも政治家もリビングイルクのことは話さないっていうのはあると思いますね。こんなような理由、事情によって日本はネタ切りの高齢者の方が欧米と比べて圧倒的に多いっていうことだと思います。
ご理解いただけましたでしょうか。最後に、もし延命しないで人間が死ぬ時ってどうやって死ぬのかっていうことを簡単にお話しさせていただきたいと思います。
さっきも話したように、ネタ切りの高齢者の方っていうのは自分で飲み食いすることができなくなって、このままだとガシしてしまうから警官営業とか天敵で営業を与えて生きていただくっていう流れになるわけですけど、もし延命をしなかったらどうなるのかっていう話なんですけど、それはガシするっていうことになるんですけど、
ガシっていうのは自然死であって衰弱死であるわけですよね。飲まず食わずの状態が続くわけですね。
高齢化していて意識も猛老として意識レベルも下がっていて飲み食いすることができないですよ。その状態で警官営業もしないって決めると飲まず食わずの状態がだいたい1週間から10日ぐらい続いていってお亡くなりになるっていうケースが多いわけですね。
その1週間から10日の間っていうのは外から栄養や水分を取ることができないんで、自分の今の体の中の筋肉とかタンパク質分解したりとか脂肪分解してそれでエネルギーを作ったり体内の水分で生きていくわけで、だんだんだんだん枯れて死んでいく。
それが我死、衰弱死っていう状態なんですけど、我死って聞くと多くの人は飲まず食わずで苦しんで死ぬんじゃないかって思われると思うんですけど、実は高齢者の方が衰弱して老衰で我死していくっていうのはそんなに苦しいことじゃないんですね。
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というのは別に人間以外の動物っていうのはみんなこういう死に方をしているわけですよ。犬にしても馬とかいろんな群れで生活する動物たちっていうのはみんなこうやって自然に老衰で我死して死んでいくわけなんですね。
だいたい群れで生活する生き物なんかは、自分がそろそろ死ぬなっていうのを自分で分かっていって、そろそろ群れの仲間に迷惑をかけないようにひっそりと群れを離れて一人になって、我死してひっそり死ぬんですよね。
人間以外の動物ってみんなそうなってるわけで、それが自然の説義なんですけれど、それって意外に空腹感とか喉の渇きで苦しいっていう感覚ってないって言われてるんですよね。
こういう状態でお亡くなりになる場合っていうのは脳内で麻薬用の物質が分泌されていってポワーンとしていくんですよね。
だんだん意識レベルも下がっていってぼんやりしていくし、呼吸も浅くなって、呼吸が浅くなると体内の酸素量が減っていって逆に二酸化炭素がどんどん蓄積されていって、それによって余計にぼんやりして、さらに脳内で麻薬用の物質が出てきてポワーンとした状態で静かにお亡くなりになるんです、実は。
こうやって自然に死ぬっていうのは多くの動物たちもそうだし、人間というのも医療が発達する前はみんなこういう死に方をしていたわけです。
なのでよくホスピスとかで自然にこうやって死を迎えられる方を見とっているお医者さんとか看護師の方の話を聞くと、多くの人が静かに眠るようにお亡くなりになったって言うんですよ、そういう表現を使われるわけですね。
むしろ逆に少しでも延命しようとしていろいろ治療すると、長い長期間の間苦しみながら死ぬわけですね。
なので意外に地球上の生物で最も苦しみながら死ぬのって人間だと思うんですよ。
他の動物たちは無理に延命治療とかしないで静かに死んでいくのに、人間だけ延命しようとして治療するんですよ、特に日本人ですね。
なので意外に地球上で一番苦しんで死んでいるのって日本人なんじゃないかなってね、密かに思ってますね。
はい、ということでございます。ご理解いただけましたでしょうか。ご視聴ありがとうございました。
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ありがとうございました。
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