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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル!
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、わかりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
私はまだお盆の連休の真っ最中で、いろいろ頑張っております。
今日なんかはですね、ちょっと奥さんにゆくゆくは副業を頑張って、脱サラして、いろいろ挑戦してみたいんだということをプレゼンしました。
2時間ぐらいかかりましたけれども、それなりに理解してくれたんじゃないかなと思って、後は行動に移すだけというところで、少しずつ人生を進めているところです。
自分の話はこれまでにしておいて、早速今日の本題に移ります。
今日はですね、これまた多くの人が悩むであろう、詩吟の音程をより正しくするための方法と、正しくするためのコツかな、そういった内容でお話ししていきます。
詩吟のこの音程ですね、音程がずれているということはよく先生に指摘されたことあるんじゃないかなと思います。
指摘されたことがないなんて人はないでしょうね。
実際に吟じてみて、その後詩吟の先生がコンダクターを弾いて、これかな?この音かな?とかで本数いろいろいじりながらやって、
あなたは今1本ぐらい上がってましたねとか、いや1本以上下がってましたねとか、半音ずれてましたねとか、多分いろいろ言われたんじゃないかなと思います。
この音程ですね、音程はやはり詩吟はある意味一つの歌なので、正しくやらないと聞いている人にすごく違和感を持たせてしまって、伝えたいことが正しく伝わらないということになってしまいます。
だからこの詩吟の音程をいかに正しくしていくのか、正確にしていくのか、僕がこれまでやってきた経験をもとにポイントをお話ししていきたいと思います。
ポイントとしては5つに分かれるかなと思います。
1つ目から順番、結論からざっくりとお話ししていきますと、
1つ目は自分の吟を録音して、それをコンダクターと弾き比べようということ。
2つ目はどこからずれているのか、細分化していこう、分割して見つけていこうということ。
そして3つ目は大揺りの音がずれやすいポイント。
4つ目は主音で音がずれやすい原因ですね。
5つ目は出しやすい発音、出しやすい発声に甘えないこと。
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そういった内容でいきたいと思います。
まず音程を直すということなんですけれども、
大抵の方は先生に1音1音コンダクターに弾いてもらいながら吟じることが多いんじゃないかなと思います。
ただこれはあまりお勧めしません。
それにその環境に慣れてしまってですね、いざ試吟の大会で何も伴奏がないようなところで吟じた時に何も鍛えられないんですよね。
正直言い切っちゃいますけれども、先生の伴奏に合わせてやっているとですね、
体がなんとなく馴染むかもしれないんですけれども、音感という意味では全然鍛えられないんですよ。
本人が認識することができないんですね。
まず最初にやるべきは伴奏、最初だけですね。
本当に出だしだけ伴奏に合わせて途中でもう吟じ始めたら伴奏はストップすると。
自分の弦をもちろん録音するんですよ。
吟じ終わった後にその録音を聞きながら自分でコンダクターと合わせて聞き比べをするということ。
そうすることでですね、自分の弦は一体どのあたりで音がずれたのかということを客観視することができます。
この自分の音を客観視するというのが本当に大事なんですね。
これが第一歩となります。
くれぐれも次に先生が弾いてくれるからということで甘えないように。
そして二つ目ですね、実際にどこがずれているのか、細分化して見つけていくという話です。
一番最初の音程と一番最後吟じ終わったところの音程を聞き比べてですね、一本ずれてたなーとかいうことがわかってくると思います。
コンダクターと聞き比べてですね。
ずれてきた時にじゃあ一体どこからずれてきたのかというところを探していきましょう。
これが二つ目のステップみたいになりますね。
もうキクのところなのかショークなのかテンクなのかケックのところなのか。
本当にまず4分割してどこの時点で音がずれているのか。
人間わかりやすいものでですね、聞くだけずれていてその後が正確っていうことなかなかないんですよ。
一度ずれたらそれをずっと引きずっていくんですね。
聞くで1音ずれてショークで1音ずれたらその合計2音ずれて感じがどんどん引きずっていくということ。
なかなか2音ずれることはないんですけれども。
そんな感じでどんどんどんどんと足し算していくんですね。
だから一体どの時点でずれているのか。
それを探すこともやっていきましょう。
聞くなのかショークなのか。
例えばショークのところであったと分かればショークのどの部分からずれているのか。
それをコンダクターと引き比べながらちゃんと自分の手で探していきましょうということ。
そうすることですね。
だんだんとちゃんと認識できるようになっていきます。
そして次は3つ目のポイントですね。
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特に音がずれやすいところという代表例として大揺りの音のずれやすいところをお伝えしたいと思います。
これは結構経験則な話になるんですけれども。
これはですね大揺りの一番高い音。
そして下がってきたところの残りの2つの音。
この2箇所が本当に音がずれやすいです。
どういうことかというと。
弁性しくしく。
これが一番高い音ですね。
この2音ですね。
この2箇所が音がずれやすい原因ですね。
まず一番高い音。
ここはですねちゃんと人に聞かせられる。
ちゃんと相手に心地よく聞かせられるように山頂に到達しているのかどうかですね。
ここ分かりやすいのでまず押さえておきましょうということ。
ここがまず山頂に届かなかったらそもそもギンとして暗い感じがしてですね。
もうあからさまにNGになってきます。
そしてもう一つのポイントですけれどもこの下がりの音ですね。
この音はですね本当に僕も教えてアドバイスしてきているんですけれども。
多くの人が本当にここで音がずれます。
僕自身もそうでした。
この最後の2音のところがですね低くなっている方もいれば高く上ずっている方もいます。
本当にいます。
これは人それぞれなんですけれどもとにかくここがずれやすいので
ここが自分はできているのかなということ。
大揺りの度に気をつけてみてください。
これが3つ目の大揺りの気をつけるべきポイントですね。
で4つ目かな。
4つ目。
4つ目はなんだっけななんだっけ。
主音。主音で音がずれやすい。
あれなんだっけな。忘れたぞ。
発音か。発音。
発音発声違う。
主音で音がずれやすいポイントだったかなと思いますけれども。
音がずれやすい時に大揺りのところもありますし
主音でただの揺らして止めるというところ。
そこがですね音がずれてしまう人がいます。
こういった方はですねそもそも声の響きとか口の形が変わっているということが原因になってきます。
弁清しくしく夜川を渡る
千平の暁に見る
見る
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このただの主音をまっすぐ伸ばすところだけなんですけれども
そういったところでずれる人がいるんですね。
暁に見る
こういう風に唯の口がですねだんだん開いてしまったり
響き方が変わってしまったりとかですね
暁に見る
なんか口の形がですねもう明らかに変わっていってしまうとか
そういった方はですね本当に口の形が変わると響きが変わる。
響きが変わると音程がずれるということで
本当に音程にちゃんとダイレクトに聞いてきます。
口の形が変わっていないのか響きが変わっていないのかというところを気をつけてみてください。
そして5つ目ですね似たような内容になるんですけれども
楽な楽な発声に甘えないということです。
得てして得てして吟力の少ない方はですね
自分の出しやすい出し方を見つけてしまうんですよ。
それがですね出しやすい出し方っていうのはしかも概ね
鼻の周りとか頭に響かせるとか口周りに響かせるとか
そういう出し方をやっちゃうんですよ。
例えばAとかだとわかりやすいですね。
AではなくてAとかですね。
EとかEではなくてEとか
Aの場合はOっていうよりはA
こういうような楽な楽な引っ掛け方ということをやってしまうんですよ。
こうするとこれはですね音がずれるんですよ。
ずれるというか結構上ずる感じが多いですね。
なぜなら本当は地を這うように声を出さないといけないのに
それをですね間違えて上あごであったり鼻とかですねそこの鼻腔とかに響かせてしまうと
声が上方向に向いてしまうんですよ。
だからその分だけ声が音程が少し上にずれてしまうということがございます。
なのでついつい出しやすい発声の仕方はやってしまうんですけれども
そこに甘えないように本来の正しい美しい日本語はどういう出し方なのかということに振り返ってもらってですね
自分を立志して頑張ってみてください。
結局10分以上話してしまったんですけれども
私銀の音程を正しくする方法ということで5つかなお話しさせていただきました。
一つ目はまず録音してそれを聞いてコンダクターと合わせる。
そういうことで自分の銀を客観視しようということですね。
二つ目はそれを聞きながら一体どの時点から自分の銀が音程がずれているのか
ちゃんと細分化して見つけていきましょうということ。
そして3つ目は大揺りの音のずれやすいポイント。
頭頂部、三頂部のところなのか最後の二音のところなのか
そこがあるので気をつけてくださいということ。
4つ目はですねただの棒引きのところ。
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そういったところですね口の形が変わったり口が緩んだりするとですねついつい音がずれてしまいますよということ。
そして5つ目は楽な出し方をすると音が上ずってしまうというようなことがあるので注意してくださいというお話でした。
本当に全部僕経験してきていまだに怪しいところはありますね。
やはり自分の銀を客観視するというのは難しいのと日々コツコツ意識し続けるからこそ鍛えられるということがあるので
ぜひぜひお互い頑張っていきましょう。
よしじゃあ後半ですね。
今日も僕が大好きな銀を一つ銀じていきたいと思います。
一番好きな銀は9月13夜なんですけれども2番目に好きな銀はこちらなんですね。
かつ改修が作った空間という詩ですね。
これもですねもうなんか人柄が現れているというか本当にどしんと身を構えていて
見るべきところをまっすぐ見据えるというようなかつ改修の人物像が見えてくるようで
自分が普段からぐにゃぐにゃふらふらしているんですけれど
ちゃんと襟を立たさないといけないなと思うところです。
本当にいい詩なので少しでも重みを出せるように頑張りたいと思います。
それでは銀じていきます。
空間かつ改修
これを見て
身を
やしのべし
上々
なにごとかなさんとき
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あやうくして
いじんの
おも
こんな感じです。声質はまああまり良くないんですけれども
舌っ端が痛いぐらいまでちゃんと銀じれたんで
自分の日々のトレーニングとしてはちゃんとやれたんじゃないかなと思います。
まあこれ今日の方耳の言い方聞いたらわかるかもしれないんですけれども
ここですね上々
なにごとか
かがですね僕本当に先生によく注意されるんですよ
かがですねあの楽な楽な出し方についついしてしまってですね
ここはなかなか癖が抜けないんですよね
なにごとか
っていう風にやると本当に楽なんですけど
なにごとか
もうひたすら下に下に意識を持っていかないとついつい
上ずってしまって細かい音の違いになってしまうんですよね
だから本当に今日僕がなんか偉そうに
もうさぞ音程がバッチリですよみたいなことを言ったんですけど
決して本当そんなことではなくて
今まさに僕もですね日々気をつけていることです
なので一緒にですね日々頑張ってより良い
素敵な弦を弦じられるように頑張っていきましょう
よしでは今日はこんなところですね
引き続き本当にコメントなりリクエストなりいただけるとめちゃくちゃ嬉しいので
お待ちしております
詩弦の魅力を発信する詩弦チャンネルどうもありがとうございました
バイバイ