パッケージを展開する習慣
こんにちは、西野キズナです。
今日の話題は、パッケージを展開する話です。
何のこっちゃっていう感じなんですけど、その昔ですね、
どこかのデザイナーさんがツイッターでつぶやいてたんですけど、確か。
デザインスケッチを取ると世の中の味方が広がっていくよ、みたいなことをつぶやいていた方がいらっしゃるんですね。
で、手帳に、例えばボールペンだったらボールペンの絵を書いて、上手い下手じゃなくて、とにかく絵を書くんですね、そのまま。
ボールペンってインクさせている構造とかがあるじゃないですか。
あれも分解した状態にしてメモを取るんだと。
1日1日、今日はボールペンとか、今日はタンブラーとか、今日はマウスとか、毎日毎日いろんなものをデザインしていくと、
デザインというか、デザインをスケッチしていくと、スケッチって観察しないとできないので、
例えばボールペンがどういう構造で出来上がっているかっていうことであったりとか、
タンブラーのこの飲み口がどういう構造で開き閉めできるようになっているのかとか、
マウスの右左クリックするところであったりとか、マウスホイールがどうなっているのかとか、
みたいなことがどんどんインプットされていきますと。
だから毎日一つでもいいので、デザインスケッチをしていくと、
1年も経つ頃にはね、1日1スケッチしているはずですから、
365の何か新しい構造であったりとか、構成であったりとか、そういうものがインプットされて自分の世界が広がっていくんですよ。
みたいなつぶやきを見ていたんですね、昔ね。
ずっとそれが頭に残っていて、
でもスケッチ毎日するのは正直続かないなぁと思ったんで、
何か別に自分なりにできることないかなって思って、
最近ずっとやっているのがパッケージの展開なんですね。
もともとゴミを出す時とか、ペチャンコにしてね、傘を取らないようにして、
ゴミ箱とかに入れたいな、ゴミ袋とかに詰めたいなっていうのはあるのでやり始めたことだったんですけど、
最近の箱とか皆さん展開したことあります?
最近のパッケージ本当すごくて、展開していくと一枚の紙になるんですよ。
サイコロじゃないですけど、山折り谷折りで全部ほとんどの箇所ができていて、
それを組み立てていくだけで箱になるとかですね。
どうしても足さなきゃいけないところだけ紙を足すとかね。
なので一昔前の、それこそ昭和の時代の箱とか思い返してみると、
のり付けがめちゃめちゃ多かったりとか、パーツがたくさんあったりとかしてたなぁみたいなのをぼんやり微かに覚えてるんですけど、
それに比べると最近の箱はものすごい紙を大事に、片紙に無駄がないっていう行動になっていて、
これはすごいなぁっていうのに気づいてから、お菓子の箱とか、なんでも箱になっているものはとにかく全部展開するようになっちゃいました。
なんかね、開かないと気が済まなくなって、ひでて。
どうせね、ゴミに捨てる時ペチャンコにするからいいんですけど、それが楽しくて、
あんまりこういうことやってる人はいないのかなと思うんですけど、誰か共感してくれる人いるかなと思って、今回話題に取り上げてみたんですけどね。
そういうこの構造ってどうなっているのかなっていうところに目を向ける考え方とかね、
割と日常生活の他のところでも役立つんじゃないかなと思うので、
ぜひね、お近くの手元の手近な箱とかね、今度ゴミ箱に捨てる前にですね、
美しいデザインと組み立ての美学
のりづけがしてあるところ、多分わかりやすいと思うのでそこをね、丁寧に丁寧にパリパリ剥がしていくと、
だいたいもう1枚のペラーンとした紙になりますので、ぜひぜひやってみてください。
もうその美しさに感動しますね。
だいたいほぼほぼ四角い形で、カットする部分を少なくみたいな、
本当にデザインと組み立ての美学みたいなパッケージが最近増えてますので、
ぜひぜひお試しくださいっていう話題でした。
本日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
また次回の収録でお会いしましょう。