廊下の長ネギ
どうも、odajinです。
1月16日火曜日、夜10時30分を過ぎました。
先ほど、夜9時45分頃に帰宅をしまして、今、お風呂に入って一息ついたところなんですが、
先ほど帰ってくる時に、家の前の廊下で袋に入った新しい長ネギが落ちていました。
我が家は集合住宅なんですが、家の前のいわゆる外廊下ですね。
外廊下を歩いてきまして、我が家のちょっと先に何か落ちているなと。
何か広告とかそういうのがたまに落ちていることがあるので、そういうのかなと思って近寄っていたんですね。
細長い白い物体が、そして何やらビニールに包まれてキラッと袋が光っている廊下の天井に蛍光灯の照明ランプがついていますので、
その光を反射してキラッと光っている。
あれ?広告じゃないなと近寄りましたら、なんと袋に入った新品の長ネギが一本、マンションの玄関近くの外廊下に転がっておりました。
今日は他のことを話そうかなと思って考えていたんですが、長ネギにすべて持っていかれてしまいました。
いやだってね、廊下に長ネギ落ちているのはなかなかないじゃないですか。
多分人生で今のこの家に住み始めて初めての出来事ですね。
果たして我が家のお隣さん、そのさらに隣さん、何軒か先までお家があるんですけど、どこのお家で買ってきた長ネギを落としてしまったのか、
今日の晩御飯のおかずはちゃんと作れたのか、長ネギなしでもね。
我が家はね、白い長ネギを買ってくるのは、すき焼きをやるときくらいかな。
他はね、だいたい千切りというのかな、小口切りか、小口切りになっている、刻まれている長ネギを買ってきちゃうことがほとんどなので、
一本丸々長ネギを買ってくるっていうのはほんと、すき焼きくらいじゃないかな。
なので、我が家であれば買ってきたはずの長ネギがないすき焼きを食べるみたいなことになるわけです。
長ネギを使おうと思って買ってきた。
しかも一本買ってきたってことは、おそらく今日の料理に必ず必要があって買ってきてると思うんですよね。
なので、第一候補はすき焼きなんじゃないかなと。
そして長ネギを使うと言えば、私が思いつくのは、長ネギの緑色の部分を使って角煮をするとかですかね。
あとは牛すじを煮込むとか、だいたいこういうのを煮込むときに長ネギの緑色のところを使うんで、
長ネギの緑色を使っての角煮か、牛すじ、圧力鍋とかでやるか。
長ネギの末路
まあでもこれはね、すき焼きほどじゃないですよね。すき焼きだと白いネギの部分食べますけど、
角煮とか牛すじの場合は緑色のところは臭み消しみたいので使うんで、食べはしないですからね。
まあそういう意味ではなんとかなる。
他どうだろうな、長ネギ。シンプルに味噌汁っていうのもあるかな。
まあでも味噌汁だとしたら、なくても豆腐とかわかめとか、
たぶんネギだけの味噌汁ってこともないと思うんでね。
なんとかなりそう。
あとどうだろうな、冷ややっこ。
薬味的に使う感じですかね。
でもそれだったらな、うちみたいに小口切りになってる刻まれたネギ買ってきてもいい気がするんだよな。
一本買ってくるということは、
縦長に細く切って白髪ネギ作って何かに乗せる。
白髪ネギって何に乗せるかな。
回転寿司屋でマーラエビなんちゃらみたいな、
食べるラー油が白髪ネギの上にかかってるやつを思い浮かべちゃいますけど。
そのくらいかな。
それわざわざやらないよな。
あとなんだろうな、長ネギ。
焼き鳥のネギマとか。
あれは白いネギまんま使いますからね。
でもあれも別に長ネギ間に挟まなくても、
焼き鳥のただの鳥の串と思って食べればクリティカルじゃないですよね。
すき焼きもそう言われてみるとな、
別に春菊、しらたき、豆腐入ってりゃ、
あとえのき入ってりゃ長ネギなくてもいいかみたいな。
そう思うと長ネギなんかかわいそうになってきますね。
だってね、たとえばですよ。
長ネギ買ってきたはずなのに、
カバンに入ってないとなりましたと。
あれ入れたはず、買ったはずなのに、入れたはずなのに、
家に帰ってきたら見つかんないぞってなったらですよ。
探すじゃないですか。
少なくともカバンの中よく探すし、
あれどっかで落としたかしらみたいなね、
ちょっと玄関開けて外を見てるぐらいしてもいいんじゃないかと思うんですよ。
ところがですよ、そのままに残ってるってことは、
たぶん買った人は、
まあなくてもいいかってなって、
玄関開けて廊下を見ることしなかったんじゃないのかなと。
もっと言うとですよ、
本当に長ネギがないと料理が成立しないってことであれば、
もっかい買いに行きますよね。
いかん、いかんと。
買い忘れたかしらとかね。
レシートを見て買ったのに、あれ、
カゴに入れ忘れたかしらみたいなね。
カゴに入れ忘れたかしらみたいなことで、
でもないと料理にならないから、
ちょっと買ってくるわみたいなね。
なるはずじゃないですか。
まあでもそうもならなかったからこそ、
廊下に落ちたわけですよね。
もう一回買いに行ってくるってなったら絶対廊下出てますからね。
これはもしですよ、万が一ですよ、
買ってくるわって言って廊下に出て、
その人が廊下の足元に落ちてるネギを見て、
えっと、もうここに落ちたネギなんて、
使えないみたいな、もし思ったとしたらですよ。
それはちょっとね、やっぱりネギを軽視しすぎていると思うんですよね。
少なくともね、落ちてた長ネギはね、
きちんと透明のビニールにパッケージされて、
一本売りされてたやつなんですよ。
剥き出しじゃないんですよ。
だからね、これ剥き出しで売ってるスーパーもありますね。
僕の買いに行くスーパーでは、
長ネギは基本剥き出しで売ってますんで、
そういう意味で言うとね、剥き出しでちゃんと、
あ、剥き出しじゃないよ。
透明のビニールにちゃんとパリッとね、
包装した状態で販売してくれるような、
ちょっといいスーパーを使ってらっしゃるご家庭なんですよ。
なのにも関わらずですよ。
買ったネギをちょっと軽く見すぎちゃいないですかと。
どうなんでしょうね。
ネギの人生の、ネギの人生?
ネギだから人生じゃないか。
ネギ生?
ネギのね、末路がね、
廊下に置き捨てられたで終わるというのはちょっとね、
切ないなと。
忘れられるネギ、長ネギをね、
忘れないであげてほしいなと思いましたね。
お家はないんですけどもね。
ということで、
おやすみなさい。