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はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。ご質問は、私は美毛屋先生に目や鼻、輪郭、唇などを手術してもらおうと考えている20代の女です。
整形する場合、やる順番とかありますか?一度にやるのと分けてやるのってはどちらがいいですか?
輪郭は頬骨削り、鼻はプロテーゼ、小鼻縮小、次回軟骨移植、尾翼起部プロテーゼなどを考えています。
目は眼間下垂、目頭切開、目尻切開、グラマラスライン、涙袋、ヒアルなどを考えています。
将来的には切開リフトなども考えています。というご質問なんですけど、整形する順番ですよね。
あとは複数の手術をする場合に同時にやるのがいいのか、分けてやるのがいいのかというご質問なんですけど、今回の患者さんは全部顔の手術の要望なんですよね。
じゃあまずはカウンセリングさせていただいて、自分がやりたいと思っている手術が本当に自分の希望通りにできるのかとか、
あるいはどのパーツをどういう手術をするとどうなるのか、それに対して本人がやりたいと思うのかというのをしっかりと診察して話し合って、
必要かどうか、希望通りにできるかということを見極めていただく。で、何の手術をすべきなのかというのをまず頭に入れなければいけないわけですよね。
自分がこの手術すればこうなれるって思ってても実際にはできないかもわかんないんで、だったらやらなくていいやってなる可能性もあるわけなので、
あるいは本人は必要だと思っても実際には必要のない手術っていう可能性もありますので、ということでまずはカウンセリングが大事なんですけど、
じゃあ複数の手術をやりたい、やるって決まった場合、それを同時にやるか分けてやるかっていう場合なんですけど、それはその人次第なんですよね。
場合によってはこの手術とこの手術を同時にできないとかそういう場合もあります。
例えばですね、この方の場合だとタレ目形成、グラマラスラインと涙袋ヒアルロン酸を同じ日にやるってことはできないですね。
僕の場合はグラマラスラインは下まぶたのまつ毛の生え際ね、ギリギリのところを切開して、そこで
放縮してですね、カプセルパペブラルファシアをタッキングして下げて、余っている皮膚を切除して縫うわけですよね。
なので涙袋ヒアルロン酸を入れるところに切開しちゃうことになるので、これを同時にやることはできないわけですね。
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切開してね、そこにヒアルロン酸を入れたらですね、切開したところからね、漏れちゃうわけなので間隔を空ける必要があると。
どっちが先でもいいんだけど、最低1ヶ月は空けた方がいいわけですよね。
涙袋が入っている状態で切開するとほんのちょっと出ることもあるんですけど、そんなに全部出るってことはないんで。
よくあるのは先にグラマラスラインをやって1ヶ月以上、できれば半年以上空けた方がいいんですけど、その後そこにヒアルロン酸を入れるっていうことがありますよね。
あとは今回の患者さんは希望していないかもわかんないんだけど、よくあるのは骨切り幅寄せ、鼻やってそれとあと鼻にプロテーゼ入れたい場合、土台が広がっててそれを骨切りして細くして、なおかつプロテーゼ入れて高さを出してより鼻筋を通すっていうのを両方やりたいっていう場合は、僕に関してはですね、これ同時にはやらないですね。
両方やる場合は先に骨切り幅寄せ手術をして、土台を細くして、でやっぱり3ヶ月以上ですね、骨が固まるまで。半年ぐらい空けることがあるんですけど、早くやりたい場合は3ヶ月ぐらいでやることもありますね。
3ヶ月以上経って骨が固まってからそこの土台にプロテーゼを入れるっていう形になるんで、骨切り幅寄せとプロテーゼ同時にやっちゃうとグラグラの状態で固まってない上にプロテーゼが乗っかっちゃってね、あるいは裏側に傷があってそこからプロテーゼが感染するリスクが高くなるとかね、そういうのもあるし、あるいは先にプロテーゼ入れちゃうとその後プロテーゼが邪魔で骨切り幅寄せができなくなっちゃうっていうのもあるんで、
先に骨切り幅寄せをやって、プロテーゼを3ヶ月以上空けてからやるとかね、どうしてもこの手術の組み合わせは同時にはできなくて間隔を空ける必要がありますよっていうのはあるわけなんですけれど、ほとんどの手術は同時にやるっていうことが可能ですね。ケースバイケースなんですけれど、
あとはね、最近多いのはですね、鼻微中角延長で思いっきり鼻先をピノキオみたいに出したいっていう人、それをやると小鼻が突っ張って、ちょっと小鼻の横幅がちっちゃくなったりとか、鼻の穴が丸いのが縦長になったりとかするので、そういう場合は小鼻縮小も同時に考えている場合は、先に微中角延長で思いっきりピノキオみたいな不自然な鼻にして、それから小鼻縮小をやるっていう考えのお医者さんもいます。
僕はそもそも微中角延長で極端な突っ張らせるピノキオみたいな鼻を作るっていうこと自体は勧めないし、普通、僕は普段はやらないんですけれど、そういう話もありますよって感じ。
例えば軽く次回軟骨移植で鼻先をツンと出すぐらいだったら、鼻の穴の形は変わらないので、鼻先の次回軟骨移植で鼻先をツンと出すのと同時に小鼻縮小をやるとか、あるいはプロテーゼと次回軟骨移植プラス小鼻縮小を同時にやるとかは、僕に関しては全く問題なくできると考えています。
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ということで、そういう話はちょっと置いておいて、一度にやるか分けてやるかなんですけれど、ほとんどの手術の場合は問題なく同時にできるわけなので、それぞれ一緒にやる場合、分けてやる場合、メリットとデメリットがあります。
全部やるって決まっていて、一度にお金払えるとか、場合によっては医療ローンとか組んで一度にやることが可能だったら、一緒にやることが可能な手術だったら同時にやるのが僕はいいんじゃないかなと思います。
一度にまとめてやるメリットとしましては、やっぱりダウンタイムを一度にまとめてやるということが可能なわけです。
あとは通院とかもまとめてやることができるわけですね。
それぞれの手術を間隔を空けてやる場合だったら、やるたびにダウンタイムが必要、仕事をしている人は休まないといけない、通院もその都度通院しないといけない、一つの手術でも何回か通院しないといけないというのもあるので通院回数が増えてしまうということがあります。
基本的にほとんどの手術はですね、全部同時にやっても分けて間隔空けてやっても最終的な仕上がりは一緒なんですね。ほとんどの手術はそうです。
なので、やるって決まってるんだったら一度にやることを僕は基本的にお勧めしますけれど、ただ患者さんによっては、例えば予算の都合で一度に全部できないとか、
あるいは心配だから慎重にちょっとずつやりたい、様子見ながらやっていきたい、一度に顔がガラッと変わるのは嫌だとか不安だからとかね、いろんな事情があるわけなので、そういう方はその患者さんの事情に合わせて分けてやるっていうのも全然いいと思います。
という感じなんですけれど、分けてやる場合はどういう順番でやるかということですよね。これが今回のテーマにもなるわけなんですけれど、この方は頬骨削りをやることを考えていて、将来的に石灰リフトも考えています。
顔面の骨切り手術、特に頬骨削ったり骨切りして縮小したり、あとエラを削って縮小したり、顎を短縮したりとか、顔を小さくする顔面の骨切り手術というのは基本的に骨格のボリュームが小さくなった分、皮膚とか脂肪とか筋肉などの軟部組織のボリュームが相対的に余るということになるので、
あまりにも骨を削って小さくすると、若い人でも顔が垂るむということが起こるわけですね。
頬骨を軽く削るぐらいだったらほとんど垂るむということは心配しなくていいんですけれど、僕の場合は削る場合でもちょっと突出は残すんですよ。
あまりにも平らにしちゃうとげっそり落ちくぼんで、ふけたりやつれたような顔になっちゃうんで、ちょっと出ている突出は残すべきなんですよね。
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プロミネントって言うんですけど、プロミネントは残すべきなんですけれど、だけどあまりにもここもがっつり削ってここもがっつり削って顔を小さくしすぎちゃうと顔が垂るんじゃうんで、若い人だと切開リフトをやる必要になっちゃうということはあり得ますよね。
その場合は同時にやるか間隔を空けてやるかなんですけど、同時にやることは可能ですよね。間隔を空けてまず骨切りして垂るんだ顔を見てそれから切開フェイスリフトするというのもありなんですけど、それは置いておきまして。
分けてやる場合の順番ですよね。分けてやる場合の順番って鉄則がありまして、僕は一番の鉄則はですね、その人の顔の一番悪いところからやるべきだと思っています。
あとは他にも鉄則ってあって、その人のコンプレックスのところからやる。とにかくここだけやりたいんだって。親に自分の鼻をバカにされ続けててすごいコンプレックスなんだ。だからまずこの鼻をとにかく最初にやりたいんだっていうメンタル的な問題。
実際には他にもっと悪いところはあるんだけど、とにかく鼻をやりたいと。例えば嫌いな父親の鼻に形が似てるから、鏡を見るたびにその嫌いな父親、暴力振るわれたとか性暴力されたとかですね、そういうフラッシュバックしてしまうと。
そういう場合にまずその嫌いなパーツからやりたいっていうメンタル的な問題でやるっていうことはありますよね。あと鉄則3つ目は努力で良くなるところは後回しでいいと思うんですよ。
例えば脂肪吸引ですよね。お顔の脂肪吸引をする場合。明らかに太って敵対系で顔もパンパンに膨らんでて、だけど顔の脂肪吸引もしたい。あとは鼻の手術もしたいとかだったら、鼻はどんだけ努力しても形変えるってことはほぼ不可能なんですよ。
だけど顔の脂肪を取るってことは脂肪吸引でも取れるんだけど、普通に自分で努力してダイエットするだけでも脂肪が落ちてほっそりさせるっていうことはできるわけなので、その場合は努力で解決できることは後回しして、努力で解決できないことを先にやるっていうのは鉄則だと思いますよね。
あとは整形手術あるいは注射とかでもリスクの高いものあるいはリターンが大きいものとか色々あるわけですよ。なので基本的にローリスクハイリターンのものがあるんだったらそれからやるっていうのは良いと思います。
その方がコスパが良かったりとかするしダウンタイムが少なかったりとかするわけで、例えば頬骨も出ててエラも出てますよと、どっちもその人の顔の輪郭にとって悪いですよ、同じくらい悪いですよっていう場合はエラは結構エラのボトックスだけで細くできるんですよ。
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でも頬骨だけは骨を削ったり切ったりとかしないと絶対短縮できないんで、頬骨とエラが同じくらい悪かったら先にエラのボトックスしましょうよと、そっちの方が料金も安いしダウンタイムもほぼないから、ローリスクな上にハイリターンだからっていう理由でやるってことがあるんですけどね。
一番大事な鉄則は一番目のその人の顔の一番悪いところからやるっていうことですよね。
っていうのはみんな顔の整形したいっていう人は自分の顔の顔面偏差値を上げたいからやるっていうことだと思います。
自分の顔面の点数を上げたい。
他人と比較して顔面の偏差値を上げたいっていう理由でやるわけです。
女性は可愛くなりたい、美人になりたい。男性はハンサムになりたい、イケメンになりたい。
あるいは年配の人は若く綺麗になりたいっていう理由でやるわけなので、では顔面の偏差値を上げるには最も合理的、効率的、コスパ良く顔面偏差値を上げるっていうことが大事なんです。
そのためにはその人の顔の一番悪いところ、要するに一番点数の低いところを直すべきなんですね。
なおかつ一番悪いところを手術してグーンと点数が、底の部分の点数が上がるっていう手術をやるべきだと思います。
例えば、一重まぶたですっごい分厚いまぶたで目が糸のように細くて睨んでいるように見えると。
小鼻はちょっと広がってますよ、唇ちょっと厚いですよ、エラちょっと張ってますよっていうぐらいで、
とにかく一重で分厚いまぶたっていうことがその人の顔面の点数を下げてるわけで、
エラとか小鼻とか唇はそんなに点数下げてないんですよ。
多少平均の点数より低くても、とにかく分厚いまぶたが点数が下げてるんだったら、
その分厚い一重まぶたを全世界の二重して、自然で綺麗な二重で目がクリッと丸く開くようにして、
なおかつここの余分な脂肪を取ると目がすごく良くなるんですよ。
例えばその一重の分厚い一重まぶたを睨んでいるような面の点数が100点中20点だったら、
世界の二重することによって90点になったりとかするんですよね。
そうすると全体の平均点がグッと上がるんで、顔面の偏差値もグッと上がるんですよね。
そういう理由でその人の顔の一番悪いところからやる。
二つの手術する場合は一番悪いところと二番目に悪いところをやるっていう形になります。
ただ場合によってはその人の顔で一番悪いとか二番目に悪いとかなんだけれど、
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手術でそんなに点数を上げることができないっていうこともありますよね。
例えば頬骨が張っててエラが張ってる人なんだけれど、
元の顔そのもの土台が大きくて頬骨もエラもちょっと出てるんだったら、
やっぱり頬骨とエラ削って顔一回り小さくなってもやっぱり元の土台が大きいとやっぱり大きい顔のままなんですよ。
元の顔より顔は小さくなるけどね。
そういう理由でちょっと除外されるってこともあります。
あとはよくあるのは団子花なんだけど、団子花っていうのも大きく分けて二種類あると思うんですけど、
日本人に多いのは鼻先の皮膚が厚い団子花、みかんの皮みたいな皮膚、みかんみたいな団子花の人と、
あと西洋人タイプの団子花っていうのは皮膚は薄いんだけど大尾翼軟骨が大きく横に張ってて鼻先が大きい人。
後者の軟骨が大きい人は軟骨を切除すれば細くなる。必ず細くなるんです。
ただ皮膚の厚い人は軟骨とか脂肪をどれだけ除去して操作しても厚い皮膚がかぶさると効果が少なかったりとかするわけです。
多少は細くなったりとかするし、多少は皮膚薄くなったりとかするんだけど、やっぱり大きい団子花のままっていう感じなので、
例えばそういう場合は団子花の花先の点数が20点だったとしても、
微線縮小してちょっとちっちゃくして団子花修正しても35点にしかならないですよと。
だけど他の、例えば目がすごい離れてて、目が離れてること自体が50点で目頭切開すると90点になりますよ。
だったらやっぱり目頭切開をやるべきなんですよね。その方が点数が上がる幅が大きいからですよね。
そういう理由でその人の顔のすごく悪いとこなんだけど、やってもちょっとしか点数が上がらないっていう場合は後回しになるってこともあります。
なので結果的に手術して一番点数がガッと伸びるところを優先的にやるべきですよね。
あとは大事なのは、やっぱり基本的に顔面の偏差値を上げるっていうのは、正しいデザインでやるってこと。これが一番大事ですね。
その人の顔の土台にあったデザインってやることがすごく大事です。
顔の土台にあってないのに芸能人の誰々ちゃんになりたいとか、
典型的な日本人ののっぺりした顔なのに白人の誰々ちゃんみたいな顔になりたいとかっていうのが、
そういうデザインでやると不自然で似合わない顔になっちゃうんですよね。
だからあくまで正しいデザインでやるってことが大事です。
あと自己満成型っていうのもあって、他人が見てほとんど気にならないことなんだけれど、
本人だけやたら気にしててほんのちょっとやるだけで精神的に満足するっていう手術、これを自己満成型って言うんですけど、
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自己満成型にお金をかけるぐらいだったら、本当に点数が上がる成型をやるべきだと思いますよと。
そういうことでございます。そんな感じですね。
今回の私の話を参考に成型する順番とか決めていただければいいと思います。
まずはカウンセリングして本当に必要かどうかどれぐらい変わるのかっていうのを、
ちゃんと見極めてそれを頭に入れるっていうことが大事です。
ご視聴ありがとうございました。
ありがとうございました。