サマリー
今回のエピソードでは、髪質改善を目指す美容師が、従来のトリートメントに依存しない新しいアプローチについて話しています。彼は、従来の方法が根本的な改善につながらないことを理解し、効果的な施術方法を探る過程を紹介しています。美容業界における髪質改善の手法について、従来のトリートメント方式と現在の方法の違いが明らかにされています。これによって、髪にとって最も良い方法を実践することの重要性が深まっています。
髪質改善の新しいアプローチ
おはようございます。白詰草の矢山です。
白詰草の声ブログ、今日も始めていきたいと思います。
このチャンネルは、髪質改善に特化したサロンの美容師として、髪の毛をきれいにしていくための知識、
時々ファイナンシャルプランナーや美容院・カフェ酒屋の経営者としてのビジネスの話をしていくチャンネルになっております。
では、今日のテーマです。
なぜ今のやり方に至ったのかをテーマに話をしていきたいと思います。
本題に入る前に、いつも通り操縦をしながら話をしていきますので、
物音が聞こえるかもしれないですが、ご了承ください。
本題に入っていきたいと思います。
今日のテーマは、なぜ今のやり方に至ったのかについて話をさせていただこうと思います。
今のやり方を簡単に説明します。
うちのやり方は、トリートメントに頼らない本質的な髪質改善を目指しています。
トリートメントをすると、その時は綺麗に見えるんですけど、
本質的に髪が良くなるということではないので、
もっと本質的に髪の毛を良くしたいと思って、
今のトリートメントに頼らないトリートメントをやらない。
ここでいうトリートメントというのは、美容院とかでプラスメニューでするサロントリートメントということなんですけど、
サロントリートメントをせずに、髪の毛を綺麗にしていくということを目指してやっているわけなんですけど、
今のやり方にどうしてそのやり方をしようと思ったのかということを、
今日は話をしていきたいなと思ったわけですね。
従来のやり方の課題
髪質改善って最近よく聞くと思うんですけど、
だいたいがトリートメント系の髪質改善が多いのかなという感じで、
トリートメントの延長線上みたいな強力なトリートメントをして、髪の毛を綺麗に見せるということをやっているわけなんですけど、
髪の毛というのは、一度痛んだら治らない死滅細胞でできているというのは、
今日でも話をさせていただいたと思うんですけど、
実際にいくらいいトリートメントをしたとしても、髪の毛の痛みが治ることはないわけですね。
だから、トリートメントをして本質的に髪の毛を綺麗にしていくということはできないわけです。
でも、髪質改善というのは最近のトリートメント、強力なトリートメントをして、髪の毛を綺麗に見せるというのが主流になっているわけなんですけど、
うちのやり方とはまた同じ髪質改善と言ってもやり方が違うわけですね。
うちのやり方でいうとトリートメントしないので、真逆のやり方と言ってもいいかもしれないなというぐらいやり方が違うわけですよ。
なので、今のやり方になったのかということを話しておいたほうがいいのかなと思うわけなんですけど、
もともと僕が雇われて働いていた頃のお店というのは、トリートメント系の髪質改善のお店で働いていたんですね。
トリートメントをしながらというか、メニューにトリートメントが全部含み込まれていたみたいな感じのお店だったわけですね。
そういうお店で働いていたので、基本最初のお店は自分に与える影響力というのはかなり大きくなるんですけど、
僕もそういうのがありまして、トリートメントを信頼して、具体的に何をしていたかというと、
前処理剤、後処理剤みたいな感じで、髪の毛に良さそうな疑似タンパク質とかって言われる栄養分みたいなものを髪の毛に入れて、
その後にカラーをしていったり、カラー剤自体にもそういう疑似タンパク質みたいなものを入れてカラーをしたりとかね。
カラーをしながら栄養補給をしていきますっていう感じの説明をしながら、施術をしていたわけなんですけど、
もちろんお客さんが来て帰るときっていうのは、すごい綺麗になるんですよね。
すごい綺麗になって帰っていくのは帰っていくんですけど、1ヶ月後、2ヶ月後またお客さんが来るわけなんですけど、
そのときにまた傷んだ状態で戻ってくるっていうのが続いたわけですね。
それが続くっていうのがありますんで、ちょっとずつでも良くなっているのかなっていう気持ちでやってたわけなんですけど、
いつまで経っても髪の毛の状態が良くなるっていうことにはならなかったんですよね。
本当に髪の毛を良くする、髪質を改善していくっていうことをやっていれば、
どこかで卒業じゃないですけど、髪質改善をしなくても良くなるみたいな状態になりそうなもんだと思うんですけど、
そこをお客さんとかも多分目指しているわけなんですけど、
そういう卒業みたいな感じの状態になる人っていうのがいなかったんですよね。出てこないんですよね。
当時の僕からしたら、もっとお客さんの髪の毛をきれいにしたいなとか、
どうやったら髪の毛が痛まずにカラーやシクモを強制パーマができるんだろうなっていうのをずっと考えて、
勉強とかもしていたわけなんですね。
勉強すればするほど、やっぱりこの髪の毛は一度痛んだら治らないっていう死滅細胞なんだっていうところがネックになって、
そこがやっぱり基本なんだっていうところが浮き彫りになってきたというか、当たり前のことなんですけど、
そこは変えられない事実だなっていうのがわかってきたというか、
その事実の存在が大きくなってきたというか、そういうこともあって、
今の現状やってるやり方、タンパク質をカラー前に入れたり、カラー剤自体にそのタンパク質を入れたりっていうのが、
本当に髪のためになってるのかっていうところにちょっと疑問が生じ始めたんですね。
っていうのが、髪の毛っていうのが痛みが治らないというところが前提にあれば、
タンパク質を入れたところで、その髪の毛がタンパク質を吸収して状態が良くなるわけでもないし、
タンパク質を入れた栄養分みたいなものを髪の毛が食べて消化して、自分の栄養分にするわけでもないし、
入れたところで結局意味がないみたいなところにちょっと位置付いたというか、意味がないよな、
実験と新たな発見
あんまり今やってることにどれだけ意味があるのかっていうところにちょっと疑問が生じ始めたんですね。
ビジタンパク質を髪の毛に入れるとか、カラー剤にタンパク質を入れるとか、パーマ剤にタンパク質を入れるとかっていうのが、
これってただカラー剤薄めてるだけだよなみたいな、パーマ剤薄めてるだけだよなっていうところにちょっと疑問が生じ始めたんですね。
ただ店のやり方を変えるっていうことはできないんで、一従業員なんでね。
いろいろその中でも人形ですね、美容師さんがよくカットとかの練習をする人形を使って、人毛なんでパーマとかカラーもできるわけですね。
そういうのを使っていろいろ実験を始めたわけですよ。
今のお店のやり方ですね、タンパク質を入れたりとか、薬にもそういうのを混ぜたりとか、
そういうのをして、まずパーマをかけますと、今までのお店のやり方でパーマをかけるわけですよ。
右半分は今までのお店のやり方でパーマをかける。
左半分はタンパク質を入れない状態。
タンパク質を最初に補給したりもしないし、パーマ剤自体にもタンパク質を入れない状態でパーマをかけたわけですね。
これが今現在やっているやり方のベースになるようなやり方にはなるんですけど、
そういう感じで左右で、人形の頭の左右でパーマの実験とかをやったわけですね。
今考えれば当然で当然なんですけど、今までお店でやってたやり方のパーマのかかりですね。
昔のやり方、今のやり方で言ったほうが、言い方を統一したほうがわかりやすいと思うので、
今までお店でやってたやり方を昔のやり方で、今現在やっているやり方を今のやり方という感じで話を続けていくと、
昔のやり方でやってた、タンパク質を入れたりやったやり方のパーマというのが、
かかりが今のやり方のパーマに比べてすごく弱かったんですよね。
パーマをふしたての状態でもすでに結構弱かったわけですね。
それからかかりが弱いなと。
これはパーマ剤を薄めてるんで、結局タンパク質を入れてパーマ剤を薄めてるんで、
当たり前っちゃ当たり前なんですけど、そのときはマジカみたいな感じではあったんですけど、
それをシャンプーをして乾かしてっていうのを、日ごろの生活みたいな感じでシャンプーして乾かしてシャンプーして乾かしたっていうのを、
1ヶ月分だったら30回ぐらい繰り返したり、やるわけですよね。
それを何回か続けてやっていくと、やっぱり昔のやり方のパーマのほうが、
パーマが早く取れていくというか、だれていく、弱くなっていくんですよね。
結局、タンパク質を入れたりとか、パーマ剤に混ぜたりとかでいくことによって、
パーマの薬も、結局は効きが弱くなってしまうわけですよね。
その効きが弱くなってくると、パーマのかかりが弱くなるし、持ちも悪くなるってことなんですね。
今のやり方のパーマの強さですね。
パーマのかかり具合と同じかかり具合にしようと思ったら、
薬のパワーを上げないといけないわけですね、単純に。
パワーが落ちちゃうんで、パワーを上げてあげないと同じかかり具合にならないわけですよね、持ちとかも。
結局、髪の毛に良さそうなことをしてるんですけど、
ちゃんと本質を捉えてやってみると、
逆に髪の毛に効きが悪い状態になってる。
髪質改善の基礎
結局、パーマのかかりも悪くて持ちも悪かったら、
パーマの回数が増えてしまうことになりますので、
パーマの回数が増えてしまうとダメージに直接してしまうので、
髪の毛に対しては長期的に見ると、
パーマの回数が増えちゃうとダメージが増えちゃうということになるから、
あまり良くないことになってきてるんですね。
そのときだけの仕上がりを見れば、確かに綺麗ではあるんだけど、
長期的にそれを見たときにどうかというと、
マイナスというか、髪の毛にとってはあまり良くない状態になってしまうというのが、
この実験を通してわかったわけですね。
宿問強制とか、そういう実験もいろいろあったりして、
今のやり方がやっぱり一番ベストだなということを確認したわけなんですけど、
だから、自分のお店を出すときに、
それを知ってしまったからには、やっぱり本当に髪の毛に良いことをしたいと思って、
今のやり方をやっているというところがありまして、
プリートメントとかをやったほうが、正直売り上げとかそういう面で見ると、
単価も上がるし、わかりやすいし、すぐに効果が出るんで、プリートメントってね。
すぐにやった瞬間から、ツヤツヤサラサラみたいなのは感じやすいんで、
すごいわかりやすいんですけど、わかりやすいし、
お客さんも集めやすいし、売り上げも上がりやすいんですけど、
ただ本質的に髪を良くするというところには繋がらないどころか、
遠ざかってしまうというところがありますので、
このやり方はできないなと。
自分のお店を出すってなった時に、今のやり方はできないなということで、
昔のやり方ができないなと思って、
今現在やっているプリートメントを使わずに、
ダメージを途方的に減らして、髪の毛を入れ替えていって、
本質的に髪の毛を良くしていくというところのやり方を、
ずっとやっていこうということで、今のやり方に至ったわけですね。
本当は、最初は昔やっていたプリートメントのやり方、
プリートメントがメニューに組み込まれているようなやり方で
開業しようと思ったわけなんですけど、
開業する前にそれをしたので、
本当にどうしようかすごい迷ったんですけど、
最初は、やっぱり髪の毛に本当に良いことをしたいという気持ちはあったので、
今のやり方の確立
今のやり方を勉強して、このやり方に至ったということですね。
今年で10年経つわけなんですけど、
本当にこのやり方に合ってよかったなと、
今になって思えば、今のお客さんの髪とかを見ると、
本当にそう思いますので、
このやり方をこれからも、
ずっとやり続けていって、
お客さんの髪の毛を綺麗に扱いやすくしていくというのを、
これからもやっていきたいなと思います。
今日はちょっと長くなってしまったんですけど、
最後に今日の話をまとめると、
なぜ今のやり方に至ったのかという話をさせてもらったわけなんですけど、
最初、今のやり方というのは、
トリートメントをせずに本質的に髪の毛を綺麗にしていくというやり方をやっているわけなんですけど、
もともとはトリートメント系の髪質改善のお店で働いていたわけなんですね、僕は。
メニューにすべてトリートメントが含まれているようなお店で働いていたので、
最初はそのやり方でやろうと思っていたわけなんですけど、
ちょっとそのお店で働くうちに、
自問点というか矛盾点が出て考えるようになってきて、
その矛盾点というのが、
お客さん帰るときは綺麗なんだけど、
また1ヶ月、2ヶ月後に傷んだ状態で帰ってくるとか、
本当に髪質改善ということを本質的にやっていたら、
卒業みたいな感じで、
もう髪質改善しなくていいという人も出てきそうなものなんですけど、
そういうお客さんは1人もいなかったというところがあったりとか、
そういう中で自分で勉強していくうちに、
髪の毛が傷んだら直らないというところが、
やっぱり動かない技術なんだということを再確認したり、
いろんな実験を通して、
今のやり方のほうが昔のやり方に比べると、
髪の毛にとってはいいんだなということが分かってきたので、
自分の向けを出すというようになってきたときに、
トリードメント系の髪質改善のほうが、
ビジネスとしてはしやすかったりというのがありますし、
お客さんにも伝わりやすいし、伝えやすいし、
売り上げとか単価も上がりやすいんですけど、
髪の毛のことを本当に考えると、
今のやり方しかないなと思ったので、
この今のやり方に、
もともと僕はトリードメントの髪質改善で働いていたんだけど、
今のやり方にやることに決めてやっているということですね。
10年経って結果的に見てみると、
本当にこの今のやり方で良かったなと思っているので、
これからもお客さんの髪の毛を本質的に
綺麗にしていくというのができれば嬉しいなと思うので、
今日はこんな話をさせていただきました。
今のやり方にどう至ったかという話をさせていただいたわけなんですけど、
こういう話をすると長くなってしまうので、
今日はこの辺りで終わろうと思いますので、楽しい1日をお過ごしください。
じゃあねー。
23:11
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