2025-01-14 10:41

EP.467 【中国で感染拡大】ヒトメタニューモウィルスについて私の意見を話します。

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=-zY_TAf9mKQ
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テレビのニュースやネットのニュースでも報道されているので、ほとんどの方はご存知だと思います。
ヒトメタニューモウィルスというウイルスによる感染症が、今中国で激増しています。
病院に患者さんが殺到している、子供の患者さんが多いんですけどね。
もうすぐ春節じゃないですか、今月の28日からなので、となると春節のシーズンに中国の観光客が大量に日本に流入してくると。
これは新型コロナの時と同じような状況だ。これは渡航制限した方がいいのではないかという意見もTwitterとか見ていると、一部の方がそういうことをおっしゃっているのも見かけるんですけど。
これはどうなんですかって渡航制限かけた方がいいんじゃないですかって、三木屋先生の意見を聞かせてくださいというリクエストが結構来てるんで、僕の意見を言わせていただくと。
僕的には渡航制限かけるほどではないかなと僕は思っておりますね。
というのはですね、ヒトメタニューモウイルスってあんまり聞き慣れないウイルスなんですけれど、なんで聞き慣れないかというと、発見されたのが最近なんですよね。
2001年に発見されたウイルスなんですけど。
発見されたのは2001年なんですけど、それよりも前からいるウイルスなんですよ。
検出技術が進歩したことによって、オランダの研究グループによって発見されたわけなんですよ。
なので僕は学生の時にヒトメタニューモウイルスって習ってないんですよ。
微生物学とか感染症ないかとかですね、こういうウイルスのことを学ぶ授業とかね、あるわけなんですけれど、僕は学んでないんですよね。
それは2001年に発見されたわけであって、僕が医者になってからの名前が出てきたウイルスなんですよね。
なので僕よりも年配のお医者さんなんかは全く聞いたことがない、なんだこのウイルスは聞いたこともないぞって思っているお医者さんも中にはいるわけなんですよね。
なので医学って常にアップデートしていって、新しいことを発見された、勉強しないと聞いたこともないウイルスだってことになっちゃうわけなんですけれど、
ヒトメタニューモウイルスってどういうウイルスかっていうと、
主に子どもの風邪とか気管支援の原因になっているウイルスなんですよ、なので風邪のウイルスなんですよね。
高齢者の方とか大人でも感染するんだけど、主に子どもにかかるわけであって、
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大体3月から6月ぐらいにかけて流行することが多いわけであって、
大体2歳までに50%は感染しているって言われてるんです。
5歳までに75%は感染していますよと。
ただ1回感染すれば十分な免疫ができて、次も感染しなくなるっていうわけではないんですよね。
だから基本的に何回も感染する可能性があるウイルスなんですけど、
感染するたびに徐々に免疫がついていって、重症化しにくくなるとか、あるいは感染しにくくなるっていう状態になるんで、
多くの人は子どもの時に感染しているであろうと言われてるわけですよ。
多くの人が結構感染しても無症状だったりするんですね。
症状が出ても風邪の症状、風邪なんですよね。
なので発熱とか咳とか鼻水、くしゃみとかそういう症状が出て、症状が出ても多くの人は数日ぐらいで治るわけです。
ただこれはどんな風邪のウイルスでも同じことが言えるんだけど、
高齢者の方とか免疫力が低い人とかは、
その期間支援になってそこから肺炎になって重症化することもあるわけであって、
ヒトメタニウムウイルスもそういうことが起こるわけであって、
場合によっては一部の乳幼児もちょっと重症化するってことが起こり得るわけなんですけれど、
風邪を引き起こすウイルスっていっぱいあるじゃないですか、
昔からある旧型っていうかコロナウイルスだってそうだし、
あとはライノウイルスとかRSウイルスとかアデノウイルスとか、
あるいはインフルエンザウイルス、インフルエンザなんかは結構強い症状が出るわけなんですけど、
あとは新型のコロナウイルスなんかもそれなりに強い症状が出るわけなんですけれど、
感冒用の症状を引き起こすウイルスっていうのがたくさんあって、
その中の一つがヒトメタニウムウイルスですよと、
あんまり聞き慣れないんだけれど、発見されたのが最近で昔からいるウイルスですよっていうことであって、
そのヒトメタニウムウイルスの感染が今中国で結構増えてますよと、
それが報道されてるわけですよね。
っていうのは中国って特殊なコロナ対策してたじゃないですか、ゼロコロナ対策で、コロナゼロを目指していたわけなんですよ。
オミクロンになって軽症の弱毒のウイルスになってからもゼロコロナを目指していてってなると、
風邪に感染する人も少なくなっていって、
ってなると豆に風邪にかからないと免疫力もつかないんですよね。
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その状態で一気に解放すれば風邪の感染者が爆増するっていうのは当たり前なんですよね。
日本でもずっとコロナ対策していて、
対策している間、日本中の人がみんなマスクして3密を避けるとかやってたら、
コロナの患者さんも少なくなるんだけど、インフルエンザとか他の呼吸器感染の患者さんも一気に減ったんですよね。
こんなことになるんだって多くの医療関係者がびっくりするぐらいのことだったんですよ。
その後、コロナが五類に移行して対策が緩やかになったら、一気に他の呼吸器感染の方が増えたと。
それ以外にも食中毒を起こす、接触感染する感染症も増えたっていう状況なので、
それが今中国に起きていますよと。
年末頃から子どもの感染者が激増して、病院に患者さんが殺到しているという状態で、それが報道されているわけですよね。
WHOのハリス報道官も、これは過度に恐れる必要はないと、
感染者の増加は冬に想定される範囲内ですって発言していて、
WHOの言うことなんか信じられないよっていう意見の方、コメント欄にいらっしゃると思いますよ。
新型コロナの時も、初期の頃は抑え込めるっていう強気の声明を出していたこともあって、
実際には肺炎の新型コロナウイルスも、エボラ出血熱に比べると毒性は低いので、
抑え込めるんじゃないかなって考えていた日本の専門家も結構多かったんですけど、
実際には弱毒であるから、エボラ出血なんかに比べて弱毒であるから急激に拡散していって、
パンデミックになったっていう、専門家でも想定しないことが起きたわけですよね。
だから今回のWHOが過度に恐れる必要はないって発言してても、そんなの信じられないよっていう意見の方がいらっしゃって、
その気持ちはわかるんですけど、それでもね、僕も過度に恐れる必要はないと思いますね。
今インドとかマレーシアとかインドネシアにも広がっているわけで、
これで春節になって中国からたくさんの観光客が訪れれば、日本でも拡大するんじゃないかなって思いますね。
わかんないけれど、それなりに感染者は出てくると思います。
それで報道されるんだけど、だからといって渡航制限かけるほどではないかなというふうに僕は思っておりますね。
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日本でもずっとコロナで感染症対策してたので、やっぱりその後かかってこなかった人がかかるっていうことがあるので、
感染者は例年よりも増えると思うんですよね。
風邪ひとつにしても、他のオイルスにしてもね。
っていうふうに僕は考えておりますよと。
なので感染したくないと考えている人は、しっかり感染対策をするっていうわけであって、
人ごみの中に入らないとか、あるいは感染しているであろう人とか症状がある人とか咳、くしゃみが出る人はしっかりマスクをすると。
他の人に感染させないようにするとか、そういう通常の感染対策をしっかりやってもらうのがいいですよと。
っていうことなんですけど、ただ症状がない人もいますんでね。
症状がなくても人にウイルスをまいてしまう。
それは新型コロナの時でもあったし、インフルエンザでもそういうことが起こるんですけど。
かといって日本中の国民が全員がマスクすれば、また新型コロナの時のように多くの呼吸器感染の数を減らすことができるんだけど、
そうするとマスクによる弊害というのもあるし、
それプラス感染対策をやめた時にまた大きな山ができて感染者が急増するということがあるので、
上手に付き合っていくのがいいかなと僕は思っておりますというのが私の意見でございます。
ご視聴ありがとうございました。
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