気分を上げる重要性
1月の出口から2月の入り口ってことで、子供の気分を上げるってことを意識します。
なんでかって言うと、日常が続くからです。日常が続いていると、気分は落ちるわね。
めんどくせーなーって子供だから。楽しみもないし。大人はいいんですよ。楽しみ作ればいい。
今度の週末、何々するぞって。子供に聞いてみてくださいよ。慣れてない子供って、週末何するって言ったら、
何もしない、わかんないって言うよ。これずっと聞いていくと、言えるようになる。言えるようになるってことは、
何々しようかなーって思うようになるわけです。 何する?ゲームって言う最初。ゲーム以外って言うよね。
youtube 見る、netflix 見るって言うね。
ノータブレットとか、ノーアイフォン、セルフォンとか、それって言う。
そうすると、今度はゴロゴロするとか、走るとか、そうやって言うようになります。
こういうのを繰り返します。まあいいわ、それは。はい、では1、最高の幸せから最も高い学年へっていうね、キーワード、
実践を後で紹介します。2番、ラグジュアリーの投入。 河合先生が言われましたように、私もこんだての実践やりました。
こんだてのやつ。こんだて実践。 2月のこんだてが来たんで、これ使って遊びました。
遊びを授業中とかね、朝の会とか、会員の会にバンバン入れます。
気分を上げる。上げるんだけども、下げるわけでもない、せーのとき、静かにシーッとなるのを使って、
落ち着かせる。この3つを今週やったので、 紹介していきましょう。まず最高学年っていうキーワードは、子供たちと確認していて、
この言葉を使うっていうのは、ずっとやってるんだけども、縦割り活動がありました、この間。
えーって大っ嫌いです、うちの学年の子。縦割り活動、なんでそんなのしなあかんねよ、とかね。
俺たちの大事な20分休みよ、ってなるんですね。 当然だ、当然だと思いながら、でもなんで縦割り活動をやるのかってことは、私はちゃんと話しました。
そしたら納得しましたよ。 どういうふうに言ったかっていうと、
今同じ学年の子と生活してるよね。 1年から6年までやってきたわ。
あと3年、やる、中学。 長い子は6年、高校行くから。
大学行くと、それがもう崩壊し、崩壊っていうか、変わります。
どうなるかっていうと、いろんな年齢の人たちが入ってくるわけです。
1年生なのに24歳とか、いろんなのが入ってくる。
大学卒業すると会社とかに入る。
そうすると、あなた同い年の人、あなた1人になるよ。 あと全部上だ。
年取っていくと、今度逆になっていく。
つまり異年齢の人と生活することが社会なんですね。 その勉強してると思ってください。
今はいいよ、同じ学年だから。 ため口で喋ったり。
でも違うわけよ。大人になっていくと、あなたがトップになった時、どうやって年下の人とやるの?
いつ勉強するの、それ。
勉強しずに本番。
ということは、甲子園の子たちって、いきなり甲子園やってんだよ。 違うよね。
ハルコーバレーの人たちって、いきなりハルコーバレーなの。
いや、途中練習しとるよね。その通りだ。
ということで、練習のいい機会だと思ってやりませんか。
それがみんなと確認した最高学年につながると思わない?
せっかくやるんだから、自分たちが高まるように利用しようぜ。
って話しといて、では今日縦割り休みがありますので、1。
最高学年らしい言動でね、成長しようか。
今日はね、誰が最高学年らしかったかを後で聞くからね。
これです。
あなたじゃないです。
誰がです。
っていうことは、どういうことかというと、見られるってことです。
誰かに見られてる。
誰が。
これ聞きましたね。
で、活動1。
20分休みだったので、活動がね。
2時間目算数やって、半分算数やって、残り20分ぐらい活動の確認しましょう。
って言いました。
じゃあ準備してくださいって言って、はい、途中でストップ。
さあ、ここまでで、最高学年らしい人は誰でしたって言うんです。
言える人ゼロです。
当然です。忘れてます、すでに。
精一杯です。
分かった分かった、言えんよな、忘れとったな、先生と同じだな、君たちは。
もしかして俺より上へ行ってるか、その忘れ方。
わずか5分前に言ったのに、とか言ってね。
では、どうぞ続けてください。
と言って、3分後にストップ。
居たか。
大沢君誰だった。
山下君です。
どんな姿だった。
みんなのことまとめてました。
それは高学年だ。
何でもいいです。何でもそれは高学年だって言えばいいです。
それは高学年だ。
じゃあ続けてくれ。
これだけです。これが準備。
それで、モデルを示すわけです。まとめればいいのか、とか。
ちゃんと参加すればいいのか、とか。
本番20分休みになるわけですね。
で、わーっと散らばっていって、活動して。
外でね、やってました。
やったんで全部、全体見えましたけども、ちゃんとやってましたわ。
こんなちゃんとやるんやと思いました。
で、帰ってきて3時間目。
図工の授業です。
図工はやりません、最初。
こっちです。
カンキンカンコンカーンって始まりました。
よいしょ。縦割り活動やってきたな。
みんな上手やった。上手やった。
ちゃんと見とったでな。上手やった。
では、誰が最高学年らしかった?
名前だけでいいわ。
まず名前だけです。
誰でもいい。
大丈夫か。念のために全員起立。
言える人から座ってけーって座らしていくね。
立たせて言えるようになったら座れと。
では、この列の人、名前だけ言ってくれ。
どうぞ。
誰々さんです、誰々くんです、誰々さんですっていうね。
で、この時にね、笑わせる、私はね。
ちょっと待てよ。かわいさんの名前が多いな。
君、かわいさんに脅迫されてないか?
って言ってね。
脅迫しただろ。何あげた。給食とかなんかあげてんじゃないだろ。
ドゥヒャーって笑わしてね。
違う、違う、違う、違うね。お口いちゃう。とか言うんだね。
次、とか言って。
で、そういう時にね、無言になる子いるんです。
チーンって。どうする?
ここでもうやっぱ笑わせないといけないんですよ。
佐藤くん。
立つ列が終わった後に君のとこに帰ってくるからな。
その時にちゃんと言えるようにしとけよ。
パッていいよ、座っといて。
俺は君のその間が大好きだ。とか言いながら。
で、バンバンバーンって。
で、2列行って、
佐藤くん。分かってんな。分かってるよな。って言って。
当てるんですよ。すぐ行っちゃうんですよ。
バカお前、俺さっき言っただろ。って言って。
そのまま好きだって。
もっかい当てるぞ。って言って。
で、またすぐ行っちゃって。
ドシャーってね。
うん。終わるわけです。
で、全員が誰々君、誰々さんって言ってね。
おっしゃ、ちゃんと見とったな。
最高学年の姿勢
俺言われてねえし、俺言われてねえし。とかって言うわけですよ。
ちゃんとそれ聞いとくんです。
俺の名前言われてねえ。とか。
この子言われてないな。ってちゃんと覚えておかなきゃいけない。
あとで使います。
で、次。
こっから大事。どんな姿だったのかです。
これをね、じゃあペアでさっき言った名前の子ね。
について交流してください。
で、言うと、わーって喋っとるわ。
喋っとって、
こっからさんま大先生が始まるわけです。
で、この時に基本的には、
あの、喋っとる子しか当てません。
チーンってなるから。
で、喋ってない子をわざと当てて、
お前のマンガ大好きだよ。ですね。
そのマンガ大好き。
大事にしろよ。
ってやるんですけども、
バーって喋ってる子。
当然、何々さんっていうね、
買収されとった。買収したんじゃないか。
強制、脅迫してるんじゃないか。
っていうことを喋ってる子は当てます。
よいしょ。じゃあ佐藤くんどうぞ。
って言うと、まるまるかわいさんが、
あの、
小さい子にボールを譲っていましたと。
君は?って。かわいさんが、
小さい子に目線を合わせていました。
かわいさん、
すげえな。いくらあげた?
って。
で、ブヒャーって笑わして。
こうやって笑わしたり、
こうやって言わせていきます。
すげえな、最高学年ってこういうことか。
すげえな、幸せだけじゃねえよ。
最高だわ。
よし、お待たせしました。
魔の大沢くん。
バーンって出て。
魔が吐くわけですよ、当然。
言えねえから。
いいなあ。
この魔、
もうちょっと感じたいなあ。
いいなあ。
大沢師匠のこの魔はなあ。
大好き。
大事にしろ。
もうちょっと味わっていい?
って言って、
まぁ座るよ。
もう当てないから。
で、
さあ、次です。
今ね、
内容を問う、ペア、
抜き打ちってのがあるんです。
抜き打ち。
さあ、
今までね、いろんな人に当ててきましたけども、
この人だけには聞きたい人もいます。
では、
よろしくお願いします。
大沢くん。
また大沢くんに当てて笑わせる。
なんでもいいんですけども、
ここまででもう上がってますね。
最高学年の姿を。
私何にも言ってないんです。
子供たちが言って、
うん、すげえそれ最高。
最高だ。
最高だねって。
で、3番です。
狙い打ちってのがあります。
まだ言われてない子なんです。
ところでさ、
ひょうどうくんってさ、
名前出てこなかったよな。
ひょうどうくんと同じ
班主と起立ってバッて立たせて、
ひょうどうくんはどうだった?
って聞くと、
あの、
ひょうどうくん、あの、
ドッジボールで、あの、
全力で当ててました、ちっちゃい子に。
笑
全力プレーカーとか言って。
お手本だな。
ある意味最高学年だ。
君は?
ひょうどうくん、あの、
小さい子からボール奪ってました。
弱肉強食の姿だ。
お手本だ。
これでね、笑いに帰る。
いや、ひょうどうくん、あの、
言葉遣い優しかったですよ。
ああ、それは最高学年だ。
とは言いながら、
その当たらなかった子たちに
脚光を浴びさせるんですね。
狙いうちで。
笑
笑わせるんですけども、だからね。
こうやってやって、あの、
最高学年らしい。
っていうのをみんなで共有して、
笑って、あげあげ。
最高だったなあ。
子供たちの成長
あと、
縦割り遊びも
1回となりました。
えー、あと1回なの?
嬉しいんじゃないのか?
はい。
あの、こんな感じで、
あの、あげあげで、この
最高学年としての
縦割り遊びを終わりました。
いかがでしょう?たぶん、自分はどうしたか
って聞くと思うんだけども、こうじゃないんですよ。
ここでやったのは。
あの子はどうだったです。
でね、あの、この後、
反省用紙
みたいのがあるんだけども、
決まったやつ。全員書けましたからね。
全員書いてた。
ちゃんと書いてた。
こういうやり方する。
書けるのか?って。
味わうことができました。
これ、いろんなことで使えるからね。
例えば、
6年生を送る回とかあるんじゃない?
その時に、
5年生だったら、
次期最高学年として、
みんなはどんな、仲間は
どんな姿だったか。
っていうのを後から聞くからな。
なんでもできる。ので、よろしければ
使ってみてください。
以上、「学校から最高へ」でした。