2024-05-25 15:29

EP.218 人に優しくすると自分も幸せになる理由を医学的に解説します。

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=29TEfOVgnyc
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はいこんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。ご質問は、よく人に優しくすると自分に帰ってくるとか言いますよね。
小学校の時でもそのように教わったのですが、それって絶対嘘ですよね。人に優しくしても見返りがなければ意味ないですよね。
というご質問なんですけれど、人に優しくすると自分に帰ってくる。これは本当でもあり、嘘でもありますね。
小学校でも先生から教わりましたよね。人に優しくしましょうと。みんなに優しくしましょうと。
それは小学校で教えるのって当然なんですよ。というのは基本的に義務教育って、日本という国家の中で国家にとって都合の良い人間を育成するのが目的なんですよ。
洗脳も含まれているわけなんですよね。なので日本国民みんなが人に優しくする人間だと、国全体がうまくまとまるわけですよ。
だって人に優しくして、嫌がらせしないとか暴力振るわないってなれば、みんな平和になるじゃないですか。
みんな優しくして治安も良くなるし、犯罪も少なくなるし、反社会的な勢力とかもそんなに拡大しなくなるわけなので、それは日本の教育としてみんなに優しくしましょうと。
優しくすれば必ず帰ってきますよっていう風に教育するんですよ。
その教育方針は全く間違ってないと思うんですけど、じゃあ実際人に優しくすると自分に帰ってくるかっていうと、それは大体帰ってくるってことが多いですよね。
っていうのは人間って人に優しくしてもらえば、その恩があるので、何かでお返ししようって思うわけですよ。
例えば何かで困っている時、道に迷っている時に、あっちですよって親切に教えてくれる人がいれば、いつか相手が親切にしてくれた人が困っている時に恩返ししてあげようとか思うわけだし、
見ず知らずの人だとまた会う機会っていうのがあんまりないから、そういう機会ないかもわかんないけど、例えば学校の中で友達が優しくしてくれたら、
今度はあいつが困っている時は俺が優しくしてあげようと思ってお返ししたりとかするじゃないですか。職場でも困っている時に助けてくれれば、今度は相手の人が困っている時は俺が助けてやろうとか思うわけなんで、帰ってくることが多いです。
あとは人に優しく言うと自分に帰ってくるっていうのは、人に優しくしてるっていうところを見てくれる人もいるわけですよ。
例えば道に迷っているおばあさんがいて、あちらですよって親切に案内すると、たまたまその光景を自分の知り合いが見てたら、あいつすげえいい奴なんだ、ミキヤってすごいいい奴なんだよねって、それを噂で広めてくれて、ミキヤはいい奴だっていうふうにみんなが思ってくれて、それによって自分の評価が上がるとかそういうプラスのポイントもあるわけなので、自分に帰ってくるっていうことが多いんですけど、
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ただ世の中には、ギバーって言われる人とテイカーって言われてる人がいるわけです。ギバーっていうのはギブ、ギブが多い人ですね。テイカーっていうのはテイク、受け取ることが多い人のことを言うんですけど、結局世の中ってギブ&テイクで成り立ってて、自分が人に何か親切にされたり何かしてもらったら今度お返ししましょうと、そういう関係で成り立ってるわけですよ。
友人関係でも恋人同士でも家族とか、家族っていうのは結縁関係なんで特別な関係なので、どちらかがね、例えば親が子供に一方的にギブばっかりするとかね、そういうこともあり得るんですけれど、一般的に人間社会っていうのはギブ&テイクで成り立ってて、大体ギブとテイクが同じぐらいの比率になるはずなんですけれど、
世の中にはテイカーって呼ばれてる人、人には何かしてもらってばっかり、要求してばっかりなんだけど、自分はお返ししないっていうね、ずるい人間っているんですよ。やっぱり職場の中でもね、自分は何か手伝ってもらってばっかりとか、人に迷惑かけてばっかりなんだけれど、自分はお返ししないって、それを平然としてる、自覚がない人っているんですよ。
そういう人にはどんだけ優しくしてあげても見返りがないっていうこと、それはあるわけですよ。なので、そういう場合、結局世の中はギバーとテイカーがいて、あとその中間の人たちもいるわけです。
ギバーっていうのも10-0でギバーってわけでもなくて、7-3とかね、そういうのもあるし、テイカーの人も10-0でテイクばっかじゃなくて、たまには返すんだけど、基本的にテイクが7でギブが3とかね、圧倒的にテイクの方が多いとかね、そういう人がいるわけであって、なので基本的にギバーに対しては優しくしてあげるべきなんですよ。
ギバーは大抵、人に優しくしてもらったら倍返ししてくれる。倍まではいかなくても、自分がしてもらった以上にお返ししようっていう精神の人が多いので、ギバーに対しては優しくしてあげるのね、これ大正解ですよね。自分に返ってきますよね。
中間の人、だいたいギブ&テイク同じぐらいの比率の人、人にやってもらったことを同じぐらいのことをしてくれるっていう人、この人もやっぱり優しくしてあげるべきだと思います。自分が優しくれたのと同じ分だけ自分も優しくしてもらえるからです。
で、テイカーの人はあんまり優しくする意味ないですね。っていうのはどんだけ優しくしても、あんまり感謝もしてくれなかったりとか、してもらってばっかりだとか、すごいことをやってあげたのにそのお返しがですね、野菜を送るだけとか、野菜以上の価値のあることをしてあげても野菜しかくれないとかね、そういう人だっているわけなので、
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テイカーの人は優しくしてもしょうがない。優しくしてもいいんですけれど、見返りはないわけですよね。で、場合によっては余計調子に乗って、こいつちょろいなって思われて、こいつからもっとどんどん搾取してやろう、金をむしり取ってやろうとか、労働をむしり取ってやろう、自分の雑用までしてやろうとかね、テイクばっかりの人、こういう人は逆に優しくしてはいけないっていうこともあります。
優しくすることによって調子に乗る悪どいテイカーは逆に優しくしてはいけません。ということで、人に優しくすると自分に帰ってくるから、みんなに優しくしましょうっていう教育は僕は間違っています。
なので、学校でも世の中にはギバーとテイカーがいるので、テイカーには無理して優しくしなくていいですって教えるべきなのかもわからないんだけれど、やっぱり小学生、中学生にそれだけ教えても、そうなのか、優しくしなくてもいいのか、テイカーっていうのがあるのか、じゃあ俺テイカーのほうがいいじゃん、テイカーのほうが絶対得じゃんって思っちゃって、弊害が起こるから、ギバーとテイカーがいるからテイカーには優しくしなくていいよっていうことまで教えず、
教えづらいから、勘違いする子供がいるからみんなに優しくしましょうっていう風に学校で教えてるわけですよね。やっぱり鋭い人は自分が得をすることを第一にして、自分が得をするってことはその分誰かが損をするってことなので、なるべく得をしようって、みんなを教育するぐらいだったらみんなに優しくしなさいって教えるべきなんで、学校の教育は間違ってないかなって思います。
だけどその学校の教育を間に受けてしまって世の中に出てね、すごく損している人間っていうのもいるかもわかりませんよと、テイカーに優しくしてですね、搾取されて辛い思いをしている人もいるかもわかりませんということでございます。
ということなんですけれど、だけどね、やっぱり社会的弱者の人には優しくすべきだと僕は思いますね。特にお年寄りとか子供とか障害者の方、そういう人に例えば優しくした場合、何か助けてあげるとか道案内してあげるとか、転んでしまって起こしてあげてね、手当てしてあげるとかっていうことをしてもやっぱり見返りがないってことが多いんで、
だけど見返りばっかりを期待して人に優しくしないっていうのは良くないっていうことですね。結局見返りを期待するっていうのは人に優しくすることを何でもかんでも尊徳感情だけで考えている人っているわけなんですよ。
今回はそういうのは良くないですよっていうことを医学的に解説しようと思うんですけれど、結局ですね、人間っていうのは人に優しくすると気持ちよくなるんですよ。
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それはですね、人類の進化の過程、長い人類の歴史の中で人間の脳っていうのはそういう構造にですね、なってるんですよ。
人に優しくして助けてあげたと、その人がありがとうございましたってね、自分に感謝してくれると、この人を助けて良かったってね、思って脳の中で快楽物質が分泌されるんですよ。
ドーパミンとかセロトニンとかオキシトシンとかね、快楽物質が分泌されると脳内で気持ちよくなって、やっぱりこの人に優しくしてあげて良かったって感じるんです。
その時に人間っていうのは幸せを感じるんですよ。やっぱり人間って長い間集団生活をしてきたわけなので、人に優しくしてあげると気持ちいいっていう脳のメカニズムっていう風に
メカニズムができてますんで、人間の脳は人に優しくしてあげると幸せを感じるようにできてるんです。
なので例えばアメリカの大富豪とか海外の大富豪とかってね、結構日本の大富豪と違ってすごい額を恵まれない人に寄付したりとかするんですよね。
あるいは日本人でもそうなんだけど、ボランティアをする人ってよくいるじゃないですか、何か自然災害があった時にボランティアで現地に入って、その現地の被災者のために頑張ろうっていう人いますよね。
そういう人たちって基本的に見返りってないんですよ。金銭とか物による見返りってほぼないんですよね。
だけど労働力を提供したりとか、あるいは募金したり寄付したりとか、これだって基本的に見返りないですよね。
募金すればそれが10年後に倍になって帰ってくるとか、投資みたいなことはないわけなんだけれど、見返りはないんだけど何とか人の役に立とうと思ってボランティアしたりとか寄付したりとか募金したりとかするわけですよ。
何でそういうことをするかというと、やっぱり本能的に困っている人を助けてあげて、きっとその人は自分がやった行いによって助かっているだろうとか、あるいはボランティアして直接感謝されるっていうこともありますよね。
困っている人を助けて感謝されたりとか、その人が助かっている光景を見ると脳の中で快楽物質が分泌されて気持ちよくなるんですよね。
だからみんな見返りがないのにいいことをするんです。
それはそういうことをする人たちっていうのはボランティア精神に溢れていて、経験的に人に優しくすると自分も気持ちよくなるんだっていうことを学習して知っているからボランティアやったり寄付したりとかするんです。
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僕もボランティアやったりとか寄付したり、実は結構やってるんですよ。
やっぱりそれをすることによって感謝されることもあるし、喜んでもらって人を助けたっていうことでやっぱり自分自身が気持ちよくなって幸せになるんです。
なので人間の脳っていうのはそういうメカニズムが備わっているんだっていうことを頭の中に知っておいた方がその人も幸せになるんですよ。
そういうメカニズムを知らないで、世の中で自分が幸せになるのはお金だとか物だとかしか考えてない人が現代の世の中にはたくさんいるんです。
どんだけ人に優しくしても募金してもボランティアしても見返りがないじゃないか。
だったら自分に見返りのあることに時間と労力使った方がいいよねって。
投資するとか、あるいは自分で働いて対価を得るとかの方を頑張った方がいいじゃんって。
その方が絶対得じゃんって。人に優しくしても見返りがないんだったら働いた分だけ損じゃんとかお金払った分だけ損じゃんって。
物とかお金だけで幸せの価値を測ってる人が最近多いので、そうじゃなくて人に優しくすると。
そして感謝される。人を助けることによっても自分が気持ち良くなって幸せになるっていうことを頭の中に入れておいてもらった方がいいと思います。
幸せっていうのはお金がたくさんあって、高級スポーツカーに乗って豪邸に住んで、家の中にプールがあってとかね、高級レストラン行って高いもの食べて、
これこそが幸せだって思い込んでる人がすごく多いんです。
インスタグラムとか見て他人が豪華な生活してると、この人なんで幸せなんだって、自分はなんて貧乏で不幸なんだって思う人いるかもわかんないんですけど、
実際ですね、そのものにあふれて幸せそうな生活してる人って、僕らが思ってるほど幸せじゃないっていうことが多いです。
物欲とか金欲を満たしても、そういう欲っていうのはドーパミン的快楽なので、それを得た時は気持ちいいんだけどすぐ慣れてしまって、
もっと高いもの、もっと高いレストランとか、上目指してエンドレスになっちゃうんですよね。幸せになれないっていうことがあります。
それよりかは、人を助けて感謝されて、ドーパミンだけじゃなくてセロトニンとかオキシトシンというものを出した方が、より幸せを感じることができるし、
その快楽物質の体制がなくて麻痺するっていうことがないんですよ。依存性みたいなものはあるんですけれど、
物欲とか金欲によるドーパミン的快楽みたいにずっと同じことしてると、それに慣れちゃって快楽を感じないってことはなくて、
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人を助けるたびに快楽を感じることができて気持ち良くなって幸せになるってことができます。
という感じで、幸せっていうのは物とかお金だけじゃないんですよっていうことを頭の中に入れておいてほしいです。
人に愛される感謝するとか、あるいは運動するとか、散歩するとか、そういうことでも十分幸せを得るっていうことができますよと、そういうお話でございました。
ご視聴ありがとうございました。
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